SPEEDが放った作品群を紹介する超絶月並みコンテンツ。独断と偏見の寸評付き。寝言、
戯言程度に読み流してくだされ。あらかじめ宣言しておきます。
客観ではなく主観だぜ!!
BODY & SOUL
その、華々しい歴史の幕開けを飾るデビューシングルである。派手なランクインこそ無かった
ものの、ロングヒットを続けSPEEDの存在感を我々、リスナーに焼き付けた。
ソウルフルなダンスナンバーでSPEEDのアーティストとしてのアイデンティティーの一つ
を確立するに充分な仕上がりとなっている。
カップリングは「I Remember」であり、こちらは去り行く夏を惜しむ哀愁のサウンド。
カップリングとは思えない完成度の高さで非常にハイクォリティである。メンバーの4人も
この曲はお気に入りの様で「TOUR RISE」では予定外のプログラム入りを果たしたという
逸話も持つ。当時の年齢にしてこの歌を歌ってたと思うとビックリ。秋の海を連想させる
そのサウンドにウットリ。
STEADY
ブレイク寸前でくすぶっていたSPEEDの人気に火を付けたミィディアムテンポのウィンター
ラブソング。オリコンチャートでは二位を記録してその実力を見せ付けた2作目にして初のミリオンセラー。
私自身、当時この曲がSPEEDの歌だと聞いて、「B&S」とのイメージのギャップに
驚いたものである。当時、J−POPに疎かった私が不思議とSPEEDの存在を認識していた
のは、思えば何かの縁なのであろう。
カップリングは「Happy togather」。こちらはアップテンポ系の和み系であり、
「STEADY」との絶妙なコントラストが際立っている。現在の人気を確立するに一役買った
歴史的名盤である。
Go! Go! Heaven
3rdシングルは基本スタイルに沿ったダンサンブルなナンバーとなった。SPEEDの持ち味
を再確認させてくれるテンションの一曲である。
現実主義の世間を笑い飛ばし、みなぎるパワーでピュアな恋を力強く歌い上げている。
アルバム「StartingOver」には別バージョンが収録されている。ライヴの時の盛り上がり
は壮絶。余談だがオリコンで初の一位を獲ったのがこの曲。
カップリングは「おやすみ・・。」。お台場のファーストライブでのアンコールの際に
絵理ちゃんが涙の熱唱をした事でも知られる。スローな曲調であり自然体で優しいサウンド
となっている。創世期からのファンにはたまらない一曲ではなかろうか。俺も好き。
Wake Me Up!
自身らいわく、「Body&soul第二弾」。その自己分析通り「B&S」のようなキレがある
。4thという事で成熟度も向上しており個人的には大変なお気に入りである。
アップな作風ながら歌詞を凝視すると要所要所で非常に重みのある歌詞が散りばめられていて
伊秩氏の繊細な曲作りへの姿勢を感じ取ることが出来ると共にそれを歌い上げ、踊るSPEEDの
真骨頂を垣間見る事ができる。ライヴで盛り上がる事でも知られる一曲で島袋さんのハイトーン
セクションは鳥肌物。
カップリングの「熱帯夜」はファンの中でも非常に好評の一曲である。4人それぞれのセリフ
のパートがあり、ライブでやる時には恥ずかしいらしいが、そんな微笑ましいエピソードとは裏腹に
センチメンタルなナンバーになっている。
White Love
発売から数年過ぎた今もってなお高い評価、人気を有するベストセラーシングル。ベストアルバム「
MOMENT」に収録されたX’mas Standardのバージョンもある。毎年、冬になると
メディア、街頭などで耳にする機会が多いのという事実もこの曲の普遍性を物語っている。冬の景色が目に浮かぶ
ウィンターバラードの最右翼。大好き。
C/Wの「ナマイキ」もベスト盤に収録されていたアップな曲調の一曲。SPEEDの動的なイメージを
具現化した爽やかなチューンでタイトル曲とのイメージのコントラストを意識させることにより
相互で存在感を際立たせている。
my graduation
前作に引き続いて季節感を切なく歌い上げるミディアムバラード。卒業シーズンを目前にリリース
されたこの曲はリアルタイムで卒業を経験する者の心に入り込むのは当然ながら、卒業というものから
