機動戦士ガンダム外伝−レジェンド・オブ・カノン−























 火星の衛星・フォボス………サクセサーズの拠点。
 ここを叩けば戦争は終わるはずだ。
 だが、これまで以上の激戦になるだろう。ここを乗り切って、全員で地球に帰って見せる!
 
 

相沢祐一の日記より






















第24話「激戦」





















 <11月6日 6時53分 パッヘルベル>

 「こちら相沢祐一大尉、戦線から戻ってきました。補給の為、着艦します」
 『了解。補給の準備は整っています。第二カタパルトからどうぞ!』
 「ラジャ。………ふう」

 ゆっくりと深呼吸をしながら肩の力を抜く。
 機体を動かす事は無用だった。オペレートまで全て機械がやってくれる。
 NT2カノンは自動的に、カタパルトへ滑り込んでいった。

 「あれは………佐祐理さんと栞。いまから出撃か………」

 すれ違いに二つのMSが駈け抜けていく。その後ろを、ジムが追従するように抜けて行った。
 祐一もその編隊を目で追う。
 カノンとすれ違う時に、佐祐理の駆るジム・カスタムがVサインを出しているのが判った。
 思わず祐一の顔に笑みが零れる。
 
 『ジム隊はどこか!? パッヘルベルの直衛に回しなさい。ここは落とされてはならないのです!』
 『了解! 近くにいるのは………ベルリンとメルボルンを確認! 要請します!』
 『宜しい。このままミノフスキー粒子を散布しつつ、全艦最大戦速! このまま一気に押しきりますよ!』

 カノンのコックピットに、秋子のりりしい声が響き渡る。
 ところどころに雑音が入っているのは、ミノフスキー粒子の所為だ。
 
 『全砲門開け! 全艦一斉射撃を展開します! 倉田隊聞こえますか? 射線から離脱を!』
 『倉田隊、離脱を確認。メガ粒子砲、発射準備完了です!』
 『………全艦主砲一斉射撃! 撃てっ!』

 カノンが収容されたと同時に、パッヘルベルから金色に輝くメガ粒子砲が発射された。と同時に他の戦艦からもメガ粒子砲が発射される。
 そのビームライフルの比ではない、強力なビームは、サクセサーズのMSを何機か巻き込みながら敵の艦隊に向かって行った。
 
 「………」

 祐一はただ黙ってその光景を見ている。
 その目には、若干疲れの色が見えていた。
 気だるそうにコックピットハッチを開ける。
 そして、開けるのを待っていたかのように、メカニックのウィノナ・バウンス少尉が現れた。
 
 「お疲れ様です、大尉。補給には20分ほど掛かりますから、その間に休んでいて下さい」

 ニッコリと微笑ながら祐一にドリンクを手渡す。
 そして急いで自分の持ち場に戻っていった。
 横の方には、舞のG・リファインが同じく整備を受けていた。
 やや、損傷が激しいのか、殊の外修理に時間が掛かっている。メカニックたちは大粒の汗を掻き、油まみれになりながら整備を続けていた。
 みんな忙しいのである。今までとは比べ物にならないほどの艦隊戦を繰り広げているのだ。その事はここにいる全員が感じている事だった。

 「戦争はMSだけじゃないって事か………」
 
 祐一の呟きが辺りを振るわす。
 らしくない。
 祐一は自分が珍しく弱気になっている事に気が付いていた。
 普段ならば、全く考えもしない事だ。やはり疲れていると感じる。
 
 「まさか………こんなにまで激戦になるとは思わなかったな………」

 ふう、と一つため息を吐き出す。
 何故このような状況になったのか。
 話は数時間前に戻る。




















 「え? フォボスを直接占拠する?」

 名雪が思わず聞き返す。いきなりそんな事を言われれば、誰だって驚くだろう。
 他のメンバーも同じ心境であった。

 「そうよ。今回の作戦では、彼らの拠点であるフォボスを占拠して、一気にサクセサーズを制圧します」
 「制圧と言うのは穏やかじゃないですね〜」

 佐祐理が呆れたように呟く。
 隣に坐っている舞も、同調するように頷いていた。
 「それに早過ぎるのではないですか?」と、佐祐理が付け加える。
 佐祐理の指摘に、秋子も頬に手を当て困った表情で答えた。

