■[No.2300] Re[2298][2294][2287][2281][2196]: そりゃ拡大解釈しすぎ by うっちー 1999年11月25日 (木) 16時35分31秒
+[No.2294] Re[2287][2281][2196]: そりゃ拡大解釈しすぎ by さまよう子羊さんへのレス
> > それと、私は法律に詳しくないのでどなたか教えていただきたいのですが、0055の下記発言は、どういうことなのでしょう?結婚していても18歳未満なら性交渉は出来ないという解釈でいいのでしょうか?児童福祉法に詳しい方、レスをお願いします。
> 民法の規定では、婚姻すると未成年者でも
> 成人としてみなされて成人としての権利を
> 持ちます。
このあたりの話は詳しくなかったので助かります(^^)<民法にはうといので
ただ、話を総合すると、単に高校生と話をしていただけで「逮捕」される可能性は否定できないわけですね。
国会答弁が法的に有効なのは知ってますが、それを現場の警察官が熟知しているとは思えませんし。
裁判に持ち込んで、「無罪」確定がでるまでは、世間では一端の犯罪者扱いってわけですね(^^;
■[No.2299] Re[2283]: 自由に蹂躙されるモノ by うっちー 1999年11月25日 (木) 16時00分38秒
まず、@さんは大きな誤解をされているようなので、それについて意見させてください。
>フィルタリングもいけない
>検閲もいけない
>自主規制もいけない
>では、どうやってそれらを望まない方を護るんですか?
ココに来てる皆さんはどうか知りませんが、わたしは、フィルタリングも自主規制も完全否定していません。
が、検閲については完全に否定しています。
要は、権力を持った側、情報流通の上位にいる側がフィルターなり自主規制なりして、個人が流す/受けとる情報の選別をする事があってはならないって意見なんです。
よって、@さんがフィルタリングソフトを使ってその恩恵を享受する事については否定しませんし、@さんが自主規制してご自分のホームページの内容を添削する分には全く問題ありません。
で、情報発信のルールについては、毎回申しております通り、そのページの制作者がトップページ上で18禁や、趣味の合わない人は見ないよう注意書きなりしてあれば十分なんじゃないでしょうか?
わたしが理解できないのは、このような表示がなされているにもかかわらず、中を見て文句言う人です。
そして、文句言うだけにとどまらず、社会から抹殺しろと言わんばかりに法律作って規制したがる方々です。
どうしてこういうアブノーマル(わたしの観念上の)な方々に、こちらがいちいち説明し、心理的負担を払わないといけないのかわたしも分かりません。
ご指摘のページがどうなってるかは知りませんし、見ようとも思いません。
紹介の通りであれば、わたしの趣味ではないので(^^;
普通の人はこうやって見たくないものを避けるんじゃないですか?
その見たくないものを判断する為の情報がきちんと提供されていれば全く問題ないと存じます。
ネット上の情報選別は自己責任で・・これが基本だと考えます。
ちなみに、商業的な用途でサギを行う目的だったりってのは、別格ですよ。
そういうモノには刑法できちんと対応ができてしかるべきでしょうから。
■[No.2298] Re[2294][2287][2281][2196]: そりゃ拡大解釈しすぎ by (キタノ) 1999年11月25日 (木) 14時49分04秒
> > URLは・・・仕事場にあるのでちょっと待って下さい。
>
> お待たせしました。
> 下記URLの0027,0029,0046〜0050,0069〜0071,0105,0121〜0128,0163,0164あたりを見て下さい。
> それと、私は法律に詳しくないのでどなたか教えていただきたいのですが、0055の下記発言は、どういうことなのでしょう?結婚していても18歳未満なら性交渉は出来ないという解釈でいいのでしょうか?児童福祉法に詳しい方、レスをお願いします。
> > ちょっと今、林議員からも指摘がありましたが、先ほど先生がおっしゃった、婚姻年齢が女性の場合我が国は十六歳でございますけれども、この十六歳ということに関しましても、児童福祉法では同法の対象となる児童は十八歳に満たない者でございますが、かつ、それは女性の婚姻による例外を認めておりませんことは先生も御承知のとおりと思いますので、そういう結論に達しました。
>
民法の規定では、婚姻すると未成年者でも
成人としてみなされて成人としての権利を
持ちます。
たとえば、未成年者は親権者の保護にあり、
契約などの面で親権者の同意が必要になる
場面が多いですが、結婚すれば契約において
親の同意は必要ありません。でなければ、
子育てをするのにいちいち祖父の同意が必要と
いうことになり親としての義務を果たせませんし、
「家制度」の理念としても矛盾が生じます。
このような成人と同様の権利を、女性では16歳から
婚姻することによって例外的に得ることができます。
児童福祉法では、18歳未満の者に有害労働などを
させてはならないといった人権保護規定がありますが、
このような規定は、民法上の婚姻による例外的権利
の範疇に含まれない。
つまり、婚姻しても18歳未満なら有害労働はできな
いし、させてはならないと、この議員の方は解釈し
ているようです。
(でも、結婚して16歳で自立して子育てをする場合、
で、相手の男がやっぱり未成年で収入が無かったら、
堕胎するか、風俗で働くぐらいしか
選択肢はないんじゃないかなぁ。
未成年者が愛し合っていっしょに生活をするいうのは、
現実にはとても厳しいものですが、そういう現実を
どれだけこの議員の方は知っているのでしょうね)
■[No.2297] Re[2282]: 人として・・・ by ネット屋 1999年11月25日 (木) 12時53分52秒
> 例えば携帯電話。電車の中で、
> これ聞こえよがしに着メロを鳴らすのは止めて欲しい。
> 酷い例になると、さびの部分をたっぷり1フレーズ流してから
> 「もしもし」とやる馬鹿が居る。
>
> こういう横暴まで「自由」と認めろってんなら
> こちらも蹴りを入れて「自由」を享受しますよ。
まず、その着メロを鳴らす行為がまわりに不快感を与えてるという自覚があるかどうかです。
おそらくは自己満足にひたっているだけで、周りに迷惑になっている事には気づいてない事でしょう。
迷惑になることに気づいていて、それで確信犯的にやる人のほうがかなり少数派だと思いますよ。
迷惑であればその旨を伝えて、やめるように交渉するのがスジではないでしょうか。そのようなコミュニケーションを拒否してケリを入れる行為のほうが非難されるべき事です。
そもそも、ケリを入れる行為は、違法行為です。
こんな逸話もあります。
知り合いのおばちゃんがある暑い夜、窓をあけて寝ていると車のアイドリング音が聞こえ、寝られないのでおもてにでてみると、恐そうな兄ちゃんが彼女と車の中でデートに興じていたそうです。
そこで勇気をふりしぼって
「音が気になって寝られないのでエンジンを切ってもらえますか?」
といったところ、素直に謝ってエンジンをすぐに切ったそうです。その人は、車のアイドリングのエンジン音が迷惑になってることに気づいてなかっただけでした。
後日談で、実にすがすがしい気分だった。最近の若者は何考えてるかわからんとか思っていたけど、そんなことないわ。って言ってました。
でも、ここで車にケリを入れて「われやかましいんじゃい!」とか言ってたらどうなってたでしょう?人生にもしもはないですが、おそらくはこれほどいい結果にはならなかったでしょう。
> 過激な社会解体を志向する動きに対して
> ありとあらゆる合法的手段を動員して
> 妨害するまでです。
それは、迷惑行為ではありませんか?
■[No.2296] Re[2295][2283]: 自由に蹂躙されるモノ by ネット屋 1999年11月25日 (木) 12時16分45秒
ちょっと追伸。
別にリンク先サイトを養護する気は更々ありません。
#私的には理解の範疇を越えてますし(笑)
■[No.2295] Re[2283]: 自由に蹂躙されるモノ by ネット屋 1999年11月25日 (木) 12時11分44秒
> まぁ、完全自由主義は認めてもいい。
>
> フィルタリングもいけない
> 検閲もいけない
> 自主規制もいけない
>
> では、どうやってそれらを望まない方を護るんですか?
>
> 最近のサーチエンジンは全文検索だから
> ノーマルな言葉でも、とんでもないページに遭遇する
> 確率が少なくはないですよ。
絶対にイヤならば利用しない。当然のことです。
利用する以上は、そのリスクを覚悟したうえで上手に利用する。これが原則です。
ネットはあらゆる文化をもった人が利用するわけで、とうぜんそのような文化をもった人たちの活動も目の当たりにするわけだから、当然自分にとっては理解の範疇をこえたものだってそこにはあるわけです。
それを、あとからやってきて「これはけしからん」と一方的に規制を押しつけるのは、侵略行為だとは思いませんか?
