■[No.2250] Re[2243]: はじめまして&質問 by オオツカアキヒコ 1999年11月22日 (月) 00時42分31秒
> 現在、検閲・盗聴関連のリンク集を作ってるところなんですが、日本にネット上の市民団体のようなものはあるのでしょうか?
とりあえず“有名どころ”で、JCA-NETを。
<http://www.jca.apc.org/>
■[No.2249] オウム狩りの危険な熱(NWJ Online) by 一庶民 1999年11月22日 (月) 00時42分26秒
カルト
オウム狩りの危険な熱
-----------------------
勢いを取り戻したオウム真理教に
政府も市民も壊滅をめざして戦う構え
だが、そこに落とし穴はないのか
-----------------------
ジョージ・ウェアフリッツ(東京支局長)
高山秀子
糸井恵(東京)
町内会から緊急の電話が入ったのは、9月のある朝、午前11時半ごろだった。美容院を営む本多初子(71)は、ちょうど客の髪を染めていた。
「オウムが来る」という電話を受けて、あわてて仕事をすませようとしていると、外から広報車の声が聞こえてきた。「オウムが来ます。外に集まってください」
「毛染めをすませて、次の客には謝った」と、本多は言う。「申し訳ないけど、オウムが来るので行かなくちゃって」
外に出ると、最近オウムが借り上げた建物の前は住民であふれ返っていた。最初のオウム信者が姿を現すと、近所の主婦や店主、町内会の幹部たちは、「オウム出ていけ」「帰れ」と口々に叫び、信者たちが建物に入るのを体を張って阻んだ。
オウム真理教広報副部長の荒木浩に、区長が詰め寄る。集まった男たちは荒木を小突き、罵声を浴びせはじめた。あわてた警察は荒木を群衆の中から連れ出し、最寄りの駅に誘導して最初に来た電車に乗せた。動きはじめた電車の中で、荒木は「あれでは、何が起きてもおかしくない状況だった」と言った。
1995年にオウム真理教が引き起こした地下鉄サリン事件から4年たった今、教団は再びかつての勢いを取り戻しつつある。
政府部内でオウムの「組織強化」に警鐘を鳴らす報告が提出されたのは今年2月のこと。オウムの事実上の復活を伝えるマスコミ報道に、日本中が半ばヒステリーのような状態に陥った。
オウム施設のある市町村の住民たちは、一致団結して反オウム運動を展開。教祖・松本智津夫(麻原彰晃)の子供たちの転入を拒否した自治体もある。
オウム新法提出の裏側
そして11月2日、政府はオウム真理教の壊滅をめざす「団体規制法案」を国会に提出。ある全国紙が6月に行った世論調査でも、回答者の80%近くがオウム規制の新法は必要だと答えている。
「オウムつぶしのためなら何をやってもいいという危険な状況に来ている」と、弁護士で参議院議員(社民党)の福島瑞穂は言う。
なぜ、今なのか。こうした動きに批判的な人々は、今回の規制法案は国民の基本的人権の侵害につながると主張する。小渕恵三首相の本当のねらいは国民の目を不況からそらし、連立政権内部のオウム嫌いの一派の歓心を買うことにあるのではと勘ぐる声もある。
だが小渕政権は、脅威は現実に存在すると主張する。公安調査庁の報告書によれば、オウムはパソコン販売などの事業で財政基盤を再建、勧誘活動も活発化。新たな活動拠点を確保するなどして、組織の拡大を図っているという。
警察の推定では、現在のオウム信者の数は2000人を超える(教団側が公表している信者数は1500人。97年以降は、ほとんど増えていないと主張する)。
「オウム新法」と呼ばれる「団体規制法案」は、「大量無差別殺人を行った団体」を取り締まるものとされる。成立すれば、公安調査庁にはオウムの施設を捜査し、信者を監視する権限が与えられ、教団が信者を勧誘したり、寄付を集めたりすることは違法となる。
息の根を止められることを恐れたオウムは9月、活動の「休眠」を宣言し、勧誘活動を中止すると発表した。どうやら教団は地下に潜るつもりらしい。
教団の各地の支部長は、今でも信者を数人ずつ集めて会合を開いているという。ある信者によると、最近開かれたそうした会合の席で、教団幹部がユダヤ人の長い迫害の歴史を引き合いに出し、「彼らは今や世界を支配している。オウムもいずれはそうなる」と語ったという。
各地に広がる排斥運動
地下鉄サリン事件の後、警察はオウム施設の強制捜査に踏み切り、教祖の松本を含む幹部の大半を逮捕した。そして宗教法人としてのオウムは解体され、法廷で破産を宣告された。
だが97年に「破壊活動防止法」の適用が議論された際、政府は適用を見送っている。破防法は本来、宗教団体に適用すべきではないという識者の意見があったようだ。
以来、若い信者たちは活動を再開し、教団は復活した。彼らはいまだに地下鉄サリン事件についての謝罪を拒否し、教祖に対する批判的なコメントもいっさい出していない。こうした教団の態度に、ついに国民の怒りが爆発した。
住民と教団側との最初の衝突は、長野県北御牧村で起こった。1年前、オウムはこの村にある企業の保養施設を購入。反発した住民は、信者の外出中に施設の周囲に塹壕を掘り、監視塔を建てて、24時間体制で教団の監視を続けた。
こうした住民の抵抗にあって、オウム側は今年6月、建物の売却に同意した。住民側はオウムの権利を侵害したことは認めているが、そもそも97年に政府がオウムに破防法を適用して組織を解体しなかったのがまちがいだと主張する。「政府は選択を誤った」と、ある地元の役人は語った。
こうしたオウム排斥運動は、今や日本全国に広がっている。今年の夏には栃木県大田原市が、オウムの所有する施設で信者たちと暮らしている松本の子供たちの転入届の受理を拒否。住民票がなければ、松本の18歳の娘と5歳の息子は地元の学校に通えない。
群馬県藤岡市でも、オウム真理教の教団施設となった印刷工場跡地に500人近い住民が結集し、抗議集会を開いた。「子供たちのためにも市民が組織的に戦わなくてはならない」と、地元の沢入寛区長は住民に語りかけた。
こうした騒動は東京にまで飛び火した。7月7日、東京都の石原慎太郎知事はオウム真理教と関係団体に対し、都の公共施設の使用を許可しない方針を表明。教団は、活動拠点にしていた足立区の施設からも退去を命じられた。
こうなると、教団が次に移るのはどこかという新たな恐怖が生まれる。東京23区の大半がオウム対策本部や連絡会を設け、信者の転入届を拒否するようになった。
結局、教団が本部を移したのは豊島区の池袋本町。庶民的なこの町で、本多は美容院を営んでいる。豊島区は教団が移り住んだ建物周辺で住民の抗議運動が起こる前から、信者の立ち退きを求める訴訟費用380万円を地元の住民組織に貸し出した。
焦点は上祐の出所後?
「オウムは1度も謝罪していない」と、豊島区の高野之夫区長は言う。「だから、裁判で有罪判決を受けた人たちとそうでない人たちを分けて考えることはできない」
だが今の信者たちは、教団が地下鉄サリン事件に関与したとは思っていない。
95年に逮捕を免れた教団幹部たちは、松本が収監されている東京拘置所に近い東京都足立区に本部を構え(現在は閉鎖されている)、オウム復活計画を進めてきたと、当局者は語る。
今年初めに本誌記者が訪れた足立区の施設は、インターネット時代のオフィスという感じだった。蓮華座を組み、瞑想する松本と2人の息子のポスターがなければ、インターネット系のベンチャー企業と見まごうばかりだ。
当局側の発表によれば、教団はマルチメディアを駆使した勧誘方法で、新たな信者を何百人も獲得している。だが、教団広報副部長の荒木は、ほんの少ししか増えていないと反論、教団に対するマスコミの過剰反応を見ていると「メディアのほうがカルト宗教のようだ」と語っている。
いずれにせよ、日本人にとって大いに気がかりなのは、将来のある若者の一部がいまだにオウムに引かれているという事実だ。オウムの女性ロックバンド「完全解脱」のメンバーのうち、2人は早稲田大学の学生。1人はロシア文学を専攻しており、トルストイが好きで、生きる道を「求めていた」ときにオウムに出合ったという。
オウムの新しい目標もはっきりしない。「完全解脱」のコンサートビデオは新人発掘番組のNG版のようだが、もっと暗い何かを暗示しているようにもみえる。
彼女たちはインドのサリーを着て、誘うように踊る。そして、精神医学者のロバート・リフトンの言う「個人的な慰安の官能的約束」をほのめかして「若い男を勧誘」している。
このビデオは東京の街頭風景で始まり、オウムが地下鉄サリン事件を起こす直前に青酸ガスをまこうとした新宿駅も映し出される。その映像には、すべての魂が完全解脱にいたることを願うという文字がかぶせられている。
それは平和の願いなのか、あるいは逆か。オウム新法に反対している日本弁護士連合会の小堀樹会長は、「オウム真理教に対する国民の不安と疑念は十分理解できるが、オウムが再び無差別大量殺人を犯す危険性があると断定する明確な危険はない」と言う。
しかし、こうした意見は少数派だ。国会の過半数をはるかに上回る連立与党は、すぐにも法案を採択に持ち込む構えだ。「私たちはオウム真理教をテロ集団とみている」と語るのは公明党の浜四津敏子代表代行だ。
当局が最も警戒しているのは、教団のカリスマ的な元スポークスマン、上祐史浩だ。彼は詐欺罪と偽証罪で実刑3年の判決を下されたが、12月には出所する。その後は、彼が教団の指導者になるとみられている。
上祐は「松本の直弟子で、教義を信じている」と、国学院大学の井上順孝教授は言う。「彼は信者に直接話しかけ、松本のおかれた状況の真の意味を説くだろう」
弾圧が教団を増強させる
教祖・松本の未来は明るくない。あまりにも多くの殺人罪に問われているため、判決が下るまでに拘置所で10年過ごす可能性もある。
一方、彼の信徒たちは地下に潜る準備を進めている。信者によると、教団幹部らは10月上旬からレストランや喫茶店などに信者を4〜5人ずつ集め、きたるべき闘争について説明しているという。
最近の会合に参加したある信徒によれば、「創価学会は20年間迫害され続けたが、今や日本を牛耳っている」と、指導者の1人は語ったという。「オウムは10年しかたっていないから、彼らのようになるにはまだ時間がかかる」
別の信者の話では、もし公に活動ができなくなれば、信徒たちは家族全員が教団に入っている在家信者の家に逃げ込むつもりだという。カルト専門家に言わせれば、最も危険なのは締めつけを強めて彼らの被害妄想をかき立てた結果、逆に教団の力が増すことだ。もし松本に極刑が下ればなおさらだ。
長引くオウム裁判にいらだつ人には、近く封切られる石井輝男監督のホラー映画『地獄』がおすすめだ。延々と続くオウム裁判に業を煮やした冥界の閻魔(えんま)大王が、教団幹部たちを黄泉(よみ)の国に連れ去る話だ。そこでは鬼たちが松本の生皮をはぎ、能弁にして冗舌な上祐の舌を抜く。
「この映画はおどろおどろしいと同時にコミカルにできている」と、青鬼役の薩摩剣八郎は言う。「観客、とくにオウム被害者の方々は留飲が下がるかもしれない」
そうかもしれない。だが映画館の1歩外に出れば、まだこれからもオウムはすぐそこにいる。
どこに行っても「嫌われ者」
ヨガ教室を経営していた松本智津夫は、1984年に「オウム神仙の会」を設立、89年にオウム真理教の名で宗教法人の認可を得た。その後の足取りをたどると――
1994年6月27日 松本サリン事件発生。死者7人、重軽症者約600人
1995年3月20日 地下鉄サリン事件発生。朝の通勤ラッシュをねらった無差別テロで計12人が死亡、重軽症者は5000人を超えた。5月16日、松本智津夫および16人のオウム信者が逮捕された
1995年10月30日 東京地裁がオウム真理教の解散を命令
1999年11月2日 政府・与党がオウム対策の団体規制法案をまとめ、国会に提出
ニューズウィーク日本版
1999年11月24日号 P.14http://www.nwj.ne.jp/visitor/thisweek/articles/19991124/WA_cur1.html
■[No.2248] Re[2246][2244]: ニューズウィークが日本のオウムいぢめを批判 by (キタノ) 1999年11月22日 (月) 00時37分52秒
> このニューズウィーク誌の記事に関連して、
> TBSのNews23の多事争論がコメントしています。
ニューズウィーク日本版
http://www.nwj.ne.jp/
に、表紙の画像がありました。
コレです。
・「国民の敵」
http://www.nwj.ne.jp/subscriber/images/hyoushi.gif
■[No.2247] セコムしてますか?(笑) by DC 1999年11月22日 (月) 00時35分16秒
http://www.asahi.com/1121/news/business21003.html
警察庁と通産など3省 電子商取引の法制度で対立
取引の発展か、それとも犯罪の予防か――インターネッ
トを利用した電子商取引を普及させるため、通産、郵政、
法務の3省と、警察庁が別々に法案を検討し、それぞれ
概要を公表した。電子商取引の発展を最優先にした3省
案に対し、警察庁は犯罪の予防に重点を置いた形で、意
見が対立している。両者は近く、話し合いを始めるが、立
場の違いは大きく、溝は埋まりそうもない。
意見の食い違いが表面化したのは、電子署名法(仮称)
をめぐる議論。電子情報の信頼性を高めるため、暗号を使
った電子署名を付けて送受信する仕組みが広まっている
が、この法律は、「署名が本人によって行われた」というこ
とを保証する第3者機関のあり方や法的効果を定めるもの
で、政府は来年の通常国会に提案する方針だ。