 「上の人達は、よほど今回の事件が気に入らないみたいね。わざわざ軍部政府の方から直接の命令が下ったわ」
 「へえ………それはまた………」

 祐一がやや感心したように、それでいてどこか皮肉ったようなニュアンスで答えていた。

 「今回の事は、完全に連邦の失態ですからね。そのような情報がマスコミにでも流れたらそれこそ事だものね?」
 「ふむ………ようするに、公になる前に揉み消せ、って事ですね?」
 「その通りよ祐一さん」
 「なるほどね………」

 しばし考え込む祐一。
 あゆとの一件以来、少々考え癖が付いてしまっている。本人も気付いている事だったが、どうしても無意識の内になってしまうらしい。
 
 「それで? この作戦にはどのくらいの戦力が集まるんですか? まさか、篭城する相手を俺達だけで戦う訳じゃ無いんでしょう?」

 祐一は自分がしゃべった事に苦笑をしてしまった。
 普通に考えれば明らかに自殺行為である。
 聡明な秋子が、そんな浅はかな事をするはずが無いと判っているのに。

 「もちろんです。グラン大佐が既に召集をかけましたから………あと1時間もしないうちに結集すると思います」

 「5個戦隊が駈けつけますよ」秋子はそう付け加える。
 ちなみに1個戦隊が、約10〜15の戦艦の集まりになっている。
 数の上では完全に連邦の方が一枚も二枚も上手であった。
 だがサクセサーズは篭城の手でいく事だろう。相手は約1〜2個戦隊を率いているはず。そうなれば、確実に勝てると言う保証は無いのである。

 「気持ちは判る………が、そう上手く行くものなのかな………?」

 祐一の心配を他所に、戦争の火種は激しさを増していくのだった。



















 そして、現在に至る。
 定刻通りに集結した連邦の艦隊が集まった。だが、現状では大きく予想を裏切り、サクセサーズに決定的な打撃を与える事ができずに膠着状態に陥っていた。
 サクセサーズの抵抗を、連邦軍の上層部は甘く見ていた事も要因に入るのだが、大きいのは、やはりサクセサーズが予想を遥かに越えるMSを所持していた事と、地の利を活かした戦法が功を奏していた事であった。そして極めつけはフォボスの周りを大きく取り囲んでいる暗礁地帯。
 そのおかげで、思うような進軍ができず、徐々にだがサクセサーズのペースにはまっている。
 勢力図は大きく変動し、今や連邦軍対サクセサーズ軍の勢力比は、当初7:3であったのが6:4ぐらいにまで迫っていた。

 「さすがに情けないとしか言えないよなあ………」

 チューブ式のドリンクを乾いた喉に流し込む。
 疲れは感じているが、眠気は無い。
 気分が高揚している所為もあるのだろう。それにもうすぐ出撃なのだ。なまじ5分や10分眠ってしまうと戦闘にも支障を来してしまう。
 今の祐一にとっては好都合であった。
 
 「結局、俺達が前線に出張る事になっちまうんだな………佐祐理さん達は大丈夫なんだろうな………?」

 相変わらず独り言が多くなっている。
 まあ、コックピットの中に一人で居れば、自然と独り言喋ってしまうのは仕方の無い事かもしれない。
 
 『おまたせしました、大尉。弾薬の補給と修理を完了しました。何時でも出られますよ』

 祐一のところに修理と補給の終了を知らせる通信が入る。
 その報告を耳にすると、今まで気を抜いていたの嘘のように表情が変わっていく。
 ノーマルスーツのヘルメットをかぶり直すと、気合いをいれる為に軽く自分の頭を小突いた。

 「よし………いくかっ!」

 祐一の眼が輝きを放ち始める。
 見つめる先は、漆黒の宇宙………
































 




 <同日 6時46分 ザンジバル級機動巡洋艦・ペルセフォネ艦内>

 後方で様子を伺っていた美汐のペルセフォネであったが、にわかにその動きが活発になり始めた。
 形勢がやや追い風に変わった為である。
 美汐はその風を読み違える事無く、的確に察知していた。

 「敵は浮き足立っている………ここを逃す手は無いですね」
 「どうされますか、中佐?」

 後ろについている副官のフェイ・イーアン大尉が美汐の判断を待つ。
 
 「敵は我々の抵抗にかなりてこずっているようです………故に苛立ちもピークに達している事でしょう。その隙を突きます………!」
 「それでは………仕掛けますか?」
 「ええ………この艦に格納されているMSを全て出撃させなさい。ペルセフォネは砲撃戦用意。MS隊の援護に回ります」
 「了解しました」

