YOKOHAMA 20th Aug 1999
こわれま専科？こわれ増す。
盛夏のけだるい空気を切り裂く一本の電話。面倒くさそうに通話ボタンを押す俺。電話の主、Ｈ本さんは恐ろしい事を
言っている。
Ｈ本さん「横浜、行かない？」
俺「行くｩ」
というわけで急遽、参戦の横浜アリーナ初日。座席はスタンド西の２列目９９，１００番とのこと
なので「チッ、遠いなぁ。」なんて思ったりもしていました。まぁ、横浜と神戸は競争率が高かった
様なので文句を言ってはいけませんね。いけませんったらいけません。
というわけで今回の同志は島袋さんの研究に魂をすり減らすＬＨさん。用意周到に１８時開演なのに
１０時に出発してシビれるほど渋滞している国道１６号を通って１３時過ぎには横浜に到着しておりました。
周囲を見まわすと、やはりいますねぇ、キッチリとモードに突入しているレッドゾーンな方々が
当然の出来事のようにＳＰＥＥＤのダンスをフルコピーしてます。統計によると人口密度に比例して
香ばしいファンも増殖している模様です。
各会場で妙に光っている銀ジャンの方々も特攻服のお兄ちゃんとかも爽やかにたたずむ国際都市、横浜
。何かを感じさせるに充分なライヴ前の光景ですな。頑張ってくださいね、でも頑張りすぎないで下さい。
実に多彩なラインナップですなぁ、ＳＰＥＥＤファンは。
そして非常に欠陥が目立つ運営サイドのやる気に反比例して自身をモードに突入させ開演１５分前に
入場。会場で買おうと先送りになっていたＡＳ ＴＩＭＥ ＧＯＥＳ ＢＹをＬＨさんによる纏め買い
によりゲット。下敷きが貰えるんですな。
そして淡い期待を胸に座席へと向かうと・・・・・。
すっ、すげぇ遠い！！けど、ま、なんとかなるでしょ。可愛いだけじゃないしね。これが
ベタなアイドルのコンサートとかだったら一暴れする恐れが若干、ありますが天下のＳＰＥＥＤ、
そのアーティストとしてのスキルを考えると遠くても何とかなりそうなもんです。遠くても
何とかしてやろう、というステージを見せてくれるのがＳＰＥＥＤなのです。
魅せられているのです。愛しているのです。
そして、ある意味俺の予定通りに２０分ほど遅れましてゴンゴンゴンと火柱ファイアー！！
火気厳禁、何処吹く風。
Ｂｒｅａｋｉｎ’ Ｏｕｔ Ｔｏ Ｔｈｅ Ｍｏｒｎｉｎｇ
ＲＡＫＵＧＡＫＩ
Ｄｏｎ’ｔ ｂｅ ａｆｒａｉｄ
ＳＴＥＡＤＹ
この辺から自分自身の破壊が進行しはじめまして、どうも今井さんが「♪運命と〜」の高音の発声の時に片一方の
耳を塞ぐ仕草が可愛いんですよね。無論、細かい仕草はモニターでしか分からないんですが
可愛いもんは可愛いんですよ。
ＥＶＥＲＹＤＡＹ，ＢＥ ＷＩＴＨ ＹＯＵ
ｍｙ ｆｉｒｓｔ ｌｏｖｅ
ＩＮＯＲＩ
ＡＳ ＴＩＭＥ ＧＯＥＳ ＢＹ
とソロ曲が続きます。仁絵姉さんのパフォーマンスが、こんなに遠い席でもよく伝わるんですね。
ブレイクダンスでの激しい動きは１００メートルくらい離れていようがバッチリＯＫ。こういった
点も、若干遠くても楽しめるライヴってやつに大きく貢献してますな。今日は踊りを間違えちゃった
ようですが、言わなきゃバレないってば。
絵理ちゃんはお母さんがご来場しているようでゴキゲンだったし、前髪アップのう〜こちゃんは朝ゴハン、自作
でノリノリですね。目玉焼きと卵焼きの区別が曖昧のようで大好きです、う〜こちゃん。
お嫁に来ないか、俺んちにｩ
そして今回の特筆点として日々、島袋さんの研究に貴重な青春の煌きを費やすＬＨさん曰く、
寛子ちゃんのノリノリがヤベーそうです。玄人にしか分からない領域での事なんですが過去最高の
ノリノリみたいですねぇ。その辺の根拠が何処にあるのかは分かりませんが玄人独自のツボがある
ようですな。
ＡＬＬ ＭＹ ＴＲＵＥ ＬＯＶＥ
Ｐｒｅｃｉｏｕｓ ｔｉｍｅ
Ｂｏｄｙ＆Ｓｏｕｌ
Ｗｈｉｔｅ Ｌｏｖｅ
Ｇｏ！ Ｇｏ！ ＨＥＡＶＥＮ
Ｗａｋｅ Ｍｅ Ｕｐ！
ＡＬＩＶＥ
ライヴは続きましてあっという間に終盤に突入しちゃいまして、伝統の名曲、寝る前はこれ
、なのかどうかは大幅に疑問視されていますがＡＬＩＶＥ締め。ウットリ。ウットリ。
これくらいライヴが進行すると統計学によると周囲のお客さんも
目をキラキラさせてたり、
ウットリしてたり、微笑んで
いたりするんですよ、するはずなんですよ、してなきゃウソなんですよ。ところが俺の前の列に着座
している数名が居眠りとかしてるんですよね！ 何しに来てるんですかね？別にあのノリについて来い
とは言わないけど携帯イジったり居眠りしたりするのはアーティストに対して失礼でしょうが。
金はいらねぇから帰れ、ベラボーめ！！二度と来るな！！マジで俺より前にそんな人が一人でも座るのは
いかんせん、納得できませんな。
Ｉ ｒｅｍｅｍｂｅｒ
ラブリーｩフレンドシップ
ｍｙ ｇｒａｄｕａｔｉｏｎ
がアンコールになっております。順番が極めて怪しかったりしますが壊れているんで勘弁。
ニッコリフルートの絵理ちゃんと香ばしい仁絵ちゃんサックスのニ連コンボが例によって爽やかに
スパークしてたりするんですが、仁絵ちゃんのサックスが回を重ねるごとに上手になってますな。
フルートで間奏を終えた時の絵理ちゃんもやばいんじゃないの？
ってくらい可愛いです。
言わずもがな、随所でその真骨頂をみせるう〜こちゃんにもビリビリとシビれまくってましたし、
寛子ちゃん、シャウトし過ぎってくらいノリノリなのは終盤になると俺にも判別できました。
Ｈａｐｐｙ Ｔｏｇａｔｈｅｒ
これで最後の演奏なんすね。ハッピーになれましたよ〜。今日のステージは凄かったです。
俺的にはノーミスに見えました。若干、茶髪の今井さんが
若干、俺の心の隙間に割り込んできてたりも
します。こうやって固定客を増やしてるんですな。
最初は座席の遠さにやや困惑していた感は否めませんが、蓋を開けてみれば恐ろしいほどにブッ壊れている
自分がいました。これがＳＰＥＥＤなんです。思い知ったか、
小者ども！なんて思っているかどうかは知りませんが、俺、小者です。
思い知ったぞ、ヤベー程。
もう、帰りの車で「みんな〜元気〜？」なんてノリノリで絵理ちゃんの真似してましたからね。
ＳＰＥＥＤは可愛いし、歌上手いし、ダンス上手だしで幅広い長所があるから遠くても全然、可でした。
木っ端ミジンコ、思うツボ。あぁ、面白かった。
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