問題はもちろんあります、そして最低限ルールも作っていかなければなりません。。しかし、一部の者があとから我こそルールだ!とばかりに無理矢理押しつけるのはどうでしょうか。私はこれは最低だと思っています。
文化の違いや、利害関係などもあると思います。これらは当事者同士での話し合いが重要だと考えます。もちろん、これはとても難しいことであるのは解っていますが。
> 悪趣味なサイトの一例
> まーよくこんなえげつない事を考えつきますね。
>
> 例えば・・・
>
> http://www.teleport.com/~davidcu/wam.htm
> 服のままプールに入り、女同士で抱き合って喜んでいるサイト
> http://members.aol.com/NCBzz/msbald.html
> こっちはロングヘアの女を丸坊主にして喜んでいるサイト
>
> 当人達は楽しんでる様だし、まぁ犯罪では無いだろう。
>
> しかし、普通の頭で考えれば、着衣で泳げば
> 気持ち悪いだろうし、風邪を引くだろうし、だいいち
> 女の子が頭を丸めたら色気もへったくれも無いじゃないか。
自分にとっての常識が、世間の常識だと信じて疑わない。これは(私も含め)人が陥りやすい落とし穴です。
自分にとっての常識とは、自分と文化を同じくする集団の常識、たまたままわりにはいなかった、知っている限りそうしている、さらには自分ローカル。という非常に根拠の薄いものでしかありません。
自分の常識を世間の常識と勘違いしてしまうと、従って自分にとって理解しがたい文化は、非常識と結論づけられます。そこで、その非常識を排除しようとすると紛争が生まれるのです。宗教戦争なんてその最たるものでしょう。
「普通の頭で」と言い切ってしまうと、いかにも一般的人類ならばっていうイメージを与えてしまいますが、実は「自分にとっては普通の頭で」すなわち「自分の頭で」という意味でしかありません。
着衣で泳ぐのや、女性が頭を丸めるに違和感を覚えるのは、それは単に自分(達)の文化には存在しないだけの事でしかありません。
ましてや、頭を丸めた女の子が色気がないってのは、個人の嗜好の問題です。
泳ぐときに水着を着るというのも、日本では一般的かも知れませんが、着衣で泳ぐのが普通という国・地域もあります。日本にしたって、今の水着を着る習慣は比較的新しいものです。浴衣などは、そもそもお風呂に入るときに着る衣という意味だったらしいです。
女性が頭を丸めるのだって、尼さんなら当たり前の事ですよね。
余談ですが親子で一緒にお風呂に入るということは、日本ではごく普通のことですが、欧米の人たちがみれば幼児虐待にみえるそうです。
#もっとも日本にも、モータースポーツの展示会とかで、
#泳ぎもしないのに水着を着るというヘンな習慣もありますね(笑)
> 千歩譲って、完全自由主義は認めてもいいとして・・・
>
> では、どうやって私を含めた保守派の人々は自衛すれば良いだろう
保守派でしたら、そもそもネットみたいな先進的なものに手を出してはいけません(笑)
> 慣れればどうってことないんでしょうよ。
> しかし、汚れた物を率直にキタナイと感じる心は大事にしたい。
> 不感症ってのも、やっぱり嫌です
> リターンでもリスクでもありませんよ。
> なんでアブノーマルなもんに対して
> こちらが心理的負担を払わにゃならんのです?
汚れたものをキタナイと思う事に異議はありません。
しかし、そのコンテンツを運営している人が、それをキタナイと感じているのでしょうか。そして、相手に不快感を与えるためにそのサイトを運営しているのでしょうか。
アブノーマルは、あくまで自分にとってアブノーマルでしかありません。
#My Profileの写真に写ってる人間がブサイクでキタナイのでけしからん!とか(笑) <でもマジでそういうレベルになってしまいます。
■[No.2294] Re[2287][2281][2196]: そりゃ拡大解釈しすぎ by さまよう子羊 1999年11月25日 (木) 11時46分05秒
> URLは・・・仕事場にあるのでちょっと待って下さい。
お待たせしました。
下記URLの0027,0029,0046〜0050,0069〜0071,0105,0121〜0128,0163,0164あたりを見て下さい。
全部引用すると長いので引用はしません。
ただし、法律の解釈というのは当初の理念からたびたび歪められてしまうものですので、例えばうっちーさんが政府・警察の人間にとって非常に都合の悪い人間であった場合、別件逮捕をするために拡大解釈をされることはあるかもしれませんね。
しかし児童買春と児童ポルノは一緒に論議されたものの、別物として見ていいのではないでしょうか?
ただ、私にも少々疑問点があります。
例えば私は現在、高校生(18歳未満)と付き合いがありますが、その事自体は責められないでしょう。
しかしもうすぐクリスマスです。クリスマスプレゼントというのはごく普通のことですが、これも私の場合には処罰の対象になるのか。
あとデートの際に食事をおごったりちょっとした切符代を払うというのもいけないことなのか、ということあたりは気になります。
それと、私は法律に詳しくないのでどなたか教えていただきたいのですが、0055の下記発言は、どういうことなのでしょう?結婚していても18歳未満なら性交渉は出来ないという解釈でいいのでしょうか?児童福祉法に詳しい方、レスをお願いします。
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> また、我が国におきましては、児童が健やかに成長するように各般の制度を整備するとともに、児童に淫行させる行為等児童買春に関連する行為をも処罰の対象とする法律に児童福祉法がございますが、同法の対象となる児童も十八歳に満たない者となっております。
> これらの条約や法律の目的と今回つくります法律の目的から考えまして、対象とする者の範囲も同一ですべきであるという結論に私ども達しまして、十八歳未満の者をこの法律に言う児童としたものでございます。
> ちょっと今、林議員からも指摘がありましたが、先ほど先生がおっしゃった、婚姻年齢が女性の場合我が国は十六歳でございますけれども、この十六歳ということに関しましても、児童福祉法では同法の対象となる児童は十八歳に満たない者でございますが、かつ、それは女性の婚姻による例外を認めておりませんことは先生も御承知のとおりと思いますので、そういう結論に達しました。http://www.jca.apc.org/privacy/data/145kokkai/shu/19990514hou.txt
■[No.2293] Re[2290][2279][2267]: 例えばの話 by (キタノ) 1999年11月25日 (木) 09時19分57秒
自己訂正とお詫び。
誤「将来は快適活動をするおそれがあると認められる団体」
正「将来破壊的活動をするおそれがあると認められる団体」
どーして私の辞書はオマヌケな変換ばかり
してるんだろうねぇ。ごめんね。
■[No.2292] 神奈川県警/犯罪捜査にご協力ください by (キタノ) 1999年11月25日 (木) 09時06分19秒
なんじゃコレ。
http://www.pref.kanagawa.jp/police/mes/mesc0007.htm
オウム真理教 警察庁指定特別手配被疑者情報
*危険思想の持ち主です. 再犯を防ぐためにもご協力をお願いします.
へぇ、思想が危険なの?
ってことは、神奈川県警は、
思想を取り締まっているわけね。
やれやれ。
↓神奈川県警が作ったモンタージュ写真ゲーム(約5MB)
■[No.2291] RE:2290 by すしマシーン 1999年11月25日 (木) 08時27分24秒
>> 末期状態にも関わらず、さらに自由を求めてどうしようってん>>です?
>> 例えば携帯電話。電車の中で、
>> これ聞こえよがしに着メロを鳴らすのは止めて欲しい。
>あなたには言論の自由があるのですから、
>その場で「電車の中で、これ聞こえよがしに着メロを
>鳴らすのは止めて欲しい」と言えばよいのではありませんか?
>> 酷い例になると、さびの部分をたっぷり1フレーズ流してから
>> 「もしもし」とやる馬鹿が居る。
>前述の通り。
いやあ、なんというか、「では、着メロに対して、文句、注意、あるいはひとことを言えない(こわくてとか不安でとか…)人はどないすればいいんですか?ただ狸寝入りしろってんですか?なにも言えない人のためにだって法はあるんじゃないんですか?法で取り締まらなければわからないやんちゃ坊主だっているんですよ!!」とかなりませんか?
これはどう考えたらいいのだろう…
私としては、そういうときだけでいいから、がんばって意見してみては?とか思うけど。まあ、むりか。暴走族に意見するなんて怖いし。ああ、暴走族の方がこの板を読んでくれてましたら、どうぞ、アドヴァイスやら反論やらをどうぞ。
ええと、話を戻しますね。怖いとか不安だから、意見を伝えるために、通用させるために、つまり自分の趣味をみんなに押し付けるために、法を使うわけですけど、そんな法、意味あります?実際に多くの人がそんな法を守りますかね?または法として制定する気になりますかどうか…「着メロ禁止法」「女子坊主頭禁止令」「着衣遊泳防止法」「水着遊泳奨励条例」ですかね(別にからかってなんかいませんよ、たんに正面から対処したらこんなおもろいことになったまでですよ)
・・・なんか、やっぱり問題は国家の今後の在り方かと思うけれども…
■[No.2290] Re[2279][2267]: 例えばの話 by (キタノ) 1999年11月25日 (木) 07時49分25秒
> > そもそも「オウム」とはなんなのか。大量殺人団体の定
> > 義がいつまでたってもアイマイです。大量殺人団体の定
> > 義として、法案は「将来破壊的活動をするおそれのある
> > と認められる団体」という危険な概念を残したままです
> > が、その点こそ憲法の人権規定との関わりを議論しなけ
> > ればならないのでは。
>
> 例えば、山口組と稲川会との間に大規模な抗争が発生し、その過程で、大都市の都心で
> 出入りがあって、堅気に死傷者が出た場合、当事者である山口組と稲川会を「大量殺人
> 団体」に指定する事が可能なように思えるのですが、いかがでしょうか。
なるほど。
たとえば、市街地や住宅地などで銃撃戦とかやったら
「この団体は将来も不特定多数に危害と脅威を与える
おそれがあるのでオウム規正法の「将来は快適活動を
するおそれがあると認められる団体」と認められる」
と現場の警察官が判断する可能性はあるかもしれません。
■[No.2289] Re[2282]: 人として・・・ by (キタノ) 1999年11月25日 (木) 07時42分35秒
> いくら年月が過ぎようとコアなルールは永久不変です。
> 人を殺してはいけない。窃盗はいけない。清潔にしましょう。etc
それはルールではなく、モラルです。
過去も現在も、おそらく将来も、
「人を殺してはいけない」というルールは作られない
ことでしょう。ただ人の心の仲にだけ、
それは存在するのみです。
> 最近の風潮は社会通念の根幹を揺るがすどころか
> 警察沙汰に発展してるじゃないですか。
具体的にはどのようなことでしょうか?