通産省などは法案の内容をまとめた文書を19日に発表
した。一方、警察庁は18日に立法を前提とした「電子認
証制度のセキュリティー確保 方策についての基本的考
え」という報告書を示したが、両者の内容には食い違いが
目立った。
民間の認証機関を国が認定するかどうかという課題につ
いて、通産省などは「制度は必要だが、すでに企業が認
証サービスを始めている。認定を受けるかどうかは機関の
経営判断。自由で多様なサービスを阻害することがあって
はいけない」と報告書全体に「規制は最小限」という意図
をにじませた。「この法律は『刑法』ではない。規制的な要
素が多いと利用者が逃げ、電子商取引は進まない。使い
やすく市場に受け入れられる制度にしたい」(通産省)とい
う。
一方、警察庁の文書では「認証機関の設立は自由」とし
ながらも「国民が安心して利用できる制度が必要。公的な
認定で信頼性の高い制度が普及する」と認定制度を積極
的に評価している。また、認定する要件として、認証機関
の役員から暴力団員を排除することや、守秘義務や外部
監査制度など安全性の指針も示し、罰則規定も必要だ、
とした。
同庁の担当者は「経済活動は自由であるべきだ、という
考えは同じだ。だが、通信分野の捜査は難しく、被害が発
生してからでは遅い。現行法では十分な対応もできない。
国民が安心して参加できるよう、犯罪予防の観点は必要」
と説明する。(21:34)
>認定する要件として、認証機関の役員から暴力団員を排除することや、守秘義務や外部監査制度
翻訳します:認定する要件として、認証機関の役員には警察からの天下りを受け入れることを義務づけます。
守秘義務=ノーノー、警察に情報ざざもれ。
外部監査制度=財団法人 電子商取引監査 (警察独占 財団法人イッチョあがり)
>国民が安心して参加できるよう、犯罪予防の観点は必要
警察が全権掌握しているようなシステムでは、不安でしょうがないのですが・・・(笑)
通産省、がんばれー!!(笑)
■[No.2246] Re[2244]: ニューズウィークが日本のオウムいぢめを批判 by (キタノ) 1999年11月22日 (月) 00時07分45秒
ニューズウィーク誌の紹介、ありがとうございました。
このニューズウィーク誌の記事に関連して、
TBSのNews23の多事争論がコメントしています。
・TBS/NEWS23多事争論11月17日(水)「ヒステリー」
http://www1.tbs.co.jp/news23/taji/s91117.html
・同上、映像データ
http://www1.tbs.co.jp/news23/taji/s91117.ram
↑この映像の冒頭に日本版ニューズウィーク誌の
表紙が表われます。
自分たちが絶対に正しいんだと、それから、自分たちと違うものを絶対に排除し
ていくんだという、これは正に「オウム」であります。オウム真理教というのは
そういう風に成り立っている。そういう風な形で成り立った訳でありまして、私
たちが外側に対する批判に対して、そういう反応をするとすれば自分たちもオウ
ムになってしまう、ということではないかと思います。
そこで、このオウム新法の問題でありますが、果たしてこの法律を作ることによ
ってオウムを封じ込めることが出来るのかどうか。逆に地下に潜って悪性化する
心配はないのかどうか。そしてオウムといえども日本国民であることは間違いな
いんですが、その最低限の権利と憲法というものとの関連がどうなのか、そして、
特定の宗教を信じるということによって、排除や弾圧の対象になるということが、
良い先例を開くのかどうか、そういうこと含めてやはり冷静に議論をする、それ
が私たちが、外から見てオウム真理教のように見えない、という道ではないかと
思います。
■[No.2245] Re[2234]: 沖縄タイムス11月19日社説「オウム対策2法案 懸念あり、審議は十分か」 by DC 1999年11月21日 (日) 23時49分20秒
> http://www.okinawatimes.co.jp/edi/19991119.html#no_2
>
沖縄もあぶないですね。基地用地買収に反対する団体も強制排除されるのではという恐れは十分あります。
また、反対派の電話などは盗聴されまくりでしょうね。
■[No.2244] ニューズウィークが日本のオウムいぢめを批判 by 滝本犬郎 1999年11月21日 (日) 23時44分01秒
Four years after the subway gas attack, Japan prepares police and citizens alike for war on Aum Shinrikyo. Is this overkill?
By George Wehrfritz
Newsweek International, November 22, 1999
Hatsuko Honda was minding her Tokyo beauty shop when the emergency call came. An officer from the neighborhood committee phoned at around 11:30 on a September morning, warning the 71-year-old hairdresser that intruders were on their way. As Honda hustled to finish her work, a sound truck came rumbling by, urging residents to take to the streets against members of the doomsday cult Aum Shinrikyo. "I finished up a dye job and canceled my next customer," Honda says. " 'I'm sorry,' I told the waiting woman. 'I have to go now because Aum is coming'."
Outside, residents converged on a vacant apartment recently leased by Aum, the cult that committed the deadly 1995 nerve-gas attack on Tokyo' s subway system. When the first of the Aum followers arrived, a motley army of young mothers, retirees, tradesmen and community leaders met them in the street. Chanting "Get out" and "Go back home," the locals blocked sect members from entering the building. As the ward boss hectored cult spokesman Hiroshi Araki through a hastily wired P.A. system, drunken men began pushing and shouting obscenities. Panicky police hauled the cult leader from the scrum, hustled him a kilometer to the nearest railway station and shoved him aboard the first passing train. "In a situation like that, anything could have happened," said Araki, visibly shaken as the carriage rolled away.
Four years after the gas attack, Japan is again at war with Aum Shinrikyo. The alleged mastermind behind the tragedy, Aum founder and guru Shoko Asahara, is on trial for multiple murder charges. But a government study in February claimed that Aum is "strengthening its central organization." In response, on Nov. 2 the government proposed a draconian new law tailored to crush the sect. Alarmist reports of Aum's resurgence has sent Japan into a state of semi-hysteria. For the past year, communities across Japan have mobilized to wipe out Aum. In one town, farmers dug a moat around an Aum facility and manned guard towers for six months. In another, officials barred two of Asahara's children from attending the local school. Since April, eight prefectures and 23 cities have joined the Aum Shinrikyo Countermeasures Communications Association, and in June nearly 80 percent of respondents to a national survey said new laws were needed to rein in the cult. "It has almost gotten to the stage where anything goes as long as it's meant to smash Aum," says attorney Mizuho Fukushima, a Social Democratic Party lawmaker.
Why now? A minority chorus of critics say the government crackdown not only exaggerates any lingering threat from Aum, but also threatens to undermine Japanese civil liberties. They speculate that Prime Minister Keizo Obuchi is trying to divert attention from a floundering economy, or to mollify political allies with a grudge against Aum. But the Obuchi administration insists the threat is real. According to the government report by the Public Security Investigation Agency, Aum is now rebuilding businesses, expanding recruitment and acquiring new facilities across Japan. Police estimate membership at 2,000 or more. (Aum itself claims 1,500--up only slightly since 1997.) The proposed law is aimed at "organizations that committed indiscriminate mass murder." It would grant the Public Security Investigation Agency sweeping powers to search Aum facilities and keep tabs on members, while making it a crime for cult leaders to proselytize or collect alms. The backlash against Aum may also reflect the fact that the cult hits so close to home. Many kids who join Aum are dropouts from Japan's high-pressure world of exams and forced conformity. Indeed, hundreds of other new-wave religions also seduce Japan's stressed-out, emotionally vulnerable youth.
