[No.2350] re:[No.2328] by うっちー 1999年06月15日(火) 16時30分
『刑事が人を見れば犯罪者(クロ)と思ってるってのは、実際に彼らと話をしてみると一目瞭然』と、わたしの友人が力説してます(笑)
友人Yは、サギ(名前を勝手に使われた)にあって、被害届を出しました。
その時、ある刑事に事情聴取されたんですが、この刑事、Yを見るや否や犯罪者扱いで、持ち物検査し、凄い剣幕で「本当の事を言え、お前の方が騙してるんじゃないのか?」とYに「自白」を強要したそうです。
Yははっきりものを言う性格なので、ちゃんと否定してその場を切り抜けましたが、気の弱い人だったら、この時点で2〜3日拘留されていたかもしれません。
この話は、刑事がいかに人を信用せず犯罪者として見ているかをよくあらわしたものだと思います。
警察に関してはまだ話はあったりしますが、それは他の機会にしましょう(笑)
#最近あんまし返事書きませんが、ちゃんと読んでますので。。。>ALL
[No.2349] 潜入捜査じゃダメなんですか? by うっちー 1999年06月15日(火) 16時05分
「専門家にお聞きしたいこと」を踏まえて。。。
組織犯罪で定義している犯罪は、どれも重罪に値するものです。
よって、わたしは軽々しく判決が出る事は無いと思ってます。
「有罪」になったら、へたすれば「死刑」ですから、慎重さがあって然るべきでしょう。
さて、ココで、賛成者の方に何度も問うて一度も回答を得てない事項があります。
●組織犯罪を取り締まる捜査方法として、潜入捜査じゃダメなのか?
組織犯罪を捜査するのであれば、わたしは、盗聴のように証拠能力が低いものではなく、潜入捜査によって間違いなく現場を抑える方が効果的であると考えています。
ぜひ、ご意見うかがいたく・・・
[No.2348] 専門家にお聞きしたい事 by うっちー 1999年06月15日(火) 16時04分
「通信傍受法」は、盗聴した記録を裁判で証拠とできる法律ですが、この記録についての証拠能力はいかほどのものなんでしょうか?
例えば、通話を録音した磁気媒体をデジタル化し、コンピュータで処理すれば、全く劣化無く編集改竄する事が可能です。しかも、編集結果が編集されたものかどうかは判断不可能と思います。(編集改竄をごまかす技術はたくさんあります)
電話の会話から、その人の50音を拾ってきて、新たに会話を編集しなおす事だってできます。
メールなどは、単なるテキストですから編集はもっと簡単です。
ここからがミソなんですが、
再編集が簡単で、しかも、編集した事が分からないモノって裁判で重要な証拠に成り得るんでしょうか?
参考程度にはなるとしても、盗聴結果のみから「有罪」「無罪」を判定するのは無理があると考えます。
ところで、盗聴賛成者の方の論では、盗聴はそれを行わなければ犯罪の特定が不可能なケースの最終手段である。というものです。
即ち、盗聴以外に証拠が無いって事を暗に言ってるもんだと考えます。
「通信傍受法」で本当に「有罪」にできるんですか??>求む刑事裁判に詳しい方の意見
[No.2347] 量が意味をもたらす、ということの実例 by 弁天小僧 1999年06月15日(火) 11時44分
たとえば、こんな伝票のリストがあったとします。
x月x日 クラブ「ありさ」への支払い \50,000.-
x月x日 キャバレー「トルネイド」への支払い \75,000.-
x月x日 クラブ「ありさ」への支払い \60,000.-
x月x日 クラブ「ありさ」への支払い \60,000.-
x月x日 伊万里焼の店「古都」への支払い \150,000.-
x月x日 「古都」から「ありさ」への発送費 \1,000.-
x月x日 ホテル「ジ・インペリアル」への支払い \50,000.-
x月x日 旅行代理店「ファン・トラベル」への支払い \600,000.-
x月x日 シンガポールの「Beautiful Gems shop」への支払い \1,000,000.-
...
で、この支払いをした人が、どっかの大企業の部長さんだったりしたら、これだけでもう、私生活の一端が明らかですね。(笑)
データの蓄積によって意味が生じるとは、たとえば、こういうことです。
[No.2346] [No.2333] 虚像と実像 by 如月ますみ(ニセ年増娘)さまへのレス by 弁天小僧 1999年06月15日(火) 11時32分
>これが女装だったら、美人の女装者をつれてきて「女性だとしか思えませんよね」とか言ったあと、そ
の場でひんむいて男に戻してしまう、という最終手段が使えなくもないのですが(←もちろん実際にはやったりしませんケド(^^;)
ははは。だから私は、「日本の警察は信用されてますよぉ」などという発言に対して、「ハジキで殺る、とは何事だ! 正体見たり!」とやってるわけです。
もっとも、知人の話では、「警視庁」は比較的まともだが、「警察庁」はヤバすぎ。そこのところを混同してはいけない、ということでした。
しかし、ことばじりをとらえるようで申し訳ないですが、「ひんむいて」というのは、男性的な言葉ではありますね。さすがのあたしも使いにくい...っていまさらカマトトぶっても、それこそ正体バレバレか。
[No.2345] [No.2343] CONTENT TYPE=x-pgp-* by あるてさまへのレス by 弁天小僧 1999年06月15日(火) 11時23分
そうですよ。「コイツは暗号など使ってやり取りしている、怪しい!」という先入観が捜査官に芽生えるのを防ぐことはできない。(笑)
第一、内容そのものが解読できなくても、誰と誰の間にメールのやり取りがひんぱんにあるか、というデータが統計的に蓄積されるだけでも充分に有用でしょう。(1通や2通の盗聴のことをいっているのでなく、金とインフラと人員のある組織に、統計的に意味のある数値をもたらすデータが蓄積されることが重要なんですよ。量が意味をもたらすということが、賛成派の人たちには、いまいち、感覚的に把握できていないような気がする。もっとも、事務屋の経験がないとわからないかな。)
[No.2344] 訂正。 by あるて 1999年06月15日(火) 11時21分
>まともにつかっていたら、そんなに安全でもない。
「頻繁に使っていたら」の誤りです。
なんぼ公開鍵とはいえ、同じ鍵を頻繁に使っていたら
パターンが出てくるので、破られる確率が数桁単位で上がる
筈。
あるて
[No.2343] CONTENT TYPE=x-pgp-* by あるて 1999年06月15日(火) 11時15分
インプレスとかの反対意見で、「私はPGPを使う」とかって
意見が目立ちましたが、通常の使い方だとMIMEヘッダとか
--BEGIN PGP--とかって決まった符号が付くので、逆に
自動検索に引っかかって、頻繁に使っていると「敵」に
目を付けられる事になりかねない。と思うのは私だけで
しょうか?
