こんばんは、カスタムです。
 今回のSSネタばれ無し。
 基本的にギャグです。


















炬燵




















 俺がこの街に来てから一年が経った。
 当然今は冬だ。それもとびっきりの。

 「………毎度の事ながらめちゃめちゃ寒いぞ………」

 ちなみに気温は氷点下だ。
 窓の外を見ると、これでもかと言う程の大雪である。
 そうなると自然に家でヌクヌクしたいと思うのが常であるだろう。

 「炬燵、炬燵………」

 俺は寒さに震えながら居間の方に降りていく。
 居間に入ると通常では考えられないようなデカさの炬燵が鎮座していた。
 俺はその大きさに圧倒されてしまう。

 「………何もこんな大きいの買ってこなくても………(汗)」

 そう、今日から水瀬家に炬燵が入る事になったのだ。
 ……え? 何でかって?
 そんな事、俺が知るものか。
 
 「フローリングに炬燵ってのも、なんか変な感じだけど………まあ、有るに越した事は無いからな」

 さて、それではあったまラせて頂きますか。
 布団をめくると中から暖気が伝わってくる。

 「おおう………これはなかなか………」

 早速、炬燵の中に足を入れる。




























 ぐにゅ




































 がばあっ!!


 俺は咄嗟に炬燵から出る。

 「ちょっと待て! ぐにゅって何だ! ぐにゅって!!」

 なんかちょっとゼリーっぽかったぞ!
 俺は慎重に炬燵の中を覗いてみた。

 ………
 ………

 「………何にも見えん………」

 でかい上に元々暗いので、奥の方まで見えない。
 なんか冷や汗が出てきた。

 「まてよ………」

 そうだ、ここは水瀬家なのだ。
 なんかトンでもない事が起こっても不思議が無いはず………
 ましてや、この炬燵を買ってきたのが秋子さんと言う事は、充分にありうる。
 
 「………少し様子を見よう………」

 とりあえず2mぐらい後ろに下がる。
 ただ、一つ問題があった。

 「寒い………」

 なんてゆーか、もうべらぼーに寒いのだ。
 こんな時に限って暖房がついてない。
 なんか陰謀めいたものを感じてしまう俺であった。
 その時である。




 がたんっ!!


 
 「うおっ!?」

 いきなり炬燵が跳ね上がる。
 思わず腰が抜けそうになってしまった。




 がたんっがたんっ!!!!



 「な、な、な、な………!」

 唖然となっていると、急にぴたりと振動が止まった。
 しーんと静まり返る室内。
 その様子を固唾を飲んで見守る。

 「………」

 



 

 もぞもぞ。






 「………!!?」

 しばらくすると、今度は布団が持ち上がってきた。
 
 「な、何が出てくるんだ………!!」

 まさか、秋子さんのジャムが変異した生物なんかが………
 ありうる。あの人ならありうる話だ。
 俺は余りの恐怖のために足が震え、のどがカラカラに乾いていた。
 突然のことに、逃げ出す事も出来ない。
 



 もぞもぞ。もぞもぞ。




 嫌な汗が背中を伝った、その時!!





























 「ぷはっ! うー、あついお〜」
































 名雪だった。
























 






 とりあえず、一発殴っておいた。


















 


 中途半端に終わる


















 カスタム「こんばんは、カスタムです」
 栞「こんばんは、アシの美坂栞です」
 カスタム「いかがだったでしょうか。一応、季節の先取りと言う事なんですが」
 栞「………なんですか、これ」
 カスタム「いきなりですね。………まあ、学園祭の疲れが出てしまったと言う事でしょうか………」
 栞「そんな事は問題じゃないんです!!」
 カスタム「へ?」
 栞「なんで私が出てこないんですか!!?」
 カスタム「で、でもしょうがないじゃないですか………こうゆう話なんですから………(あせあせ)」
 栞「………次は出して下さいね(ニッコリ)」
 カスタム「まあ、気が向いたら………」
 栞「祐一さんとラブラブモノですよ? 分かってますね?(ニッコリ)」
 カスタム「うう、善処します〜(TT)」


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