Fearful that passage of the new anti-cult law is imminent, Aum, NEWSWEEK has learned, is going underground. In September an Aum spokesman announced that the group is going into "hibernation" and will cease recruitment efforts. In a recent speech, says one cult member, an Aum leader rallied the faithful by declaring that the Jews survived persecution for 2,000 years, "and now they rule the world."
Aum shinrikyo means "supreme truth," but the cult has long harbored crazy ambitions. One of hundreds of "new religions" to emerge in Japan since World War II, Aum first came to prominence in the mid-1980s, led by its cherubic, half-blind guru. Now 44, Asahara was a rising star in the spiritual world before he became public enemy No. 1. Recognized as a religious corporation in 1989, Aum parlayed its tax-free status into a $1 billion empire that included restaurants and computer stores. As Aum thrived, its founder began to stray from his original hodgepodge of Buddhist and Hindu teachings. Asahara started to preach Judeo-Christian visions of Armageddon and the Tibetan Buddhist concept of poa, which sanctions killing evil beings to free them from bad karma. Soon he had built a kind of shadow cabinet謡ith ministries for science, finance, foreign affairs, health and intelligence妖evoted to hastening the day of reckoning with weapons of mass destruction. By 1994 the cult had begun killing enemies, including a lawyer who represented cult defectors, and stockpiling sarin nerve gas. On March 20, 1995, Asahara's devoted followers released sarin into the Tokyo subway at the height of the morning commute, killing 12 people and injuring 5,000.
Following the attack, police raided Aum facilities and rounded up its senior leaders, including Asahara. Authorities revoked Aum' s religious status, and lawsuits rendered the cult bankrupt. But in 1997, the government shied away from invoking a cold-war-era "anti-subversive" law to ban Aum, following advice from scholars who said the law was not intended for use against religious groups. Since then younger members have revived the group, refusing to apologize for the subway attacks or to renounce Asahara. Public alarm spread.
The backlash was not long in coming. One of the first battles erupted in the idyllic village of Kitamimaki, which clings to a ridge high in the Japanese alps. A year ago Aum purchased a corporate retreat in the village, and vigilantes struck back. While sect members were out of the building, local farmers dug a trench around it, built a fence and set up guard posts manned 24 hours a day. They hung a sign at their command center saying in an emergency, ring the bell. call for reinforcements. put on headbands. link arms and stop aum from entering. Supported by local officials, villagers kept up their siege until Aum agreed to sell out last June. Participants acknowledged that they had violated Aum's rights but blamed Tokyo for failing to ban the cult in 1997. "When you think about it," explained a local official, "the government made the wrong choice."
Similar not-in-my-backyard battles now rage across Japan. This summer the city of Otawara denied residency applications for two of Asahara's children, who were living with fellow cult members in a local inn owned by Aum. Without a resident permit the guru's 18-year-old daughter and 5-year-old son could not attend local schools. After word got out, some 3,500 locals surrounded the inn, demanding that Aum "get out immediately," a demand they have resisted so far. Three weeks later in the city of Fujioka, 500 protesters besieged a print factory where 120 Aum members were living and working. "For the sake of our children we should fight them systematically," community leader Hiroshi Sawairi told the rally. "We should use people power to throw them out." Since then, Hiroshi's citizens' group has filed a lawsuit seeking to evict Aum. By July the uproar had spread to Tokyo, where Gov. Shintaro Ishihara declared the Japanese capital an Aum-free zone, barring the cult from access to public facilities. Two months later local bosses in Adachi ward evicted Aum from its Tokyo headquarters, creating a wave of fear about where the cult would go next. In quick succession most of Tokyo' s 23 wards established anti-Aum task forces and began rejecting members' residency applications. In Setagaya, police arrested an Aum member for trespassing after he was caught slipping fliers into mailboxes (a common practice in Tokyo, where households are inundated with junk mail).
Eventually Aum members tried to relocate their headquarters to the working-class neighborhood of Ikebukuro-Honcho, where Honda has her beauty shop. Even before the protests outside Aum's new office, the local government loaned $35,000 to a citizens' group trying to evict the cult. "Aum has never apologized," says ward boss Yukio Takano, "so it is impossible to separate those members already tried and convicted of crimes from members still on the street."
That kind of talk frightens Aum members, who say they had nothing to do with any sarin attacks. Authorities say cult leaders who avoided arrest in 1995 orchestrated the Aum revival from the now shuttered headquarters in Adachi, a distant Tokyo suburb near the prison where Asahara is incarcerated. On a visit to Adachi earlier this year, NEWSWEEK found a wired office that might have passed for an Internet start-up, were it not for the posters of Asahara and his two sons meditating in the lotus position. Authorities described a sophisticated multimedia recruitment campaign that has brought hundreds of new members into the cult. But Araki, the Aum spokesman, said membership was up only slightly. Sporting a mop-top haircut and wearing what looked like white pajamas, Araki complained about press hysteria over the Aum revival: "When I read the Japanese media, I think they are the doomsday cult."
Most Japanese find it deeply disturbing that Aum still appeals to some of the nation's most promising youth. Take the three female vocalists in the Aum pop-rock band, Perfect Nirvana. Two of them attend Waseda University. One, a Russian-literature major, says that, like Tolstoy, she is "searching" for meaning in life. The other is into Japanese literature. "It's not about ego," says the third singer, an 18-year-old high-school student. "We are presenting the teachings of our honorable guru. There's a power behind us that moves us to do this."
Aum's new aims are murky. Consider Perfect Nirvana' s concert video, which screens like outtakes from a high-school talent show but hints at something darker. The vocalists dance alluringly in flowing Indian saris, hinting at what criminologist Robert Lifton has called an "erotic promise of individual solace" Aum uses for "recruiting young men." The video begins with Tokyo street scenes擁ncluding a brief shot of the Shinjuku Station that Aum tried to gas with cyanide shortly before the sarin attack. Superimposed over this image is bold text: we hope all souls will enter perfect nirvana.
Is that a call to peace, or to end it all? "While we fully understand the public's antipathy toward Aum Shinrikyo, we do not see a clear danger that Aum will again conduct indiscriminate mass murder," says Shigeru Kobori, head of Japan' s Federation of Bar Associations, which opposes the new anti-Aum bill. But the voices of doubt are weak. With a solid majority in the Diet, the ruling coalition is expected to push the bill into law in record time. "We see Aum as a terrorist group," says legislator Toshiko Hamayotsu. What worries authorities most is the imminent release of Aum's charismatic former "minister of foreign affairs," Fumihiro Joyu. He is expected to assume leadership of Aum when his three-year prison term for fraud and perjury ends next month. Joyu "is Asahara' s greatest disciple," says Nobutaka Inoue, professor of religion at Kokugakuin University in Tokyo. "He will speak directly to followers and interpret the real meaning of Asahara' s situation."
The guru's fate looks grim. Asahara faces so many murder charges that he could be in jail for a decade before a verdict comes down. His followers are preparing for life underground. In early October, cult members say, Aum leaders began briefing small groups of followers, usually in restaurants, coffee shops or private homes, on the coming struggle. "[The Buddhist group] Soka Gakkai was persecuted for 20 years, and now it controls Japan," one said recently in southern Japan, according to a member who attended the secret meeting. "We have existed for barely 10 years, so it will take us some time to be like them." Another Aum member says cult leaders plan to take refuge in "family churches" if they can't work openly. Indeed the danger, cult experts say, is that the crackdown could strengthen Aum by reinforcing its persecution complex用articularly if Asahara is ultimately executed.
For Japanese who pine for a speedy conclusion, there is Teruo Ishii's new horror movie, "Hell." In the film, the King of Hades grows angry at the endless Aum trials and hauls the cult leaders into the underworld. There devils skin Asahara alive, over and over for eternity, and rip out the tongue of his chatty former spokesman, Joyu. "It' s half comical, half fearful," says actor Kenpachiro Satsuma, who plays the blue devil. "The audience, especially Aum victims, may feel good about it." Maybe, but the Japanese will be living with Aum for a long time to come.
With Hideko Takayama and Kay Itoi in Tokyo
© 1999 Newsweek, Inc.http://www.newsweek.com/nw-srv/printed/int/asia/a59144-1999nov15.htm
■[No.2243] はじめまして&質問 by ゐん 1999年11月21日 (日) 23時32分16秒
みなさんはじめまして。「ゐん」と申します。よろしくお願いします。
現在、検閲・盗聴関連のリンク集を作ってるところなんですが、日本にネット上の市民団体のようなものはあるのでしょうか?最近アメリカでEchelon関連の裁判を市民団体が起こしたようですが、日本に同様の団体があれば教えてください。
よろしくお願いします。
■[No.2242] 「報道特集」をみて by 権兵衛 1999年11月21日 (日) 21時13分08秒
> でも、思うんですが、
> もう学校って、いらないでしょ。(暴言?)
共同生活に名をかりた「サティアン」のような「ヤマギシ」のような、まるで収容施設のような既成の学校制度はもういらない
生涯学習と融合して読み書き技能から職業技能までを修得できるような、新しい地域文化交流施設のようにもっとより成熟した学校文化がつくられていってもいい
と思ったのでした
■[No.2241] Re[2240][2198]: 転載 by 自己レスです 1999年11月21日 (日) 20時33分06秒
こんなの転載
大馬鹿もんは八王子市今日イク委員会じゃ
1.八王子市教育委員会は、平成8年6月下旬から、八王子市内の34の私立幼稚園に対
し、保育料減免措置の申請書6,000部を配布した。
2.申請書の記入例として、保護者の名前をカタカナの振り仮名付で「大庭嘉門(オオバカ
モン)」とし、家族の名を妻は「大庭加代(オオバカヨ)」、園児本人の名を「大庭かおる(オ
オバカオル)」と例示した。 名を先に考え、後で漢字をあてこんだという。
3.父母から「見下した表現」であるとの抗議が寄せられ、市教育委員会は同年9月父母に
対する陳謝の文書を配布し、併せて一部を回収した。その後、10月末、学務課職員を6カ
月の停職処分に、また教育長らにも処分を行った。
■[No.2240] Re[2198]: 転載 by Re[2198]: 転載 1999年11月21日 (日) 20時24分37秒
> 調べでは、荒山容疑者は九月十九日午後、テレクラを通して知り
> 合った都内の中学二年女子生徒三人をホテルに誘い、各一万円ずつ
> 渡した上、室内で女子生徒にけられたり殴られたりしながらみだら
> な行為をした疑い。女子生徒の体に触れるといった行為はしていな
> いという。同容疑者は容疑事実を認めている。
殴られたり蹴られたりしながら体さわらないって
どうやってなぐったの?