 フェイがインターコムで連絡を取る。
 美汐はいつも通り慌てず騒がず、指示を送りつづけていた。



















 ペルセフォネMSデッキ。
 既に発進準備を整えている中に、一つだけ見なれないMSの姿が在った。
 そのライトイエローの塗装を施された機体に、真琴が乗りこんでいく。

 「どうですか、真琴さん。ネッツーキの調子は?」

 SMS−001。ネッツーキ。
 それが、この新型MSの名称だった。

 「いい感じよ、ハラルト。ジオンと連邦の技術を合わせた奴も悪くないわね」

 余程気に入ったのか、上機嫌で起動させていく。
 その様子を見て軽く笑みを浮かべながら、ハラルトとハインツがそれぞれザクに乗りこんでいった。
 真琴、ハラルト、ハインツ。その後ろに、同系型のザクが3機、同じようにスタンバイを整えている。
 そして、横目で香里達を睨みながら。

 「いい? 新参者の奴らに手柄を取らせる事は無いわよ。私達だけで決着をつけるの!」
 『了解!!』

 同じ部隊の仲間から、威勢の良い声が帰ってくる。
 真琴は満足したように頷きながら、最終チェックを済ませる。

 「それじゃ………沢渡隊、出るわよっ!!」

 真琴のネッツーキを筆頭に、その後を5機のザクが飛び出していった。



















 「あらら………なんだか知らないけど嫌われたみたいね〜」
 「くくっ、なんだよ、香里。子守りがそんなにしたかったのか?」
 「………ばかね。そんな訳無いでしょ」

 すぐ隣のデッキでは、香里と北川が準備をしている。
 二人ともエースらしく、緊張した中でもゆとりを持っているのは、さすがとしか言いようが無いだろう。
 大方の作業は最終段階に入っており、後は個々人の出撃を待つのみとなっていた。

 「まあ、今回の指揮はお願いしますよ、美坂戦闘隊長さん?」

 北川が茶化したように話しかけると、香里は眉をひそめ、少し不機嫌な表情に変わる。

 「もう、その言い方止めてよ。そんな事言うんだったら、終わった後のサービスタイムは無しだからね?」

 腰に手を当て、怒ったような口ぶりになる。
 サービスタイムと聞いて、北川も先ほどとは打って変わって、焦った顔になっていく。

 「そ、そりゃ無いぞ。せっかく楽しみにしてたのに………」
 
 精悍な青年の顔から、一転して怒られた子供のように懇願する。
 香里はそんな北川が、心底可愛いと思っていた。

 「嘘よ。後で楽しみにしてなさい………だからお互い、無事に帰ってきましょう………?」
 「………ああ、そうだな」

 北川が黙ったまま、香里を自分の方に引き寄せる。
 少し驚いた香里であったが、北川の逞しい腕に抱かれ、安心したように持たれかかる。

 「………」

 そのまま顔を上げると、自然にお互いを見つめる格好になる。
 そして桜色の可愛らしい唇に、自分の唇を重ね合わせた。

 「………ん……」

 ため息が漏れる。
 二人はただ、時間が来るまで口付けを交わしていた。
 固く抱きしめ合いながら。





































 <同日 6時49分 マゼラン級戦艦・ローザンヌ艦内>

 「ふふふ………ようやくこの俺にも運が向いて来たな」

 キャプテンシートに坐りながら、含み笑いをしている斎藤中佐は、自らの標的であるパッヘルベルが近くに接近している事を察知する事に成功していた。
 先日の戦闘に負けた時には、強烈な屈辱感に苛まれていた斎藤にとって、これ以上の幸運は無いのだろう。
 隣にいる副官が、1歩後ずさってしまうほどの、鬼気迫る表情であった。

 「さて………どう料理してくれようか………」

 と、考えているところに通信が入った。
 
 「何事だ、騒々しい」
 『も、申し訳御座いません。実は、月宮少尉が………その、斥候の任務を受けさせて欲しい、と………』
 「斥候任務、だと………?」

 突然の事に、思わず斎藤も聞き返してしまう。

 『はい………どうしましょうか………?』
 「ふむ………」

 斎藤は、自分の顎を触りながら、しばし思案にふける。
 考える時の癖であった。
 
 「………まあいいだろう。許可すると伝えろ」
 『はっ。失礼いたします』

 通信が切れる。
 ………ガキは何を考えているのか判らん。
 斎藤は頭を掻きながら、そんな事を思っていた。
 久瀬中将、ドクター・サロから彼女らの監視を頼まれた事を、心底後悔するのであった。

















 
 

バシュッ!!





