[No.2450] ■雑誌「アンアン」を有害図書に指定 山形県 「セックス白書」特集号by 転載 1999年12月05日 (日) 04時46分15秒

99.12.04産経新聞

 山形県は四日までに、若い女性に人気のある女性週刊誌「an・an(アンアン)」十一月十九日号を、県の有害図書に指定した。同十二日に発売され既に店頭にはないが、県青少年保護条例で指定図書は同県内では十八歳未満への販売を禁じ、成人向けと明示して陳列しなければならない。

 発行元のマガジンハウス(東京都中央区)によると、この号は「セックス白書」と題した特集号で、女優の江角マキコさんのヌードが表紙などに出て話題になった。誌面には、上半身裸の女性ノ男性が手を触れている写真などもある。県青少年女性室は「青少年の性的感情を刺激するものと判断した」としている。

 同社の賀来六朗総務部長は「三十年近い歴史のある雑誌だが、こんなことは初めてで驚いている」と話している。

 山形県が県青少年保護審議会に諮問。十一月二十四日の審議会で指定が決まった。

 アンアンは一九七○年に創刊。読者は二十代の女性が中心で、毎号平均約五十万部売れているという。

参考URL:http://www.sankei.co.jp/html3/1204side076.html


[No.2449] 早大名簿提出問題で意見募集 毎日インタラクティブby 等痔をプレス 1999年12月05日 (日) 03時10分02秒

だそうです。意見のある人は書き込んでみましょう。
http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/archive/199912/03-2.html
http://www.mainichi.co.jp/eye/debate/index.html


毎日新聞はこの関係のフォローアップ記事をたくさん出しているようです。
http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/index.html
http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/archive/199912/03-3.html
http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/archive/199912/01-4.html
http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/archive/199912/01-3.html
http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/archive/199912/01-2.html

[No.2448] Re[2437][2420]: 言論の自由への空虚by 河上イチロー 1999年12月05日 (日) 02時50分56秒

> > それが自分の意とそぐわない物でも様々な意見を
> > 出し合い、尊重しあい、より事柄を深めて行く事は必要であり、
> > 問答無用でWebを潰す事は言論の圧殺に止まらず、
> > こういった「知性」、人間の可能性への挑戦であると思います。
>
> この点で読者さんの見解に、同感です。


俺も俺もヽ(´ー`)ノ

Kojimaさんの論の進め方は、その内容に賛同するしないは別にして、非常に気持ちよく読めました。こういうのが「議論」だと思う。

> もっともKojimaさんの自由主義の捉え方については、私は異論をもちます。自由主義は、基本的に唯一の真理が成立するということに対する懐疑に始まり、それゆえ真理ではなく、各人が「真理らしい」ものをもっていると前提するために、討論を重視すると言えるでしょう。この点については、どこかで表現は違いますが河上さんも述べてらっしゃいましたね。

ええと、私の場合は、唯一の真理というものがあってもなくてもいいけれども、まああったとして、我々の知っている「真理らしいもの」が完全にそれに合致するとだれが証明できるのか、あるいはだれが決定できるのか、あるいは多数決で決定された「真理と呼ばれるもの」は本当に「真理」なのか、そしてそれは「十全な真理」なのかという懐疑ですね。微妙な違いですけど。

> なお、マッキンタイアー流の自由主義に対する攻撃に対しては、自由主義者ロールズは、(自分の)自由主義はけっして人間の生のすべての側面に対して指針を示すものではないとして、自由主義が価値相対主義に直結するものではないというような反論をしていたと記憶しています。

いろいろな主張があるもんですね。「自由主義」にこれまでどのような主張があったか、わかりやすく全貌を示しているような文献はありませんか?

[No.2447] Re[2444][2443][2442]: シュプレヒコールしただけで即逮捕なんですってby 等痔をプレス 1999年12月05日 (日) 02時42分42秒

> > 先月じゃなくて、去年の11月だと思います。
>
> いや、確かに先月ですね。(中国の江総書記が来た時のこと)

ちゃいまんがな。江沢民が来日したのは98年の11月ですよ。

参考URL:http://search.yahoo.co.jp/bin/search?p=%B9%BE%C2%F4%CC%B1%A1%A1%CD%E8%C6%FC


[No.2446] Re[2433][2426][2417]: 問題点。by 河上イチロー 1999年12月05日 (日) 02時40分32秒

> 私が思うに、そういうことは体制側の人間も承知しているのでしょう。承知した上で、その「恩恵」が体制側の人間にとって自分達の体制を脅かすものなので恐ろしいのです。恐ろしいというよりは憎んでいるというというべきか。
> 国民に色々と自由に考えてもらっては困る。国民に国のことなんか考えてもらっては困る。国民が政治意識を持つことなんかは不要だ。国のこと、政治のこと、治安のことは我々政治家(官僚・警察)が決めるんだ。政治意識を持った国民は邪魔なだけだ。奴等は障害物だ。敵だ。
> 体制側の人間はこう考えていると推察します。


「体制」にもいろいろあると思いますが、現体制はまさにそう考えていると思います。そのように、自らに対する批判を自らの危険としかとらえることのできない「体制」を、私は「昏君」と呼んだわけです。

[No.2445] Re[2439]: 質問by 河上イチロー 1999年12月05日 (日) 02時37分33秒

> ゐん%盗聴法リンク作成中 です。毎度質問ばかりですみません。
>
> 現在、盗聴法に賛成の意見を掲載しているページを探しています。反対意見はすぐに見つかるのですが、盗聴法賛成のページはなかなか見つからず困っています。賛成派のみなさんはシャイなんでしょうかね?
>
> とりあえず法務省と自自公のページは見つけましたが、盗聴法賛成の団体/個人ページをご存じの方いらっしゃれば教えてください。よろしくお願いします。

以前にも質問がありましたね。 賛成派は「通信傍受」というワードで表記するのではないか、という解答もそのときにあったと思います。あと、ページでは表明してないですが、Vladさん(http://www.infovlad.net/)は賛成派です。

> #ある程度形になったらこちらの掲示板でアナウンスしたいんですが、かまわないでしょうか?>河上さん

どうぞ。そのためのカウンター板です。

[No.2444] Re[2443][2442]: シュプレヒコールしただけで即逮捕なんですってby Frey 1999年12月05日 (日) 01時33分04秒

> 先月じゃなくて、去年の11月だと思います。

いや、確かに先月ですね。(中国の江総書記が来た時のこと)

参考URL:http://www.jca.ax.apc.org/aml/9912/15055.html


[No.2443] Re[2442]: シュプレヒコールしただけで即逮捕なんですってby 等痔をプレス 1999年12月05日 (日) 00時46分21秒

> 先月末の早稲田大学は、凄い事になっていたそうです。

先月じゃなくて、去年の11月だと思います。

[No.2442] シュプレヒコールしただけで即逮捕なんですってby NAGI 1999年12月04日 (土) 23時11分31秒

先月末の早稲田大学は、凄い事になっていたそうです。

参考URL:http://www.jca.ax.apc.org/aml/9912/15055.html


[No.2441] [No.2435] Re[2430]:山形県のチクリページ by F.P. Anarchy Monkey 1999年12月04日 (土) 22時19分39秒

>※ インターネット上などで次のような情報を見かけたら、ぜひご一報ください。
><違法情報>
>☆ 覚せい剤などの違法な薬物や毒劇物の販売等をしている。
>☆ けん銃などの銃器やその部品の販売をしている。
★ 上記二件、神奈川県警のHP

>☆ 商品販売を仮装して金品をだまし取っている。
★ MS,SBのHP

>☆ 人を脅したり、人の名誉を傷つけている。
★ SWCのHP

><有害情報>
>☆ 犯罪の方法を具体的に解説している。
>☆ 少年の健全な育成の妨げになるおそれがある情報を掲載している。
★ 山形県警察ハイテク犯罪対策室のHP