■[No.2239] Re[2237][2235][2233][2226][2219]: 珍しいニュースです by LP 1999年11月21日 (日) 19時21分40秒
> > もう学校って、いらないでしょ。(暴言?)
でも、一定の教育はいるよね。
> ★ わたしは、中島みゆきのほかに、Pink Floydも好きですが、The Wallというアルバムに収録されている、" Another Brick in the Wall part 2 " の歌詞は、次の通りです。
>
> Another Brick in the Wall part 2 (Waters)
>
> We don't need no education
ここでの教育は、学校での教育って意味でしょ。
ところで、「奈良県警の元警部補逮捕、当初は立件見送る方針」だったんだって。
http://www.asahi.com/1121/news/national21002.html
■[No.2238] CNNのポケモンバッシング/ポケモンカード・ナイフ窃盗事件 by (キタノ) 1999年11月21日 (日) 19時12分54秒
流行しているんで嫌ぁーな予感がしてたんですが、
やっぱり出てきました、ポケモンナイフ事件。
学校でカードが没収になってるようですね。
CNNが、鬼の首でもとったように
日本のアニメバッシングを繰り広げています。
ナイフ規制条例とか出来たりして。
なんだかなぁ。。。。
■fastv.comのCNNニュース
・Pokemon Fever Results in Monstrous Acts
http://www.fastv.com/pageclasses/ShowFeature.cfm?FeatureID=104016
・CNNニュース 11/12/99 7:50:00 AM放映
http://www.fastv.com/pageclasses/ShowTranscript.cfm?ClipID=cnn_1999_1112_07500046
ちなみにこのCNNのニュースは、
インターネット上でニュース映像を見ることができます。
http://www.fastv.com/
の検索フォームからキーワードを
pokemon
と入力して探してください。
いろいろ出てきます。
英語が苦手でも映像ならわかりやすいよね。
■[No.2237] Re[2235][2233][2226][2219]: 珍しいニュースです by F.P. Anarchy Monkey 1999年11月21日 (日) 18時45分54秒
> もう学校って、いらないでしょ。(暴言?)
★ わたしは、中島みゆきのほかに、Pink Floydも好きですが、The Wallというアルバムに収録されている、" Another Brick in the Wall part 2 " の歌詞は、次の通りです。
Another Brick in the Wall part 2 (Waters)
We don't need no education
We dont need no thought control
No dark sarcasm in the classroom
Teachers leave them kids alone
Hey! Teachers! Leave them kids alone!
All in all it's just another brick in the wall.
All in all you're just another brick in the wall.
We don't need no education
We dont need no thought control
No dark sarcasm in the classroom
Teachers leave them kids alone
Hey! Teachers! Leave them kids alone!
All in all it's just another brick in the wall.
All in all you're just another brick in the wall.
"Wrong, Do it again!"
"If you don't eat yer meat, you can't have any pudding. How can you have any pudding if you don't eat yer meat?"
"You! Yes, you behind the bikesheds, stand still laddy!"
★ どうです? Pink Floydもイケるでしょう?
http://pinkfloyd.colorado.edu/lyrics/Wall.html
■[No.2236] Re[2235][2233][2226][2219]: 珍しいニュースです by 一庶民 1999年11月21日 (日) 18時40分06秒
> 文部省が進めている学校の再生とかよりも
> 学校なんか無くたって人間として成長できる社会システム
> 学校以外のところで「自分で考えることの大切さ」を
> 教え伝えてゆく社会の構築こそが
> 必要なんじゃないかしら。
>
> そういう社会ができれば、
> 処分された先生や校長、
> そして一番の犠牲者である生徒たちも
> 新しい人生を踏み出せるような気がします。
試行錯誤して、自分(個)を確立できるシステムの育成ですね。
もっとも現状だと、父権復活を叫ぶような馬鹿オヤジとか PTA
に自分の居場所をすがるようなお母様方などが障壁になっていると思いますが、「世代交代」というのがありますからね。
(そういう「邪魔」になる方々ばかりがいるわけではありませんが)
■[No.2235] Re[2233][2226][2219]: 珍しいニュースです by (キタノ) 1999年11月21日 (日) 16時24分56秒
LPさん、どうも。
> (キタノ)さん、asahi.comの報道によれば、校長はこの授業で使われたプリントを前日に見ています。その上で、黙認したわけです。もっとも校長が匿名のチクリ屋かもしれませんが。
>
> そして校長も処分されています。
>
> アホ統制だい好き、思考停止奨励、指示待ち人間を作ろう推進に該当するのは、校長よりは、この件の場合、<h2>八王子市教育委員会</h2>です。
>
ふーむ。
市教委が悪代官というわけですか。
中間管理職の悲哀というやつでしょうか>校長
こんなんだから自殺者とかでるのでしょうね。
学校教育を官僚システムにしてしまったことが
そもそもの間違いなのかもしれませんけれど…。
でも、思うんですが、
もう学校って、いらないでしょ。(暴言?)
文部省が進めている学校の再生とかよりも
学校なんか無くたって人間として成長できる社会システム
学校以外のところで「自分で考えることの大切さ」を
教え伝えてゆく社会の構築こそが
必要なんじゃないかしら。
そういう社会ができれば、
処分された先生や校長、
そして一番の犠牲者である生徒たちも
新しい人生を踏み出せるような気がします。
■[No.2234] 沖縄タイムス11月19日社説「オウム対策2法案 懸念あり、審議は十分か」 by (キタノ) 1999年11月21日 (日) 16時12分18秒
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/19991119.html#no_2
オウム対策2法案 懸念あり、審議は十分か
【中略】
オウム真理教対策は必要だとしても、その内容は、一方で国民の信教、集会、
居住、表現など、憲法で保障されている基本的自由を制約する面も大きい。オウ
ム真理教以外の団体へ拡大適用されることはないと思うが、懸念される側面でも
ある。
破産特例法案は(1)オウム関係者など特別関係者が有する財産を、破産財団
に組み入れるべき財産と推定する(2)破産管財人は、団体規制法の処分で取得
した必要な資料の提供を公安庁長官に請求できる―などがポイントだ。
これによって、被害者救済は一歩前進すると思える。だが、被害者の不満は根
強い。被害対策弁護団長の宇都宮健児弁護士の言う「国は被害実態調査さえ十分
にしていない。テロを未然に防げなかった国が、直接賠償するのが責務」は、も
っともなことだ。教団に隠し財産があるのなら、国庫に入れて賠償に使うのも一
つの方法であろう。
オウム対策に迅速さが要求されるのは分かる。しかし、衆院通過までわずか五
日間というスピード審議である。十分に審議が尽くされたとは言い難い。「オウ
ム憎し」のムードで憲法論議に立ち入らなかったのも残念である。
■[No.2233] Re[2226][2219]: 珍しいニュースです by LP 1999年11月21日 (日) 15時30分17秒
> > アサヒより転載します
> >
> >
> >
> > 東京都八王子市の市立中学教師が、授業でオウム真理教の事件や学校の「日の丸・君が代」問題などを取り上げ、「指示を待つだけの人間にならないで」と教えたことに対し、市教委が「校長の学校運営方針を批判するに等しい」との理由で文書訓告(注意)をしていたことがわかった。
>
> この教員のやっていることは、教師として
> ごくあたりまえのことでしょう。教育基本法の
> 教育の目的に完全に合致した合法活動です。
> 非合法なのは、紅潮のほうでしょう。
>
> 天皇を最高指揮官に擁する大日本帝国の日本軍が敗北した
> 原因の研究によると、自律的判断力、自律的行動力、上官
> に対する批判を含むコミュニケーションがその指揮系統の
> 中に存在していなかったために脆い組織になったことが
> あげられるそうです。
>
> 経団連ですら、期待される人間像として
> 「自分で考えることの大切さ」を提唱しているのを
> この校長は知っているのかしら> ん。
(キタノ)さん、asahi.comの報道によれば、校長はこの授業で使われたプリントを前日に見ています。その上で、黙認したわけです。もっとも校長が匿名のチクリ屋かもしれませんが。
そして校長も処分されています。
アホ統制だい好き、思考停止奨励、指示待ち人間を作ろう推進に該当するのは、校長よりは、この件の場合、<h2>八王子市教育委員会</h2>です。
■[No.2232] AOLがネットゲームにレーティングを義務付け by (キタノ) 1999年11月21日 (日) 15時17分42秒
毎日インタラクティヴからAOLのゲーム規制のニュース
が入ってきました。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/today/2.html
■AOL、ネットゲームにレーティングを義務付け
アメリカ・オンライン(AOL)は18日(米国時間)、AOLのサイト上で提供される
全てのゲームに、ゲーム内容を示すレーティングを義務付けると発表した。子供
達が暴力的なゲームやアダルトゲームなどにアクセスすることを心配する親たち
に配慮し、アダルトゲームやレーティングされていないゲームを追放する。
AOLのサイト上でプレイできるゲームは全て、娯楽ソフトレイティング委員会(E
ntertainment Software Rating Board:ESRB)のレーティングを明示しなければ
ならない。この発表はAOLの電子商取引パートナーである米イートイズおよび米ビ
ヨンド・コムと共同で行なわれた。
ESRBのゲームのレーティングは、「幼児」、「10代」、「誰でも」、「成人向け」、
「成人のみ」の5段階。レーティング無しまたは「成人のみ」とレーティングされ
たゲームはAOL上ではプレイできなくなる。またゲームを販売する場合も、これら
のゲームはAOLの管理下にあるサイトでの販売を禁止する。販売の場合もESRBのレー
ティングを良く見えるように掲示しなければならない。
これらの方針は2000年3月1日までに完全実施される予定で、AOLはESRBと共同キャ
ンペーンを展開し、インターネット上の全てのゲーム関連コンテンツにレーティ
ングの表示を促進していく。
[米AOL]http://www.aol.com/
[ESRB]http://www.esrb.com/
(Gohara Ryoichi)
参考URL
■ESRB(エンターテイメントソフトウェアレイティングブランド)
・ESRBによる「格付け」(レイティング)について
http://www.esrb.com/esrbi/about.html
・サイトとオンラインゲームの格付け(レイティング)一覧
http://www.esrb.com/esrbi/ratings.html
・格付け検索ページ
http://www.esrb.com/search/index.html
↑
たとえば「pokemon」で検索すると、5つぐらいのゲーム作品が
出てきて、格付けの項目が「Everyone」(誰でも楽しめます)
という具合に確認できます。
■[No.2231] Re[2230]: ACLU!1 by (キタノ) 1999年11月21日 (日) 15時16分44秒
> ..
http://www.hotwired.co.jp/news/news/3369.html
えっと、ワイアードニュースのエシュロンウォッチ
の話題ですね。(^_^)
秘密監視ネットワーク「エシュロン」については既に
国会への報告義務を課した法律ができるようですが、
民間でもエシュロンを監視する動きが強まっている
ようです。
ACLUhttp://www.aclu.org/の
エシュロンウォッチもそのひとつ。
http://www.echelonwatch.org/
■[No.2230] ACLU!1 by ひこ 1999年11月21日 (日) 14時44分17秒
..
