Original Works 『EVE−burst error−』



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 EVE Short Story






 氷室恭子の探偵日記 日常編その1






 私の名前は氷室恭子。

 最近、ある機関のエリート捜査官の職を捨てて、小さな探偵事務所に転職した。

 え? なぜそんな所に行ったかって・・・そうね。

 一言で言ったらとてつもない大馬鹿にスカウトされたかしら?

 下品でスケベで無茶苦茶な生き方の割には、信念を曲げない。

 そう言うところは今までの私の生き方とは全然かけ離れたものだった。

 まあ私も初めて出会ったわ、こんな男。

 それが今じゃあいつの小汚い探偵事務所で同居とは・・・昔の同僚が見たらなんて言うか?

 ・・・ってこの間言われたばかりだったわ、はぁ〜。

 『良い方向に変わったかな?』なんて婚約者の彼女と一緒に笑われたっけ。

 そう言われて怒るどころかどちらかと言うと嬉しかった様な気がしたかな?

 あ〜あ、なんであんな男にこの私が・・・。






 「おい、氷室」

 「何、呼んだ小次郎?」

 「おう、呼んだぞ!」

 「何ふんぞり返っているのよ?」

 「特に意味は無い」

 「はぁ〜やっぱり馬鹿ね」

 「なんだとう、こいつ!」

 「おおばかって言ったのよ! 聞こえなかったの?」

 「ひらがなで言うなっ!」

 「あんたなんかひらがなで充分よ!」

 「おのれ・・・そう言う奴はこうしてやるっ」

 「なっ・・・んんっ・・・やぁ・・・んぁ・・・」

 小次郎にキスされるとなんか抵抗出来ない・・・なんでだろう?

 力が抜けちゃう・・・。

 「うむ、キスするとおとなしくなるなぁ〜氷室は」

 「恭子よ」

 「はぁ?」

 「私の名前」

 「くくっ」

 「なによ?」

 「いや、やっぱり可愛いと思ったからさ・・・恭子は♪」

 「ば・か」

 そしてもう一度キスを交わす。

 あいつの膝の上で猫のようにおとなしくしてしまう。

 それがとても気持ちがいい・・・。

 あ〜あ、これじゃどっちが年上か解らないわね?

 でも、この居心地の良い場所から離れたくない・・・今はね。






 でも、良い事の後には何が来るか知っている、小次郎?

 ば〜ん!

 勢いよく開いた事務所のドアを押さえて一人の女性が立っていた。

 肩を怒らせ、その表情は逆光で分かり難いが何となく解る。

 「小次郎〜!」

 「や、弥生!?」

 私は素早く小次郎の膝の上から降りると側にあった上着を掴むと、

 中に入ってきた女性の脇を抜けて表に出た。

 「氷室〜!」

 「仕事に行くわ♪」

 「小次郎!」

 「はひっ」

 ほらね、お約束が待っているのよ!

 今日も事務所の中から小次郎の悲鳴が聞こえてくる。

 う〜ん、いい天気だわ。

 さてと・・・どこで時間潰そうかしら?

 まだまだ帰れそうもないしね。






 「氷室〜!」

 「今日こそお別れだ、小次郎!」

 「弥生ぃ〜」

 「フン!」






 終わり。


 






 はろはろ〜、内容無いですね(笑)

 まあ日常のほんの一コマだからこんな物かと思いますが・・・。

 氷室って本当に可愛いんですよ、マジで♪

 ゲーム中に小次郎にキスされておとなしくなる所なんて特に。

 まあ皆さんはどう感じるかは解らないですが・・・。

 もちろんプリンも好きです(爆)



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