Sukpatch /
Phazed and re-fuzed
こちらもミネアポリス出身、スラブコ(関係ないけどグランドロイヤル倒産って本当ですか?) からデビューの2人キーボードユニット・サクパッチ。ヒップホップのリズムにキャッチーなメロをのせて独特の弱々しい声で歌い上げています(これ以上弱々しい声はサムプレコップくらいだろう)。簡素なケーデンスを軸に楽曲は組み立てられているが時折不自然に音階を伸び上げたり、1曲目のような劇的ミニマルも交え味わい深い仕上がりになっており、これはもう名実ともにキング・オブ・サイファイでしょう!などと思っていたところにニューアルバム「ナチュラリズムス」が届けられました。こちらはホントイマイチな出来です・・・。Phazed
and re-fuzedは音場によって表情が全然違います。ヴォーカルが全く聞こえないオーディオで聴いたこともあります。ここで旨みを引き出すのはやはりヘッドフォンでしょう。4tr級のローファイなのでどんなイヤーフォンでもそれなりに伝わってくるのも特徴です。
Yukari fresh
/ cityrama
タワレコのCD紹介文あたりに「渋谷の女帝」なんてよく書かれてるユカリフレッシュのベスト盤です。と言ってもただのベスト盤ではなく、世界中のお友達アーティストに自分の曲をカヴァー・リミックスしてもらうというコンセプトの元に作られています。
が、しかし・・・スキャフルキングやカジヒデキら日本人勢を除くと誰が誰だかさっぱりわかりません。パンキーな頭したお兄ちゃん(ザ・ジャズミュージシャンと言う人らしいですが曲はめちゃくちゃブレイクビーツです)とかケイトとキーウィーとか一体誰なんですか?ケイトとキーウィーに関しては完全に子どもだし。リミックスなんかできるわけないし・・・(ユーゴスターがケイトのMIDIデータのサウンドオペレーティングとしてクレジットされてはいますが)。そもそもこの人たちは本当に存在するのでしょうか。謎は依然謎のままです。誰か詳細を知っていたら教えて下さい。