>☆ 個人を誹謗中傷している。
★ 北國新聞コラムのHP

> また、犯罪になるかどうか分からないが、放置しておくと困る人が出たり、困った事態になるのではないか?と思うようなことでもけっこうです。
★ 山形県警察ハイテク犯罪対策室のHP

[No.2440] サイバーポリスby LP 1999年12月04日 (土) 19時12分50秒

もうでていたら、ごめんなさい。福島さんのページより。
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平成11年10月

警察庁技術対策課

警察庁技術対策課の業務等について


1.技術対策課の役割及び業務

サイバーポリスの技術的中核として高度の技術力を備えたナショナルセンターとしての役割(本年4月1日に情報通信局内に設置)

○ハイテク犯罪に関する警察各部門への技術的支援

現場臨場による都道府県警察のハイテク犯罪捜査等に関する支援
電磁的記録の解析
技術的捜査手法の開発
ハイテク犯罪に係る都道府県警察の活動に対する情報提供等

○国際的に発生するハイテク犯罪に関して警察庁が行う国際捜査協力等に対する技術的支援

24時間コンタクトポイント
外国警察行政機関との情報交換

○ハイテク犯罪に関する技術的調査、分析

ハイテク犯罪に用いられた技術の調査、分析
コンピュータ及び情報通信ネットワークに関する技術的調査等

2.技術対策課の体制


○課長以下20名・・・管理、企画、指導部門   捜査支援部門(技術センター)(*注1)

3.技術センターの概要(*注2)

○所在地 東京都中野区中野
○敷地面積 550平方メートル
○床面積 2000平方メートル
○地上六階


(*事務所による追記)
*注1 20人のうち、10人は霞ヶ関に、10人が中野にいるとのこと。

*注2 98年の補正予算で作った。早稲田通り沿い。建物代で10億円、機器類の予算総額が8億円、合計18億円。ハイテク犯罪対策で作られた。公安やNシステムとは全く関係ないとのこと。各都道府県警にあるサイバーパトロールで解決できなかったものが集められる形になっている。六階建ての明細は、1階が教養訓練室、2階が事務室、3階が第一解析室(不正アクセスの手口解明、セキュリティホールの研究、ハッカーサイトの検証、ワークステーション)、4階が第2解析室(高速演算装置で押収データのうちパスワードロックがかかっているものを解読する)、5階が第3解析室(X線非破壊装置、ICカード・磁気カード解析装置)、6階が機械室(衛星を使った送受信のシステム)とのこと。

鳴り物入りで始まったサイバーポリスの情報公開を、今後も求めていきましょう。

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#うらやましい施設ですね。

[No.2439] 質問by ゐん 1999年12月04日 (土) 19時00分23秒

ゐん%盗聴法リンク作成中 です。毎度質問ばかりですみません。

現在、盗聴法に賛成の意見を掲載しているページを探しています。反対意見はすぐに見つかるのですが、盗聴法賛成のページはなかなか見つからず困っています。賛成派のみなさんはシャイなんでしょうかね?

とりあえず法務省と自自公のページは見つけましたが、盗聴法賛成の団体/個人ページをご存じの方いらっしゃれば教えてください。よろしくお願いします。

#ある程度形になったらこちらの掲示板でアナウンスしたいんですが、かまわないでしょうか?>河上さん

[No.2438] Re[2435][2430]:山形県のチクリページby !Junk 1999年12月04日 (土) 18時45分38秒

> http://www.pref.yamagata.jp/kenkei/hightec/hightec.html


> 情報提供者の情報が他に漏れることはありません。

こーゆーノーガキたれるんなら少なくともSSL位使って欲しいモノである。まあ例えSSL使ってても字面通り信じる馬鹿ぁ居ませんがネ

[No.2437] Re[2420]: 言論の自由への空虚by LP 1999年12月04日 (土) 16時37分33秒

> それが自分の意とそぐわない物でも様々な意見を
> 出し合い、尊重しあい、より事柄を深めて行く事は必要であり、
> 問答無用でWebを潰す事は言論の圧殺に止まらず、
> こういった「知性」、人間の可能性への挑戦であると思います。

この点で読者さんの見解に、同感です。

Kojimaさんは、比較的適切にいわゆる「リベラルvsコミュニタリアン論争」をまとめられていると思います。この議論については、日本語でも多くの本が出されていますが、筆者みずからがコミュニタリアンであることを表明しつつ書かれた、比較的よいできのものは、藤原保信『自由主義の再検討』岩波新書、です。なおこの論争それ自体は、専門家のあいだではすでに過去のものになっています。

さらに、最近の関連する本としては、大川正彦『正義』岩波書店を一読されることをすすめます。

もっともKojimaさんの自由主義の捉え方については、私は異論をもちます。自由主義は、基本的に唯一の真理が成立するということに対する懐疑に始まり、それゆえ真理ではなく、各人が「真理らしい」ものをもっていると前提するために、討論を重視すると言えるでしょう。この点については、どこかで表現は違いますが河上さんも述べてらっしゃいましたね。

唯一の真理がなりたつという考え方は、容易に、その真理への関与の強制とその真理を共有しない人間の排除へと結びつきます。マッキンタイアーはそうした考えの持ち主であると思います。

なお、マッキンタイアー流の自由主義に対する攻撃に対しては、自由主義者ロールズは、(自分の)自由主義はけっして人間の生のすべての側面に対して指針を示すものではないとして、自由主義が価値相対主義に直結するものではないというような反論をしていたと記憶しています。

[No.2436] Re[2435][2430]:山形県のチクリページby LP 1999年12月04日 (土) 16時03分00秒

> そういや山形県にチクリページができてました。
>

> 情報提供者の情報が他に漏れることはありません。
って、そんなこと信用できたら、こんなチクリページも必要ないべさ。

情報への感謝の凡レスでした。

[No.2435] Re[2430]:山形県のチクリページby (キタノ) 1999年12月04日 (土) 10時42分31秒


そういや山形県にチクリページができてました。

http://www.pref.yamagata.jp/kenkei/hightec/hightec.html

※ インターネット上などで次のような情報を見かけたら、ぜひご一報ください。
<違法情報>
 ☆ わいせつビデオなどを販売をしている。
 ☆ 覚せい剤などの違法な薬物や毒劇物の販売等をしている。
 ☆ けん銃などの銃器やその部品の販売をしている。
 ☆ 商品販売を仮装して金品をだまし取っている。
 ☆ 人を脅したり、人の名誉を傷つけている。

<有害情報>
 ☆ 犯罪の方法を具体的に解説している。
 ☆ 少年の健全な育成の妨げになるおそれがある情報を掲載している。
 ☆ 個人を誹謗中傷している。

 また、犯罪になるかどうか分からないが、放置しておくと困る人が出たり、困
った事態になるのではないか?と思うようなことでもけっこうです。

情報提供者の情報が他に漏れることはありません。


で、メールページ。
http://www.pref.yamagata.jp/kenkei/mail/mail.html

[No.2434] Re[2427][2421][2353]: NetNews: japan.binaries.pictures.erotica階層 廃止提案!!by ねこのこね 1999年12月04日 (土) 10時30分55秒

> >ネットニュース(電子掲示板)で流れる画像が増え続けていることが分かった。
>
> ネットニュース=ニューズグループを「電子掲示板」と表現するあたりに
> 少々姑息さを感じますね。つまり、「インターネットの掲示板には危険な
> ものが流れている、たとえば児童ポルノ画像や、公安庁の個人データなど
> 」といった、混同した議論をする人間が絶対に出現する、というのは、河
> 上イチローの「予言」です。

予言でなくとも既出ではないかと思いますが如何でしょう。
毎日新聞の「インターネット事件を追う」にある早大の警察への名簿提出は
インターネット事件ではないのに大きく取り上げたいのであれば、「管理統
制問題を追う」とでも改題して貰いたいものです。