> 私が思うに、
> 戦後民主主義はこういう公のルールを置き去りにして
> 基本的人権の「個人の欲求」を欲望のままに拡大する方向に
> 至った結果、憲法12条の「濫用してはならない」に
> 抵触つつあるのではないかと。
ある意味では同感です。
営業の自由を「濫用」して消費者に害悪をもたらす企業の
モラルハザードは目にあまるものがありますね。
> 末期状態にも関わらず、さらに自由を求めてどうしようってんです?
>
> 例えば携帯電話。電車の中で、
> これ聞こえよがしに着メロを鳴らすのは止めて欲しい。
あなたには言論の自由があるのですから、
その場で「電車の中で、これ聞こえよがしに着メロを
鳴らすのは止めて欲しい」と言えばよいのではありませんか?
> 酷い例になると、さびの部分をたっぷり1フレーズ流してから
> 「もしもし」とやる馬鹿が居る。
前述の通り。
> こういう横暴まで「自由」と認めろってんなら
> こちらも蹴りを入れて「自由」を享受しますよ。
ですから、あなたには「言論の自由」があります。
それでよいのではありませんか?
人間に対する「蹴り」は暴力なのでやめてください。
どうしても蹴りたいのであれば、サッカーボールに
顔写真を貼って思う存分どうぞ。
> 過激な社会解体を志向する動きに対して
> ありとあらゆる合法的手段を動員して
> 妨害するまでです。
おっしゃる意味がよくわかりません。
■[No.2288] Re[2283]: 自由に蹂躙されるモノ by (キタノ) 1999年11月25日 (木) 07時30分41秒
@さんの書き込みについて。
(まさかエロ漫画家の@さんじゃないよね?)
> フィルタリングもいけない
> 検閲もいけない
> 自主規制もいけない
>
> では、どうやってそれらを望まない方を護るんですか?
なにを護ろうとしているのかよくわかりませんが、
検閲、フィルタリング、自主規制は、
@さんの言う「このような議論」さえ封じてしまう
おそれがあります。それは@さんにとって
好ましくないことではないでしょうか?
> しかし、普通の頭で考えれば、着衣で泳げば
> 気持ち悪いだろうし、風邪を引くだろうし、だいいち
> 女の子が頭を丸めたら色気もへったくれも無いじゃないか。
それは@さんの価値観であって、
かならずしもすべての人の価値観とは限りません。
しかし「自由」は、
すべての人にとって大事なことであろうと
私は思いますが、いかがですか?
> では、どうやって私を含めた保守派の人々は自衛すれば良いだろう
> 慣れればどうってことないんでしょうよ。
> しかし、汚れた物を率直にキタナイと感じる心は大事にしたい。
> 不感症ってのも、やっぱり嫌です
> リターンでもリスクでもありませんよ。
> なんでアブノーマルなもんに対して
> こちらが心理的負担を払わにゃならんのです?
自由がなければ、
そのような議論をする自由もなくなるわけです。
嫌なものは「嫌だ」という自由を含め、
言論の自由は、大切なことだと思います。
■[No.2287] Re[2281][2196]: そりゃ拡大解釈しすぎ by さまよう子羊 1999年11月25日 (木) 07時28分01秒
> わたしは、ネット上のチャットなどで自称高校生や中学生と会話する事があるんですが、こういうのも買春容疑ですよね?
私、現実世界の方で異性の高校生とお付き合いがあるので気になってちょっと過去(半年ほど前)の国会の議事録を読んでみたのですが、その段階では金品の供与の代償として体を買うことに限定されているようでした。
URLは・・・仕事場にあるのでちょっと待って下さい。
勤務中に暇を見つけて再書き込みします。(^^;
■[No.2286] RE:@さまへ by すしマシーン 1999年11月25日 (木) 07時24分37秒
@さまには、ある一定の趣味判断があるように思われますし、その趣味を保持したいのだし、その趣味に抵触するような他人の行ないは不快であり、ともすれば止めていただきたいとお考えのようです。で、その不快な行ないを停止するためには合法的な処置を行なうし、そっちが自由の名の元にえげつないことするなら、こっちも自由という名のキックをも用いよう、と。
ええとですね。これでは反撃とそれへの反撃という永久戦争論です。永久戦争から妥協を経てから国家へという線とか、戦争を経た上での共産主義革命へという線とか、よく言われます。
どちらもなんだかなあ、とおもいます。
ただ、私が思うに、19世紀から20世紀に書けて一番汚濁に満ちたものは、近代国家による残虐行為なんですよ。規模からして違う。それに較べれば、例に上がっている女性の坊主頭やらオウムやら何やらは微々たる物、ある意味どうでもいいことです。たんに「たまには、人には他にやるべきことがあるかもよ」とかいっとけばいいことではないでしょうか。で、国家の行なった残虐行為は、もちろん各種美名の名の元に行なわれました。それを国民は支持しましたし、今日でも多くの国民はあたかも支持しているかのようです(結局、自国の不況やら不幸やらしか見てない場合が多い。他国民のことや、国民以前の状態にあるもののことなんて視野にない)。私がいま言いたいのは、国家の行為に較べれば、各種団体やら組織やらの「犯罪」「不快なこと」などは取るに足ら無いということです。今は、日本政府の暴走ぶりを止めるべきときであって、その暴走を利用してまで例に挙げられました諸行為を批判するのはどうかしらん、ということです。もう少し、文脈を考慮して発言された方が、誤解が少なくて望ましいかと思われます(人のこと言えるのかいな?もちろん、人のことばかり言ってられませんけどね)。
もっとも。私は別に誰が坊主頭にしようが知ったこっちゃ無いですけどね。一般に、ものの趣味判断はけっこう、意見がわかれるものだしね。好き嫌いや、よりごのみや、似合い不似合いやら、どんな正当化の理屈や、変わった感想が出るかで
うるさくなって面白いんだけれども。
■[No.2285] Re[2275]: Yomiuri On-lineより転載。 by DC 1999年11月25日 (木) 05時20分15秒
> ◆県警が組織防衛最優先マニュアル
>
http://www.asahi.com/1124/news/national24010.html
神奈川県警内に「不祥事対応マニュアル」、幹部に配布
不祥事の相次いでいる神奈川県警が、1991年から92
年にかけて「組織防衛を最優先に考える」「不祥事を積極
的には公表しないように」などと指示するマニュアルを作
成し、幹部に配布していたことが24日、わかった。同県警
では、警視に昇任したときの研修でも同様の指導が繰り
返されていたことが、朝日新聞社の取材に対する幹部ら
の話でわかっており、組織ぐるみの隠ぺい体質が改めて
問われそうだ。
マニュアルは「不祥事等の措置要領」と題したB5判、2
4ページ。不祥事への対応について8項目にわけて指導し
ている。県警監察官室が91年3月に約200部作成し、
「取扱注意」として署長、副署長や県警本部の課長、課長
代理以上の幹部に配った。多くは、今でも署長室に残って
いるとみられるため、監察官室が回収するという。
「適切な報道対策」という項目の中では、「不祥事は社
会への影響の大きい場合を除き、積極的には公表すべき
ではない」とし、その理由を「一般市民の警察への信頼感
と警察職員の士気を低下させ、家族の気持ちをめいらせ
る」と説明。また、「マスコミの耳に入る可能性が高いと判
断される場合は、傷口を大きくしないためにも公表する場
合がありうる」などとしている。
さらに、管理職にあたる警視に昇任した際の研修で、監
察官室の幹部が「不祥事があったら、表に出さないよう
に。それが組織防衛のためだ」などと指導していたことも、
複数の幹部の話でわかった。過去の事例をあげ、外部に
漏れないように警察官を署長室に連れて行って事情聴取
をするなど、具体的な方法を教える内容だったという。
監察官室はマニュアルについて「誤解を招く表現があっ
た。資料は1年で効力を失っているが、精神だけが維持さ
れている可能性は否定できない」とし、研修については
「そういうことは聞いていない」としている。
(13:07)
http://www.asahi.com/1124/news/national24045.html