■[No.2229] Re[2226][2219]: 珍しいニュースです by ***テック 1999年11月21日 (日) 14時27分07秒
> > 東京都八王子市の市立中学教師が、授業でオウム真理教の事件や学校の「日の丸・君が代」問題などを取り上げ、「指示を待つだけの人間にならないで」と教えたことに対し、市教委が「校長の学校運営方針を批判するに等しい」との理由で文書訓告(注意)をしていたことがわかった。
>
>
> この教員のやっていることは、教師として
> ごくあたりまえのことでしょう。教育基本法の
> 教育の目的に完全に合致した合法活動です。
> 非合法なのは、紅潮のほうでしょう。
>
> 天皇を最高指揮官に擁する大日本帝国の日本軍が敗北した
> 原因の研究によると、自律的判断力、自律的行動力、上官
> に対する批判を含むコミュニケーションがその指揮系統の
> 中に存在していなかったために脆い組織になったことが
> あげられるそうです。
>
> 経団連ですら、期待される人間像として
> 「自分で考えることの大切さ」を提唱しているのを
> この校長は知っているのかしらん。
間違いなく確信犯ってやつでしょう。組織として、個人単位で各々考えてもらうとそれこそ彼らが思うように統制が取れない状況になりますね。彼らはうるさいやつにはおとなしくしてほしいのでしょう。本音がでたという事ですね。
■[No.2228] Re[2215]: 趣味者に対する不当な弾圧を糾弾する by (キタノ) 1999年11月21日 (日) 14時20分03秒
> 我々はまっとうな趣味人である。我々の嗜好に対して不当な圧力を
> かけてくる政府・Kサツの言い分なぞは相手にする必要はない。
なるほどね。
そもそも「普通の性」「性の標準」なんていう考え方が
矛盾しているよーな気がします。
人は誰しも「個」を持っていて、
「異常」で「特別」で「フリークス」ではないだろうか…。
>1960年代以来着実に進展してきた性の解放の流れは、PTAのヒステリーオバタリアンの突き上げで成立したような悪法によってそのあゆみを妨げられるようなひ弱なものではないはずなのだから。
インターネットの出現と急速な普及は、
性の解放の流れをも加速しました。
従来の性規範の中で既得権を得ている人たち
(「家事や育児をしない労働専業父」と
「家事と育児だけしている専業主婦」と、その政治的
指導者たちを含む)にとってインターネットは、
性表現の「鎖国」に開国をもたらす黒船のような
脅威的存在なのかもしれません。
だからこそ児童ポルノ処罰法に代表される
性規範の法規制化に熱をあげるのではないでしょうか。
■[No.2227] Re[2223][2214][2213][2187][2186]: 静岡新聞/「インターネット規制 是か非か」 by (キタノ) 1999年11月21日 (日) 13時50分58秒
> 横レス失礼。静岡、といえば「静イン協」ですね(ニヤリ)
「静イン協」のメンバーの会社の中には
静岡新聞が株式を保有する会社もあるみたいですね。
どの会社とはあえて書かないけれど、
ここを見てみましょう。(ニヤリ)↓
http://name.wbs.or.jp/cmt/kenkei/html/seian08.htm
> いや、別に関連があるわけじゃないよ(ニヤリ)
は〜い。(ニャリ)
■[No.2226] Re[2219]: 珍しいニュースです by (キタノ) 1999年11月21日 (日) 13時46分50秒
> アサヒより転載します
>
>
>
> 東京都八王子市の市立中学教師が、授業でオウム真理教の事件や学校の「日の丸・君が代」問題などを取り上げ、「指示を待つだけの人間にならないで」と教えたことに対し、市教委が「校長の学校運営方針を批判するに等しい」との理由で文書訓告(注意)をしていたことがわかった。
この教員のやっていることは、教師として
ごくあたりまえのことでしょう。教育基本法の
教育の目的に完全に合致した合法活動です。
非合法なのは、紅潮のほうでしょう。
天皇を最高指揮官に擁する大日本帝国の日本軍が敗北した
原因の研究によると、自律的判断力、自律的行動力、上官
に対する批判を含むコミュニケーションがその指揮系統の
中に存在していなかったために脆い組織になったことが
あげられるそうです。
経団連ですら、期待される人間像として
「自分で考えることの大切さ」を提唱しているのを
この校長は知っているのかしらん。
■[No.2225] Re[2224][2223][2214][2213][2187][2186]: 静岡新聞/「インターネット規制 是か非か」 by (キタノ) 1999年11月21日 (日) 13時38分04秒
> しかし当該記事には呆れました ヽ(´ー`)ノやれやれ。
ヽ(´ー`)ノ ほぇ
> >モラルを正す法が必要
> モラルをお上に「糺して貰う」、それは「仕方のないこと」…
> 大人のくせに、思考停止&責任回避も甚だしい。
> この方はいったいモラル=道徳観念をどう捉えているのか。
> 何が正しいか、何が間違ってるかくらい、自分で判断する力をつけろよ。
郵政省や文部省とかがさかんに提唱している隔離と洗脳
メディアリテラシー(実質的な再教育←どこかの国の
独裁党みたいな言葉だなァ)が必要なのかもね。
そういえば宮台真司氏も似たようなこと言っていたような…。
> それよりは↓こちらの意見の方が立派だと思うな。僕は。
>
> >自分は自分で守る
> 偉いぞ、子供のくせに(失礼・笑)。
モラルとやらにまだ洗脳されていない
大多数の方は子どもであるなしに関わらず
そういう感覚なんじゃないでしょうか。
■[No.2224] Re[2223][2214][2213][2187][2186]: 静岡新聞/「インターネット規制 是か非か」 by オオツカアキヒコ 1999年11月21日 (日) 13時26分06秒
しかし当該記事には呆れました ヽ(´ー`)ノやれやれ。
>モラルを正す法が必要
>出版・放送にそれぞれモラルを求める法があると同様に、インタ
>ーネットにもモラルを正すための法が課せられても、それは仕方
>のないことだと思います。(三島市、永瀬晴隆、会社員、28歳)
モラルをお上に「糺して貰う」、それは「仕方のないこと」…
大人のくせに、思考停止&責任回避も甚だしい。
この方はいったいモラル=道徳観念をどう捉えているのか。
何が正しいか、何が間違ってるかくらい、自分で判断する力をつけろよ。
それよりは↓こちらの意見の方が立派だと思うな。僕は。
>自分は自分で守る
>自分の発言が、後々どのような影響を出すか、自分がしているこ
>とが犯罪行為にならないのか、そして、相手は一度も会ったこと
>のない人間なのだということを、一人ひとりがもっと考えるべき
>なのではないか。そうすれば規制などといううるさいものを作る
>必要がなくなるのだから。(清水市、広沢千衣子、中学三年、15歳)
偉いぞ、子供のくせに(失礼・笑)。
■[No.2223] Re[2214][2213][2187][2186]: 静岡新聞/「インターネット規制 是か非か」 by オオツカアキヒコ 1999年11月21日 (日) 13時06分48秒
横レス失礼。静岡、といえば「静イン協」ですね(ニヤリ)。過去ログより。
>99.3.23 「静岡県インターネットプロバイダー生活安全協議会」が設立
>http://name.wbs.or.jp/cmt/kenkei/html/seian-h.htm
>オオツカともうします。
> >本年2月13日、「静岡県インターネットプロバイダー生活安全協議会」と
> >いう名称で、自主防犯組織を結成しました。
>かなりヤバいです。一言で説明すれば「子供じみている」(苦笑)。
いや、別に関連があるわけじゃないよ(ニヤリ)
#しかし「自主」って何だろなぁ
■[No.2222] Re[2221][2219]: 珍しいニュースです by LP 1999年11月21日 (日) 12時46分27秒
匿名が姑息なのではなく、他人の言論に対して匿名で権力機関に訴えるのが姑息ということです。
二重になってごめんなさい。興奮していて言葉が足りなかった。
■[No.2221] Re[2219]: 珍しいニュースです by LP 1999年11月21日 (日) 12時42分20秒
絶句ものの、ひどい事件だ。
匿名という姑息(これ河上さんファンの流行り言葉ですよね)な手段が発端であるし、
自分で考えろというのは、教育の基本だろ。
あまりにもひどい。
私は、この教員を応援するぞ。
そして八王子市教育委員会に抗議するぞ。
すでに私のホームページで抗議書いちゃったぞ。
でもURLはなぞにしとこう。
■[No.2220] Re[2219]: 珍しいニュースです by NAGI 1999年11月21日 (日) 12時20分00秒
これから後輩社員を迎える身としてみれば、「指示待ち」型の人間というのは
非常に厄介な存在です。というか即首切りの対象となり得ます。
> アサヒより転載します
>
>
>
> 東京都八王子市の市立中学教師が、授業でオウム真理教の事件や学校の「日の丸・君が代」問題などを取り上げ、「指示を待つだけの人間にならないで」と教えたことに対し、市教委が「校長の学校運営方針を批判するに等しい」との理由で文書訓告(注意)をしていたことがわかった。授業内容が処分対象になるのは極めて珍しい。処分を見送った都教委の判断とも食い違う措置
■[No.2219] 珍しいニュースです by ***テック 1999年11月21日 (日) 10時51分20秒
アサヒより転載します
東京都八王子市の市立中学教師が、授業でオウム真理教の事件や学校の「日の丸・君が代」問題などを取り上げ、「指示を待つだけの人間にならないで」と教えたことに対し、市教委が「校長の学校運営方針を批判するに等しい」との理由で文書訓告(注意)をしていたことがわかった。授業内容が処分対象になるのは極めて珍しい。処分を見送った都教委の判断とも食い違う措置となった。また、処分後、同校の校長がこの教師の授業の参観を行っている。
文書訓告を受けたのは家庭科の女性教師(49)。今年2月、3年生7学級にした3学期最後の授業が処分の対象になった。
授業では、洗脳の怖さを知らしめた地下鉄サリン事件裁判の新聞記事を載せたプリントを配布。「上からの指示は自分で判断するべきでない、無条件に従うべきもの、という思考が徹底していた」との被告の証言などを題材に、「自分で考えることの大切さ」を訴えた。その際、官僚汚職や薬害エイズなどと一緒に、卒業式の「日の丸・君が代」にも言及。「(被告の言葉が)教委から指導された全国の校長の言葉と同じに聞こえませんか」とプリントに書き、学校の指導をどう考えるか問いかけた。
校長には前日、「問題があれば指摘してほしい」とプリントを見せていた。
市教委は、授業を非難する匿名電話を受けて調査を進め、「違法性がある」と都教委に報告した。都教委は「不適当な部分はあるが処分にはあたらない」と決定し、市教委にも具体的な対応を求めなかった。
しかし市教委は独自の判断で、8月30日付で教師を文書訓告にした。「校長による国旗・国歌の指導がオウム真理教のマインドコントロールと同じであるかのように教えた。地方公務員法第33条(信用失墜行為の禁止)に抵触する」としている。校長にも口頭で訓告した。(10:01)
■[No.2218] いつの間に変わったんでしょうか?この制度って。 by 東天王ヨブ 1999年11月21日 (日) 06時35分44秒
20日の東京新聞より一部引用。
>高橋元代表らが宿泊しているホテルは、一部マンション形式で
>個人所有の部屋も四室ある。町の最大の懸念は関係者らがホテ
>ルの部屋を買い上げて住み着くのではないかという点。町幹部
>は「彼らの住民票届け出があっても断固拒否する」と予防線を
>張っている。
いつの間に住民票ってのは個人の好き勝手に拒否できる
物になったんでしょうか?