参考URL:http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/index.html


[No.2433] Re[2426][2417]: 問題点。by さまよう子羊 1999年12月04日 (土) 09時53分51秒

>> ただ、体制側の人間は「読んだ人のうち00.1パーセントでも犯罪を実行する本」や「聞いた人のうち0.001パーセントでもテロ活動を行う演説」でも取り締まりたい。
>> もっと言うと「それを知った人間が0.0001パーセントでも影響されて自分達にたてつく思想」の存在を許せないのであり、そこのところが問題なのです。
>危険性が少しでもあるからといってある意見を封殺したいという場合、その封殺された意見から恩恵が得られる場合もあるということを見逃しているのではないか。

私が思うに、そういうことは体制側の人間も承知しているのでしょう。承知した上で、その「恩恵」が体制側の人間にとって自分達の体制を脅かすものなので恐ろしいのです。恐ろしいというよりは憎んでいるというというべきか。
国民に色々と自由に考えてもらっては困る。国民に国のことなんか考えてもらっては困る。国民が政治意識を持つことなんかは不要だ。国のこと、政治のこと、治安のことは我々政治家(官僚・警察)が決めるんだ。政治意識を持った国民は邪魔なだけだ。奴等は障害物だ。敵だ。
体制側の人間はこう考えていると推察します。
彼らにとって、国民は豊富な知識を持つべき存在ではないのです。豊かな人間性の形成などどうでもいいのです。経済活動だけに従事して金を稼ぎ、何も言わずに税金を払うだけの存在であることが望ましいのです。
こう考えるのは悲観のしすぎでしょうか?あるいは電波?(^^;

[No.2432] Re:2429by すしマシーン 1999年12月04日 (土) 06時04分44秒

ああ、やっぱりそうですか。
ぶらっどさんは。

英語圏ではdevil's advocateなお人が議論をおもしろくする傾向が見られます。悪魔の振り、そして善人の振りをする人がいると、
何が論点になっているかがわかりよくなります。だれがいい奴なのか、悪い奴で死ぬべきかという熱い議論ではなくなるためにも、是非、ブラッドさんや河上さんには悪魔になっていただきたいと思う者の一人です、わたしは。

[No.2431] てんかん兆候などの個人情報/宮城県警、教習所に要求 (河北新報)by 等痔をプレス 1999年12月04日 (土) 05時03分26秒

てんかん兆候などの個人情報/宮城県警、教習所に要求
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 宮城県内の自動車教習所(全46校)が入校当初の受講者に実施する運転適性検査の結果、てんかん、精神病の兆候のある「特異反応者」とされた受講者について、宮城県警交通部がすべての教習所から氏名など個人データの通報を求めていたことが2日分かった。県警の監修で作成された事務処理要領に基づく措置だが、東北で同様の通報をしている県はなく、識者からは「プライバシーの侵害に当たる不当な情報収集だ」との批判が出ている。
 適性検査は、教習所が受講者の行動内容、精神安定度などを把握し教習に生かすため、ほぼ全国同じ内容で行われている。単純な図形描写や計算問題、多数の短答式の設問があり、てんかん、精神病の兆候を示す設問も含まれている。
 宮城県内の教習所は、昭和46年に県警の監修で作成された指定自動車教習所等事務処理要領に基づき、誤記の場合を含め、特定の回答をした受講者の氏名、住所、生年月日を「特異反応者」として県警交通部に半月単位で通報。その後も、教習所での面談、観察結果などの報告も求められている。
 県警交通部は「県警として医学的な見地も踏まえて特異反応者から運転不適格者を割り出し、各教習所に退校させるよう指導するのが目的」と説明。通報された情報を事件捜査などに使用しないとしているものの、文書保管の期間については「必要な期間」として明らかにしていない。
 年間の通報者は100人弱あるが、実際に退校の指導までにいたるケースは「わずかしかない」(県警運転教育課)という。
 道交法は一部の身体障害者のほか、てんかん患者、精神病者に免許を交付しないと定めているが、統一的な判断基準はない。各教習所は運転に適していないと判断した場合、「家族らに相談して自主的に退校するよう説得してもらう」(仙台市内の教習所)といった対応を取っており、強制的に退校させるケースはほとんどないという。
 「特異反応者」の通報について、警察庁は「全国統一で行っているものではない」と説明。東北では「何ら教習所からの情報提供は求めない」(岩手県警)「教習途中で動向に異常があった場合にのみ報告を受ける」(福島県警)など対応は分かれているが、宮城県警と同様の制度はない。
 個人情報の問題に詳しい同志社大法学部の新川達郎教授(行政学)は「了解なしに集められたプライバシーが流通し、個人がコントロールできないという意味で個人情報の管理として二重の誤りと言える。不適格者の排除という目的があるにせよ、国民が自らの個人情報を守る権利を侵害しての情報収集は許されるものではない」と話している。

参考URL:http://www.kahoku.co.jp/NEWS/1999/12/19991203J_01.HTM


[No.2430] 「an・an」が有害図書に (讀賣)by 倉田佳典 1999年12月04日 (土) 04時56分42秒

◆女性誌「an・an」が有害図書に 讀賣


 山形県は三日、女性週刊誌「an(アン)・an(アン)」十一月十九日号など雑誌四誌を、有害図書に指定した。同県青少年保護条例によると、有害図書は十八歳未満の青少年への販売が禁止され、書店などは「成人向けコーナー」などに陳列しなければならないが、「an・an」のような知名度の高い女性誌が指定されるのは珍しい。
 この「an・an」は「セックス白書」と銘打ち、女優の江角マキコさんのヌード写真を掲載している。同県青少年女性室によると、問題とされたのは下着姿で抱き合った男女の写真など。先月二十四日の県青少年保護審議会で、「著しく青少年の性的感情を刺激するおそれがある」などとして有害指定が決まった。

 発行元のマガジンハウス(東京都中央区)の賀来六朗総務部長は「こんなことは初めてで、びっくりしている。一割程度は高校生の読者もいるので、編集にも気を使ってきた。『セックス特集』は、これまでも何回か企画しているが、問題になることは一度もなかった」と話している。



(12月4日3:08)

http://www.yomiuri.co.jp/newsj/1204i601.htm

[No.2429] Re[2403]: 参考までに、vladさんのことby 河上イチロー 1999年12月04日 (土) 04時25分10秒

> 公平のためにいっておくと、
> これまで吟味の対象であった文の書き手が
> もし「ハッカージャパン」のvladさんなら

そうです。

> むしろかなりおもしろい人なんだろうなあと思ってます。

実際は機関銃のようにしゃべるおもしろい人です。まあ、何もかも意見が一致するとおもしろくないしね。もっとも、Vladさん自身はかなりの批判を浴びることを覚悟して書いてるみたいです。なんか露悪的なところもあるかもしれない。そういう意味では私も同類なんだが。

脱コードの意味が私にはまだ見えないので内容には触れない。

[No.2428] よんでみました1by すしマシーン 1999年12月04日 (土) 03時16分50秒

>ブラッドさんのつづきもの
べつに・・・ま、いいんちがう?ってかんじです
ホモを「モーホー」と表記することはやめた方がいいとは思う
ありゃ、蔑称ではない?と思われるしね。

>kojimaさんのことばたち
自由は理念です、たとえばヘーゲルは世界史は自由の自己実現過程だといってた。自由を、私は、功利主義的観点から見た「目的」とは思ってません。従いまして「自由を自己目的化」する事を容認する枠組みでは考えておりません。自由は目的(endおわり)概念とは関係ないです。むしろ、何らかの目的がそこにおいて達成されうる過程の場所を「自由」と理念的ではあれ、考えてます。
今日の思考をしばしば功利主義が規定するのに対しては有効な手だてがない模様ですが、私は功利主義では済まないと思ってます。
幸せは、あってもなくてもいいです。それによって私たちが心理的に満足のいくこと、の他に何かやるべき事があるんじゃないか・・・と思わずに入られてませんが、そのことを他人にも共有してほしいとまでは思ってません、。私は自分のできることを勝手にやればいいとしか思ってないので。