佐賀県警の接待疑惑、処分の内部処理は本部長の判断
佐賀県警交通規制課員らと信号機業者の接待疑惑で、
県警側が処分を内部処理したのは、当時の本部長の判
断だったことが明らかになった。内部処理によって、業者
の指名停止などの処分を出す県に報告が届かず、業者側
の責任が不問にされ、接待したとされる信号機メーカー4
社が落札価格総額の約9割を受注する独占状態が続いて
いる。
この疑惑で、県警では昨年11月、村沢真一郎本部長
(現警察庁装備課長)ら20人が処分された。ただ、県警
監察課の協議では、村沢氏の判断で「法に反するもので
はなく、個人的な処分」として公表しないことになった。処
分の事実も監察課と交通規制課など関係する課にしか知
らされなかったという。
県警の指名業者に不正行為があった場合、県警会計課
が報告し、県の指名停止委員会が対応を協議するが、交
通規制課の処分は会計課にも県にも報告が届かなかった
という。
このため、接待したとされる業者側は、県警側の処分後
も、信号機関係の入札では、信号機メーカーのグループは
指名業者7社中、疑惑のある4社が8件計2億5000万円
のうち金額で約9割にあたる6件計2億2000万円分を落
札。信号機取り付けなど工事業者のグループは指名8社
中、疑惑のある3社が、32件計3億2000万円の約5割
にあたる15件計1億6000万円分を落札している。
(00:27)
http://www.nikkei.co.jp/business/social/
オービス逃れのカバー販売で名古屋の2業者逮捕
速度違反自動取り締まり装置(オービス)から逃れるため、ナンバープレートを
隠すプラスチック製のカバーを大量に販売したとして、大阪府警交通指導課など
は24日、名古屋市の自動車部品販売業者2人を道路交通法違反(スピード違反
ほう助)の疑いで逮捕した。同様のカバーは通信販売などで出回っているが、府
警によると販売業者の摘発は全国で初めて。
逮捕されたのは、名古屋市天白区中平5、自動車部品販売会社社長、本多
明(36)、同区中平4、同、宇佐美浩二(48)の両容疑者。
「不祥事公表するな」・神奈川県警がマニュアル
警官の不祥事が相次ぐ神奈川県警で1991年3月に「不祥事案は積極的に公
表すべきでない」などと指示する内部マニュアルを作成、百数十部を県内全署
長や本部の課長以上の所属長に配布していたことが24日までに分かった。県
警の「不祥事隠し体質」が浮き彫りになった形だ。
「不祥事案などの措置要領」と題したマニュアルは県警監察官室が作成した。
8項目からなり、「適切な報道対応」の項目で「不祥事案は、社会影響の大きい
場合を除き、積極的には公表すべきでない」と断言。〔共同〕
政府、警察庁に行政監察を実施へ
政府は神奈川県警など警察の不祥事が相次いでいることを重大に受け止め、
地方警察を管轄する警察庁などに対して緊急に行政監察を実施する方針を固め
た。続訓弘総務庁長官が24日の閣議後の記者会見で明らかにしたもので、続
長官は「県警の本部長がキャリア(国家公務員1種試験合格者)だと、不始末が
起きれば昇進が断たれるので、自己の保身のためにこういうこと(不祥事の隠
ぺい)を起こす。国民は総務庁に期待しており(行政監察の)大権を行使しない
わけにはいかない」と表明した。
政府は監察の結果を踏まえ、幹部候補の地方派遣制度を中心に1種試験合
格者と一般職の昇進に差を付けるキャリア制度の見直しを警察庁に勧告する方
針だ。
県議会で虚偽の答弁・接待問題で佐賀県警
佐賀県警交通規制課の元課長補佐らが信号機メーカーなどから接待を受け、
前、元の両県警本部長ら計20人が処分を受けた問題で、佐賀県警が今年9月
の佐賀県議会で、過去の不祥事について問われた際、この問題を隠すなど虚
偽の答弁をしていたことが、24日分かった。
一方、交通規制課の職員計10人が信号機器の工場検査に出張した際、業者
に負担させていた計46万円の交通費や宿泊費について、同県警は職員に返還
するよう指導せず、放置していたことも判明。警察の“身内に甘い”体質が浮き
彫りになった。〔共同〕
■[No.2284] Re[2282]: 人として・・・ by Frey 1999年11月25日 (木) 03時12分31秒
> 私が思うに、
> 戦後民主主義はこういう公のルールを置き去りにして
> 基本的人権の「個人の欲求」を欲望のままに拡大する方向に
> 至った結果、憲法12条の「濫用してはならない」に
> 抵触つつあるのではないかと。
> 末期状態にも関わらず、さらに自由を求めてどうしようってんです?
「戦後民主主義」とおっしゃるが、戦前に「民主主義」があったでしょうか?
お説は民主主義を否定しようというものに取れます。
否定さるべきは「自由」に名を借りた「無法」では?
■[No.2283] 自由に蹂躙されるモノ by @ 1999年11月25日 (木) 02時30分16秒
まぁ、完全自由主義は認めてもいい。
フィルタリングもいけない
検閲もいけない
自主規制もいけない
では、どうやってそれらを望まない方を護るんですか?
最近のサーチエンジンは全文検索だから
ノーマルな言葉でも、とんでもないページに遭遇する
確率が少なくはないですよ。
画像にコメントをつけてるから
拡張子.htmlだけでは判断不可能ですよ
悪趣味なサイトの一例
まーよくこんなえげつない事を考えつきますね。
例えば・・・
http://www.teleport.com/~davidcu/wam.htm
服のままプールに入り、女同士で抱き合って喜んでいるサイト
http://members.aol.com/NCBzz/msbald.html
こっちはロングヘアの女を丸坊主にして喜んでいるサイト
当人達は楽しんでる様だし、まぁ犯罪では無いだろう。
しかし、普通の頭で考えれば、着衣で泳げば
気持ち悪いだろうし、風邪を引くだろうし、だいいち
女の子が頭を丸めたら色気もへったくれも無いじゃないか。
千歩譲って、完全自由主義は認めてもいいとして・・・
では、どうやって私を含めた保守派の人々は自衛すれば良いだろう
慣れればどうってことないんでしょうよ。
しかし、汚れた物を率直にキタナイと感じる心は大事にしたい。
不感症ってのも、やっぱり嫌です
リターンでもリスクでもありませんよ。
なんでアブノーマルなもんに対して
こちらが心理的負担を払わにゃならんのです?
■[No.2282] 人として・・・ by @ 1999年11月25日 (木) 02時29分14秒
いくら年月が過ぎようとコアなルールは永久不変です。
人を殺してはいけない。窃盗はいけない。清潔にしましょう。etc
最近の風潮は社会通念の根幹を揺るがすどころか
警察沙汰に発展してるじゃないですか。
私が思うに、
戦後民主主義はこういう公のルールを置き去りにして
基本的人権の「個人の欲求」を欲望のままに拡大する方向に
至った結果、憲法12条の「濫用してはならない」に
抵触つつあるのではないかと。
末期状態にも関わらず、さらに自由を求めてどうしようってんです?
例えば携帯電話。電車の中で、
これ聞こえよがしに着メロを鳴らすのは止めて欲しい。
酷い例になると、さびの部分をたっぷり1フレーズ流してから
「もしもし」とやる馬鹿が居る。
こういう横暴まで「自由」と認めろってんなら
こちらも蹴りを入れて「自由」を享受しますよ。
過激な社会解体を志向する動きに対して
ありとあらゆる合法的手段を動員して
妨害するまでです。
■[No.2281] Re[2196]: そりゃ拡大解釈しすぎ by うっちー 1999年11月25日 (木) 00時19分38秒
> まあ、今までだって親でもないのに大人が少女と親しげにしてたら職務
> 質問受ける可能性大なわけですし、あんまかわらないのではないでしょ
> うか。
どうでしょうか。
今までは、その場で公務執行妨害でも無ければ逮捕できなかったわけですが、今後は買春容疑で逮捕可能となるわけです。
従来とは全く違うと思いますよ。
そもそも、コレは前から言ってる事ですが、人を処罰する法に「他」とか「等」とかって言葉が含まれている事がおかしい。
こんなの、どうぞ拡大解釈してくださいって言ってるようなもんですよねー(笑)
わたしは、ネット上のチャットなどで自称高校生や中学生と会話する事があるんですが、こういうのも買春容疑ですよね?