■[No.2217] Re[2188]&[2185]: 白々しい…… by 今泉 圭童 1999年11月20日 (土) 21時13分04秒
一庶民さん:
転載多謝ですm(_ _)m
比ヤングさん:
一読しましたが、(キタノ)さんが『朝日』の11/16付「天声人語」に対して感じた(「マスコミ天誅」
#426参照)のと同じ白々しさを感じただけでした。第2破防法=暴対法「成立」時の社説での
シラ切りぶりや、愛知万博・中部新空港関係記事での中部政官財界の提灯ぶりを知る者
としては。
> > 中日新聞は今日の社説で、批判的な論陣を張っています。
> > 見出しだけ転記しますが、買って読んでください。(人力OCRはイヤなの)
>
> 転載します。
>
> 1999/11/19付 中日新聞社説(CHUNICHI WEB PRESS)
>
> それでもやはり疑問が残る
>
> オウム真理教対策法案は一部修正されたとはいえ、公安調査庁や警察が自由に施設に踏み込めるという基本構造は変わっていない。最低限、第三者のチェックが必要だ。
>
> 衆院を通過した二つのオウム真理教対策法案は、教団施設周辺住民の不安感、自治体による信徒の住民登録拒否など違法状態を背景に生まれた。
> 団体規制法案は教団を監視、規制するかわりに自治体に違法状態の是正を促し、破産特例法案は教団の財産取り上げによる被害者救済が目的である。
>
> しかし、最終目的が教団の解体であることはいうまでもない。特定の集団の解体を狙った法案は極めて異例である。衆院法務委員会の審議はたった四日間の超スピード審理だったが、参院ではもっと慎重な審議をすべきだ。
>
> 衆院で団体規制法案の原案が修正され、観察処分中の立ち入り検査については、公安調査庁が同処分の際、立ち入り対象リストを公安審査委員会に提出し、立ち入り先と日時を事前、事後に同委員会に知らせることとなった。
> 公安調査庁と警察がいつでもどこでも自由に立ち入れることになっていた政府原案より改善されたとは言える。
>
> だが、立ち入りの要否の判断はいぜんとして公安調査庁や警察に任されている。教団活動とは無関係な信徒の住居、教団施設であっても平穏な宗教活動の場にすぎないところへいきなり踏み込まれる恐れは消えない。
>
> 破壊活動防止法の適用申請で同庁が提出した証拠のずさんさをみれば、これは決して杞憂(きゆう)とは言い切れない。
>
> これでは住居の不可侵、プライバシーなどの憲法原則に照らして大きな疑問がある。立ち入り拒否が団体規制につながることを考えると、信教の自由の問題とも絡んでくる。
>
> 少なくとも個々の立ち入りについて公安審査委員会か裁判官の事前審査を受ける制度に改めるべきだ。事前審査制にしても立ち入りの実効性は減少しないはずだ。
>
> 事件について反省を表明せず、その場逃れの対応を繰り返しているオウム真理教には適切な対応をしなければならないが、オウム真理教だからといって憲法の原則をいったん崩すと、次は「これくらいまでは」とずるずる後退することになりかねない。
>
> オウム対策と憲法原則順守の両立は十分可能である。参院ではこの点について実のある議論をしてほしい。対策は急ぐべきだが、迅速審議と慎重審議の両立も可能なはずだ。
>
> このままでは教団が地下に潜る可能性もある。そうなったらかえって社会の不安は増すだろう。それを防ぐためにも犯罪と無縁な宗教活動の自由は保障しなければならない。
>
> 同時に信徒たちを誘導する工夫も必要だ。監視を通じて信徒に外部情報を与えることで覚せいを促したり、心理的、経済的支援策を充実して、信徒が教団を離脱しやすくしたい。
>
> 宗教的確信に基づいて行動する人間を力だけでは変えられない。氷を溶かすような地道な努力も求められる。
>
■[No.2216] Re[2203]: 動きましたか by 今泉 圭童 1999年11月20日 (土) 21時00分20秒
DCさん:
素早いニュース提供ありがとうございます。
関東地獄地震大震災から76年。
当時『東洋時論』(東洋経済新報社が発行していた社会問題誌)において、「我が日本の
運命もこれにて定まりたり」「今更、心配は過ぎ去ったから、安心して来いなどと、鮮人や
支那人を招くは、片腹痛い。日本人でさえ心ある者は日本ほど恐ろしい国はないと思って
いるのに、何で新付の民及び外国人が来ようものか。もしこれを招かんと欲するならば、
日本は万斛(ばんこく)の血と涙とを以て、過般の罪をつぐなわなければならぬ」と朝鮮人
虐殺を糾弾した石橋湛山が亡くなってから26年。
ようやく動き出したのですね。
しかし、こういうニュースを「自称・自由主義」史観=オナニー史観派(卑猥語で失礼)どもが
聞いたら、「関東大震災での朝鮮人虐殺は存在しないか、あっても殺されたのは少数に
過ぎない」とでも吐かすんだろうな、きっと。
P.S.:
「自由主義」という言葉を見聞する時、僕は石橋湛山の生涯を思い起こします。
今や痔痔肛やオナニー史観派に代表される極右勢力が「自由主義」を名乗っている状況を、
地下の湛山は嘆いているに違いありません。
■[No.2215] 趣味者に対する不当な弾圧を糾弾する by チャイポル愛好家 1999年11月20日 (土) 17時53分53秒
児童ポルノ禁止法が施行されて3週間がたつ。
コンビニで立ち読みすることもなくなった。ニュースグループに
アクセスすることもなくなった。
紀伊国屋書店に行ったら、「当書店は児童ポルノ禁止法を
遵守します」「ご了承ください」などという張り紙がしてあって
笑えた。
我々はまっとうな趣味人である。我々の嗜好に対して不当な圧力を
かけてくる政府・Kサツの言い分なぞは相手にする必要はない。1960年代以来着実に進展してきた性の解放の流れは、PTAのヒステリーオバタリアンの突き上げで成立したような悪法によってそのあゆみを妨げられるようなひ弱なものではないはずなのだから。
■[No.2214] Re[2213][2187][2186]: 静岡新聞/「インターネット規制 是か非か」 by LP 1999年11月20日 (土) 15時15分33秒
> バグを訂正するためのシステム。
> エラーを発生させないためのシステム。
>
> このふたつは似ているようで違います。
>
> 人は神ではないのですから
> 人は罪を犯す存在です。
> まずその点を認めなければ話にならない。
そして罪と犯罪(法律違反)も区別しましょう。
ライフスペースの人たちは、自分たちの理解では罪を犯していません。だからかれらをいじめるのは止めるべきです(とくに不二テレビ)。しかしかれらは犯罪を犯してしまいました。
> 大事なことは、
> エラー(罪)を生んだシステムのバグ(犯罪要因)を
> 実行ある方法で訂正し、同じエラーを繰り返さない
> ようにすることです。
同感。
> 犯罪の手段。
> 犯罪の動機。
> この二つを区別することが大切ではないでしょうか。
ここ、もう少し説明してください。それがネット規制とどうかかわるのかよくわからないもので。
■[No.2213] Re[2187][2186]: 静岡新聞/「インターネット規制 是か非か」 by (キタノ) 1999年11月20日 (土) 14時51分47秒
> > ■静岡新聞
> > ・「インターネット規制 是か非か」投稿から
> > http://www.sbs-np.co.jp:80/talkbattle/tb020799.html
> 軽く流してみました。
> 恐ろしいことをさらっと書いてる人がいますね。
> >あらゆる事態を予想した法整備のさらなる検討、施行が早急に望まれる。
> 人間が普通に生活している以上、あらゆる事態が起こり得ます。あらゆる事態に対応できる法整備。一体どんな法なんでしょう。
> それは人類総監獄法でしょうか。或いは人類総抹殺法?