あるて
# ま、今のスパコンどころか、強力なパソコンなら、
# 解読にそんなに手間がかからんと思うのだけど。
# RSAがやっていた、56ビット公開鍵暗号の解読コンテスト
# のコードですら、分散処理で半年ちょっとで破られた訳
# だし、まともにつかっていたら、そんなに安全でもない。
[No.2342] ZD NETの記事より by 弁天小僧 1999年06月15日(火) 10時27分
下記はYAHOO!のニュース記事からのリンクがありました。YAHOO!は盗聴法反対の側のようですね。
記事配信が熱心だから。(当然といえば当然といえる。経営の根幹を揺るがすから。)
通信傍受法案:ネットを知らない(?)法務省
http://www.zdnet.co.jp/news/9906/11/isp.html
>ISPや通信ソフトハウス92社などで構成される電子ネットワーク協議会では,捜査協力によってISPの負担が増加するとの懸念を抱いている。
コメント:もし米当局に情報が流れる可能性があるなら、プロバイダの経営者や担当者の個人情報も押さえられることも考えられるかも? 家族関係や、身内に共産党員がいないかとか、銀行取引の関係とか...
[No.2341] [No.2335]へのレス by 弁天小僧 1999年06月15日(火) 10時13分
>業績アップのために「クロにしたい」ってのもあるかも。(笑)
賛成派の側は、法律の不備などを突かれると、最後には「警察を信用してください」とおっしゃる。
これは水掛け論にしかならないと思うのですが。
「警察」という肩書きがあるから、警察官はそれなりに品行方正にふるまうだろうという楽観論があるなら、それはとても危険です。
本当にそんなことを信じているなら、人間一般の持つうさんくささをそもそも理解していない。
[No.2340] 過去の恩義など忘れよ! by 弁天小僧 1999年06月15日(火) 09時08分
もし政府の強硬な態度の裏に、CIAの圧力があるのが本当なら(まあCIAでなかったとしても、外圧があるのはおそらく事実だろう。ただし、 CIA以外の出所だったとしたら、必ずしも盗聴にこだわる理由はない)、もし法案を廃案にすることに成功したとすれば、それは、公然と新世界秩序に反旗をひるがえすことを意味するかも知れない。その覚悟は、みなさん、持っていますね?
たぶん、日本の年長者は、必ずしも米国の力に逆らえないという理由だけでなく、戦後の占領政策に一種の恩義のようなものを感じているから、割と素直に追随する傾向があるように思う。それに、私たちは、日本のかつての物資欠乏状態がどんなものか、はっきりと知っているわけではない。(まあ、物資が貧弱だから必ずしも劣っているとは思えないけどね。)
しかし、ここであえて私は言う。
受けた恩義は、この日・この時から、一切、忘れよ!と。
少なくとも、新世界秩序にかわる代案はあるし(なければ駄目だろう)、ごく現実的に考えても、このまま追随することと結果はどうあれ戦うことをハカリにかければ、後者の方がましな道筋だと思われる。これは観念的なヒロイズムで言っているのではない。戦ったという実績を元手に、さらなる交渉の糸口をつかむことをも考えているからだ。
とにかく、ことは、地球規模での世界支配体制に関わってくる。そして、現在なお、勝利者がだれなのかは確定はしていないのである。
(実は、初めからあきらめたとしたら、私は、海外ことに欧米の友人たちに対して立つ瀬がないんである。)
で、最終的な勝利とは、よその国の人たちを傷つけ、殺して、支配下に置くことではなく、ともに連帯し、ともに繁栄する道筋をうちたてることではないのか。
とにかく敵のそれよりも高い理想をかかげれば、それなりに道は開ける。
座して死を待つよりは、まだこの方がましだと思える。
[No.2339] [No.2324] 少し冷静議論を by Nさまへのレス by 弁天小僧 1999年06月15日(火) 09時04分
>盗聴法案の内容みました。日本が北朝鮮になるという
のは極端だと思います。
あれは河上さんの芸(笑)。看板が過激で、内容をよく読むと正鵠を得ているという、二重扉。
>盗聴されるのはいい気分ではありませんがいきなり
ガセネタで家宅捜査されるぐらいなら盗聴されて無
実であることを確認してもらった方がマシな気もし
ます。
私だったら、家宅捜査の方がましです。警察が何をやっているか、見張ることができるから。
>盗聴法案についてはかなり感情的な反対論もありますが
私は冷静に考えてみたいと思います。
かなり感情的な賛成論もありましたが。(笑)
我々、「ガイキチ」とか「死ね」とかいわれたよ。
それだけでなく、違法クラックを二度、くらって、ログが破壊されたもの。
それでもこれだけ冷静な論議が展開できていることをみてくださいよ。
(Nさんも、ご自分のカキコ分は、保存しておいた方がよろしいですよ。次に何が来るかわからないから。言論の自由を守るのも命がけだ...っておおげさ。)
[No.2338] [No.2329] 公明新聞 vs. 聖教新聞(長文失礼)#1 by オオツカアキヒコさまへのレス by 弁天小僧 1999年06月15日(火) 08時53分
公明新聞は公明党の機関紙。聖教新聞は創価学会の機関紙。ですよね?
ずいぶん云っていることが違うものだな。
でも池田大作は盗聴法案を強力支持、でしょう?
それで彼らの態度は最終的には決定づけられてしまうんでしょうかね。
昔、会社の先輩で創価学会の人がいたが、終業時間中にもひんぱんに学会員の私用電話がかかってきて、学会関係の会合で突然、欠勤したりして、ずいぶん大変そうに見えましたが。
ああいう組織からは、離れた方がいいと思うなあ。学会員のみなさん。
[No.2337] 朝日のリンク集の載っている記事 by 弁天小僧 1999年06月15日(火) 08時47分
1999.6.13更新
通信傍受法案 参院審議入り
民共社は対決色、公明気遣う自民
http://www.asahi.com/paper/special/bouju/index.html
このページから朝日の法案関連のリンクが張られています。
ところで、戦略として下記の部分がよく理解できないのですが
「民主党は廃案に追い込むために会期延長にも反対の姿勢を示しており」
とありますが、この問題、論議が長引けば長引くほど、反対派にとって有利になるとみているのですが、民主が会期延長に反対していたのはなぜでしょうか。
もし衆院のときのように急いだら、簡単に可決されてしまったような気がするんですが。
どなたか、説明お願いいたします。
[No.2336] >[No.2328] >[No.2324] 少し冷静議論を(自己レス) by wildkatze 1999年06月15日(火) 05時00分
ちょっと考えが足らなかったので追加。
>即ち、ガセネタでも家宅捜査できるようならば盗聴は行
>なわれないということだ。
ガセネタで家宅捜査を受けて何も出なかった場合でも、警
察がそのガセネタに信をおいたならば、その後盗聴される
ことはありうる。
また、そのガセネタが盗聴によって得られたもので、その
ために家宅捜査を受けることもありうる。
いずれにせよ、比較する問題ではないよ。
*気が付いた所があったら指摘して下さいな。>ALL
[No.2335] >オオツカアキヒコさん(2331) by wildkatze 1999年06月15日(火) 04時36分
>>盗聴する側はクロだと思っているから盗聴するのであり、
>盗聴する側は「クロにしたい」と思っているから盗聴す
>る、のかも知れませんよ。
勿論。捜査員としては「クロだ」という確信と、その確信
を持った自己を防衛するための「クロにしたい」という欲
求は、おそらく常にあるのではないかと思います。これは
感情の部分。
ある目的を持って陥れるために「クロにしたい」ってのも
あるでしょう。
業績アップのために「クロにしたい」ってのもあるかも。(笑)
[No.2334] 北朝鮮ウンヌンは、私もおおげさだとは思いますが…… by 如月ますみ(ニセ年増娘) 1999年06月15日(火) 04時35分
>No.2324 Nさん(「少し冷静議論を」)
はじめまして。(……ですよね?) 如月 ますみと申します。以後よろしくお願いします。
>日本が北朝鮮になるという
>のは極端だと思います。
実は、ますみも、個人的には北朝鮮ウンヌンは大げさでは、と思っています(河上さんには申し訳ないですが(^^;)。
「北朝鮮」という言葉が、「誰の目にも明らかな管理社会」「わかりやすい管理社会」をさしているのであれば、ですが……。
ただ、「ソフトな管理社会」、「いわゆる『世間の良識』からちょっとはずれると、大変なことになりそうな社会」になる危険性はあり、盗聴法案がそちらへの流れをあと押しする危険性は、十分あると思います。
なぜかという理由づけは……すいません、別の機会にさせてください(^^;(#もう午前4時半(冷汗))
[No.2333] 虚像と実像 by 如月ますみ(ニセ年増娘) 1999年06月15日(火) 04時26分
Re:No.2324 弁天小僧さん
今後ともよろしくお願いします(^^)
>これほどお美しい方とは思いませんでした。
いや、それほどでも……(^^;
というか、あれは「お見合い写真」みたいなものですので、半分くらい割り引いてみてくださいませ。
……って、半分じゃすまないですって! ひんむいたら、「ただのにーちゃん」なんですから!!