 ローザンヌから一陣の光が飛び出してきた。
 あゆのゲルググJであった。
 
 「………」

 コックピットのあゆは、決意に満ちた目をしている。
 自分でも興奮しているのが判っていた。
 
 『こら〜〜!! あゆっ、あんた何やってんのよ! こっちに戻って来なさい!!』

 スピーカーから、ルミの怒声が飛び込んでくる。
 その声の凄まじさに、心なしか冷や汗が流れるの感じるあゆ。般若のようなルミの顔が浮かんでくるようであった。

 「あ、あはは………ちゃんと許可はもらってるから大丈夫だよ………」
 『そーゆー問題じゃ無いでしょ!! 子供は斥候なんかやらなくても良いの。そーゆーのは大人の仕事なのよ!』

 ルミの言いぐさに、カチンときた。
 『子供』の部分に、大きく反応したのは言うまでも無い。

 「ボクはもう子供じゃないもん! それにルミさんとそんなに変わらないじゃない!」
 『なっ!? ………論点が違うでしょ! いいから戻って来い!』
 「やだもん! ルミさんなんか嫌いだよっ!」
 『あっ! こらっ………ブツッ』

 通信を強制的に切ってしまった。
 念の為に、全ての回線を一時的に切っておく。
 これでとりあえずコックピットの中に平和が訪れた。

 「うぐぅ………ルミさん、酷いよ………」

 さすがに傷ついたのか、鼻を啜りながらルミに対して呪詛の言葉を送っている。
 しかし、すぐに本来の目的を思いだし、表情を引き締めた。

 「パッヘルベルは近いんだよね………と言う事は、もう一度あのガンダムに遭遇するかも………」

 ガンダムとの戦い。
 以前、戦ったときの感覚を忘れる事はできなかったのだろう。

 「ガンダムのパイロットの人………あの人にもう一度逢えるかもしれない。なにか知ってるんだったら教えて貰わなくちゃ………」

 自分の記憶を取り戻す事が、あゆにとって最も大事な事である。
 その為だったら、どんなに危ない橋でも渡ってしまうのだ。
 事実、今こうしてパッヘルベルに単身、向かっている。
 
 「あの人に逢えば………ボクは変われるかもしれない」

 あゆは、ただそれだけを信じて突き進んでいた。






































 <同日 6時51分 グワジン級超ド級戦艦・グワミン艦内>

 フォボスからかなり離れた場所に、久瀬の旗艦であるグワミンが航行を続けていた。
 艦内には、今回の決戦の状況を知らせる情報が、滝のようの流れ着いてくる。
 
 「………」
 
 その様子を全く興味無さげに見つめている一人の男が、大仰な椅子に腰掛けていた。
 その男の名は、久瀬。
 今回の戦いの首謀者であり、サクセサーズの頭領である男だ。
 連邦を裏切り、ジオンの一部の者を抱き込みながら、その勢力を着実に伸ばしているのである。
 だが、何故決起するに至ったのか。
 それは誰にも判りかねる事であった。
 
 「今のところは連邦の方が、数が多いですが………もしかしたらもしかするかも知れませなんだなあ………クックック」

 ドクター・サロの嫌らしい笑い声が艦内に響き渡る。
 静かに笑っているにも関わらず、その声は良く聞こえてくる。それがまた、不気味さを増加させていた。

 「フン………なにか、我々が負けた方が良い、と言うような口ぶりだな………?」

 久瀬が面白く無さそうに鼻を鳴らす。
 一方、サロは一向に悪びれた様子も無い。

 「いえいえ、滅相も無い………ただ対極的に見て、と言う事でございますよ?」
 「………まあいい」

 久瀬が鬱陶しそうに、話しつづけるサロを止める。
 サロも大人しく口を噤んだ。

 「………」

 しばし不気味な静寂が訪れる。
 だが、その静寂を破ったのは、驚く事に可愛い声の少女であった。

 「でも、いいんですかぁ〜? 私達がこんな所で油売ってても………危ないんですよね、サクセサーズ軍?」

 やや、間延びした感じの声。
 何時の間に現れたのだろうか?