[No.2427] Re[2421][2353]: NetNews: japan.binaries.pictures.erotica階層 廃止提案!!by 河上イチロー 1999年12月04日 (土) 03時00分43秒

>ネットニュース(電子掲示板)で流れる画像が増え続けていることが分かった。

ネットニュース=ニューズグループを「電子掲示板」と表現するあたりに少々姑息さを感じますね。つまり、「インターネットの掲示板には危険なものが流れている、たとえば児童ポルノ画像や、公安庁の個人データなど」といった、混同した議論をする人間が絶対に出現する、というのは、河上イチローの「予言」です。

[No.2426] Re[2417]: 問題点。by 河上イチロー 1999年12月04日 (土) 02時58分08秒

> ただ、体制側の人間は「読んだ人のうち00.1パーセントでも犯罪を実行する本」や「聞いた人のうち0.001パーセントでもテロ活動を行う演説」でも取り締まりたい。
> もっと言うと「それを知った人間が0.0001パーセントでも影響されて自分達にたてつく思想」の存在を許せないのであり、そこのところが問題なのです。


危険性が少しでもあるからといってある意見を封殺したいという場合、その封殺された意見から恩恵が得られる場合もあるということを見逃しているのではないか。

100%危険な思想がない、ということは、どんな思想にも一部の有用性があるはずだ、ということになる(それは反面教師にしかならない場合も含めてだ)。いや、むしろ「実行したら危険」であるという思想が存在することを知っておくことは、本当の安全のために必要なことではないのか?(いわゆる、カルトに勧誘されるのが、社会経験に乏しい大学生だという指摘があるが、それは免疫がなかったからという言い方もできると思う。もっとも、カルトについてはまた改めて論じるとするが)。

したがって、危険性の含まれる思想も、あえてそのまま免疫作りのために残すべきであり、逆宣伝(これは危険な思想だ、という発言)を徹底的に行えばいいと考えるものである。

――というあたりでどうでしょうか。

[No.2425] Re[2417]: 問題点。by 一庶民 1999年12月04日 (土) 00時17分49秒

> ただ、体制側の人間は「読んだ人のうち00.1パーセントでも犯罪を実行する本」や「聞いた人のうち0.001パーセントでもテロ活動を行う演説」でも取り締まりたい。
> もっと言うと「それを知った人間が0.0001パーセントでも影響されて自分達にたてつく思想」の存在を許せないのであり、そこのところが問題なのです。

「 0.01% でも影響があるからだめ」というのであれば、例えば、

今日○県○市にあるコンビニに深夜、強盗が押し入り、現金○円を奪って逃走しました。コンビニ側では、人件費の問題により深夜に店員一人で応対しているところが多く、安全面での対策に頭を悩ませています。

という報道をマスコミがして、この報道を元にコンビニ強盗を行った人がいるような状況であれば、マスコミへは政府から報道規制を行っていいということになりますね。
(事実のまま伝えるなとか、事件報道自体行うなとか)
もっとも強盗事件に限らず、「これこれの報道は、これこれの悪影響を社会に及ぼすから、するな」ということもありに...。

問題なのはそういったことで、犯罪行為などを行ってしまう要因をもっていることでしょう。
(その人が「爆弾」である限り、何かのきっかけにより「導火線」に火が点いてしまうという)

[No.2424] Re[2407][2396][2370]: 脱コード化の例by 比ヤング 1999年12月03日 (金) 23時49分41秒

> 「社会の脱コード化はされていない。むしろ、コードは
> テクノロジーの発達に伴い強化されている」


> ちがうでしょ! 投稿者:Vlad/アメリカばんざ〜い!  投稿日:12月03日(金)02時32分50秒

>脱コード化のつぎに来る再・超コード化


ということだそうです。

参考URL:http://www.tcup3.com/315/himitsu.html


[No.2423] Re[2421][2353]: NetNews: japan.binaries.pictures.erotica階層 廃止提案!!by !Junk 1999年12月03日 (金) 22時20分04秒

ちょっと茶々ですが

> さて、このタイミングに合わせたかのような、出来過ぎのタイミングで、厄介な報道が出ました。
>
> 以下、毎日の「速報」より。
>
> ----------------
> 特報・児童ポルノ画像:電子掲示板での掲載増加  12月3日 14:04

以前にも書いたかな?毎日が警察関係で「特報」とやらかしたらまず「警察サイド主導の謀略リークネタ」と考えて良いと思います。わかりやすい分タチが良い(笑)?

[No.2422] Re[2402]: インターネット業界が大同団結? 日本インターネットプロバイダー協会が12月3日に設立(ZDNN)by 等痔をプレス 1999年12月03日 (金) 18時22分03秒

「日本インターネットプロバイダー協会」(JAIPA)のHPは
http://www.jaipa.org/

だそうです。10日開設だそうで、まだありません。

[No.2421] Re[2353]: NetNews: japan.binaries.pictures.erotica階層 廃止提案!!by あるて 1999年12月03日 (金) 18時14分21秒

さて、このタイミングに合わせたかのような、出来過ぎのタイミングで、厄介な報道が出ました。

以下、毎日の「速報」より。

----------------
特報・児童ポルノ画像:電子掲示板での掲載増加  12月3日 14:04
 「児童買春・ポルノ禁止法」の施行以来、インターネットではホームページに掲載される児童ポルノ
画像こそ激減したが、ネットニュース(電子掲示板)で流れる画像が増え続けていることが分かった。
データをパソコンに取り込み復元して初めて画像になるシステムのため、見つかりにくいのが理由で、
現行法での摘発は困難。
---------------

一応、解説しておきますが、例の法律が成立して以来、
その筋のNGへの国内から・もしくは日本人などのアジア系を扱った趣味者の画像投稿は減っています

逆に、海外からの有料サイト業者や裏CD屋・裏ビデオ屋の広告が増えています.

法律が施行された11月1日以降、素人の投稿は殆どなくなっています。

署名なしの記事ですが、この時期に「敢えて」報道した意図は何か、一体何者が情報源なのか、見極める必要があります。

多分、警察などの行政サイドが、自らの現行法体系での例の法律の限界(電気通信事業者法の「検閲の禁止」などと衝突する事を示し、事実上の法改悪を促す効果を狙ったとも取れますし、
NetNewsに警察などが介入するための計画的なリークの可能性もありえます

まぁ、これからの検証が重要ですが。


あるて

参考URL:http://www.bremen.or.jp/alpha292/


[No.2420] 言論の自由への空虚 by 読者 1999年12月03日 (金) 17時43分16秒

「苦情掲示板」の盗聴法Webリングから降りましょうかという話に
触発されて、再度読み直してみました。
やはり、対・管理統制にふさわしいだろうと、こちらに投稿します。

ある掲示板でであった Kojima という人の発言を集めてコンテンツを
作ってみました。わたしの意見とは異なりますが、誠に傾聴すべき
物が有ると思って集めてみた訳です。

それが自分の意とそぐわない物でも様々な意見を
出し合い、尊重しあい、より事柄を深めて行く事は必要であり、
問答無用でWebを潰す事は言論の圧殺に止まらず、
こういった「知性」、人間の可能性への挑戦であると思います。

http://nagoya.cool.ne.jp/a_killer/kojima/k015.html


[No.2419] Re[2418][2415][2406]: RE:2404 by 読者 1999年12月03日 (金) 17時17分34秒

細かい訂正(悪意無し)

> そのための基準として、ISO12000の認証取得が一種のブームになっています。
ISO14000シリーズですよね?

