「毎年恒例!?夏名物『幻の授業』」
記者 2年庚午組 綾部川香澄[407909] 新聞部所属
今年もまた夏がやってきた。 日本の南海上2500kmに位置するわれらが宇津帆島においてはさほど痛痒を感じないであろうこの言葉も、「幻の授業」というエッセンスで彩られれば趣は異なってくる。 今年も、一部生徒の間でまことしやかにささやかれている噂がある。 その噂こそが他でもない「幻の授業」に関するものなのだ。 ある生徒はいう「その授業を受けた生徒は3年分の全ての単位取得が可能になる。」 またある生徒は「その授業を受けると全ての単位を失う」と全く逆の証言をしている。 ほかにも、「担当教諭は妖怪の美女である」「よく煮込んであった」 「秋葉原の裏価格50K円」など、愚にもつかないものから可能性を吟味する必要のあるものまで様々である。 我々取材班としても、この噂の真偽を確認するべく現在鋭意調査中である。 (8月22日) |