 「………うるさいぞ、シーコ。お前がどうこう言う問題ではないのだよ」

 シーコ、と呼ばれた少女は、無下にされた所為か、頬を膨らませて怒りのゼスチャーをする。

 「ぶ〜、久瀬様ってば冷たいんだ〜。 ………昨日はあんなに激しかったのに〜………って何言わせるんですか〜!」

 何故か勝手に暴走して、思い出して赤くなるシーコ。
 トリップしているシーコを、ややうんざりした表情になる久瀬の姿が在った。

 「………今はこれで良いのだ。問題はこの戦闘が終わった後………それまで我々は高みの見物をさせてもらうのだよ………」

 シーコには久瀬の言った事が、いまいち判っているのか判っていないのか、頭に手を当てて考えている姿が何となく愛らしく見える。

 「う〜ん………ま、久瀬様がそう仰るなら別に構いませんけどぉ………じゃあじゃあ、今はお暇って事ですよね?」
 「………何を考えている、シーコ」
 「うふふ〜、実は良質のダージリンが手に入ったんです。せっかくですからお茶にしませんかぁ?」

 向日葵のような笑顔をあたり一面に振りまく。
 さすがに久瀬も苦笑せざるを得なかった。

 「クックック………」

 サロがまたも含み笑いを零す。

 「何がおかしい、サロ?」
 「いえいえ………」

 サロを一睨みする。
 凄い表情で見られれば、さすがのサロも黙るしかなかった。

 「久瀬様ぁ………ダメですか?」

 シーコが悲しげ表情に変わっていく。
 いつもは冷徹な久瀬もシーコにはペースを狂わされてしまうのである。
 その為に、こう言う他無いのである。

 「………頂こう」
 「はいっ!!」


















続く



















<MSデータ>

・その19  SMS−001  ネッツーキ  パイロット・真琴
 頭頂高・19,0m/本体重量・49,3t/ジェネレーター出力・2650kw/スラスター推力・73900kg/装甲材質・ルナ・チタニウム
 武装・ビームサーベル×2、メガ粒子砲×2、ミサイルランチャーガン×1
 サクセサーズ軍の試作MSの第一号。
 形状はゲルググの顔にドムの体をくっ付けたような感じだろうか。
 このMSで最も特徴的なのは、頭についている動物の耳のようなアンテナだ。これは文字通り、通信強化の他に姿勢制御装置も兼ねているのだ。
 分類としては、突撃型に分類される。シールドは装備していない。
 武装としては、両肩に装備されている二門のメガ粒子砲の他に、手持ち式のミサイルポッド・ユニットを携帯している。
 ちなみに、ビームサーベルは両手首にそれぞれ装備されている。



















<オリキャラ紹介>

○ フェン・イーアン

天野美汐旗艦のペルセフォネ・副官。階級は大尉。27歳。
 穏便な性格の持ち主だが、完全な職業軍人である。
 
 
○ シーコ・シーコ

久瀬付きのメイド。19歳。
 黒髪のロングヘアーを持つ美少女。
 かなり前から久瀬に仕えており、久瀬の事を心酔している。
 日常的な世話から、夜のお勤めまで、全てを幅広くこなしている、優秀なメイドである。
 性格はとにかく明るく、人見知りと言うものを知らないタイプ。少々、神出鬼没な所がある。
 趣味はお茶を淹れる事。特に紅茶が良いらしい。
 




















 カスタム「どうも。24話が完成しました〜」
 栞「段々ペースが落ちてきてますね………(ぼそ)」
 カスタム「………何か言いました?」
 栞「いえいえ、何にも」
 カスタム「………まあ、いいですけど。今回はほとんどのキャラクターが登場しました。こんな事は恐らく初めてでしょう(^^)」
 栞「私が出てませんが………(怒)」
 カスタム「出てたでしょ?」
 栞「あんなのは出たとは言いません! っていうか、名前だけじゃないですか!」
 カスタム「うぐぅ………細かい………」
 栞「(ギロリ)!!」
 カスタム「うううう………」
 栞「次回は出ますね………?(ニッコリ)」
 カスタム「ううううう………」
 栞「出なかったら………判ってますね?(ニッコリ)」
 カスタム「………はひ」


 

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