それで、

> 環境と経済はトレード・オフ(あちら立てれば、こちらが立たず)の関係にあるといわれますが、そこのところをどう調整していくか、が大事なことなのだといえます。
> 従って、単純な二者択一の論法は、無意味であると思います。

省資源が経済の動きを鈍くしていた事は事実です。
物を消費、流通させない運動なんですから。
でも、確かに「環境ビジネス」を開発する人達の苦労はイロイロな意味で
見てて楽しいですね。中にはトホホな物も多いし。

[No.2418] Re[2415][2406]: RE:2404 by 弁天小僧 1999年12月03日 (金) 16時17分19秒

> また環境運動というのもまた難しい。人々に雇用を生み出している以上慎重にせねばそういう人達の生活を破壊してしまう。自分らさえよければいいという発想で他人に迷惑をかける一例ですね。
>

ちょい補足(全体の主旨からは、たぶん、はずれると思いますが)。現在では、環境に配慮しない企業というのは、社会的に存続できない状況になっています。
そのための基準として、ISO12000の認証取得が一種のブームになっています。この認証業務にもそれ相応のコストがかかり、つまりは、経済的な効果を生み出しているといえます。

環境と経済はトレード・オフ(あちら立てれば、こちらが立たず)の関係にあるといわれますが、そこのところをどう調整していくか、が大事なことなのだといえます。

従って、単純な二者択一の論法は、無意味であると思います。

[No.2417] 問題点。 by さまよう子羊 1999年12月03日 (金) 14時19分42秒

河上さんの12/1驥尾団子より。
> いやあ、これは本当に聞いてみたいが、「読んだ人が100パーセントそのとおりの実行をする本」とか「聞いた人がみんなそちらの方向に流される演説」なんてのが存在するのかね。もしあったら、そのテクニックを使って商売繁盛するはずじゃないか。あるいは、それこそ「治安に危険を及ぼすような連中」を一掃できるはずじゃないか。逆にいえば、それだけ言葉には限界があるということである。

ただ、体制側の人間は「読んだ人のうち00.1パーセントでも犯罪を実行する本」や「聞いた人のうち0.001パーセントでもテロ活動を行う演説」でも取り締まりたい。
もっと言うと「それを知った人間が0.0001パーセントでも影響されて自分達にたてつく思想」の存在を許せないのであり、そこのところが問題なのです。
100%かどうかを議論にあげると、それこそ河上さんの批判する二元論になってしまうのではないでしょうか?
大筋においては賛成ですが、この論法だけ気になりましたのでお聞きします。

[No.2416] Re[2408][2370]: 脱コード化の例 by あえて匿名 1999年12月03日 (金) 14時07分24秒

> もう一言。
>
> > >ならないんだよ。自由の圧殺と公共の利益とを秤に掛ければ、公共の利益に供する機能を果たすという
> > >役割の方が、はるかに大きくなるんだよ。
> > >だからあたしゃ通信傍受法にも少年法改正にも賛成なんだ。
>
> この発言を読んで、戦前の言論状況を連想しました。
>
> 戦前、たくさんの知識人が
> 「大日本帝国とアメリカ合衆国とは絶対に戦争にはならない。
> 大日本帝国は平和国家だから陛下のお力で戦争を回避できる」
> と語っていました。
> そして、戦争を危惧し、戦争回避の論陣を張っていた反政府
> の立場をとった人達は、ことごとく孤立し、本が焼かれ、
> 著者が虐待され、あるいは無実の罪を着せられました。
>
> 何かを考えているようでいて、その実、何も考えていない、
> 「思考停止」のよい例だと思います。



No.2359で現職TVCG屋様が書かれたカオス理論に通ずるものありますね。

>それを、戦争が近づくキナ臭い時代には、古い”定説”
>を持ち出し人間の統制を行おうとするナショナリズム
>右翼が出てきてまた宗教論や倫理論など様々な角度で
>の混乱を生みます。
>別の例えでいえば、マスコミ内部に糾弾ばかり行うヒト
>と違うイエロージャーナリスムが将来的に害悪だと排除
>するコトと同じともいえます。ある程度のノイズは自然
>界には絶対必要です。
>すべての異論(異物)を排除すると短期的にはクリーン
>ですが必ず破綻弱体化します。



公共の福祉、全体の利益、社会運営等といわれるものを優先するのは一見正しいように見えますが、現職TVCG屋様が書かれたように違うものを排除する傾向になれば結局の所組織が弱体化するのがオチという事で、、。

vlad氏の理想状態になれば下の人達は従順に動くでしょう。社会生産も上がるかもしれません。見かけの犯罪率は低くなるでしょう。しかし組織の舵取りがどこからも文句を付けられなりますね。当然です。違うものを排除してるので下(民)からの突き上げなど誰も怖くてできやしない。この場合下は従うだけですからね。コードでそう教え込まれている。

禁則事項=お上に逆らう,文句を言う,

って言った所でしょうか。
#損得勘定で見てもお得とはいえませんね。

[No.2415] Re[2406]: RE:2404 by あえて匿名 1999年12月03日 (金) 13時52分16秒

> 「社会の円滑な運営」とありますよね?その円滑な運営によって自分たちの営みが妨げられている社会の成員がいませんか?。


同感です>すしマシーン様。先に書いたように私はvlad氏のいうような社会機構には賛成出来ません。特に私自身の場合同調するというより皆に爪弾きにされるうざったい人間なので、、。

それでも氏の言う「全体の利益」からみれば私一人ぐらい除け者にされようがそれで秩序が保てるのであれば全然お構いなしというところでしょうか。


> 社会全体、ですか・・・うーん、ぜんたい・・・?足し算ですみますかね?たとえば、今は資本主義社会では人々の経済生活は企業労働に支えられてますよね。でも、その企業のやってることが後進国の生活に悪影響を及ぼしていると、断固たる調子でNGOやらが叫んでます。社会全体の利益からいえば、企業が儲かること優先にすべきでしょうが、それは日本一国の繁栄の保守という視点からのみ頷けますが、その視点だけというのもどうかなあとおもうんです。


仰るとおり非常に難しい問題ですね。100年前まではグローバル化という状態ではなかったため世界を見渡さずとも自分らの領地で支配下の民を食わせて平和に保てればそれで良かったのですが、現在ではそのような事も言っておられずとても一つの枠にとどまれる状況ではありませんね。

また環境運動というのもまた難しい。人々に雇用を生み出している以上慎重にせねばそういう人達の生活を破壊してしまう。自分らさえよければいいという発想で他人に迷惑をかける一例ですね。

#今の世で旧来の様に単一指向で人を縛る必要性は社会運営上からもあまりないように思われます。農業でさえも機械化が進み、今では昔求められていた粒のそろった労働力は必要ないですしね。コンピュータの発達はそういう意味では我々の生活向上に相当に寄与してますね。昔は人がやっていた単純作業は機械がやってくれるから人間は発想を担当するだけでいい。その分自由に過ごす時間も増えるし色々な事に考えを巡らすのもいい。それが運良く更なる発展に役立つのならこれ程よい事も無いなと思います。未来をもっと明るく考えられたらいいですね。

##書いてるうちになんかわけわからんくなった

[No.2414] Asahi.comより by 弁天小僧 1999年12月03日 (金) 11時59分56秒

改正住民基本台帳法の廃止法案、民主党が提出へ

民主党の菅直人政調会長は2日の記者会見で、先の通常国会で成立した全国民の住民票に番号をつけてコンピューターで一元的に管理する改正住民基本台帳法について、「廃止法案を今国会に出す方向で準備を進めたい」と述べた。その理由として、「コンピューターには4つの情報(氏名、生年月日など)のみがのると聞いていたが、実際には13の情報がのる。間違った情報を国会に示して、法案の採決を強行したからだ」と述べた。
 これに対し、自治省は「転出、転入届の特例として続柄などの13情報が関係市町村間で流れるが、蓄積はされないし、これは国会でも答弁している」と話している。

