『蓬莱三大奇部』連載(?) (第1回)
               記者 1年戊午組 萬屋富禄[H686577] 新聞部所属

    
 狂的科学部 コミケ騒動を語る(1)

 たそペン、錬金、狂的科学部。これらを「蓬莱三大奇部」と称したい。
 目的、行動原理はともかく、結果としてなにかしらのトラブルの発信源と噂され、実際発露しその名を知らしめていることは事実である。
 しかしながら、当事者の各クラブの人間は、どのように考え、思い行動したのかについてはたそペンの犯行声明以外はっきりとしない面もある。
 また、なんらかの事件が発生するたび疑われることに対して意見や主張もあると考えた。
 この記事はそれらのことを少しでも明快にし、蓬莱三大奇部の素顔に迫りたいと考えている。

 まずはじめに狂的科学部の面々に、コミケ騒動についてモーゼインタビューを試みた。以下はその結果である。
 取材には4名の関係者の証言を掲載する。それぞれK・Mさん、M・Aさん、S・Hさん、N・Aさん(コメントは次回に掲載)とした。
 個人の希望により実名は出していない点、ご了承願いたい。

Q1.『コミックマーケット開催1日目、貴部製の全自動印刷・
    製本装置(以下印刷機)および2日目の同系機がボタン起動と
    共に爆発する事件が発生しました。この印刷機の製造について、
    貴部ではどれぐらいの関与をしていましたか?』

K・Mさん「1日目は参加しました。近くのコンビニ/スペース
      参加者等からは、感謝されましたよ!!」
コンビニ関係者のコメント
     「この時期は毎回コピー紙がすぐ無くなるのですが・・
      今回は良かったです。でも、この紙の在庫どうしよう・・・」
某サークル 某M氏のコメント
     「いやぁ〜、近くに印刷が出来ると品切れ時に助かるよ!!
      これから毎回お願いね!!それに自爆すれば、
      持ち帰る手間が省けて 一石三鳥!!」
(コンビニ/スペース関係者コメントは後日検証のため電話で
 事実を確認。その時のコメント)

M・Aさん「間違えて「印刷機型爆弾」の方を持っていったのでは?
      正しくは「爆弾型印刷機」を持っていくべきだったのだ。
      ま、どちらにしろ、自爆装置をつけることにぬかりは
      なかった筈だが。」

S・Hさん「当然、狂科部製だから、爆発したんだね。原稿から製本まで
      一挙にやってしまう夢のような機械を造れるのは
      狂科部しか出来ないことなんだね。ただし、どうしてそれが
      出来るかと言うのは、教える必要がないんだね。
      あの時も、漫研の愚か者が機械の中を覗こうとしたから、
      自爆したんであって、起動スイッチと連動していたわけじゃ
      ないんだね。だから、狂科部は悪くないんだよ。」

 上記のコメントを見る限り、件の製本機が狂科部製であることはほぼ間違いないといえる。
 自爆装置については狂科部のお家芸であり、各人のコメントからもそれが伺える。

 次回は、「ギガンティック有明」事件について。

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