>
バグを訂正するためのシステム。
エラーを発生させないためのシステム。
このふたつは似ているようで違います。
人は神ではないのですから
人は罪を犯す存在です。
まずその点を認めなければ話にならない。
大事なことは、
エラー(罪)を生んだシステムのバグ(犯罪要因)を
実行ある方法で訂正し、同じエラーを繰り返さない
ようにすることです。
エラーを生んだシステムのバグをそのままにして
エラーだけ無くそうとするから問題が起きる。
非常警報装置の警報が鳴らないようスイッチを
消しておいても、非常事態が無くなるわけでは
ありません。
ネット規制というのは、そういうことではないか
と思うのですが。
> あと、こんなのもかなり疑問です。
> >犯罪には絶対使えないように
> 果たして、この世の中に犯罪には絶対使えない道具ってあるんですか?
> もしあったとして、その道具は使い物になるんですか?
> 知りたいものですね。
犯罪の手段。
犯罪の動機。
この二つを区別することが大切ではないでしょうか。
■[No.2212] Re[2200][2197][2195][2187][2186]: 静岡新聞/「インターネット規制 是か非か」 by ネット屋 1999年11月20日 (土) 10時46分54秒
> しかし 「犯罪に使えないインターネット」って
> どんなものかな?
たぶん、
「墜落しない航空機」とか、
「事故がない新幹線」とか、
「不祥事のない警察」
みたいなものだと思います。
#意味?あえて言いません(笑)
■[No.2211] Re[2210][2206]: 第146回国会(臨時会)提出主要法律案 by 比ヤング 1999年11月20日 (土) 10時26分31秒
タイトルに消し忘れがありましたので、お詫びして訂正致します。
■[No.2210] Re[2206]: 無差別大量殺人行為を行った第146回国会(臨時会)提出主要法律案 by (キタノ) 1999年11月20日 (土) 08時06分37秒
> これは修正前ですかね。
修正前の案のようです。5年間条項とか無いですし。
民主党ウェブに、北村哲男・党法務部会長による
「無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関す
る法律案」に対する代表質問が掲載されています。
■民主党
・「無差別大量殺人行為を行った団体の
規制に関する法律案」に対する代表質問
http://www.dpj.or.jp/data/500/BOX652.html
この質問は、反対の姿勢のようにも見えますが、
内容的には条件闘争でしょう。修正すれば勝ち
というような判断ではないですか。
問題はその修正内容ですが、この質問から考えると
民主党側の修正条件は、
1.現在よりもさかのぼること一〇年前からの団体
のみを規制の対象とする
2.施行後五年程度で終結する時限立法とする
3.財産処分などには公安審査委員会ではなく
裁判所の判断を介在させる
4.公安調査庁と公安審査委員会を法律所轄から外す
5.法案の第五条第一項第五号と第八条第一項第八号
(無差別大量殺人行為に及ぶ危険性があると認める
に足りる事実による一般規制)を削除する。
6.再発防止処分を試みても、
なお団体としての活動を行っている場合、団体に対す
る解散権を行使する条文を追加する
7.法案第三三条に不服申立の制限の規定を削除する
↑これらの民主党の条件闘争は、ほどんどのマスコミが
沈黙を守っているようですね。
6番目の条件はなんだかなぁ。やるなら徹底的にやれ
ということでしょうが、だったらなおさらこの修正条件
は矛盾しているような気がします。
■[No.2209] Re[2189][2187][2186]: 静岡新聞/「インターネット規制 是か非か」→ネクタイ規制は是か否か(笑) by (キタノ) 1999年11月20日 (土) 07時43分33秒
> >> 犯罪には絶対使えないように
>
> ★ インターネットを規制する前に、ネクタイを規制すべきです。
> なぜならインターネットを閲覧して死んだ人はいませんが、ネクタイで絞殺された人は実在します。
> それから、放火による被害を考えると、マッチや百円ライターを販売するなど、もってのほかですね。
ですね。(ニヤリ)
近い将来、こういう答弁が国会でなされるでしょう。
○国務大臣(白井日出男君) 無差別ネクタイ殺人行為を行ったネクタイの規制に関する法
律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。
我が国社会においては、平成六年、七年に、凶器であるネクタイを使用してのい
わゆる松本ネクタイ事件及び地下鉄ネクタイ事件が相次いで発生し、不特定多数の者の
生命身体に対し極めて甚大な被害をもたらしたことは記憶に新しいところであります。
最近の国際情勢を見ても、多数の死傷者を出した平成十年八月のケニア、タンザニ
アにおける米国大使館同時ネクタイ事件に代表されるように、公共の場所でネクタイで絞殺さ
せるなどして多くの一般市民を犠牲にする無差別ネクタイ事件が多発しております。
このように、無差別ネクタイ殺人行為は、平穏な市民生活にとって重大な脅威となる上、
これを団体が行う場合は、秘密裏に計画準備されて実行に移されるため犯行の事前
把握が極めて困難であることなどから、犯行の実現可能性も高く、また、団体が一定の
目的を達成するための手段としてこれを敢行する場合には、反復して実行される危険
性が高いのであります。
そこで、この法律案は、このような無差別ネクタイ殺人行為の特性を踏まえて、過去に無
差別ネクタイ殺人行為を行った団体について、現在も危険なネクタイを保持していると認めら
れる場合に、迅速かつ適切に対処するため、必要な法整備を図ろうとするものでありま
す。
■[No.2208] 及び質疑 by 比ヤング 1999年11月20日 (土) 04時32分09秒
http://www.shugiin.go.jp/honkai/1461105h03.htm#11
■[No.2207] 無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案(内閣提出)の趣旨説明 by 比ヤング 1999年11月20日 (土) 04時29分53秒
無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案(内閣提出)の趣旨説明
○副議長(渡部恒三君) この際、内閣提出、無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案について、趣旨の説明を求めます。法務大臣臼井日出男君。
〔国務大臣臼井日出男君登壇〕
○国務大臣(臼井日出男君) 無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。
我が国社会においては、平成六年、七年に、毒性物質であるサリンを使用してのいわゆる松本サリン事件及び地下鉄サリン事件が相次いで発生し、不特定多数の者の生命身体に対し極めて甚大な被害をもたらしたことは記憶に新しいところであります。
最近の国際情勢を見ても、多数の死傷者を出した平成十年八月のケニア、タンザニアにおける米国大使館同時爆破事件に代表されるように、公共の場所で爆弾を爆発させるなどして多くの一般市民を犠牲にする無差別大量殺人事件が多発しております。
このように、無差別大量殺人行為は、平穏な市民生活にとって重大な脅威となる上、これを団体が行う場合は、秘密裏に計画準備されて実行に移されるため犯行の事前把握が極めて困難であることなどから、犯行の実現可能性も高く、また、団体が一定の目的を達成するための手段としてこれを敢行する場合には、反復して実行される危険性が高いのであります。
そこで、この法律案は、このような無差別大量殺人行為の特性を踏まえて、過去に無差別大量殺人行為を行った団体について、現在も危険な要素を保持していると認められる場合に、迅速かつ適切に対処するため、必要な法整備を図ろうとするものであります。
次に、この法律案の主要点について御説明申し上げます。
第一は、過去に団体の活動として無差別大量殺人行為を行った団体であって、現在も危険な要素を保持している団体を適用対象とするものであります。
第二は、公安審査委員会が、対象団体について、その活動状況を継続して明らかにする必要があると認めた場合、一定期間、公安調査庁長官の観察に付し、公安調査庁長官が当該団体から一定の事項について定期の報告を受けるとともに、必要に応じ当該団体が所有しまたは管理する土地または建物への立入検査を行い得る観察処分の制度を設けるものであります。
第三は、公安審査委員会が、対象団体について、無差別大量殺人行為に及ぶ危険性の増大を防止する必要があると認めた場合、または、第二の観察処分に付された団体につき、不報告または立入検査妨害等があり、無差別大量殺人行為に及ぶ危険性の程度を把握することが困難であると認めた場合、一定期間、土地または建物の新規取得の禁止、
既存の土地または建物の使用禁止、無差別大量殺人行為の関与者等に一定の団体の活動に参加させることの禁止、加入強要、脱退妨害の禁止、金品等の贈与を受けることの禁止等の処分を行い得る再発防止処分の制度を設けるものであります。
第四は、観察処分及び再発防止処分の判断手続を迅速に行い得るようにするための手続規定を設けるものであります。
第五は、政府が毎年一回、国会に対し、この法律の施行状況を報告することとするとともに、公安調査庁長官が関係地方公共団体の請求により、観察処分に基づく調査の結果得られた情報について、個人の秘密等を害するおそれがある事項を除き、提供できることとするものであります。
第六は、本法案による規制をより実効性あるものとするため、警察当局との協力関係につき、所要の措置を講ずるものであります。
第七は、規制の実効性を担保するため、立入検査妨害及び再発防止処分に伴う役職員または構成員等の禁止行為違反等につき、所要の罰則を設けるものであります。
以上が、法律案の趣旨であります。(拍手)
■[No.2206] 無差別大量殺人行為を行った第146回国会(臨時会)提出主要法律案 by 比ヤング 1999年11月20日 (土) 04時17分24秒
これは修正前ですかね。
■[No.2205] まいにちオンライン by DC 1999年11月20日 (土) 04時14分29秒
http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/991116/dom/20240000_maidomc095.html
1999年11月16日(火) 20時24分
<神奈川県警>「公安委員会の改善も必要」神奈川県知事(毎日新聞)
神奈川県の岡崎洋知事は16日、県警の一連の不祥事に関連して公安委員会の運用について触れ、県警側が事前に審議案件を詳細に
報告することなど今後、改善の必要性があるとの考えを示した。また、既に今月11日に横浜市で開かれた「第40回7都県市首脳会議」で
保利耕輔・国家公安委員長に提言したことも明らかにした。
[毎日新聞 11月16日]
市民オンブズマンの警察情報公開請求を否決した、神奈川県議会や県知事の警察改革の芽をつんだ、大幅に遅らせた、その責任・罪をわたしは一生忘れません.
その県知事がなにを白々しいことをいってるんだ!!