(21:58)

http://www.asahi.com/1202/news/politics02018.html

[No.2413] 河上氏の日記から by 弁天小僧 1999年12月03日 (金) 10時08分11秒

>つまり、「オウムをつぶす」なら賠償金は手に入らないし、賠償金を手に入れるためには、それなりの活動を温存させねばならない。

この河上さんの日記の文で思い出したのですが、昔、薬害事件を起こした「チッソ」という会社は、莫大な賠償金を支払うため、現在でも企業として存続していますね。

http://www2.baynet.or.jp/~aasasaa/diary/

http://www.kumanichi.co.jp/minamata/m-jiten3-04.html
http://www.ask.ne.jp/%7Ecomicbox/cal/h11/h1128j.html

チッソ
http://www.chisso.co.jp/

>現職TVCG屋さん

お気遣い、ありがとうございます。

[No.2412] Re[2410]:社民党の基本姿勢 by (キタノ) 1999年12月03日 (金) 09時01分22秒

福島瑞穂議員ウェブより「社民党の基本姿勢」
http://www.jca.ax.apc.org/mizuhoto/habouhou_2nd/siryou.html
《社民党の基本姿勢》

いわゆるオウム真理教対策関連二法案について
社会民主党 内閣・法務部会

社会民主党は、いわゆるオウム真理教対策二法案について、以下の方針
を内閣・法務部会で確認した。

1.社会民主党は、宗教法人「オウム真理教」による、無差別大量殺人、誘
拐、殺人、入信強要などの犯罪行為に対して、強い怒りを禁じ得ない。オ
ウム真理教による被害者の健康の回復と社会復帰、犠牲者の補償、再発
防止のために、十分な施策を講じる必要があると考えるものである。

2.政府提出の「団体規制法」は、包括的で拡大適用のおそれが強く、第
二「破防法」との危惧もあり、現状では反対せざるをえない。松本・地下鉄
サリン事件など、一連のオウム真理教による無差別大量殺人は、カルト教
団によるマインドコントロールが引き起こしたものともいえ、単に過去の大量
殺人・殺傷行為を問題にする「団体規制法」では、本質的な解決にはなら
ない。

 社会民主党は、オウム対策を名目にしながら様々な団体の活動を規制
する可能性のある「団体規制法」よりは、むしろカルト対策を視野に入れた
立法が有効であると考えその準備をはじめている。

3.被害者救済立法は、サリン事件をはじめ、現在被害に苦しむ被害者救
済のために、円滑かつ早急に実現しうるようにすべきである。被害者救済
のために団体規制要件を前提とする必要はない。社民党は団体規制法を
前提とせずに被害者を救済するための立法準備をすすめている。更に、
オウム真理教によるものに限らず過去の大量殺人事件の被害者を、包括
的に救済する措置の検討が必要だと考える。

以上


[No.2411] Re[2410]:福島瑞穂ウェブ/《団体規制法を徹底検証する!》 by (キタノ) 1999年12月03日 (金) 08時49分30秒

http://www.jca.ax.apc.org/mizuhoto/habouhou_2nd/habouhou_2nd.html

《団体規制法を徹底検証する!》
福島 瑞穂

 臨時国会(今年は12月15日まで開かれる予定)に、団体規制法(第二
破防法)が上程されている。今、衆議院の法務委員会で、審議の真っ最中
である。

 メディアの中では、オウム特別立法と呼ばれている。しかし、これは国民
をミスリード(誤導)する名称だと思う。この法律は、オウム真理教のみに適
用される訳では全くない。過去において不特定かつ多数の殺人の未遂が
あれば適用されるのである。現在、そして将来の危険性は、適用するにあ
たって問われない。過去において不特定かつ多数の殺人が行われた団体
があり、その構成員が、例えば今、団体にいれば、適用があるのである。不
特定かつ多数の殺人の未遂が行われた団体の構成員が、別の団体の構
成員になっていれば、同じ団体と認定され、団体規制法が適用される可能
性がある。

 「団体」というとすざまじい感じがするが、市民団体にある構成員がいると
「○○の団体」であるとレッテルがはられたり、フレームアップされ、団体規
制法の適用がなされてしまうのではないか。

 様々な市民団体、NGOは、実はファジーであり、「構成員」といっても、
かっちり「構成員」というものはなかったりする。会員といってもあいまいであ
る場合が多い。会費を払ったり、払わなかったり、払い忘れていたり…。
「団体」の「構成員」であるとされてしまうと団体規制法が適用になってしま
う。

 繰り返すが、法案は、オウム真理教のみに適用される訳ではない。

 破防法は、違憲の疑いが強く、1952年の法律成立の際は、大荒れに荒
れた。当時、団藤重光東京大教授は、委員会に呼ばれ、反対の意見を述
べている。社会的に大きな反対運動が起き、国会のなかで与野党が大攻
防になった。 

 その結果、残念ながら成立してしまった。だが、「怖い法律である」という
人々の認識があったため、今に至るも破防法の団体適用をされた団体は
ない。

 しかし、今回上程されている団体規制法は、破防法よりずっと手続きを簡
略化した、しかも強力なものである。政治目的や将来の危険性も不要であ
る。

 破防法より劇薬の法案が上程されているのである。

 ところで、ここで言いたいことは、それではオウム真理教のみに適用され
る法律ならいいと言えるだろうかということである。(法務省はオウム真理教
のみに適用される法律なら作らないと私は考えるので、こういう設問自体、
架空のものになるが)。

 メディアや市民や国会議員の意識を縛っているのは「オウムの味方をし
たと思われたくない」ということである。

 国会議員と話をしていると、団体規制法などに、疑問を持っていたり違憲
と思っている人は多い。しかし、みんな言葉を濁すのは、「地元があるから」
といったことである。反対運動の住民の神経を逆なでするのが恐い。メディ
アのバッシングを受けて選挙で負けるのは困るという意見が出てくる。

 無理が通れば道理が引っ込む。

 国会での話を聞いていると、戦前の話を思い出す。

「この戦争は負ける」「戦争反対」と思っていた人は、当時でも結構いたと言
われている。しかし、「反対」と言うと「非国民」と言われるので、「反対」と言
えなかった。

 それと同じような状況が起きているのではないか。 

 国会議員が自主規制によって自由に意見を言えなくなること自体、問題
である。


一番最後の行の言葉は、この掲示板のテーマと重なりますね。
こういう議員を私は応援したいです。というか、同じ神奈川
県民なので彼女がまた立つなら支援するつもりですけれど。

http://www.jca.ax.apc.org/mizuhoto/


[No.2410] 参院法務委における第三破防法可決に抗議します  by (キタノ) 1999年12月03日 (金) 08時42分06秒

http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/991202/dom/16270000_maidome077.html

オウム真理教を取り締まる「無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法
案」(団体規制法案)の一部修正案と、地下鉄サリン事件などの被害者にオウムの財産
を配当する「特定破産法人の破産財団に属すべき財産の回復に関する特別措置法
案」(被害者救済法案)は、2日午後の参院法務委員会で、自民、自由、公明3党と民
主党の賛成多数で可決した。3日の参院本会議で可決、成立する見通し。政府は月内
に施行する方針で、公安調査庁は施行を受け、直ちに観察処分を請求する方針だ。


議論が尽くされた上での採決とは思えません。
国民は、この第三破防法とその本当の論点を知らないし、
議論も行われていません。法務委の質疑も、感情論ばかり
が先行し、福島委員を除いて、法務委の委員による
理性的な議論がされていなかったと考えます。

このような異常な状況の中で、国民の基本的人権を侵害し
民主主義制度と刑事法体系の根幹を揺るがしかねない
この法案が参院法務委を通過したことは、極めて
遺憾であり、危機感を感じます。

私は参院法務委における第三破防法可決に抗議します。

http://news.yahoo.co.jp/Full_Coverage/Aum/


[No.2409] Re[2402]: インターネット業界が大同団結? 日本インターネットプロバイダー協会が12月3日に設立(ZDNN) by (キタノ) 1999年12月03日 (金) 08時30分00秒


> 「『大手のISPはほとんど参加する見込みだ。一般インターネットユーザーのカバー率で言えば,6〜7割に達する』(協会設立準備室)という」とのこと。
> 動向に注目しておきましょう。

