蓬莱学園の新学期
                   記者 3年庚午組  なあむら みつ[H152064] 新聞部所属

    
 新学期が始まった。
 9月1日に蓬莱学園穂北眞八郎記念大講堂にて始業式が執り行われた。
 大講堂は例年通り、集まった10万人の生徒の熱気により、積乱雲が発生・多くの新入生にズブぬれの学園生活の始まりという「洗礼」をたきつけた。
 蓬莱学園では4月・9月・1月と3回入学式で行われるが、すでに4月に入学した1年生達は雨具を持参しており、この学園の常識にすでに馴染んできている光景も見られる。

 始業式の後に、新入生の歓迎クラブ紹介が行われた。
 各クラブ新たな人材を確保しようと趣向に凝った出し物が続出。
 中でも、狂科学研究会の自爆装置付き「爆弾」やロボ研の人形ロボ変形戦車による講堂突入は新入生の度肝をぬいたようだ。
 巡回班と銃士隊の制止により大事には至らなかったが、ロボ研の郡山さんは、この制止に
「巡回班と銃士隊が出てこなければ、絶対大成功だったのにぃ(>_<)
 せっかく、まともにできてたロボットだったのに、巡回班とか銃士隊の
 面々が『危ないからどけろ』って、追っかけてくるから無理をさせすぎて
 計器の具合がおかしくなったんだ。まったく危ないとは失礼だよね。
 そりゃ、いつもなにかしら失敗しているけどさ。」
と不満を漏らす。
 歓迎クラブ紹介は、新入生に「蓬莱流」を教える良い機会であり、おおむねどのクラブも満足のいく紹介が出来たようである。
 ただ噂されていた、たそレンジャーは出現しなかった点に、一部の生徒が不満の声を上げている。

 ロボ研戦車の下敷きになり、入学早々病院にかつぎ込まれた新入生某氏も
「蓬莱がこんな学園とは思わなかった。えっ本土に帰る。まさか、、、
 けがが治ったらロボ研に参加して、1月入学の新入生を、、、、」
と暗いバイタリティを見せている。



                                                   9月3日

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