ここでは作成したデータベースプログラムが動作する環境について説明します。
データベースとはデータベースとデータベース管理システム(以後 DBMS:Database Management System の略)をまとめたもので、データベースとは操作の対象となるデータの集まりのことで、DBMS とはそれを管理するソフトウェアのことです。
データベースシステムは、たくさんの人たちでデータを共有できるように、次のようにクライアントサーバの構成をしています。

この文書で作成したデータベースプログラムは一台のパソコンで動作するタイプのものです。 しかしデータベースの構成は前と同じで、プログラムが実行しているときには、アプリケーション、DBMS、データベースに相当するものは一台のパソコンにあります。
VB プログラムが実行されると、Jet データベースエンジン(DBMS に相当するもの)とよばれるソフトウェアがリンクされます。 このデータベースエンジンによって、VB プログラムの SQL が解釈され、MDB ファイルに物理的な操作が行われます。
