その38.トラボ内蔵キーボード2号機
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 だらだらと2ヶ月くらいNatural Multimedia Keyboard にST-65を組み込む改造をしていたのですが、やっと完成しました。
 基本形はパームレストの中央にボール、左右キーの中央にスイッチ類という構想で、そんなに大規模な改造では無いのですが、途中でスイッチの基板にしようとした千石電商で買ってきたタカチのガラスエポキシ基板がとても堅くて(堅いのは本来なら悪い事ではないのですが)加工が面倒になり、暫く止まってた関係でやけに時間が掛かってしまいました。実際に使った時間は20時間くらいでしょうか。

 前回のNatural Keyboard Eliteよりは内部構造に余裕が有りましたが、やっぱりそれなりに干渉するので、あちこち削りました。ただ、Natural Multimedia Keyboardは本来の強度が不足気味?でネジを一本も減らしたくなかったので、それには気を使いました。
 今回の野望としては、逆さにしてもボールが落ちないようにしたかったのですが、やっぱり無理でした。組んでみると干渉してしまって削っている内にスカスカに(まだ右に寄ってるし)。
 スイッチは左下が左ボタン、上が右ボタン、右下が中央ボタンにしてますが、右下と上を入れ替えても良かったかも。
 トラボ部分はキーボードの上蓋に全て組み込まれてます。今回は使ってないスイッチ/ホイール基板もそのまま貼り付けてます。
 どうしてもホイールが欲しくなったら、ボールの左側にでも付けるトライをしてみます。

 一応、全部後で分解出来るようにしたつもりですが、マスキングに失敗して接着してしまっているかも知れません。
 
 基幹部分。
 スイッチ基板は三箇所をネジ止めしてるけど、柔らかい素材なうえにキーボード中央のネジを生かすために支柱を通してるのでさらに弱くなってて、力一杯クリックすると多分折れそうです。
 ただし、左右のキーレールが下から多少は支えになってる筈なので、そんなに心配はしていないです。
 キーボード下部の加工部分。
 まず、右手キーの右側の部分では、トラボのケーブルを取り回した関係で、その経路でキーレールの縁取りの上に伸びてる壁を矧ぎってます。
 あと、後部からケーブルを出す穴も。
 センター部分では、スペースキーの下を抉ったのが、結構時間が掛かってます。ここにトラボの光学センサー部分が突っ込む構造です。
 あとは、左右キーの中央寄りのレールの縁取りは、スイッチ基板と干渉するので削ってます。あと、中央ネジのポストの上部も若干削ってます。 
 センサーの配置で判ると思いますが、このままだと左側が上方向で動くのでlogitechのドライバを入れて方向を設定する必要が有ります。

 とりあえず完成した状態ですが、現在気になってるのがスイッチの角が尖ってて指が痛いのですが、というか前回も同じスイッチで、同じく痛かったので上に一回り大きなプラ板を接着して処理したのですが、今回は後から分解出来る事が目標なので、それはしたくないので、スイッチ(のカバー)自体の角を削ってみるか、何か剥がせるモノを貼り付けるか、という感じです。

 ちょっと使った感じは、ノートPCに近い操作感(但し左右ボタンがセンターに有る)で、前作のホームポジションにボールが有るという強烈な快適性には及ばないですが、それなりに使えそうです。

道具など

 ついでに、良く使ってる道具などを紹介してみます。作業終了時点で机周辺に有ったモノなので、全部じゃないかも知れません。あ、接着剤を入れるのを忘れてる。
 大したものは使ってないですね。
 右から棒ヤスリ、精密ペンチ、アートナイフ、メンディングテープ、ニッパー、プラスドライバ、素材のプラ棒、両面テープ、ノギス、ハンダコテ、紙ヤスリです。
 って、見ればだいたい判るですね。

 今回は、ハンダは付けただけなので、吸い取り線とかは写ってないです。
 上段右からマイクロドリル刃セット、ピンバイス、ホームセンターで買った紙フェノールの片面基板、下段右が千石で買ったガラスエポキシの両面基板、同じくオムロンのタクトスイッチです。
 下のガラエポは最初使うつもりで切断しようとした痕跡が有りますが、あまりに堅くて断念、上の(と同じ)紙フェノールに変えたんですが、こっちはちょっと柔らかすぎだったかも。

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