これはある意味で、
「インターネット」という思想の否定につながり
かねない動きかもしれません。

小魚は網目から逃げ出せるけれど
大きな魚は網にかかる。
その姿が大きくなればなるほど
もう逃げることができなくなります。

それと同じ状況になってきた、とも考えられます。
ISPに依存せず、自前でサーバーを持ち、接続する
ということまで考えたほうがよいかもしれません。

[No.2408] Re[2370]: 脱コード化の例 by (キタノ) 1999年12月03日 (金) 08時26分09秒

もう一言。

> >ならないんだよ。自由の圧殺と公共の利益とを秤に掛ければ、公共の利益に供する機能を果たすという
> >役割の方が、はるかに大きくなるんだよ。
> >だからあたしゃ通信傍受法にも少年法改正にも賛成なんだ。

この発言を読んで、戦前の言論状況を連想しました。

戦前、たくさんの知識人が
「大日本帝国とアメリカ合衆国とは絶対に戦争にはならない。
大日本帝国は平和国家だから陛下のお力で戦争を回避できる」
と語っていました。
そして、戦争を危惧し、戦争回避の論陣を張っていた反政府
の立場をとった人達は、ことごとく孤立し、本が焼かれ、
著者が虐待され、あるいは無実の罪を着せられました。

何かを考えているようでいて、その実、何も考えていない、
「思考停止」のよい例だと思います。

[No.2407] Re[2396][2370]: 脱コード化の例 by (キタノ) 1999年12月03日 (金) 08時18分53秒

> > >こいつら…… 投稿者:Vlad  投稿日:12月01日(水)06時19分01秒
>
> 素朴な疑問です。
> 個無くして社会はあり得ないと思うのですが・・・

その通りだと思います。

> 公共の利益って個人の自由を圧殺するほど、そんなに重要なんでしょうか?
> 個人の自由を圧殺=犯罪って言いませんか???(^^;

自由の中身にもよると思いますが、
たとえば基本的人権に対する侵害は
犯罪的という場合もあるでしょう。

「脱コード化」うんぬんについては、
一言で私の考えを言ってしまうと、

「社会の脱コード化はされていない。むしろ、コードは
テクノロジーの発達に伴い強化されている」

ということになろうと思います。

[No.2406] RE:2404 by すしマシーン 1999年12月03日 (金) 07時21分23秒

>また私は、vlad氏の言うところの脱コード化はルール無視という意味合いが強かったのではと考えたのです。ここで言うルールというのは社会の円滑な運営を実現するために必要なもので「他の解釈」みたいな違う考え方は必要ない、といってるような感じではなかったでしょうか。

あたなのいうことは、比ヤングサン同様、私よりも正確だと思う。
それに、舌のなめらかさも、すばらしい。それは疾風のごとく迫ってくる。
確かに、私はブラッドさんのいうこと(「脱コード化」)をいわば逆手に取ってみたのかもしれません。ただ、ルール無視、という表現が興味深いです。あるルールがあるならそれに余計なものを付け加えたり変形したりするルールそれ自体の無視なのか、もし何らかのルールがあるならその反転、ないしはその逆を選択するのか、という問題です。これをなせ、といわれれば絶対にしない、またはこれを禁ずとある場合には絶対にする、そんなあり方をブラッドさんが「脱コード化」といっていたのかしら?
「社会の円滑な運営」とありますよね?_その円滑な運営によって自分たちの営みが妨げられている社会の成員がいませんか?。
社会全体、ですか・・・うーん、ぜんたい・・・?足し算ですみますかね?たとえば、今は資本主義社会では人々の経済生活は企業労働に支えられてますよね。でも、その企業のやってることが後進国の生活に悪影響を及ぼしていると、断固たる調子でNGOやらが叫んでます。社会全体の利益からいえば、企業が儲かること優先にすべきでしょうが、それは日本一国の繁栄の保守という視点からのみ頷けますが、その視点だけというのもどうかなあとおもうんです。
私はルールの変更をしないといけないと思うことがあります。企業や国家の思うままではまずい、と。そこに依存してばかりではまずい、と。NGO,NPO谷地行きのネットワークが意味を持っていると思うのですが、まだまだ少ない役割かと思う、社会全体の利益から見れば。ですから、社会全体という表現を使うときに、既存の社会像や全体像を念頭には置きにくいんです、私の場合。
なんか、いいたいこと忘れました、ごめんなさい。

[No.2405] rE:2385 by すしマシーン 1999年12月03日 (金) 06時52分08秒

>個人的な憎悪をダイレクトに刑法に反映させる「リンチ社会」を標榜しているわけですよね。更正の発想とか、プライバシーの概念でコード化されていたものを欲望のままに叩き潰そうとしている、つまり「脱コード化」しているのが、ほかならぬvlad氏本人ではないでしょうか。

まず、一般にある種の不安やら怒りやらが、「個人的な憎悪」ですむかどうか、そこに還元可能かどうかというと難しいと思います。
実は私はこれまでに何度か、カツアゲされそうになってます。その都度どうにかごまかして具体的な被害はないものの、ずいぶんと怖いものだし、ショックで口が利けない時間もあるものです。こんな経験があると、つい「今の若者はなっとらん!モラルがなーい。少年法改正せよ、彼らに人権を与え、親は保護する義務をなくせ!警察はしょっぴけ!」といいたくなるそうなんですが、どうもそんなに元気が出ません。単にやめてくれー時間の無駄じゃあーと思うこともなくぼんやりとしています。この経験談において、個人的な怒りとは、容疑者に向けた怒りのことでしょうね。実にとるに足らない個人的な感情にすぎない、といえばいえないでもないわけです。しかし、また別の見方があり、それはその容疑者たちの行動が社会的な行動であり、その意味で彼らの行動は彼らの責任というだけではすまず、社会の責任である、という見方です。すると、個人的な怒りは、実は社会的な怒りです。いわば社会が間接的ではあれ彼らにそうさせておる、社会が許せない、しゃかいにはいまだ改善の余地がある、というわけです。で、その改善のために法制度の整備必要が強調されます。ブラッドさんの怒りは個人的なものではすまないと思うんです。やはり、こんな社会ではまずいなあという社会的な、社会化された、社会に向けられた、そして例のページの作者への怒りかと思う。私なら冗談かと笑ってすましたいところです。なかなか難しいことだとも思いますけど。

>警察だけではなくて、オウム排斥に見られるように、「市民」とやらが「社会的正義」の名のもとに法からも逸脱した他罰衝動を振り回していますね。

フロイトならこういうでしょうね。それが精神のメカニズムの自然である、と。もともと精神は荒れ狂う欲動の葛藤の渦、人はそれを自覚してはいないが、ともあれかつて悪は神という超越項によって支えられた善に対置するものとして はじめて 安定できたが、近代は神亡き後である。さて、神の唯一にして絶対的なる善がないのだから、悪とは何か、それは何によって支えられるのか、となる。
私たちは普段は生活を営んでいますが、その営み(文化)が人間のある種の衝動によって破壊されそうになるやいなや、わたちたちはその危険な破壊を「悪」と名付ける。文化はこの破壊せる流れを「秩序」という名の反復行為に閉じ込めようと腐心する。その際に、良心、道徳が文化による制裁活動の兵士となる。ところで、良心や道徳はもともとどこからやってきたのでしょうか?それは文化によって普段の生活の営みによっててなづけられた攻撃欲動ではないのか?とすると、自分がそもそもそこからでてきた欲動を、良心や道徳は容赦なく取り締まるにすぎぬということになる。

まあ、そういうわけで、どっちもどっちといえないでもないです。
オウムをやっつける国家・国民、をやっつける我ら・・・
その際に、何かの正義やら理念やらを標榜するかしないかは、何か大義名分を盾にものをいうかいわないかは、二次的な、つまりどうでもいい問題かもと思う。