−−−
さて、話はいきなり盗聴法案に移ります。
盗聴法案を疑わないで、無条件に「だいじょうぶ!」と思っている人って、とても美人の女装者(←あたしのことじゃなーい)を見て「こんなきれいな人が、男のはずがない!」と思ったりするのと似ているような気がします。
世の中、ますみなんかから見れば、うらやましいというか、はりたおしたくなるような美人の女装者も存在する訳でして。そういう人を多数見ていると、美人の写真を見せられて「こんなきれいな人が、男のはずがないでしょう!」とか言われても、全然同意できなくなります(^^)
しかし、では、「男のはずがない」と信じているその人を、どうやって説得したらいいのでしょうか。
「すごい美人の女装者をいっぱい知ってます」と言葉で言って、それで信じてもらえるのでしょうか。
美人女装者の、女性モードの写真と男性モードの写真を、一緒に見せてみるとか?(もちろん、プライバシーの侵害になるから、実際にはホイホイ見せたりしません。あくまでたとえです) しかし、2枚の写真が同一人物だと、信じてもらえなかったらどうしましょう? 「ほら、顔のここの部分がそっくりでしょう」と言ってみても、コジツケだと思って信じない人はいるでしょうねぇ。
……で、盗聴法案の場合、どうすれば分かってもらえるのでしょうか。答えがないままこの文章は終わりになります(汗)
これが女装だったら、美人の女装者をつれてきて「女性だとしか思えませんよね」とか言ったあと、その場でひんむいて男に戻してしまう、という最終手段が使えなくもないのですが(←もちろん実際にはやったりしませんケド(^^;)
P.S.
「誰の目にも明らかな管理社会」がもしやってくれば、みなさん分かっていただけるのでしょうけれど……それじゃ手遅れですし(大汗)
[No.2331] >wildkatzeさん(2328) by オオツカアキヒコ 1999年06月15日(火) 03時14分
>ほんのちょっとした冗談のつもりで言った言葉が証拠として
>取り上げられることも、確率的にはゼロではない。
そうなんですよね。以下、聖教新聞から再度引用(笑)
>>>またスウェーデンでは、秘密警察が集めた情報の真偽は問題ではなく、監視の対
>>>象に関して作り上げたモデルを正当化できる証拠の獲得が目的とされ
つまり盗聴対象が犯罪者である、という事実を「後から」捏造できる(という論も成り立つ)。
盗聴開始時に犯罪者でなくとも、そのうち犯罪者に「できる」(という論も成り立つ)。
>盗聴する側はクロだと思っているから盗聴するのであり、
盗聴する側は「クロにしたい」と思っているから盗聴する、のかも知れませんよ。
[No.2330] 公明新聞 vs. 聖教新聞(長文失礼)#2 by オオツカアキヒコ 1999年06月15日(火) 02時48分
公明>国際犯罪が多発する中で麻薬、銃器等の国際間の移動が大きな問題になって
>おり、サミット(主要国首脳会議)参加国でも、日本を除くすべての国で通信傍
>受の仕組みができている。わが国が国際的にも、その体制を取ることを求めら
>れている状況もある。
聖教>こうした国際的要請を声高に言うならば、日本は、九三年に国連の規約人権
>委員会から代用監獄の廃止と被疑者段階での国公選弁護人の実現等の勧告に
>従うべきだろう。
>これは法的拘束力のある国際人権規約に基づいている。更に、先進国中で日本だけ
>が批准していない拷問等禁止条約もある。これらこそ一日も早く実施すべきであっ
>て、それらを放置して、人権侵害の盗聴法をというのは明らかに倒錯している。
公明>衆院法務委員会の審議時間についても、同委員会としては異例の長時間(三
>十八時間)の審議をやっているし、十一人の参考人の意見も聞いた。従って、
>十分、議論はなされたと判断している。
聖教、いやっ公明だった(笑)>『人間主義の合意形成型政治を』-98.11.16
>合意形成は民主主義の根本原則である。しかし、数の力で押し切る旧来の政治
>手法は、この民主主義の原則をいとも簡単に踏みにじってきた。その行く末が待
>つものは、民衆の政治離れであり、政党としての衰亡である。
*********************************
「政党としての衰亡」だそうです(苦笑)←大変です(大苦笑)
引用元;http://www.komei.or.jp/shu/981116.htm(98.11.16公明新聞社説)
http://www.komei.or.jp/kenkai/990601kanzaki.htm(99.6.1公明新聞)
http://www.komei.or.jp/kenkai/990603hayotu.htm(99.6.3公明新聞)
http://www.komei.or.jp/kenkai/990609tusin.htm(99.6.9公明新聞)
http://www.win.ne.jp/~seikyo/wiretap01.html 〜 wiretap04.html
(98.4.11〜5.23聖教新聞)
[No.2329] 公明新聞 vs. 聖教新聞(長文失礼)#1 by オオツカアキヒコ 1999年06月15日(火) 02時44分
オオツカ@夜中の部です。この際、対決させてみませう(笑)
#何だか下の「む」さん(2326)と並んで冗談ぽいね(苦笑)
*********************************
公明>読者とのツー・ウェイ/お答えします
>『問い』
>今、国会で通信傍受法案が審議されていますが、通信傍受という捜査方法は
>諸外国でも行われているのでしょうか。(東京都 T・Nさんら)
聖教>今国会で審議される盗聴法(通信傍受法)推進の論拠の一つに、欧米
>先進国での同種の法施行がある。しかし、……米国でも盗聴法を制定して以来、
>その適用範囲が拡大してほとんど歯止めがないほどである。
公明>『公明党の大修正で/外国に例を見ぬ厳格な規定に』
>この修正案が基本的人権に最大に配慮し、通信傍受に極めて厳格な“歯止め”を
>かけていることは、諸外国の通信傍受法と比較しても明らかです。
聖教>『“秘密警察(ゲシュタポ)は管理不能”の教訓を銘記せよ』
>「組織的犯罪」の明確な定義も、盗聴の法的手続きも曖昧な盗聴法案に
>は、乱用に対する保障は何もない。
公明>「今までの捜査方法で、なぜいけないのか」と言われますが、これまでの
>捜査方法だけでは、(略)どうしても犯罪組織の責任者まで摘発ができないという
