スクレ (Sucre) 〜ユネスコ世界遺産の白い町スクレ〜

ボリビアの首都は実はラパスではなくスクレ。町全体にスペイン文化の影響が未だに残っていて、町並みは
ボリビアにいるというより、中世のヨーロッパにいるよう雰囲気です。真っ青な青空と真っ白いコロニアル建築
の建物が「白と青」の美しいコントラストを作っていて雰囲気のある爽やかな町です。
また、町全体がユネスコの世界遺産になっているそうです。
アクセス  
飛行機ならば、直行便の有る無しはありまずが、どこの都市からも1日で来れます。
ポトシやウユニを周ることも考えている人は、空路ではこのスクレが一番近い空港にな
ります。

 陸路の場合、ラパス、ポトシ、ウユニ、コチャバンバ、サンタクルスから直通の長距離
バスが出ています。
陸路では、ラパスからポトシに入って、ポトシやウユニを周った後、スクレに入る旅行者
が多いです。

宿さがし  スクレの町には沢山宿があり簡単に見つかります。
町の中心の広場 25 de Mayoを目指すと良いでしょう。
この周辺には、20$程度の中級ホテルや、レストランなど沢山あり欧米人旅行者もこの
周辺に滞在しています。
私が泊まったことのあるスクレのオススメの宿は、
CASA DE HUEPEDES " COLON 220 "  住所 Calle Colon 220  
Calle colon とCalle Juninの交差する角から20mぐらい離れたCalle Colon沿いにあり
ます。
何が良いかというと、スクレらしい真っ白いコロニアル建築で部屋は中級ホテル並みに
広いしキレイだし中庭にも花があって雰囲気があります。
フロントでは英語、ドイツ語も通じます。
シャワートイレ付きで、シングル60Bs(10ドル程度)、ツイン96Bs。(15ドル程度)、
朝食付き。安宿とは言えませんが、この値段でスクレらしいコロニアル建築の宿に泊ま
れるので、かなり穴場だと思います。



スクレの楽しみ方

スクレには、私はまだ一度しか行ったことがなく、それも2日間しかいれませんでした。
その時は、これといった観光しませんでしたが、町並み自体がユネスコ世界遺産ですから、
それだけで楽しめました。

恐竜の足跡

1998年8月の日本の新聞にも載ったと思いますが、スクレ近郊から大規模な恐竜の足跡群が発見されました。
何と1メートルという大きさの恐竜の足跡が点在しているそうです。
1996年にボリビア人の学者によって発見され、1998年6月からスイス人考古学者が2ヵ月間に渡り調査した結果、ティラノサウルスと飛竜の足跡の混在だと確認されました。

この足跡群の規模は、間違えなく世界最大だろうと日本の新聞にも大きく報道されました。

同じ場所から、ワニやカメの化石も発見されたことから、昔、このあたりは湖で、水浴びに来た色々な恐竜が浅い泥の上を歩いた痕跡だと分析されています。 これが報道された当時、ユネスコ世界遺産になると騒がれていましたが、その後どなったのでしょうかねー?。

行き方は、町の旅行代理店でツアーを扱っているみたいです。
市内からそんなに遠くなく、タクシーでも往復運賃と1時間ぐらい現地で待ってもらって30Bs(600円程度)で連れていってくれます。


タラブコ

毎週、日曜日 スクレ郊外のタラブコという町で、民族衣装を来た人達によって日曜
市場が開かれるそうです。
ボリビア内でも、このタラブコの織物は有名で、針で一本一本縫い上げたタラブコ織り
の細かいデザインは本当に見事です。 しかも生地がしっかりしていて、とても丈夫。
コチャバンバやラパスでも買えるのですが、是非とも本場へ見学に行きたいと思って
います。 しかし非常に高価です。
普通のインカ模様の布が200円だとするとタラブコ織りは同じ大きさで2000円ぐらい
します。

このタラブコの日曜市場は売っている人達が非常に観光客ずれしているそうで、他で
買った方が安いという噂も聞きます。 その真相はまた後程。 
→ 実際行ってきましたが、確かに噂通り物売りはしつこかったですが、値段はやは
り値切るとかなり安かったです。 右の写真の人々が着ているポンチョが値切って
200Bs(2000円)でした。
タラブコ村には特にこれといった見所はないですが、村の人々が未だにポンチョなどの民族衣装を着て生活している姿にはびっくりしました。 




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