比ヤングさんは、社会はプライバシーの保護を大切にしていますと「コード化」の例でいってますよね。でも、どうかな?他方で、プライバシーの保護を「知る権利」の劣位におくべきだという意見も、日本社会では根強いです。マダ、プライバシー保護、または自己情報コントロール権は十分にはコード化されてないと思うし、意見の分かれているところかと思う、それでいいかどうかといえばよくないとは思うけど。
極端なことなら簡単にいえます。私を殺そうと目の前で構える奴がいたら、そいつを殺してでも生きたとしても、全否定しにくいと思うんです、自分がその後罪悪感にさいなまされるかもしれませんが。でも、「そいつを殺せ、でないとおまえが死ぬぞ」という命令を完全には無視できないかなあという気もします。ガンジー主義を徹底できないかな、と。で、相手を殺したあとに、自分を誰かが「殺人罪」で責めてきたらどうするか?何らかの正当化をしないと苦しいかもしれませんです、はい。そのときには何らかの大義名分やら何やらを動員して、その責め苦をくぐり抜けようとしても、そのことを完全には悪くはいう気になりませんけど・・・。
かといって、今のマスコミのように、オウム?やっちめえーころしてまえーといったムードにはかなわんなあと思うんです。なんか、とりとめないですが、すみません。



[No.2404] Re[2401]:vladさんへの反論や批判 by あえて匿名 1999年12月03日 (金) 06時42分40秒

> どうでしょうかねえ?脱コード化、をどう解釈するかが問題かと思うんです。ドゥルーズとガタリなんかの線でいえば、脱コード化は資本主義の運動システムであって、それまでの社会システムから見ればうんと開放的だけど、うんとまた抑圧的だから、これをもっと解放しなくちゃあいけない!ってはなしでした。もし脱コード化を私がいったような意味で使うなら、つまりある掟や単語の意味はまるで無規則に解読される、多数多様に、相矛盾しつつ解読されうるとすれば、
> その守られるべき掟や単語に「旧態依然としたモラル」「ふるさと」「日本の麗しきっ伝統」「人殺しはいけない」「迷惑かけちゃあいけない」を代入しても、その代入の過程にデコーダーが関係するなら、予想され期待された意味や規定からは思い切り放たれた諸意味となって辺りを漂うだけでなく、期待された意味もまたのどかに振る舞う、そんな感じなんです。一の多、そう簡単にいってましたね(このテーマについては東浩紀さんの本が参考になります、ええ、脱構築って奴です)。ですから、vladさんがある期待をすればするほど、彼の期待からはずれるたわけ者もが、まさにvladさんの現状認識であるデコードによって生じ、またデコードによって肯定されもするわけです。ドゥルーズなんかはこういう世界を夢見ていた節があります。私も同じような夢見ますが、実際にはそんなにはデコードがうまくいかないなあ、と思います。何をいっても解釈は聞いたことのある同じものばかりですやん。多数多様に解釈されて混乱に陥ることの方が困難です。解釈がそこにあれば一つの平凡さだろうし、なければそこを埋めるものは沈黙です。その点、比ヤングさんとのやりとりはとても好きです。いつもとは違う旋風が吹くんです。




私は比ヤング様のように調子良くレスを返せませんが、、。私としてはdecodeとは訳しませんでした。ルールへの解釈、理解と脱構築はまた別の話であるだろうとも思うわけです。また私は、vlad氏の言うところの脱コード化はルール無視という意味合いが強かったのではと考えたのです。ここで言うルールというのは社会の円滑な運営を実現するために必要なもので「他の解釈」みたいな違う考え方は必要ない、といってるような感じではなかったでしょうか。「さらなる開放」というのはそういう意味では全く不必要で、個人の自由の抑圧など全体の利益から見れば取るに足らないもの、と氏は言いたかったのでは?実際に本人に聞かねば分かりませんが、氏は社会はどう運営されるべきか、そのために必要な事は、というのをメインに考えている人物なのは確かだと思います。

[No.2403] 参考までに、vladさんのこと by すしマシーン 1999年12月03日 (金) 05時55分02秒

公平のためにいっておくと、
これまで吟味の対象であった文の書き手が
もし「ハッカージャパン」のvladさんなら
話し相手としてはかなりおもしろいタイプだと思う。
話し上手な、とても愛嬌のある人なんじゃないかな?
ハッカージャパンvol.5では仲間にやっつけられてるけど、
ずいぶんとうまいかわし方をしていましたね。
私などは何度も思い出し笑いしました。

それに、例の書き込みにしても
まず犯罪被害者のページを読んだあとに
今はもう読めないし私もよめなかったがたぶん、犯罪ばんざーいってなぺーじを読んで、無性に腹が立ったのではないかと思われる。
まあ、そんなときには、人がいささか冷静さを欠いてしまうことはよくあるかなと思う。
だから、別にブラッドさんが悪い奴だとかはまるで思ってません。
むしろかなりおもしろい人なんだろうなあと思ってます。


[No.2402] インターネット業界が大同団結? 日本インターネットプロバイダー協会が12月3日に設立(ZDNN) by オオツカアキヒコ 1999年12月03日 (金) 02時30分56秒

>日本インターネットプロバイダー協会設立準備室は,12月3日に「日本インターネットプロバイダー協会」(JAIPA)を設立する。参加を表明した企業は11月30日現在で101社,「その後も増え続けており,12月2日昼頃で百数十社になっている」(協会設立準備室)という。

「『大手のISPはほとんど参加する見込みだ。一般インターネットユーザーのカバー率で言えば,6〜7割に達する』(協会設立準備室)という」とのこと。
動向に注目しておきましょう。

http://news.yahoo.co.jp/headlines/sbn/991203/cpt/00000000_zdnet002.html


[No.2401] Re:vladさんへの反論や批判 by すしマシーン 1999年12月03日 (金) 02時16分04秒

>ここまで来て「ではその解決法は?」と聞かれればvlad氏の様な方は「旧態のモラル社会の復活」みたいな答えが返って来そうです。果てし無き欲を制するもの、他人の迷惑を考える根拠、犯罪抑止の最大要素である罪悪感をつくり出すもの、それは強固なモラル概念であると。氏の賛成する通信傍受法案ならびに少年法強化はそれを実現するための手段という事になります。

どうでしょうかねえ?脱コード化、をどう解釈するかが問題かと思うんです。ドゥルーズとガタリなんかの線でいえば、脱コード化は資本主義の運動システムであって、それまでの社会システムから見ればうんと開放的だけど、うんとまた抑圧的だから、これをもっと解放しなくちゃあいけない!ってはなしでした。もし脱コード化を私がいったような意味で使うなら、つまりある掟や単語の意味はまるで無規則に解読される、多数多様に、相矛盾しつつ解読されうるとすれば、
その守られるべき掟や単語に「旧態依然としたモラル」「ふるさと」「日本の麗しきっ伝統」「人殺しはいけない」「迷惑かけちゃあいけない」を代入しても、その代入の過程にデコーダーが関係するなら、予想され期待された意味や規定からは思い切り放たれた諸意味となって辺りを漂うだけでなく、期待された意味もまたのどかに振る舞う、そんな感じなんです。一の多、そう簡単にいってましたね(このテーマについては東浩紀さんの本が参考になります、ええ、脱構築って奴です)。ですから、vladさんがある期待をすればするほど、彼の期待からはずれるたわけ者もが、まさにvladさんの現状認識であるデコードによって生じ、またデコードによって肯定されもするわけです。ドゥルーズなんかはこういう世界を夢見ていた節があります。私も同じような夢見ますが、実際にはそんなにはデコードがうまくいかないなあ、と思います。何をいっても解釈は聞いたことのある同じものばかりですやん。多数多様に解釈されて混乱に陥ることの方が困難です。解釈がそこにあれば一つの平凡さだろうし、なければそこを埋めるものは沈黙です。その点、比ヤングさんとのやりとりはとても好きです。いつもとは違う旋風が吹くんです。


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