>ジレンマ(矛盾)がありました。
聖教>盗聴法が施行されれば、組織的な犯罪者は盗聴されるような通信手段は
>避けるだろう。実効性は乏しく、捕捉されるのは犯罪とは無関係な一般市民の会話だ。
聖教>ドイツの専門家によれば、西独の秘密警察が得た最大の調査結果は、
>盗聴や潜入による膨大なデータではなく、単に東独の崩壊によるものであったし、
>ノルウェーでも、情報調査・監視システムの犯罪防止における存在意義は論理上
>可能だが、実践上の成功率は極めて低い、と報告。
> またスウェーデンでは、秘密警察が集めた情報の真偽は問題ではなく、監視の対
>象に関して作り上げたモデルを正当化できる証拠の獲得が目的とされ……
公明>対象犯罪の限定、司法判断に則した手続きの二点が法案修正できちんと
>クリアできたので、修正された法案に賛成したのです。
聖教>●漆原議員(平和・改革)
>○通信傍受捜査の対象となる犯罪が、広く一般的な犯罪にまで拡張されている
>○犯罪発生前の通信傍受を認めている○別件傍受(特定の犯罪について傍受中に
>別の犯罪に関連する通信を令状なしに傍受すること)を認めている……中略……
>以上の理由により、本法案は、日本国憲法が排斥した、犯人必罰の思想に奉仕する
>ものであると考えざるを得ない。警察権の乱用、『警察国家』の再来につなが
>りかねない。
[No.2328] >[No.2324] 少し冷静議論を by wildkatze 1999年06月15日(火) 02時29分
>衆議院通過した法案をみる限りはそれほど過激ではあり
>ませんね。
法案のどこのどの部分からそのように判断されたのか、ご
説明願いたい。
>盗聴されるのはいい気分ではありませんがいきなりガセ
>ネタで家宅捜査されるぐらいなら盗聴されて無実である
>ことを確認してもらった方がマシな気もします。
申し訳ないが、ガセネタで家宅捜査されることと盗聴され
ることは同一次元上にはなく、比較不能である。
盗聴法に関する自民党の説明では、盗聴は次の場合に行なわれることになっている。
>通信の傍受は
> (1) 組織的殺人等の対象犯罪そのものが犯されたと疑
>うに足りる十分な理由があること
> (2) 対象犯罪が犯され、同様の犯罪が引き続き行われ
>ると疑うに足りる十分な理由があること
> (3) 無差別大量殺人を行う計画・謀議のもとで大量の
>毒物を違法に製造している場合のように、対象犯罪の準
>備のためにこれと一体として他の重い犯罪が犯され、引
>き続き対象犯罪が犯されると疑うに足りる十分な理由が
>あることが前提となります。
ここからに注目。
> さらに、通信傍受は、通常の捜査方法では真相の解明
>が困難である場合の特別な捜査手法であり、通信傍受以
>外の他の方法によっては、犯人を特定し、犯行状況等を
>明らかにすることが著しく困難な場合に、最後の手段と
>して、裁判官の令状を得てこれを行うことができます。
即ち、ガセネタでも家宅捜査できるようならば盗聴は行な
われないということだ。第一、盗聴は無実を確認するため
に行われるのではなく、犯人を特定し、犯行状況等を明ら
かにすることを目的として行われるのである。
ついでに言っておくが、あなたが何らかの疑いを持たれて
盗聴されていた場合、ほんのちょっとした冗談のつもりで
言った言葉が証拠として取り上げられることも、確率的に
はゼロではない。冗談だってことぐらい文脈で判断できる
だろうと思うかも知れないが、盗聴する側はクロだと思っ
ているから盗聴するのであり、意識には既に偏りがあるの
である。クロだという前提で見れば何事もクロに見える。
人間の意識とはそういうものなのだ。
>どう、おもいますか?
過去ログを慎重に吟味の上、発言されるのがよろしいかと
存じますが?
>私は冷静に考えてみたいと思います。
我々も冷静かつ論理的に議論を行なっているはずである。
過去ログを冷静にお読みになることである。
[No.2327] >少し冷静議論を by む 1999年06月15日(火) 02時27分
>盗聴法案の内容みました。日本が北朝鮮になるという
>のは極端だと思います。
そりゃあ、目を向けてもらうために多少の
風味付けはします。^^;
なかなかこういう政治ネタは振り向いてもらえないですからね。
#最近まで私も振り向かないほうでした。
>ガセネタで家宅捜査されるぐらいなら盗聴されて無
>実であることを確認してもらった方がマシ
一番ましなのは、ちゃんと調査した事実にもとずいて、
間違いの家宅捜査や盗聴をさせないことだ。
と思うんですが。>Nさん。
>盗聴法案についてはかなり感情的な反対論もありますが
>私は冷静に考えてみたいと思います。
私らなんか、「おめーら(反対派)全員死ね。」みたいな事
ここに書きこまれましたよ。(苦笑)
#それはおいといて、
まあなんにせよ、いろいろとよろしくお願いいたします。m_ _m
[No.2326] 盗聴法案に関する法律案の会話、寄席風味(笑) by む 1999年06月15日(火) 02時09分
#めっちゃ長文です。m_ _m
熊さん> さても暑うございますなあ。常磐津のお師匠さん。
そういえば、”とーちょーほー”っちゅうもんの議論も最近
熱うなってるようで。
お師匠> 自民党さんがなんや”きゅーあんどえい”ちゅうもんを
や〜っと出さはったからなあ。
熊さん>あれが決まったら、泥棒も減ってばんばんざいっちゅうわけや。
先進国はみんな取り入れてるっちゅう話ですしな。
お師匠>きゅー14ってやつやろ。よう見てみ、取り入れた結果どうなったか、
全く書いてあらしまへんやろ。増えたか減ったかもわからん。
それに「先進国はみんな取り入れてる。」ちゅうたら、核爆弾でも
地雷でもなんでもありありでっしゃろ。そんな物騒なもん要りはしまへんえ。
だいたいあないなもん真にうけて人様の秘密根掘り葉掘り聞かれるのは
たまらしまへん。
熊さん>でもQ12に「関係ない話はすぐに切って記録も消去する」って
書いてあるんでっせ。立会人もおるし、大丈夫でっしゃろ。
お師匠>熊さん。よう他のも見いや。確かに立会人は居てはっても、
話を聞けないから、お役人はんが聞いてるのがどんな話なのかわからしまへんやろ。
それに「違法な盗聴はお仕置きや。」ちゅうたって誰が判断しますのや。
判断しようにも、その証拠はきっちりと”消去”されて何にも残らしまへんのえ。
これでどう判断をつけるつもりでっか?
