私の主観的な音楽観

私の「Go!Go!Heaven」


私のGo!Go!Heaven遍歴

 この曲は忘れもしない、TBS系のカウントダウンTVで一位になった時に、たまたま見ていました。 桟橋で白い衣装で踊るPVが鮮明に記憶に残っております。さて、この曲はパワフルなロック、と いう寸評を各地で目撃しますが私にしてみれば、コイツはパンクだったりします。

 一般論を否定して通ぶるつもりは毛頭ありませんが、「矛盾だけの世の中じゃ」という所が非常に 印象的でして、このスピリッツは紛れも無くパンクなわけです。そもそも、ボクラの年頃っていうのは 地道に労働をして税金を、国民年金を、健康保険を余儀なく払っているわけで、そんな人達のパンク っていうのは、どうも説得力に乏しいのですが、この当時の彼女達は必要以上にそんなものに呪縛されることなく 活動しているわけで、妙に力強いのです。実際の所、仁絵ちゃんあたりは「勤務先ライジングプロダクション」と明記された 保険証なんかを持っていたのかもしれませんが、根本的にはそういうイメージは無い、っていうか 概念的にそういう疑問も生じないくらいの若さだったのです。

歪んだ政治家にも聴いて欲しいな★
とにかくストレートなサウンドに隠れがちな魅力が多くあるのですが、皆さんはどう感じるのか 気になります。結構、こういうアップテンポの 曲にウンチクを付けるのは難しいので、この辺で失礼。 アタマで、というよりカラダで覚えている曲ですな。

身体で感じるGo!Go!Heaven

 コイツのライヴにおける記憶っていうのは、至極当然ながら鮮烈ですな。根本的にREAL LIFE についてしか生演奏を知らない私ですが、アルバムバージョンを拝聴する機会が非常に多々、あった わけです。あのノリノリの状況下でこの曲を、しかもアルバムバージョンで聴くとアタマの中で 構築されていた曲のイメージ、理論武装していた自分なんてのは例外無く消滅してしまうわけで 爽やかに、完膚なきまでに
なすがまま。
 メッセージ性とかを一切省みずにブッッッッ壊されて、会場の一体感に身を委ねつつ、その会場の 空気を繰り成す要素にもなっている私がいます。ライヴにおけるゴヘブは極めてシンプルなナンバー となっております。  今後はイヤな事があった時に聴いて考えさせられたり、元気になったりしても良し、嬉しい事が あった時に聴いて二次曲線的ハイテンションになっても良し、って感じの音楽ですわ。    

 
TOPへ