■[No.2204] リンク by DC 1999年11月20日 (土) 04時04分43秒
http://www.kumanichi.co.jp/iken/iken991116.html#setu1
熊本日日新聞
平成11年11月16日(火)
社 説
警察不祥事 「法治社会」復権に全力を
射 程
市町村はつらいよ
新生面
うちの会社
<社説> 警察不祥事 「法治社会」復権に全力を
小渕首相は「言語道断だ」と批判したという。元本部長らが犯人隠避容疑で書類送検さ
れるという神奈川県警が起こした前代未聞の不祥事である。
首相は、「警察の信頼が失われたのは残念だ」としながらも「警察当局で再発防止措置
が検討されている。(成果を)注目していきたい」と結んだ。
だが、そのコメントをあざ笑うように不祥事が追い打ちをかける。同県警の現職警官ら
が女性警官から現金を脅し取ろうとして逮捕されたのだ。警察が組織を挙げて職員の倫
理確立に取り組んでいる最中の悪質な犯罪は、神奈川県警というより警察全体に巣くう
病巣の根深さをあらためて示している。
その認識を踏まえた上でも、現職警察官の覚せい剤使用もみ消しに当時の県警トップ
自らが関与した事件はとりわけ重大である。戦後社会が築いてきた「法治」体制の信頼
性を根幹から崩しかねないと思うからだ。
真っ先に問われるのは、警察組織の「自浄」能力の有無だ。神奈川県警はかつての上
司を自ら立件することで最低限のけじめをつけて見せた。しかし強制捜査や身柄拘束も
なく検察に公訴をゆだねた姿勢は、直後の警察官不祥事に対する処置との著しい落差
を印象づける結果ともなった。
同県警は身柄拘束などしなかった理由を「逃亡や証拠隠滅の恐れがない」と説明す
る。だが、一連の不祥事の背景を考えれば、国民が警察組織の閉鎖性や不公正さ、隠
ぺい体質を敏感に感じ取ったとしても不思議ではない。それは第一線で勤勉に使命を果
たしている多くの警察官の士気にも影響する。直面する危機的状況からみると、同県警
には断固とした対応で信頼回復に一歩踏み出す局面だったように思う。
調べでは、同県警の元警部補が覚せい剤使用を認めて出頭したのが一九九六年十二
月十三日。報告を受けた当時の本部長の指示で同日から組織ぐるみ隠ぺい工作が始ま
った。被疑者をホテルにかくまっての徹底した証拠隠滅、尿検査で覚せい剤反応が出な
くなったのを確認して形だけの捜査着手、その後「不倫」を理由に元警部補を諭旨免職し
た上での再就職あっせん…。すべてが計画的で手口も悪質極まりない。
犯行は、当時神奈川県内で薬物撲滅キャンペーンを展開中で県警のダメージを恐れ
たのが動機だともいう。
事件の主犯格、元本部長らは「警察キャリア組」と呼ばれる。警察はこうした高級官僚
が組織の中枢を占める組織管理体制をとっている。だが、「組織を守る必要はあっても
人なんて守る必要はない」という元本部長のコメントは、現在の警察組織の在り方、人事
制度の課題をそのまま表している。
事件では、職員の不正行為をチェックすべき「監察官」室が逆にもみ消し工作を主導。
さらに警察組織の民主的運営を指導すべき公安委員会の形がい化、無力ぶりをもさら
け出した。
警察庁は都道府県警に対する特別監察や、本部長らの研修実施など再発防止策をま
とめた。しかし、監察制度や公安委員制度も含めて失墜した信頼を取り戻すのは容易で
はない。
何より、警察には通信傍受法など組織犯罪三法に加えて、団体規制法案で新たな権
限を付与しようとしている矢先の事件だ。ここは「法治社会」の復権を目指す意味でも、
組織を厳正に監視する第三者機関の設置など抜本改革が避けて通れない。事態は「言
語道断」で済まされないほど深刻なのである。
<射程> 市町村はつらいよ
高齢者の保険料徴収の半年凍結などを柱とする政府の介護保険制度見直し策に対し
て、運営主体となる市町村の反発や困惑が大きい。
見直しは「制度を円滑に実施するため」というが、現場では保険料徴収システムの変更
やサービス需要の見直しなど事務手続き上の混乱だけでは収まりそうにない。
政府は、高齢者の介護保険料の軽減財源として市町村に「臨時特別交付金」を出すと
いう。しかし、交付金の使途は保険料の猶予や軽減に限定している。交付金を介護基盤
の整備などに回し、保険料を徴収しようとする市町村には支給しない。
介護保険は市町村の裁量を幅広く認めている。その趣旨からすると、「使途限定は納
得できない」とする首長たちの主張に一理あろう。
また市町村によっては、基準を上回る量を提供する「上乗せ」や、給食・散髪など法定
外の「横出し」の各サービスを検討している。これらは六十五歳以上の保険料に加算して
賄う。が、算定基礎になる保険料が存在しなくなるから、実施が危うくなるなど影響も出て
こよう。
今回の見直し策は、現場の要望とおよそかけ離れた論議に終わり、市町村の不信感と
事務の煩雑さを一層増幅するだけではなかろうか。
<新生面> うちの会社
「いっぱい選択肢はあったが、結果的にああなった」。神奈川県警の覚せい剤使用握り
つぶし事件で、当時の県警本部長らが書類送検された。県警トップが刑事責任を追及さ
れるのは初めてだ▼警察回りだったころ、知り合いの捜査員は警察のことをよく「うちの
会社」と言った。世間でもこういう言い方はするが、うち=自分の家であり帰属意識の強
さを感じた。上司や先輩の引っ越しには部署を挙げて手伝い、冠婚葬祭の付き合いも欠
かさない。義理堅い社会だ。家族のような団結は任務遂行には有効だろう▼だが、いっ
たん内部で問題があると身内をかばう体質が顔をのぞかせるのか。送検された監察官
室長(当時)は「組織を守るという頭があり、それがどんどん流れをつくった」と話していた
▼「機能体の共同体化は組織にとって死に至る病だ」(堺屋太一著『組織の盛衰』)そう
だ。企業や官庁はある目的のためにつくられた機能体だ。ただ一度作られると構成員に
は家族のような共同体意識が生まれる。共同体は構成員の居心地のよさ、幸福を追求
する▼共同体化を防ぐため、けじめをつけ、指導するのがトップの務めだ。だがトップが
保身と組織防衛で感覚がマヒし、隠ぺいを指示した。結果的にああなったという言い方に
は法を守るべき立場にありながら、組織的な犯罪を犯してしまったという後悔も感じられ
ない。さらに恐喝未遂事件まで出てきた。救いようがない▼いつまでも総会屋と付き合う
大企業、選挙目当てに政策を変える政党、安全意識に欠け臨界事故を起こした核燃料
加工施設…そして警察。日本の組織のほころびは深刻だ。
(株)熊本日日新聞社
〒860−8506 熊本県熊本市世安町172
掲載記事・写真などの一切の無断使用・転載を禁じます。
Copyright 1999, Kumamoto Nichinichi Shimbun(THE KUMAMOTO DAILY NEWS)
E-mail:staff@kumanichi.co.jp
■[No.2203] Re[2193][2183]: 1999≒1923 by DC 1999年11月20日 (土) 03時50分20秒
> > 地下鉄サリン事件よりもひどいことを、この国の国民はオウム信者に対して行なおうとして
> >いる、とても残酷な国民なのか、そんな風に言われたら、なんて応えたらいいのか…ちょっと
> >わかりません。
>
> この国の国民は、1923年9月1日から数日間、今オウム教徒/元教徒/一連のオウム捜査・
> 報道を批判した人々(例えば浅野健一氏や『噂の真相』)に対して行なっている行為以上に
> 非道な行為を、首都圏在住の朝鮮人に対して行っています。
> これらの行為に対する政府、自治体、警察の公式な謝罪を、僕は聞いた事がありません。
・共同通信社
恐怖続くと救済申し立て
1999年11月19日 19時58分
1923(大正12)年の関東大震災直後、6000人以上の朝鮮人が軍や自警団などに虐殺された事件で、横浜市在住の朝鮮人女性、文戊仙さん(91)が19日、記者会見し「日本人の一団が、父の友人の首を竹やりのようなものに突き刺し担いでいた」と、虐殺の場面を証言した。文さんは恐怖を現在も引きずり、精神的苦痛が解消されていないとして同日、日本政府の謝罪を求め日弁連に人権救済を申し立てた。
■[No.2202] 転載 by すしマシーン 1999年11月20日 (土) 02時42分54秒
どうも衆院通過した法案の全文は見つからないですねえ。
・赤旗より転載
http://jcp.cab.infoweb.ne.jp/Day-akahat/9911/991119_146_oum.html
全国各地に進出し地域住民の不安が高まっているオウム集団への対策をどうするか――日本共産党が提出していた「サリン被害防止法」改正案が十八日、政府が提出した「団体規制法案」とともに衆院本会議に上程されました。日本共産党案は、二十六人の賛成少数で否決、政府案が自民、民主、公明、自由の賛成で可決されました。日本共産党は同日、参院にも「サリン被害防止法」改正案を提出、政府案とともに審議されることになります。
初めて議題に
日本共産党が提出した対案が、政府案と並んで本会議で議題とされたのは戦後はじめてです。
付託された法務委員会では趣旨説明(大要)
http://jcp.cab.infoweb.ne.jp/Day-akahat/9911/991119_146_oum_syusi.html
だけでなく質疑にもかけられました。提出者の東中光雄議員が
答弁にたち、「共産党も場合によっては団体規制が公共の福祉実現に必要と思ってだしたのか」(自民・与謝野馨議員)との質問に「団体規制の方式はとってない。私たちは暴力団を規制する『暴力団対策法』と同じ方式で対象団体を指定し、サリンをまいた団体の行為だけをとりしまるものだ」と明快に答えました。
%まあ、どうせ「言質を取った」とかいうつもりなのでしょうが
政府がうそつきだということは、
言質なる物を取ったところで無駄だってことは、
とりわけ第2次大戦参戦以降
みんな知ってること第一位だしなあ・・・「お国にだまされた」とか流行ったはずだよね?
どうしてオウムへの不安ばかりいって、政府への不安は強調しないのさ?>マスメディアとそれに依存する国民さま
では、政府にもマスメディアにも依存できないとして、それに代わるものとして、依存可能な人々の横のつながりはあるのかい???ないでしょう?人権の大切さを日常的に訴えることのできる、人権なり何なりの理念とそこから導かれる人々の在り方を訴えることによって職場から浮くことない、そんな職場はまだ少ないのではないか?だから・・・
といいつづけてきたわけだねえ、ある種の議論では。さて・・・
■[No.2201] Re[2187][2186]: 静岡新聞/「インターネット規制 是か非か」 by 小池裕敏 1999年11月20日 (土) 02時03分05秒
ちなみに私は これを読んだ後 おおわらいして
腹のかわがよじれた
この雑誌へ投稿したみなさん
ギャグをありがとう
みんなで笑わせてつっこませて頂きました
こうゆう人たちに インターネットのつかい方を教えたら
どうなるでしょうかねえ?