それにこないだ都庁の方もえらいぶつくさ言うてましたえ。
熊さん>え、なんて言うてはりました?
お師匠>「都庁で盗聴。とーちよう(どうしよう)。」
#はい。オアトがよろしいようで。
[No.2325] >[No.2306] [No.2275]へのレス by wildkatze 1999年06月15日(火) 01時51分
国家安全保障の問題には経済も含まれるであろう。日本経
済にとって情報通信産業が有望であるならば(私もそう思
うが)、これを押さえておくことは米国政府としては当然
とも考えられる。能無し官僚と政治家のせいで(私は国家
主義者ではないが、こいつらは売国奴だと思ってる)既に
株、不動産は海外に売り渡されているし、食料もそろそろ
危険な兆候を見せ始めている。この上通信をも押さえさせ
てよいものだろうか。これは日本の国家安全保障上の大問
題ではないのか。
*CIAは一部産業スパイ化している。でないと食えないから。
[No.2324] 少し冷静議論を by N 1999年06月15日(火) 01時49分
盗聴法案の内容みました。日本が北朝鮮になるという
のは極端だと思います。衆議院通過した法案をみる限
りはそれほど過激ではありませんね。
盗聴されるのはいい気分ではありませんがいきなり
ガセネタで家宅捜査されるぐらいなら盗聴されて無
実であることを確認してもらった方がマシな気もし
ます。
どう、おもいますか?
盗聴法案についてはかなり感情的な反対論もありますが
私は冷静に考えてみたいと思います。
[No.2323] >民放連報道委員会見解(2316) by オオツカアキヒコ 1999年06月14日(月) 23時52分
オオツカ@夜の部です。民法連はこっちですね。(^-^
http://www.nab.or.jp/htm/press/press19990610.html
一部引用。
>特に、当連盟では平成9年6月に「日本民間放送連盟 報道指針」を制定し、
>そのなかで「情報の発信源は明示することが基本である。ただし、情報の
>提供者を保護するなどの目的で情報源を秘匿しなければならない場合、これを
>貫くことは放送人の基本的倫理である」と定めている。
「別に盗聴されても困る話をしてないから、私は関係ない」って人には、
「政治家のスキャンダルとか、ダイオキシン垂れ流しとか、そういうスクープ記事が
見られなくなっちゃうよ〜」と教えてあげるといいかも知れませんね。
報道への悪影響(萎縮効果含む)を訴える手法は意外と使えるかも。
[No.2322] 警察の方お友達になりませんか? by うっちー 1999年06月14日(月) 19時36分
現場の警官の方が、盗聴法をどのようにお考えなのか凄く興味があります。
周囲に警官の家族、お友達をお持ちの方がいらっしゃいましたら、意見を聞いて、この場で発表していただけないでしょうか?
本人様大歓迎ですが、警察って、抜け駆けすると恐い組織なんですよね?(汗)
なので無理強いは致しません。
勿論、プライバシーは守りましょう。
#残念ながら、わたしの周囲には警察官がおりません・・・
#交番で聞いたら怒られるかな?(笑)
ついでレス
re:[No.2298]
ガーディアンエンジェルスを見かけたら、CWNどうなりましたか?
って、聞いてみます(笑)
現在の交換機の大部分はデジタル化されてますね。
なので、デジタルだから盗聴されない・・・というのはまさに誤爆です(笑)
法案を考えた官僚様も少しはこの点に関し知識があったようで、このデジタルなものをどうやって盗聴するのか良く分からないから、NTT等の現場職員に協力を義務づけているんでしょうね。
#交換機に特殊な盗聴機能を設置する事になるかと思いますが、当然交換機に負荷がかかります。そうすると、回線速度が落ちる可能性はあります。
(グチ)最近、色々忙しくて死にそうです・・・
[No.2321] 少し旧聞ですが... by 弁天小僧 1999年06月14日(月) 17時19分
1999年6月11日(金) 22時15分
<自民党>栗本衆院議員が離党届 党は受理せず除名処分の見通し(毎日新聞)
http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/990611/dom/22150000_maidomm065.html
コメント:自民党の盗聴法案に関するQ&Aがウェブ上に発表されたのが6/12です。
もしかしたら、クリシンの離党が影響してるかも?
だいたい、プロの知識人があんな法案に賛成したら、恥だよ。
我々ボランティアがこれだけ高度な論議を展開してるのにさ。(みんなそれぞれ仕事があるのに)
ここは、ひとつ、緊急に、知識人としての声明を発表してもらいたいもんですね。
1999年6月12日(土) 20時44分
<盗聴法案>16日に緊急シンポ「法案にレッドカードを!」(毎日新聞)
http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/990612/dom/20440000_maidomc016.html
毎日新聞って、体制派じゃなかったでしたっけ?