そもそもチャットでは、相手が誰なのか基本分かりませんが、児童売春禁止法では、「相手が『児童』である事を知っていた知っていなかったにかかわらず。。。」って意味の文言があります。
つまり、チャット上で知らずにお話していた相手が中学生だった場合は立派な容疑者となるわけです。
ここの掲示板にきてる人が『児童』だった場合、我々はみんな容疑者〜♪<思わず歌っちゃいましたがな(笑)
困った時代になりましたねえ・・・
■[No.2280] 法的には by 法的君 1999年11月24日 (水) 23時47分05秒
二人以上を殺せば「大量」
二人以上いれば「団体」
ということになるようです。これなら何でもいえますよ。
■[No.2279] Re[2267]: 例えばの話 by 今泉 圭童 1999年11月24日 (水) 22時58分19秒
> そもそも「オウム」とはなんなのか。大量殺人団体の定
> 義がいつまでたってもアイマイです。大量殺人団体の定
> 義として、法案は「将来破壊的活動をするおそれのある
> と認められる団体」という危険な概念を残したままです
> が、その点こそ憲法の人権規定との関わりを議論しなけ
> ればならないのでは。
例えば、山口組と稲川会との間に大規模な抗争が発生し、その過程で、大都市の都心で
出入りがあって、堅気に死傷者が出た場合、当事者である山口組と稲川会を「大量殺人
団体」に指定する事が可能なように思えるのですが、いかがでしょうか。
■[No.2278] Re[2277]: 一言 by NAGI 1999年11月24日 (水) 21時39分33秒
>「誰がオウムで、誰がオウムでないか」の決定権は、警察と公安調査庁、ひいては政府に握られている。
「誰がユダヤ人かそうでないかは、我々が決める」
というナチスの幹部の言葉を思い出しました。
■[No.2277] 一言 by 今泉 圭童 1999年11月24日 (水) 20時59分56秒
「誰がオウムで、誰がオウムでないか」の決定権は、警察と公安調査庁、ひいては政府に握られている。
■[No.2276] 転載 by LP 1999年11月24日 (水) 19時17分36秒
朝から、書きこむつもりだったのですが、自分の仕事とか、河上vsアッキーとか見てたら、忘れていました。そしたら、Nシステムの方にすでに書きこまれていましたので、転載します。
>オービスのがれナンバープレート・カバー摘発
>スピード違反を自動的に取締る装置「オービス」から逃れるためのナンバープレートカバーを販売したとして名古屋の業者が警察に逮捕されました。
>道路交通法違反などの疑いで逮捕されたのは愛知県名古屋市の自動車部品販売会社経営本多明(ほんだあきら)容疑者36歳ら2人です。
>調べによりますと本多容疑者らは「夜間の盗み撮りを 99パーセント防げます」 などの謳い文句で雑 誌に広告を出し、スピード違反を自動的に取締る 赤外線装置「オービス」から逃れるためのプレートカ バーを販売して、ドライバーのスピード違反を助けた疑いです。
>カバーはプラスチック製で赤外線を反射したり吸収する塗料が塗られていてオービスではナンバーが読み取れないようになっています。
>これまでに4億円近い売上があったと見られていて、このカバーをつけてスピード違反をした大阪や奈良の5人も逮捕されています。(24日12:02)
参考URL:http://news.tbs.co.jp/top_news/top_newst13685.html
以上ケイシーさんのNシステムへの書きこみでした。
■[No.2275] Yomiuri On-lineより転載。 by さまよう子羊 1999年11月24日 (水) 18時15分38秒
◆県警が組織防衛最優先マニュアル
不祥事の相次ぐ神奈川県警が、不祥事を積極的には公表しないように指示する内容の内部マニュアルを作成していたことが二十三日、読売新聞社の調べでわかった。不祥事の対応にあたって「組織防衛を最優先に」とした上で、公表して報道されることは「警察への信頼感と職員の士気を低下させるだけ」と明記、実質的に不祥事の隠ぺいを指示する内容となっている。警察の監察制度を巡っては、国会でも問題視する指摘が相次いでおり、今後の論議に影響を与えそうだ。
マニュアルはB5判、十三ページ。県警監察官室が一九九一年三月に百数十部作成し、「取り扱い注意」として県内全署長や県警本部の課長以上の所属長に配布した。「不祥事案などの措置要領」と題され、不祥事が発生した場合、所属長がいかに対応するかを八項目に分けて具体的に指示している。
「事案の真相の早期把握」「適切な処理方針の樹立」など、不祥事発生時の対応姿勢を示した後、第五項目で「適切な報道対策」に言及。「不祥事は、社会への影響の大きい場合を除き、積極的には公表すべきでない」と明示し、その理由について「一般市民の警察への信頼感と警察職員の士気を低下させるだけ」と説明。さらに「マスコミとの摩擦を恐れるというだけの安易な考えで公表することがあってはならない」と念押しまでしている。
「関係職員に対する適切な措置」では、不祥事を起こした警察官の免職が決定した時、「職員が自暴自棄にならないよう細かい配慮をし、できる範囲での再就職斡旋(あっせん)に努め、その後、警察の目の中に入れておくことが必要」としており、身内をかばう体質が表れている。
同県警では、九〇年に、拾得物の財布から現金を抜き取った業務上横領事件や、ホテルで女性にいたずらした準強制わいせつ事件など警察官の不祥事が相次いだ。マニュアルは、こうした不祥事を受けて作成されたとみられる。
監察官室は「誤解を招く表現があるのは確か」としたうえで、「この文書は執務資料として作られたもの。県警の内規では、執務資料の効力は一年しかなく、現在はこうした姿勢で不祥事対策をしていることはない」と釈明しているが、マニュアルが現在も署長室などに残り、引き継がれている可能性については否定していない。
警察の監察制度については、同県警の渡辺泉郎(もとお)元本部長らによる、元警察官の覚せい剤使用もみ消し事件を受けて、国会でも問題視する指摘が相次ぎ、今月十六日には、保利耕輔・国家公安委員長が参院地方行政・警察委員会で、身内が身内の不正をチェックする現在の監察制度には問題があるとの見方を示している。
(11月24日3:13)
■[No.2274] なんかこんな小説が出版されました。 by (キタノ) 1999年11月23日 (火) 22時01分38秒
未読ですが、紹介します。
弁護士響大介「通信傍受法」
マイストロNovels
ISBN:4944174349
297p 18cm
99.10.28 出版
マイストロ
串田誠一【著】
NDC:913.6 \857
紀伊國屋書店BookWebの紹介
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/cgi-bin/gwfind.cgi?W-NIPS=9972923401&USID=
「あの情報が表沙汰になったら困るんだ。
早急に破棄しろ!」次期総理大臣を派閥から選択するための条件を
叩き突けられた法務大臣坂本秀吾は、検察庁に通信傍受中止の圧
力をかけようとした。
その渦中、その情報を入手した関係者が次々に殺害され、組織的薬
物取引事件として開始されたはずの通信傍受が殺人事件捜査へ移
行する。
しかし、事件解明に従い、意外な事実関係が浮上しはじめる。
省庁再編で反撃する特殊法人、日本のエネルギー業界を牛耳ろうと
する暗躍者、それを支援する高級官僚の存在だった。
人の命までを奪う情報とはいったい何か?そして、その情報解読の鍵
を握る唯一のツール「乱数表」の行方は―?現役弁護士の著者が明
らかにする法律の盲点、ここに全貌を現わす。
■[No.2273] 熊本日日新聞社説/オウム規制法案市民レベルで徹底論議を by (キタノ) 1999年11月23日 (火) 08時02分09秒
http://www.kumanichi.co.jp/iken/iken991104.html#setu1
熊本日日新聞11月4日社説
オウム規制法案 市民レベルで徹底論議を
オウム真理教を対象にした新規法案が臨時国会に提出された。「無差別大量
殺人を行った団体の規制に関する法案」(団体規制法案)と、与党三党の議員
提案・破産特例法案である。
オウム真理教は一九九七年一月に破防法の団体規制請求が棄却された後、
全国各地で活動を活発化させ地元住民とのトラブルが相次いでいる。一方で
地下鉄サリン事件など教団が関与した一連の重大事件の被害者に対する正式
謝罪は聞かれず、教団の財産隠しなどで被害補償も一向に進んでいない。
こうした経緯に加えて、いまなお活動状況が不透明な教団の実態、とりわけオ
ウム関連施設を抱える地元住民の不安や地下鉄サリン事件など被害者の窮状
を考えれば、同教団の実態を明らかにして社会不安を取り除く新たな手立ても
やむを得ない、というのがおおかたの国民の率直な心情と思う。
ただ、それが現行法体系の組み合わせや行政現場の努力では難しく新規立
法が不可欠というのなら、政府はまずその理由を国民に十分説明する責務があ
る。特定の団体規制を目的にした立法措置は法治社会の信頼性にもかかわ
り、安易な対応は許されないからだ。
特に、団体規制法案は、基本的人権や思想、信条の自由など憲法との整合
性で不透明さを残してはならない。政府は両法案について「国民の不安を解消
するための緊急対策」(臼井法相)「権限の乱用をせず厳正に対処する」(保利
国家公安委員長)という。国会審議では、その約束を厳格に担保するために
も、時限措置など「特例」としての歯止めや法案の解釈や運用基準も含めて、
核心論議を尽くしてほしい。
団体規制法案は、対象団体の立ち入り検査など観察処分と、同団体による施
設の取得や使用を禁止できる再発防止処分が二本柱。いずれの処分も、公安
調査庁長官の請求に基づいて公安審査委員会が決定する仕組みだ。
法案は「規制の基準」として、「必要最小限に行うべき」で「憲法の保障する国
民の自由と権利を不当に制限することがあってはならない」と明記している。こ
れは運用次第で法案がはらむ危うさを自ら指摘するものだろう。
法案では、公安審の審査は三十日以内に手続きが簡易・迅速化され、公安
庁と警察が協力して立ち入り検査を行うとしている。規制手続きを簡略化したの
は、オウム真理教に破防法を適用しようとした際、弁明手続きと、解散請求から
公安審の棄却決定までそれぞれ半年かかるなど「時間がかかり過ぎた」ことへ
の反省からという。
このため、法案では団体に不利益な処分を行う場合、行政手続法に基づく対
応を採用している。しかし特別法としての性格、規制の基準からみれば、単なる
行政手続きでいいのかという疑問も残る。また「簡易な手続きでは法律的に軽
い規制しかできない」と実効性面での矛盾を指摘する声もある。
法案は対象団体の立ち入り検査などについて、刑罰を設けて公安調査官や
警察官の職権乱用を戒めている。だが処分が適正に行われているかどうか、第
三者機関の厳正なチェックがなければ絵にかいたもちになりかねない。
同時に、こうした対処療法的な手法でオウム真理教に象徴される社会の病巣
が果たしてどこまで摘出できるのかという根本的な疑問は強く残る。私たちの社
会はなぜこのような集団を生んでしまったのか。法案が提起した課題の重みも
あらためて想起したい。
■[No.2272] Re[2269][2266]: 東京新聞11月19日社説/それでも疑問が残る by (キタノ) 1999年11月23日 (火) 07時43分45秒
> (参考:西村しんじんるい氏「ヴァジラヤーナ真理の探究」ページ)
海外のテロ政策でもそうなんですけれど、
最後には「テロにはテロで」になっちゃう
と思うんですよね、このままだと。
文字通りの意味での「殺し合い」で
決着がつく、と。
それこそ教祖達の思う壺なんじゃないかしら?
