ボリビアの宿について

ボリビアには予算に応じて色々なタイプの宿があります。
ホテルと名のつく宿は町の中心にあり、周囲の治安も良く、部屋もキレイで清潔です。
安宿は、どこの都市でもバスターミナルの周辺にあります。
ラパス、サンタクルス、コチャバンバのような都心部には地方から多くの人が出入りするので
バスターミナルの周辺はボリビアの中では最も治安が悪いエリアとなっています。
治安が悪いと言っても、スリにひったくられるか、酔っ払いに絡まれる程度ですが・・・。

ボリビアの宿

ＨＯＴＥＬ　　　ＨＯＴＥＬと書いて　「オテル」と発音します。
キングサイズベット・シングル又はクイーンサイズベット・ツインの標準的な部屋の値段を掲示します。
ホテルは通常、テレビ、エアコン（暑い地域）付き

・　５つ星ホテル：☆☆☆☆☆　　　８０ドル〜１００ドル

・　４つ星ホテル：☆☆☆☆　　　　 ４０ドル〜６０ドル

・　３つ星ホテル：☆☆☆　　　　　 ３０ドル〜４０ドル

・　２つ星ホテル：☆☆　　　　　　　２０ドル〜３０ドル

安　宿　ボリビアの安宿には２タイプあって、レシデンシア(Residencia)又はアロハミエント（Alojamiento)と
　　　　　　　　書かれた宿がそれに相当します。

・　レシデンシア(Residencia)　都心部：８ドル〜２０ドル、地方：４ドル〜１０ドル

建物の外界がホテル程立派でなく、部屋はホテルより若干狭く、室内もベット、椅子、小さいテーブルなど
最低限のものしかなく、洒落っ気のない部屋ですが、バックパッカーなら十分に満足できるでしょう。
都心部はシャワー、トイレ付きのところが多い。　地方ではシャワー、トイレ共同のところが多い。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　、
・　アロハミエント（Alojamiento)　都心部：３ドル〜７ドル、地方　２ドル〜５ドル

アロハミエントは個室だが部屋に窓もなく、シャワー・トイレ共同、壁も薄く、ボリビアの究極の安宿。
シャワーどころか水がでないところもあるから、チェックインする前に確認の事。
都心部でアロハミエントは主に地方からの出稼ぎ労働者や、インディオ系の人々のラブホテル的な役割として
利用されている。　小さな村に行くとアルハミエントしかないようなところもある。

私がラパスで泊まったアロハミエントでの失敗談を参考までに！。
（これより先は、１８歳未満の方は読んではいけませんよ！）　なんて。　そんな大した話ではありません。

部屋はベットが一台ようやく入る２畳程度の大きさ。　隣の部屋とはベニア一枚。
隣の部屋にはカップルがいたようで、真夜中にベニア一枚を隔ててベットのきしむ音と女性の喘ぎ声が
響き渡りました。おそらく３０ｃｍぐらいの距離だったと思います。
ちなみに、こちらの女性はそういうときに　Ay〜 Ay〜　（アィ〜、アィ〜、）と叫んでいました。(T_T)

明け方近く、やっと静まって寝れるかと思いきや、今度は地方から出てきた出稼ぎ労働者が出勤する時間らしく、
ドアが次々にバタバタを開いたり閉まったりと賑やかになりました。
この音が、響くのなんのって、木の扉が風で思いっきり閉まるかのような音でした。

この宿はラパスで一泊１５Ｂｓ（３００円）で、ラパスではこれ以下を探すのが難しいほどの最低ラインの宿だった
ので極端な例だったと思います。　ラパスのアロハミエントでも探せばも良い宿はあると思います。
ティティカカ湖半の町、コパカバーナや太陽の島などは、ほとんどがアロハミエントですが、値段の割にはそれほど
ひどくはありませんでした。
安宿では、日本人にとって微妙な値段の違いでも、大きくその中身が変ります。
安ければ安いだけの何らかの違いがあるのは間違いないでしょう。

私が何でこんな所に泊まったかというと、半年に一度、隊員が顔をあわせる会議のためラパスに行った際、
隊員連絡所というドミトリーに泊まっていたのですが、連日連夜、朝まで飲み会が続き、３日３晩一睡もできず
今日こそは寝るぞーっと思い、安宿に泊まったのでした。
しかし、何とその日の晩は、みんな早々に寝たそうです。
あとで聞いたら、それまでの夜は私がいつまでも寝ないから付合っていたんだよって・・・。
（確かに一番はしゃいでいたの私だったかもしれないけど。）

余談でしたが、アロハミエントに泊まる場合は、チェックインする前に、毛布はあるか？、水は出るか？　
シーツがちゃんと交換されているか？　アマゾン地域ではノミやダイはいないか？目の前にディスコはないか？
などをチェックしましょう。

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