[No.2320] [No.2314]へのレス・あのねえ、勝てないケンカはやってはいかんのよ by 弁天小僧 1999年06月14日(月) 17時11分
あとさきのことを少しは考えてよ、まったくもう。
[No.2319] 犯罪組織対策と、闘うために 3 by (キタノ) 1999年06月14日(月) 14時49分
盗聴法案に関する法律案Q&A&Q
http://www.jimin.or.jp/jimin/saishin/seisaku-56_03.html
> Q.3
> 犯罪捜査のために、なぜ通信の傍受を行う必要があるのですか。
↑自民党の設問は間違ってましたね。(Q4の設問になっていた)
この質問に答えたくないという無意識が作用したのでしょうか。(笑)
組織の根絶のためには盗聴は許されると言っていますが、目的は手
段を正当化しません。正しい手段を用いてこそ、犯罪捜査結果に証拠能力
としての正当性が与えられるべきでしょう。
一部先進諸国では盗聴が一部合法化されています。しかし、日本が
そうしなければならないという国際公約は公には存在しません。「国
際組織犯罪防止条約」もいまだ審議途中で、盗聴法案はこの条約審議
での国際的な最低要求水準をおおきく超えるものです。また、政府は、
死刑制度や代用監獄の問題では「各国の個別事情」を持ち出している
など、勝手な思惑で「国際的要請」を使ったり使わなかったりして矛
盾しています。
国際市民の間では盗聴制度に対する反発は強く、廃止を求める運動
も広がりつつあります。戦時下の韓国でさえ、盗聴制度廃止を求めた
大規模な国民運動が広がっています。こうした国際世論に対する考慮
と検討が、法案ではなされていません。
このまま盗聴法案が成立すれば、日本が世界中の市民に対する生活
監視の”追い風”となりかねず、組織犯罪対策の強化は、国際市民社
会からの強い非難を浴びることになるでしょう。
参考URL:http://www.jimin.or.jp/jimin/saishin/seisaku-56_03.html
[No.2318] 犯罪組織対策と、闘うために 2 by (キタノ) 1999年06月14日(月) 14時47分
盗聴法案に関する法律案Q&A&Q
http://www.jimin.or.jp/jimin/saishin/seisaku-56_02.html
>Q.2
> 通信傍受法案とは、どんな法律ですか。
正確には、重罰・蓄財禁止法案、覆面裁判法案と並ぶ三法案のひとつで、
その内容上、正確には「盗聴法案」と呼びます。「国民監視法案」「ノゾキ
法案」などの別称もありますが、どれも正解です。
盗聴法案は、捜査機関による電話等の盗聴を事実上全面的に認めるもので、
その対象範囲や具体的な手続きはいまだ不明確なままです。
●重罰・蓄財禁止法案
組織的犯罪を犯した人(これは事実上警察が勝手に決めることができる)
は、他の犯罪者よりも刑を重くしたり、食費以外に使う現金以外の全財産
を(家族の財産を含む)有罪判決が出ないうちに没収することができると
いう法案。団体規制法案とも呼ばれます。
「組織犯罪者として訴えるぞ」と警察が脅せば、やってない犯罪も自白
せざるを得なくなる。市民団体、報道機関、議員事務所に適用すれば、裁
判なしで事実上の制裁を加えることができる。
●覆面匿名裁判法案
組織的犯罪を犯した人(これは事実上警察が勝手に決めることができる)
に対する裁判では、目撃証人の名前を匿名にして、顔に覆面をかぶせて誰
だかわからないようにして証言させることができるという法案。覆面匿名
なので、警察官がニセの証言をしていても、誰もそれをとがめることがで
きないので、どんな証言でもでっち上げることができる。
「組織犯罪者として訴えるぞ」と警察が脅せば、やってない犯罪も自白
せざるを得なくなる。
参考URL:http://www.jimin.or.jp/jimin/saishin/seisaku-56_02.html
[No.2317] 犯罪組織対策と、闘うために 1 by (キタノ) 1999年06月14日(月) 14時44分
盗聴法案に関する法律案Q&A&Q
http://www.jimin.or.jp/jimin/saishin/seisaku-56_01.html
コメントしがいのある盗聴賛成論を自民ちゃんが書いてくれましたの
で、期待にこたえてコメントさせていただきます。
>Q.1
> 最近、組織犯罪が多発しているとのことですが、ここ数年の
> 事件の発生状況等は、どのようになっていますか
A 統計ではたしかに覚せい剤事犯の検挙人員は増加しています。
しかし、覚せい剤事犯だけが犯罪ではありません。
そもそも何をもって「組織犯罪」と呼ぶかが不明です。
はっきりしていることは、警察の統計は、覚せい剤事犯の検挙人員など、
増加している犯罪類型に限って「組織犯罪」と呼んでいる、ということです。
警察官の汚職や違法盗聴も市民から見ると組織犯罪ですが、法案ではこれは
組織犯罪ではないということになっています。増えていない犯罪は「組織犯
罪」とは呼んでいません。警察汚職も「組織犯罪」ではありません。公明党
の対象犯罪修正案をあっさり丸のみしたのもそういうことでしょう。
組織犯罪が増えているのではなく、増えている犯罪を組織犯罪と呼んで
いるだけではないでしょうか?
ここで疑問があります。
なぜ覚せい剤事犯が増えているのでしょうか?
自民党は犯罪発生原因について沈黙しています。
犯罪原因がわからないまま、増えている結果だけに注目しているだけでは、
所詮、対処療法です。火に油を注ぎながら火を消すのが無駄であるように、
原因追求なき取り締まりに意味はありません。
さらに疑問があります。
なぜ犯罪の増加を止められなかったのでしょうか?
刑事訴訟法、警職法、暴対法、その他たくさんの法制度がありながら、なぜ
対策をうてなかったのでしょう? 現行法が限界と言うのなら、現行法の限
界を具体的に捜査失敗事例を挙げて説明するべきではないでしょうか?
ところで、火(暴力団)に油(挑発)を注いでいるのは誰なのでしょう?
今の暴力団対策、警察行政それ自体ではないでしょうか?
マッチで火をつけ、ポンプ(消火器)で消す。これをマッチポンプと言いま
す。仕事が増えて大活躍。でも誰のためにもなりません。
参考URL:http://www.jimin.or.jp/jimin/saishin/seisaku-56_01.html
[No.2316] 民放連報道委員会見解 by (キタノ) 1999年06月14日(月) 14時43分
ついに民放も盗聴法案に反旗を掲げました。
http://www.ntt-union.or.jp/n_New/tokusyu/boujyu/index.htm参考URL:http://www.ntt-union.or.jp/n_New/tokusyu/boujyu/index.htm
[No.2315] NTT労働組合の態度 by (キタノ) 1999年06月14日(月) 14時41分
http://www.ntt-union.or.jp/n_New/tokusyu/boujyu/basic.htm
通信技術者の職人魂が感じられます。
憲法の通信の自由の権利を守っているのは、
彼らの優れたモラルです。
彼らモラルを盗聴法案がつぶすようなことは
しちゃいけない、と思いますね。
参考URL:http://www.ntt-union.or.jp/n_New/tokusyu/boujyu/basic.htm
[No.2314] >アメリカと戦争 by 人民K 1999年06月14日(月) 14時19分
>それじゃお前さんたち、アメリカと戦争するか
わーい しようしよう(笑) 自衛隊よ! 日本を占領している米軍を追い払え!
え?なんもかんも米軍に筒抜け?それどころか組み入れられちゃってる?