(っていうかもう刺殺とかされてますよね、オウム信者が。
彼が死んだことによって闇に葬られた悪事が
いつまでも暴かれないということと
次々と作られていく治安法とは
何らかの関係があるという噂もあるようですが
どうなんでしょうね…ってコレ以上そういうこと
考えてると陰謀論になりそうなのですけど)
■[No.2271] 「電脳突破党」に栗本慎一郎氏が入党 by もうもどれない 1999年11月23日 (火) 07時35分17秒
>[RADICA] 作家、宮崎学氏が旗揚げした「電脳突破党」に栗本慎一
>郎氏が入党。
>http://www.zorro-me.com/miyazaki7/TEXT/kokkai.html
>http://www.homopants.com/
>初出: Mail Magazine[ R a d i c a ]ラディーカ
> 1999年11月22日(月) 21:00 第535号
> http://www.ninjin.net/radica/
>問い合わせ先メールアドレス radica@ninjin.net
盗聴法に反対票を投じた貴重な国会議員のがいよいよ21世紀に向かって
突破はじめましたね!!これは日本をおもしろくするひとが爆発的に日本
にも増えそう。インターネットの普及をますます促進しなければ。
ふふふっ。
■[No.2270] <日の丸・君が代>東京・八王子の中学で洗脳と授業 教諭を戒告(毎日新聞) by rom 1999年11月23日 (火) 00時56分54秒
>
>
> 1999年11月21日(日) 19時4分
>
> <日の丸・君が代>東京・八王子の中学で洗脳と授業 教諭を戒告(毎日新聞)
>
>
>
> 東京都八王子市の市立中学教諭が日の丸・君が代問題をオウム真理教の洗脳になぞらえ授業して、同市教委から文書訓告の注意を受けていたことが分かった。洗脳を受けてサリン事件
> を起こしたことを、教育委員会の指導を受けて日の丸掲揚・君が代斉唱を実施している校長について「同じだと思いませんか」と問い掛けたという。
>
> [毎日新聞 11月21日]http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/991121/dom/19040000_maidomc040.html
■[No.2269] Re[2266]: 東京新聞11月19日社説/それでも疑問が残る by 小心者 1999年11月23日 (火) 00時40分58秒
> コメント:ほぼ共感できる社説でした。宗教的確信は宗教的確
> 信によってしか変えることは出来ません。オウム排斥に熱を上
> げる地域住民とマスコミは、正しければなんでもしてよいとい
> う「オウム思想」そのものです。そんな彼らにオウム信者の宗
> 教的信念の氷を溶かすことなどできはしません。
地元真理教ヴァジラヤーナの教義
「すべてのオウム信者をポアせよ」
「全霊こめて信者のポアだ」
「国にポアされてよかったね」
「排除と不受理の限り尽くし」
「2000年は治安元年である。これは池田大神からの直接の予言である。したがって、決して狂うことはない」
(参考:西村しんじんるい氏「ヴァジラヤーナ真理の探究」ページ)
■[No.2268] Re[2267]: 河北新報社説11月19日/裁量権の乱用に歯止めを/オウム2法案が衆院通過 by 小心者 1999年11月23日 (火) 00時35分32秒
> コメント:時限立法であれば条件付で賛成という姿勢が
> 伺えますが、アブナイです。5年間でオウム信者の信仰
> を変えられるとでも思っているのでしょうか? 監視期
> 間の規定は、法案の妥当性としての「歯止め」とは無関
> 係だと私は思います。
もうじき、地下鉄サリン事件から5年ですね。
■[No.2267] 河北新報社説11月19日/裁量権の乱用に歯止めを/オウム2法案が衆院通過 by (キタノ) 1999年11月23日 (火) 00時29分04秒
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/1999/11/19991119S.HTM#NEWS01
河北新報社説11月19日
裁量権の乱用に歯止めを/オウム2法案が衆院通過
オウム真理教を封ずる団体規制法案と被害者救済のための
破産特例法案が衆院本会議で可決され、参院に送られた。
与野党交渉で行政当局の裁量権乱用に対して一定の歯止め
がかかるよう修正されたが、不安が完全に払しょくされたわけ
ではない。
その第一は第三者機関である公安審査委員会のチェックが
十分に働くかどうかという懸念である。公安調査庁と都道府県
警が独自の裁量で施設への立ち入り検査などを強行すること
になれば、憲法で保障された「結社の自由」や「住居不侵入」
に抵触しかねない。
このため、衆院段階では自民、民主の与野党折衝により、
政府案に修正が加えられ(1)立ち入り先リストの事前提出(2)
立ち入り先など変更の場合の事前通知と事後報告の義務づ
け−など、公安審の関与を盛り込んだ。
その意味では当局の独断専行に対する歯止めとして、修正
案を評価したい。しかし、立ち入り先リストは報告するだけで、
公安審でその妥当性を審査することはできない。参院では、
この点をもっと踏み込んで論議し、手続きの厳格性を求めて
ほしい。
第二点は法案の時限化問題である。民主党は「五年の時限
立法」を主張していたが、与党側が反対し、結局「五年ごとに
廃止を含めて見直す」との文言を条文に加えることで決着し
た。
しかし、先の政治資金規正法改正をめぐる二転三転劇でも
明らかなように「見直し条項」は後々、条文解釈などでねじ曲
げられかねない。憲法問題とも微妙に絡む法律だけに、参院
では「時限立法」と明記する方向で審議を進めるべきだろう。
存廃論が絶えない公安庁と国民の信頼を失墜している警
察。行政処分とはいえ、実行機関による暴走への歯止め策つ
くりには、細心の配慮を払ってもらいたい。
同法案の早期成立を最も待ち望んでいるのは、教団の施設
を抱える地方自治体だろう。現在、教団の進出などをめぐる
自治体とのトラブルは全国で20数カ所を数え、その対策組織
は200を超えたという。
そうした中で、この年末には上祐史浩被告ら教団最高幹部
らの大量出所が予定される。住民の不安は高まるばかりだ
が、この法律が成立すれば、“違法”と言われる自治体の転入
拒否も必要なくなり、一般住民も常時監視の負担から解放さ
れよう。
政府は来月早々の同法成立を見込み、年明けには公安庁
がオウムへの同法適用を公安審に請求するという。オウム対
策に疲れ切った自治体や住民にとっては喜ばしい限りだが、
だからといってこれで「一件落着」とはいかない。
衆院法務委員会では参考人の一人が「ただオウムを閉め出
せばいい、というものではない。むしろ問題解決への始まりと
いう認識を持ってほしい」と国会審議に注文をつけた。確かに
信者たちに社会復帰を促すための体制整備しなければ抜本
的な解決にはならない。
衆院は本会議までわずか五日間のスピード可決で、この視
点からの審議は参院に持ち越した。行き場を失う信者たち
を、どう再生に導いていくか。その道筋づくりは「政治の問題」
であることを各政党はもう一度認識すべきだろう。
コメント:時限立法であれば条件付で賛成という姿勢が
伺えますが、アブナイです。5年間でオウム信者の信仰
を変えられるとでも思っているのでしょうか? 監視期
間の規定は、法案の妥当性としての「歯止め」とは無関
係だと私は思います。
そもそも「オウム」とはなんなのか。大量殺人団体の定
義がいつまでたってもアイマイです。大量殺人団体の定
義として、法案は「将来破壊的活動をするおそれのある
と認められる団体」という危険な概念を残したままです
が、その点こそ憲法の人権規定との関わりを議論しなけ
ればならないのでは。
■[No.2266] 東京新聞11月19日社説/それでも疑問が残る by (キタノ) 1999年11月23日 (火) 00時25分20秒
http:/p.co.jp/shasetsu/991119.htm#2
東京新聞社説11月19日
それでも疑問が残る
衆院を通過した二つのオウム真理教対策法案は、教団施設周辺住民
の不安感、自治体による信徒の住民登録拒否など違法状態を背景に
生まれた。団体規制法案は教団を監視、規制するかわりに自治体に違
法状態の是正を促し、破産特例法案は教団の財産取り上げによる被害
者救済が目的である。
しかし、最終目的が教団の解体であることはいうまでもない。特定の集
団の解体を狙った法案は極めて異例である。衆院法務委員会の審議
