データコントロールと連結可能コントロールを使うと、コントロールのプロパティを設定するだけでデータベースを処理することができます。 ここではその使い方について説明します。
フォームにデータコントロールを貼り付けます。 左下のコントロールがデータコントロールです。
データベースとプログラムを接続し、select 文でデータを抽出するプロパティを設定します。
データコントロールは、内部に1つの Recordset オブジェクトをもっています。 データコントロールは、その Recordset オブジェクトを自動的に操作します。
テキストボックスをデータコントロールに連結すると、自動的にデータコントロールの Recordset オブジェクト内のフィールドの値を表示します。
三つのテキストボックスのプロパティを同様に設定すると、プログラムは完成です。
なお、「終了」ボタンの手続きはプログラムで記述しなければなりません。 このとき、データベースの開放などの処理は、データコントロールが行うため不用です。