そんなぁ〜 「自衛」隊って、何を何から自衛するのよぉ…。
(おそまつ)
[No.2313] 現在の状況では... by 弁天小僧 1999年06月14日(月) 12時58分
はっきりいって、盗聴反対派の方に理があります、公平にみて。
もし、これが国内だけの問題に過ぎないのなら、おそらく、廃案が通る可能性が大でしょう。
しかし、裏にCIAがいるという情報が本当なら、理のあるなしや、コスト・パフォーマンスのあるなしをいくら述べ立てても、政府の方針を変えることは困難だと思われます。
反対するのはいいが、それじゃお前さんたち、アメリカと戦争するかって我々に引導を渡されたらどうしますか。
こういう場合は、(組織犯罪防止のための)代案を出すべきかと思われますが。
(もっとも、法案の標的が一般市民の管理にあるという論拠をもう少し展開すれば、新聞にも波及して、有利になるかも知れない。スパイ組織は秘密を暴露されるのをいやがるから。)
[No.2312] [No.2311]へのレス by 弁天小僧 1999年06月14日(月) 12時49分
>例えで言えば、大企業と小企業、どっちが生きやすいか、というのとも似ているかもしれませんね。
私は中くらいの規模の企業に属してるが、生きやすいですね。というか、大企業では私のような人間は生きていけないでしょう。
その代わり、給料と福利厚生は、あんまし、ないが。
持ち物(文具など)と食べ物(休み時間用のお菓子など)は共有で、他人のものは自分のものであり、その逆も真です。(この間など、二年前に誰かが持っていったモノサシがいつのまにか引き出しに戻っていた。笑)物資が欠乏すると、何も命令されなくとも、誰かが調達してくるという。
どことなく共産主義的ユートピアみたいだな。(笑)
[No.2311] >No.2310 by 人民K 1999年06月14日(月) 12時15分
>無茶苦茶やる可能性があるのは、上流階級と無産者階級だそうな。
それ、言えてますねー。
>だいたい同じような指向を持つ人たちが集まった複数の村の寄り合い所帯みたいのが望ましいと思うんですが。
おっと。そこも私の発想と近いかもしれません。前に書いた、共同体の規模を小さく、というやつ。
逆に、巨大化する傾向だと、統治する力も巨大である必要が出てくるから、何かと共同体内の構成員を締め付けないといけなくなる。盗聴法もその線からも見れるかもしれませんね。
#例えで言えば、大企業と小企業、どっちが生きやすいか、というのとも似ているかもしれませんね。
[No.2310] [No.2309] 非一般人/一般人 …? by 人民Kさまへのレス by 弁天小僧 1999年06月14日(月) 11時56分
一般人とは、中産階級のことでっしゃろかね、たとえば。
なんかで読んだが、無茶苦茶やる可能性があるのは、上流階級と無産者階級だそうな。
理由は、上流階級はいろいろなコネで守られているので、犯罪に手を染めても簡単に逮捕されない。
(角川書店の元社長がコカイン中毒だったのは、周囲ではかなり長い間、周知の事実だったとか)
無産者階級は、もともと失うものがないので、騒ぎを起こすことでチャンスがつかめればという思惑が生じやすい。
で、中産階級は、失っては困るものが中途半端に多いので、自然、安定指向になる。
そこで、中産階級の層が不況などによって薄くなると、社会は不穏になるといわれる。
まあ、新世界秩序っていうと、もう陰謀論の範疇でなくなってきたような気もするが、この層は歓迎する向きが多いかもね。
でも、この新世界秩序の方向って、「右」の与党的発想からしても、長続きしないと思うんです。
理由は、「とにかく人口が多い! (そのため、いろいろな考えの人がいて、管理しにくい)」それに尽きる。
私としては、だいたい同じような指向を持つ人たちが集まった複数の村の寄り合い所帯みたいのが望ましいと思うんですが。ってこれ、ネット世界のパクりですが。
[No.2309] 非一般人/一般人 …? by 人民K 1999年06月14日(月) 11時36分
>No.2298
>一般人は相手にしないとありましたね、確か。これは賛成派が盗聴は一般市民に害なし、をサポートするもんでしょうかね〜。
警察(自・自・公)にとって、「一般人」とは何を指すのでしょうかねぇ。
では非一般人って?
一般人と非一般人の差は?
と考えれば、警察(自・自・公)が何を企んでいるのか知れよう、というものです。
意見を持つ人/意見を持たない人 が、 非一般人/一般人 …かな?>警察(自・自・公)
[No.2308] 違法盗聴を行った無法者の警察を、どう信頼しろと言うのだ? by 人民K 1999年06月14日(月) 11時23分
違法盗聴をやってしまった警察について、
>国民が警察を信頼していないと言う指摘は、事実に反する(by自民党)
とするのは、事実に反する。信頼できるかっっ
しかも、こんな無茶苦茶を平然と言ってしまう自民党まで、信頼できなくなっちまうぞ。
[No.2307] [No.2297] あわてて作った感じ自民党のQ&Aヤバさ200% by もうもどれないさまへのレス by 弁天小僧 1999年06月14日(月) 10時31分
内容云々以前より、これだけ立派にまとまった内容の説明書きを、六月になってからあわてて作ったというところに問題が...
その前は「(反対するやつは)ハジキで殺るで」だからねえ。正体バレバレってこと。
[No.2306] [No.2275]へのレス by 弁天小僧 1999年06月14日(月) 10時05分
>盗聴法の背後に CIA ??
>日本の国会ではもっぱら盗聴法は麻薬だとかの組織犯罪問題であるとされ、軍事や政治と関わる国家の安全保障問題であるなどという議論はまったくでてきていない。ところが、米国政府は、日本の盗聴法がCIAが関与するような領域の問題であり、したがって国家安全保障と関わるものであるという理解を示している。しかも、情報の取得と関わる問題だとまで書いているから、要するに、盗聴法が成立すれば、捜査当局が取得した盗聴情報はCIAにも渡されるのだ、ということである。
とうとうCIAまで出てきましたか。しかも、この情報開示請求とその答えの部分は、嘘とは思われない。理由は、これに似たような文章の文書(英語)を仕事で読んだことがあるから、アメリカ当局者がこういう書き方をするものだというのが感覚的にわかる。(こういうたぐいの文書を山ほど翻訳するような仕事が、一時期、あったのですよ。)
これでは、一般市民は関係ないなどと云っていられませんね。むしろ、一般市民を管理下に置くための法律である、という言説が、誇張でも何でもないと考えます。
http://www.jca.ax.apc.org/aml/9906/12655.html
[No.2305] 閑話休題。チベットにおける論争の伝統 by 弁天小僧 1999年06月14日(月) 09時02分
土曜日、私は近所の我楽多屋(今はリサイクル・ショップというのだそうだ)に立ち寄って、一冊の古本を百円で買った。それは日本放送出版協会の「中国の秘境を行く 西蔵・聖地カイラス巡礼」(NHK取材班)という本であった。
その中に、論争に関わる興味深い記述があったので、引用する。
「タシルンポ寺(注:チベットの都市シガツェにある有名な寺)の問答
タシルンポ寺は、仏教を学ぶ一種の総合大学でもある。...寺院の中にある石庭で、(文革後に)再開されたという僧たちの「問答」の学習のようすをみることができた。...
質問者が回答者に、「仏は人か否か」と問いかけるとする。そのとき質問者は両手を打ち鳴らし、左足を踏み込む。回答者は、「人である。釈迦は人であった。」と答える。すると質問者は、再び手を打って「人であったら煩悩があるだろう。仏に煩悩があるだろうか」と問い返す。もし回答者が、初め「人ではない」と答えたとすると、「では釈迦は人ではなかったのか、釈尊は母がいて生まれたろう」等の問答がくり返されていく。
質問者は相手の答えを矛盾に導こうとし、回答者は自分の一貫性を守ろうとする。そのときの勢いがまるでけんか腰なのである。
しかし、これは一つの例であり、実際に行われている問答は仏教の奥義におよんでおり、一般の人にはまったく理解できないものらしい。
問答は論理の戦いであるという。質問者は自分が勉強してきた道筋で問いかけ、回答者もとっぴな答えを出すのではなく、自分が勉強学習してきた知識を披瀝して答えると聞いた。
これを続けていくうちに、お互いに思いもよらない結論を発見することもあるとのことだ。
禅問答に似ていると思ったが違うのだそうである。たとえば「悟る」という場合、禅では座しているうちに突如「悟り」が訪れるということがあるが、チベット仏教の問答では討論を重ねていった先に「悟る」というようなものと、後になって聞いた。
論理の戦いである問答は、古代仏教の形を残すものといわれている。そしてこれは、チベットのみに残っている。日本へも古代に伝わり、奈良時代にはこのような問答が行われていたようだが、いまは実際の問答は行われておらず、儀式化された形で残っている。」
つまり、当BBSのように実り多い論争は、東洋の仏教の伝統にも即したものであるということである。(笑。これ、使えますよ、河上さん。)上祐クン流のアメリカ式「ディベート」などより、はるかに建設的で前向きだと思う。(「ディベート」というのは、相手を言い負かすこと自体に重きをおいているので、たとえ論争自体には勝っても、本当に相手を納得させるところまでいかないうらみがある。)
日本語が論理に適さず、あいまいだといっている人は、こちらのBBSのログを全部読んでから云ってもらいたいものである。あいまいな記述があるとすれば、それは日本語のせいではなく、書いた人の考えがあいまいであることを示すにすぎない。
[No.2304] 浜四津議員の急激な変節の原因は、おそらく by 弁天小僧 1999年06月14日(月) 09時01分
「いうことをきかないと、死んでから無間地獄に堕ちるぞ」とグルから脅迫されたからか?