はたった四日間の超スピード審理だったが、参院ではもっと慎重な審議
をすべきだ。
衆院で団体規制法案の原案が修正され、観察処分中の立ち入り検査
については、公安調査庁が同処分の際、立ち入り対象リストを公安審査
委員会に提出し、立ち入り先と日時を事前、事後に同委員会に知らせる
こととなった。公安調査庁と警察がいつでもどこでも自由に立ち入れるこ
とになっていた政府原案より改善されたとは言える。
だが、立ち入りの要否の判断はいぜんとして公安調査庁や警察に任さ
れている。教団活動とは無関係な信徒の住居、教団施設であっても平
穏な宗教活動の場にすぎないところへいきなり踏み込まれる恐れは消え
ない。
破壊活動防止法の適用申請で同庁が提出した証拠のずさんさをみれ
ば、これは決して杞憂(きゆう)とは言い切れない。
これでは住居の不可侵、プライバシーなどの憲法原則に照らして大き
な疑問がある。立ち入り拒否が団体規制につながることを考えると、信教
の自由の問題とも絡んでくる。
少なくとも個々の立ち入りについて公安審査委員会か裁判官の事前
審査を受ける制度に改めるべきだ。事前審査制にしても立ち入りの実効
性は減少しないはずだ。
事件について反省を表明せず、その場逃れの対応を繰り返しているオ
ウム真理教には適切な対応をしなければならないが、オウム真理教だか
らといって憲法の原則をいったん崩すと、次は「これくらいまでは」とずる
ずる後退することになりかねない。
オウム対策と憲法原則順守の両立は十分可能である。参院ではこの
点について実のある議論をしてほしい。対策は急ぐべきだが、迅速審議
と慎重審議の両立も可能なはずだ。
このままでは教団が地下に潜る可能性もある。そうなったらかえって社
会の不安は増すだろう。それを防ぐためにも犯罪と無縁な宗教活動の
自由は保障しなければならない。 同時に信徒たちを誘導する工夫も必要だ。監視を通じて信徒に外部
情報を与えることで覚せいを促したり、心理的、経済的支援策を充実し
て、信徒が教団を離脱しやすくしたい。
宗教的確信に基づいて行動する人間を力だけでは変えられない。氷
を溶かすような地道な努力も求められる。
コメント:ほぼ共感できる社説でした。宗教的確信は宗教的確
信によってしか変えることは出来ません。オウム排斥に熱を上
げる地域住民とマスコミは、正しければなんでもしてよいとい
う「オウム思想」そのものです。そんな彼らにオウム信者の宗
教的信念の氷を溶かすことなどできはしません。
■[No.2265] 信濃毎日新聞11月18日社説/オウム運用が前提だ by (キタノ) 1999年11月23日 (火) 00時21分50秒
http://www.shinmai.co.jp/news/1999/11/18/007.htm
信濃毎日新聞11月18日社説
オウム運用が前提だ
オウム真理教の活動規制と一連の事件の被害者救済を目指すオウム
対策二法案が衆院法務委員会で可決された。きょうの本会議で可決
後、参院へ送付され、来月初めにも成立する見通しだ。
このうち団体規制法案について、対象がむやみに広がらないよう一定
の歯止めをかけた点はうなずける。それでも全体として、公安調査庁と警
察は大きな権限を手にする。憲法に照らして、際どさをはらんだ内容で
あることを常に踏まえておかなくてはならない。
団体規制法案の政府・与党と民主党の協議は、▽廃止を含め五年ごと
に見直す▽「無差別大量殺人行為」を過去十年に限定する▽公安調査
庁や警察の立ち入り検査を、有識者でつくる公安審査委員会に事前通
告し、結果を報告する―などを盛り込むことで決着した。
法律は国民生活の一般原則を規定する以上、特定の団体や思想を処
分するわけにはいかない。他方、任意団体として存続するオウム真理教
に対する各地の住民の反発、不安をどう解消するかは、目の前の緊急
課題である。
教団は松本サリンをはじめ一連の事件への関与を認めず、松本智津
夫被告への帰依も変わっていない。指名手配され、依然逃亡中の元信
者もいる。教団の「休眠宣言」も素直に理解しにくい。
信教の自由など基本的人権を抑制する恐れと公共の福祉を守る立場
との間で、どう折り合いをつけるか―。難しい判断が迫られていた。修正
項目はおおむね妥当と言えるのではないだろうか。
ここに至るまで、破壊活動防止法(破防法)の適用再請求や法改正の
論議も盛んだった。破防法は、集会・結社・表現の自由などを厳しく制限
することから違憲性が指摘されている。
団体規制法案はそれに準拠しており、しかも手続きは簡略だ。それだ
けに、運用は厳格でなくてはならない。
例えば、対象団体への立ち入り検査である。公安審査委員会が観察
処分を決めた場合、公安調査庁、警察は「団体活動に使われている」と
判断すれば随時、施設を点検できる。取り締まる側の都合によっては、
捜査権の乱用にもつながりかねない。
オウムは許せない―という雰囲気が法制化の追い風になってきたこと
は否定できまい。教団のかたくなで閉鎖的な姿勢も、それを招いた。
ただ、これでオウム問題がすべて解決するわけではない。元信者らを
社会がどう受け入れていくか。教団が宗教法人の解散命令を受けて以
来、状況は変わらないどころか壁は高くなっている。
むろん、教団の改革は急務である。同時に、信者らの追い込まれた気
持ちを和らげ、生活の場へと導いていく態勢づくりも求められる。
活動の監視、規制が徹底されるならば、自治体の転入届けの不受理と
いった事態も見直す必要がある。法を定めて終わり、ではない。
コメント:社説の「修正項目はおおむね妥当」という点は嗟嘆し
かねます。この意見の前提には、立法趣旨を逸脱しない強い法遵
守の倫理が公安と警察に備わっていなければなりません。そんな
倫理が公安組織・警察組織にあるでしょうか。はっきり言って、
そんなものは認められません。
また社説は、「信者らの追い込まれた気持ちを和らげ、生活の場
へと導いていく態勢づくり」が必要と書いていますが、これほど
現行不一致な言葉もありません。信者を追いこみ最低限の生存条
件さえ整わない環境を導くよう悪しき住民感情を増徴させさんざ
ん金儲けしてきたのは、他ならぬ新聞を含むマスメディアではあ
りませんか。
「生活の場へと導いていく態勢づくり」をすべきなのは、地域住
民であり、オピニオンリーダーたる新聞を含むマスメディアです。
今のマスメディアと地域住民に「排斥主義からの転換」ができな
い以上、「信者らの追い込まれた気持ちを和らげ、生活の場へと
導いていく態勢づくり」を前提とした立法には問題があります。
順序が逆です。
■[No.2264] Re[2243]: はじめまして&質問 by (キタノ) 1999年11月23日 (火) 00時14分34秒
> みなさんはじめまして。「ゐん」と申します。よろしくお願いします。
こちらこそよろしく。
> 現在、検閲・盗聴関連のリンク集を作ってるところなんですが、日本にネット上の市民団体のようなものはあるのでしょうか?最近アメリカでEchelon関連の裁判を市民団体が起こしたようですが、日本に同様の団体があれば教えてください。
日本には、ACLUのような総合的統一的な人権
擁護市民組織はありません。
つくろうとする動きはあるのですがね。
詳しいことは、ここには公安・警察関係者もウヨウヨ
見ているので、言えませんが。
日本の場合は、日弁連、その他の弁護士を中心とした
法曹のグループが人権擁護活動、法令監視活動をしています。
そういう活動の中や、或いは活動に平行する形で、
市民オンブズマンや市民企業、個人などが
弁護士を中心とした法曹グループと連携するかたちで
人権擁護活動をしているというのが実態です。
(JCAはそういう企業体のひとつ)
ACLUみたいに組織的にできればベスト
なんですが、それを日本でやるとあっというまに
乗っ取られてつぶされるというパターンが
何度もあって、なかなかできないのですよね。
単一の活動組織をつくらずに、
弁護士と連携して個人的に動くというのは、
日本ならではの「市民運動つぶし」に対する
対抗策なのです。(例外は同和問題)
■[No.2263] Re[2254][2194]: おだ・いじに by (キタノ) 1999年11月22日 (月) 23時59分58秒
> ちなみに、弁天はこの後しばらくROMモードに入ります。うー、手術跡が痛てぇー
なんか大変なことになってたんですねー。
弁天さん小田意地にお大事に。
■[No.2262] Re[2256]: 「ポルノ調査の協力者募集」 by (キタノ) 1999年11月22日 (月) 23時52分02秒
> フェミニズムというのは視野が狭く、なぜポルノにこんなにこだわるのだろうか?
