学園のプールに未確認生物?
記者:飛駒ユウイチ[H240395]
 
 
 数年前、ネス湖の未確認生物ネッシーの正体が、その第一発見者の死と共に明らかにされた。彼の遺書によれば、ネッシーは改造ラジコンボートを使用したトリック写真であったという。
 
 しかし、未確認生物の目撃例は世界中に後を絶たない。日本でもツチノコに掛けられる賞金は吊り上がるばかりである。
 
 ところが場所を宇津帆島に移してみると、むしろ未確認生物しか存在していない、というのが正しいのであろうか。一度南部密林に足を踏み入れれば、生物学者の常識が破壊されると言われているし、学園生徒のバイオテクノロジーは、あらゆる生物を巨大化させることに成功している。
 
 そう考えると、学園校舎屋上のプールで最近目撃された恐竜(?)も「普通」の範疇に入ってしまうのだろうか。
 目撃例を総合すると、大きさは50メートルプールにすっぽり入るぐらい。長い首を持ち、姿形はあのネッシーに酷似している。プールの中には何故かピラニアがおり、近寄ることができないため、はっきりと確認できた生徒は今のところいないが、「生物部の実験の失敗作が捨てられた」「狂的科学部のガラクタ」「ロボット研究会が作った合体ロボの4号機(足)」という噂が有力である。
 
 なお、フィッシング研究会が調査目的でこの生物の捕獲(一本釣り)を計画しているとの噂も入っているが定かではない。
 
 
 
9月8日
 
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