普通の人は一笑にふすだろうが、宗教の人というのはこれが結構、きくものだ。
私なら、無間地獄に堕ちてもそこからはいあがればよい、もしくは、そこを天国にするよう努力すればよい、だいたい、地獄とはこの世界のことではないか(コソボを見よ)、これ以上、堕ちる余地などありはしないのだから脅迫など無意味だ、とやり返すがね。
もっとも、そういう人間は、そもそも宗教団体などに帰属しないけど。
(もっといえば、仏教の教えからいえば、現世も地獄も天国も空であり、一種の幻影にすぎないわけだろう。空に過ぎないものを以ってして脅迫するのは、詐欺だといえる。)
これ以上は陰謀論だから止める。
[No.2303] その上、妄想性分裂病患者が増えるかも by 弁天小僧 1999年06月14日(月) 09時00分
「盗聴されている」と言い出して精神科に連れて行かれる人が増えるだろう。
それが必ずしも妄想でない場合もあるから、河合隼雄でも治せないだろう。
[No.2302] 盗聴法案で日本経済はますます駄目になる by 弁天小僧 1999年06月14日(月) 08時56分
21世紀に日本が食っていくのには情報通信産業をメインにするのが良いと私は思う。金融はおそらく失敗するだろう。なぜなら、民族の適性ということもあるし、外国にとって一方的に都合のいいルールの上で勝負することになるので、初めから敗北が見えているからだ。
で、政府は雇用政策を重視しているが、雇用の創出に有望と思われる情報通信産業を阻害することが明らかな盗聴法案を提議しているのは、アクセルとブレーキを同時に踏むようなものではないか。
現在、失業率は高まりつつある。これは、不満分子が増えていることをも意味する。日本の国民が羊のようにおとなしく御しやすいと体制側が思っているなら、それは大きな勘違いである。これまでそのように見えたのは、ひとえに日本が物質的に豊かだったからに過ぎない。飢えれば不穏な情勢になるのは当然のことだ。その上、失業者が多いということは、兵隊には事欠かないということでもある。
断っておくが、私がこのような人たちを組織化するということではない。第一、もしそのようなことを決心したと仮定しても、私にはどうしたらいいのか、見当もつかない。そもそも、女性というものは、組織にはあまり向かないものだ。
ただ、いかなる人間でも、生きるか死ぬかの瀬戸際に置かれれば、いちかばちかの賭けをするものだ、という一般論を述べたにすぎない。思想信条には縁がなくとも、仕事と給料の確保のためには一般の庶民も動くだろうと云っているのだ。
だから、法案が通れば、公平にみて、国家は自壊する可能性があると考える。...
まあ、どちらかというと体制側に近いくせに反乱軍に寝返った(笑)私の云うことに、彼らが耳を貸すとも思えないが。
[No.2301] この世間のナイーブさは、頭の痛い問題である by 弁天小僧 1999年06月14日(月) 08時51分
「戦争が人類を進化させる、という思想を肯定するか」の記事で出てきたイギリス人青年は、ある日、奥さんと映画「フォレスト・ガンプ」を観てきたと話した。(私も彼らの少し前に観ていた。)そして、このように感想を述べた。
「この映画のメッセージは、愚かしさ丸出しでも善意に満ち溢れていれば、幸運が舞い込んでくるといったものだけど、それは現実的じゃないね。だって実際は、あんな風にバカ丸出し(foolish)だったら、他人に搾取され、利用されて破滅してしまうだろう。だから、映画としては面白いけど、内容には感心しないね。」
で、なぜこのことを今、思い出したかというと、例のインプレスのアンケートで、賛成派に「自分には盗聴されて困ることはないから盗聴法案が通ってもOK」という答えが複数あって、いささかショックを受けたからだった。
この、自分にはやましいことがないから関係ない、と言い放った私の女性の友人(日本人)のことだが、別のときに、私は彼女からひどく嫌悪されたことがあった。その理由というのは、海外旅行の話から始まる。たわいない話で、私は行く先々で、現地の料理を味わうのが好きである。ときにはすごくまずいときもあるにせよ。そして、バンコクのレストランで出た、スイカをつきつぶして細かい氷と混ぜてシェイクしたスイカ・ジュースが非常においしかったという話をした。また、中国の杭州に近い農家に隣接した食堂で供された、氷砂糖をかけた肉厚のトマト・サラダも新鮮でよかったと言った。すると、彼女は、私に、お腹をこわさなかったのかと訊ねた。私は生水を口にしてもたいてい平気だと答えた。すると、彼女は、実に失礼なことに、「あなたの体にはバイ菌が巣食っている」と叫んで、身を引き離すしぐさをしたのである。
ここで思い出すのは、オウム真理教に入信した既婚女性で、子供がアトピーなので「オウムに入れば自然食オンリーで育てられる」という理由で一家で入信したという記事を読んだ記憶である。
と、こう並べてみると、法の問題でなく、より自然に根ざした観点からして、このように異常とも思われる偏った脆弱さが、悪(軍国主義化、ファシズムなど)を引きつけるのは、道理にかなったものではないだろうか。(その衝動そのものに無反省に突き動かされて「ハジキで殺る」などと脅迫電話をかけてしまう愚かしさは別にしても)
だから、いくら権力の側を攻撃したところで、この弱々しい精神が世の中にはびこったままだとしたら、いたちごっこは終わらないのではないだろうか。
もっとうがった見方をすれば、そのように弱い核に対する攻撃性が、権力側にとっては、善であり正義であり、いわば確信犯なのだとしたら...(この世に、善と悪の戦いなどない。それぞれ異なる正義がぶつかるから戦いになるわけだ。)
こちらのBBSに集っている人々は、このあたりのことはよく理解されていることと思う。
ただし、(運命は個別に訪れるにしても)法とは一律に適用されるものである。これが我々のジレンマである。それとも、私は機械的に考えすぎているのだろうか?