>
> >wrote: 1999年 11月 8日 20時 59分 *
> >ポルノ調査の協力者募集
視野が狭いかどうかは分かりませんが…、
まずはこの院生とやらの調査結果を見てから
そうなのかどうか判断したいと思います。
お手並み拝見というところです。(フッ)
■[No.2261] Re[2258][2258]: 「国民」とやらの本音(推測) by (キタノ) 1999年11月22日 (月) 23時46分02秒
> 「私たちはオウム真理教の構成員、元構成員及びその親族、オウムへの破防法適用を妨害した佐高信や浅野健一、小沢遼子ら左翼文化人、オウムの被害者でありながらオウムに肩入れする卑劣漢河野義行、国民の意思を裏切った(当時の)公安審査委員、一連のオウムに関する捜査や報道、立法活動を誹謗中傷した『噂の真相』『週刊金曜日』ら左翼マスコミ、オウムへの破防法適用を申請しながらオウム立法には反対する二枚舌を振るった社民党、そして大東亜戦争の敗北に乗じて憲法を押し付けてオウムの温床を作り、今またオウムに対する国民の決起を「リンチ」「集団ヒステリー」と罵倒するアメリカをテロ集団とみている」と語るのは国民だ。
典型的な「セット思考」ですね。
こう思っている「国民」がいたら
「驥尾団子」を読ませましょう。(ニコ)
http://lightning.prohosting.com/~goebbels/kibidango/kibidango.cgi?thp=942942448
■[No.2260] 警察DNAデータベースの恐怖(上) by wildkatze 1999年11月22日 (月) 23時26分20秒
hotwired news
http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/3382.html
■[No.2259] Re[2239][2237][2235][2233][2226][2219]: 珍しいニュースです by さまよう子羊 1999年11月22日 (月) 22時15分53秒
> ところで、「奈良県警の元警部補逮捕、当初は立件見送る方針」だったんだって。
> http://www.asahi.com/1121/news/national21002.html
この記事を引用。
--------------------------------------------------------
在職中に虚偽の捜査書類を使って携帯電話の持ち主の住所と氏名を電話会社から違法に聞き出し、知人に教えていたとして、奈良県警暴力団対策課係長だった元警部補の福林英哉容疑者(41)が有印公文書偽造、同行使、公務員職権乱用の容疑で同県警に逮捕された事件で、福林元警部補が6月の事件発覚直後に容疑を認めていたにもかかわらず、県警は当初、立件を見送る方針だったことが20日、関係者の証言でわかった。その後、神奈川県警などで警察官の不祥事が相次ぎ、社会問題となったため方針を変更、捜査を再開したという。
(後略)
--------------------------------------------------------
なんか、この方針変更の理由は気になりますね。
神奈川県警に便乗すれば、一般人は「ああ、またか」で片づけていくので大して悪影響を及ぼさない、というような意図が見えてきます。
もう少し間をおいて、警察が「膿を出しきった」と言ったときぐらいにまた発覚すればおもしろいんですが。
まぁそんなことは言わないでしょうけど。
■[No.2258] Re[2258]: 「国民」とやらの本音(推測) by 今泉 圭童 1999年11月22日 (月) 22時07分04秒
> しかし、こうした意見は少数派だ。国会の過半数をはるかに上回る連立与党は、すぐに
>も法案を採択に持ち込む構えだ。「私たちはオウム真理教をテロ集団とみている」と語
>のは公明党の浜四津敏子代表代行だ。
「私たちはオウム真理教の構成員、元構成員及びその親族、オウムへの破防法適用を妨害した佐高信や浅野健一、小沢遼子ら左翼文化人、オウムの被害者でありながらオウムに肩入れする卑劣漢河野義行、国民の意思を裏切った(当時の)公安審査委員、一連のオウムに関する捜査や報道、立法活動を誹謗中傷した『噂の真相』『週刊金曜日』ら左翼マスコミ、オウムへの破防法適用を申請しながらオウム立法には反対する二枚舌を振るった社民党、そして大東亜戦争の敗北に乗じて憲法を押 し付けてオウムの温床を作り、今またオウムに対する国民の決起を「リンチ」「集団ヒステリー」と罵倒するアメリカをテロ集団とみている」と語るのは国民だ。
■[No.2257] Re[2253][2251][2249]: オウム狩りの危険な熱(NWJ Online) by 読者 1999年11月22日 (月) 15時31分29秒
> 「私は国会議員たちをテロ集団とみている」(嗤い)
元々「立法府」は変革者であるべきなんですよね。
つまり新しい法律を作ったり、無効にしてこの国のルールを
替える訳なんですから。
司法がコンサバに「判断」をして、
行政が実行する。
つまりは「国」の政体は行政にあって、その方向性を
立法が決める、ところがこの国では行政自体が立法を肩代わりし、
司法も予算を行政に抑えられていると。
政党助成金なんて言うのは、「国」が自分の否定者に対して
お金を出すという、本来有ってはならない制度なんだけどな。
ちなみに、公明党に出す政党助成金は「財務」と言うんでしょうか?
−
弁天さん大丈夫ですか?
お大事に、ポリープって胃カメラみたいなので対応できないレベルなんすか?
わたしも胃を切っているので疼痛は分かります。
ダイエットには良いかもしれないけどね。(10kg減りましたから)
■[No.2256] 「ポルノ調査の協力者募集」 by 疑問 1999年11月22日 (月) 13時43分34秒
フェミニズムというのは視野が狭く、なぜポルノにこんなにこだわるのだろうか?
>wrote: 1999年 11月 8日 20時 59分 *
>ポルノ調査の協力者募集
>私(たち)は甲南女子大学で社会学を学んでいる大学院生です。今回大阪府のジャンプ助成金の助成を受けて、日常生活の中にあるポルノグラフィーについて調査します。また、日本のようなポルノが氾濫する環境にあって、女性が性についての考え方をどうやって形成しているかについて調べたいと思っています。それで、現在、調査に協力していただける女性(特に30代以上の中高年齢の世代の方歓迎!)を募集しています。…………
■[No.2255] 行政機関の保有する情報の公開に関する法律施行令 の骨子案に対する意見の募集 by Imint 1999年11月22日 (月) 10時41分26秒
行政機関の保有する情報の公開に関する法律(平成11年法律第42号)の制定に伴い、その施行のための細則、手続等を定
める標記政令の骨子案について、別紙のとおり公表します。
別紙の案についての御意見は、平成11年12月20日(月)までに、郵便、ファックス又は電子メールにより、下記あてお寄
せください。
なお、寄せられた御意見については、整理した上でその検討の結果を公表することとしており、個々の御意見に直接回答は
いたしませんのであらかじめ御承知おきください。
○郵便による場合
〒100-8905 東京都千代田区霞が関3-1-1
中央合同庁舎第4号館
総務庁行政管理局情報公開法施行準備室
○ファックスによる場合
ファックス番号 03−3581−4702
○電子メールによる場合
アドレス・Fj-koukai@somucho.go.jp
※意見の募集に関する問い合わせ先
総務庁行政管理局情報公開法施行準備室
03−3581−4716
■[No.2254] Re[2194]: 週刊誌に児童ポルノが by 弁天小僧 1999年11月22日 (月) 08時53分39秒
> さっきコンビニで週間○○(伏せ字でなくって名前を忘れただけです(^^;)を読んでたら
> 先日の、ウェブ上の児童ポルノサイトが捕まった記事が出てたんですが、
> その記事に裸の少女の写真(顔は黒塗りされてた)が載ってて、その下に「明らかな児童虐待」
> とか何とかかかれてました。
週間宝石ですね。
先日、胃ポリープ切除をして入院したとき、売店に行って雑誌を買ってきて病室で読んでいました。
ちなみに、弁天はこの後しばらくROMモードに入ります。うー、手術跡が痛てぇー
■[No.2253] Re[2251][2249]: オウム狩りの危険な熱(NWJ Online) by オオツカアキヒコ 1999年11月22日 (月) 01時34分18秒
> 「私たちは創価学会をテロ集団とみている」と語るのは世論だ。
創価学会がテロ集団かどうかは世論の判断を待ちたいが、
議席数を笠に着て議論もナシに押し切るのはテロルに相違ない。
「私は国会議員たちをテロ集団とみている」(嗤い)
■[No.2252] RE:2249 やっぱり朝鮮人虐殺(1923)パート2でしょうか?パート53、54とかっていつまで増えつづければ気が済むのかしら by すしマシーン 1999年11月22日 (月) 01時16分54秒
ま、ハードに排斥するか、
ソフトに排斥するかの違い。
なるほどね、日本の差別排斥教育は日本国民に対しては効果的なんだな。戦前も、中国人を殺害しに行ったときもどうせこんな感じで「あいつらやられて当然だ」とか言ってたんじゃないのかなあ?
オウムの荒木さん、なんにも暴力振るってないじゃんよう>住民さまあ。で、オウムを排斥しつつ、私のような書きこみを「非国民」「非地域住民はだまれ」とか言ってどけておいて
いっちょう上がりってわけ。なんにもかわっとりゃあせんのか。より上手に巧みに、差別するようになっただけかよ、それが歴史に学んだゆえの進歩だったりしたら困るの。わかる?マスメディアと政府がそうするように煽ったし、そういう煽りに対してなんの免疫も持ってなかったんだね国民さまは!、っていう落ちにならぬよう>参議院での議論。
しかしまあ、「これこれの反対」て感じです。ほんとに不当にして不毛な差別や資本主義による破壊なんかから人を守るセーフティー・ネットをいかにして構築するかっていう問題ではね。
対抗かあ・・・残酷な幼稚ぶりを示す権力に対しての対抗戦略かあ・・・権力を倒すわけでしょう?無くすわけでしょう?権力を一時的に弱めるとか、権力から一時的に身を守るとかではないのでしょう?でも、権力を倒す・・・一体ある状況について、何がどうなったら「権力が倒れた」といえるのかなあとかおもいますけどね。
■[No.2251] Re[2249]: オウム狩りの危険な熱(NWJ Online) by 浜ヨツとしこ 1999年11月22日 (月) 01時04分09秒
> しかし、こうした意見は少数派だ。国会の過半数をはるかに上回る連立与党は、すぐにも法案を採択に持ち込む構えだ。「私たちはオウム真理教をテロ集団とみている」と語るのは公明党の浜四津敏子代表代行だ。
「私たちは創価学会をテロ集団とみている」と語るのは世論だ。
代表代行
公明党=浜ヨツ
オウム=村岡