ある程度の年月を重ねた人の心にも訴えかける何かがある。
カップリングのBrandnew Weekendも今回はアップテンポの作風ではなく、失恋を
テーマとした曲になっているが、そのネガティヴな現実に対して前向きな発想で対峙するポジティヴな歌となっており
、ある意味非常にSPEEDらしい一曲である。
ALIVE
初の出演映画の主題歌となるこの作品はSPEEDがアーティストとして新たな領域に足を踏み入れた
とさえ感じるほどの一曲。良い意味で抽象的な歌詞が聞き手の数だけの世界観を提供しているように
、つまりは聞き手に委ねられた部分が非常に多いと感じずにはいられない。音楽というものは時として作り手、歌い手の意図をも超越した力を発揮する
ものであり、その好例であると俺は考えている。噛み締めて聴きたい。
C/Wの「Up To You!」は直球勝負の壊れ系。知らない
人にはA面と同じアーティストの曲とは考えられないほどのライヴ系でこれまた大好き。実際、ライヴ
の時は観客総ワイパーでこの曲を楽しむ。こちらも、SPEEDの真骨頂。無限に広がる真骨頂があるアーティスト
、それがSPEEDなのだ。
ALL MY TRUE LOVE
SPEED初の12cmマキシとなるこちらはバレーボール世界選手権のタイアップとして
その名を轟かせた。一般的なSPEEDらしさを濃縮させた珠玉の一曲。サウンド自体はアップテンポ
なのに対して歌詞は失望から前向きさを打ち出したものへと推移している。ネガティヴな要素を過去形
で、ポジティヴを現在形で描写する事により、音と絶妙なマッチングを見せ、一層の深みを提供している。
また、今井さん、島袋さんのソロ曲も各一曲ずつ収録されている。絵理ちゃんが歌う「冷たくしないで」
は歯切れの良いテンポのウィンターソング。寛子ちゃんの「見つめていたい」はミドルテンポの
ポップなナンバー。R&Bを意識したとの事だが、俺的にはポップスの王道的な音に聞こえる。
なんにせよ双方ともに無限に広がる未来を感じるカップリングである。
Precious Time
前作とは一転してミディアムな曲調のバラードナンバー。SPEEDの曲は一貫して男女での
噛み砕き方が違うと感じるが、これはその最たる一曲であろう。リアリティに富んでいて非常に臨場感
のある詞が印象的。ヴィジュアルが伴う演奏を見ると多香子ちゃんが最前列にいる上、「Kiss me
I’m yours.」があったりでウエハラー冥利に尽きる一曲でもある。SPEEDにしては
珍しくホーンセクションを押し出したイントロが新鮮でライヴの生演奏は圧巻。
カップリングの「季節が行くとき」はA面スローに対し比較的、スピーディーな曲となっており
プレタムとのコントラストにより、双方の長所が浮き彫りにされるのはいつも通り。
Breakin' Out To The Morning
12cmマキシとなるこの作品は実にSPEEDらしい軽快でリズム感あふれるものとなっている。
一般的かつ客観的には、幅広い音楽性と守備範囲を持ちつつもSPEEDらしさ=アップテンポという図式が暗黙のもとに成立して
いるが、この図式をより強力なものへと昇華させた。コアなファンにしてみればミディアム調もまた、
SPEEDらしいのだが元気一杯の音楽を演じるSPEEDはやはり心地いいものである。
c/wは、「アダムとイブ」。こちらは伊秩氏のバンド「HIM」からのカバー曲である。当初は
別アーティストのカバーなので困惑したが、百聞は一見にしかずとは良く言ったものでフレッシュな
印象を抱くと共にSPEEDのアーティストとしての表現力、懐の深さを再確認できるナンバーである。
もう一曲は絵理子ちゃんのソロユニット「Eriko with crunch」奏でる
「EVERYDAY, BE WITH YOU」となっており、こちらもHIMベース。
発売の初夏に合わせてか、非常に爽快感あふれる曲調であり壮大なスケール感を感じると共に
テンションは上昇。ライヴでの演奏は一見の価値あり。
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