Furtwangler
/ Ludwung van beethoven 交響曲第九番ニ短調
さて2番手は時代的にはカラヤンの先輩にあたるフルトヴェングラーです(フルネームがわかりません。誰か教えて〜)。フルヴェンはカラヤンと同じ日に入手したのですが、こちらはとにかく重い!暗い!遅い!初心者には耐えられないBPMだったのでとりあえずカラヤンに飽きるまで放っておきました。そして何ヶ月かの後、もう一度聴き直すこととなったわけですが、これがまたアツイ!!よくよく聴けばこのくらいのテンポの方が高揚感が煽られてクライマックスが盛り上がるじゃあないですか。四重唱もそれぞれぶっとく迫力あり。そしてカラヤンに比べると裏メロ(一般的に口ずさまれるメロディの裏の旋律、ハモリ)が圧倒的に光って聞こえます。これは大きな収穫です。例えば第四楽章の半ばテノール独唱部のフルートの旋律がカラヤンと比べ非常に印象的。感動してまたもや云10回聴き返しました。しかしこの演奏はホントにズンズン来ます!ティンパニなどは特に存在感が全然違います。ただ惜しいのは古いライヴ録音のためモノラルな上、非常に音質が悪いのです。しかしそれを持ってしても有り余るほどの魅力がこの演奏にはあると思います。