真夏の夜の爆弾魔
                   記者 3年丁酉組 飛駒ユウイチH152259] 新聞部所属

    
 古い校舎を探検する。
 これはいつの時代になっても、夕涼みと度胸試しのために欠かせない真夏の夜の風物詩である。
 どこの学校にも、「夜になるとひとりでに音楽を奏でだすピアノ」「シューベルトの目が動く」「理科室の人体模型が歩き出す」「鏡に映った自分が振り返らない」と言った怪談や不思議があり、どの生徒もその恐怖に身を涼ませるために、真夏になると校舎へ乗り込むのだ。

 もちろん我が蓬莱学園にも、そのような不思議は山とある。

 今回は、蓬莱学園の不思議に迫ってみる・・・。そのつもりで校舎に出かけたのだが、そこで見た光景は、不思議現象ではなかった。

 階段下で何かしている影がいる。階段にまつわる不思議話の一つでは、と思って、近づいてみると、突然その影は逃げ出した。影の大きさは165〜180センチ位。人間の形をしていた。
 逃げた後を見回してみると、今影がいたあたりの壁から「カチ、カチ」という音が聞こえる。そこには爆弾がセットされていた。
 幸い、外して校庭の真ん中で爆発させることに成功し、大事には至らなかった。
 この爆弾による、死傷者は今のところ報告されていない。

 この爆弾事件と、1週間程前に起こった爆弾事件との関連については、現在調査中であり、明らかになっていない。







                                                   (8月24日)

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