[No.4700] >[No.4697] コンテンツのレイティングは正当なのか BY 崎山伸夫より by 弁天小僧 1999年08月13日(金) 13時32分

>フィルタリングソフトの多くが開発されている米国では、フィルタリング推進派は反同性愛・反フェミニズムの宗教保守派との関係が強く、こういった内容が角付けリストに反映されているケースが少なくない。
同性愛に関するコンテンツをおしなべてポルノ扱いする場合もあれば「同性愛」というカテゴリーを用意してブロックすることを推奨しているケースもある。
>また、RSACi(注:RSAC-Recreational Software Advisory Council-が制定したインターネット用角付けサービス)をベースにして国際的な標準格付けをめざすICRA(Internet Content Rating Association)という団体も作られている。

コメント:怒れ、おすぎとピーコ! それにオバフェミの皆さん!


[No.4699] >4696 PGP、いまだにわかんないんですけどね by 比ヤング 1999年08月13日(金) 13時26分

メーラーが開かないというのは謎ですが、PGPのいちばん新しいのに対応しているメーラーはまだ少なかったと思います。毎度の事ながら繋がりませんが、窓の杜にNECのメーラーがあります。あと、Becky!も使えるようになったかな?詳しい方の解説求ム

参考URL:http://www.forest.impress.co.jp/


[No.4698] 現職TVCG屋さん、こんにちわ by 弁天小僧 1999年08月13日(金) 13時20分

軍事BBSでは台湾問題でお世話になりました。
こっちも頭痛い問題なんだよなー、内憂外患...


[No.4697] 1999年9月号のINTERNET MAGAZINEに'「監視」「規制」されるインターネット'という記事が by 弁天小僧 1999年08月13日(金) 13時16分

記事の構成は、以下の通り。(この雑誌、980円もするんですが...)

法制化が進むインターネット BY 福冨忠和
四人の論客がインターネット関連法を語る。
(インフォシーク取締役会長・伊藤穣一氏、ベッコアメ代表取締役・尾崎憲一、弁護士・牧野二郎氏、そしておなじみ、富山大経済学部教授の小倉利丸氏が顔写真付きでコメントをつけています。

コンテンツのレイティングは正当なのか BY 崎山伸夫
時代遅れな「キーエスクロー」 BY 鈴木裕信
海外における政治とのかかわり BY 高間剛典

>米国では、1994年に「法執行機関のための通信援助法」(CALEA)が成立している。別名「デジタルテレフォニー法」と呼ばれるCALEAはアメリカの通信傍受法であり、電話会社など通信事業者と通信機器製造会社に、警察やFBIなどの法執行機関が盗聴を実施するのを支援するための装置を組み込むことを義務付けるものだ。しかし、具体的にどのような規模の盗聴能力を持ったどのような装置を用意し、予算の出所をどうするかについて、FBIと電話会社、通信機器製造会社との間で話が噛み合わないまま、法律で設定された当初の予定の1998年10月までに決まらずに2年間延長された。なぜなら、たとえばすべての携帯電話に位置情報を警察に提供できる機能を組み込むなど、FBIは法律で認可される盗聴の限度を越えたサーベイランスシステムに近いものを求めているからだ。
通話ごとの盗聴により通信内容を調べるのは、犯罪者の追跡としては実際は非効率的だと言える。そのために法執行機関はサーベイランスネットワーク構築に向かっていると考えられる。しかしそれらが秘密裏に行われるなら、政府は人々の信頼を完全に失うだろう。

>たとえばロシアのマフィアが給料の安い研究所から科学者を大量に引き込み、NSA並の暗号解読能力とサーベイランス能力とを構築していないと言い切れるだろうか? もし大企業間の取引で被害が出れば、そのインパクトは社会的なものになりうる。そのとき安全なエレクトロニックコマースの確立のためには、簡単に解読できない強度の暗号を使う必要性は、法執行機関のために暗号を解読できるように弱くしておく必要性を上回るだろう。128ビット強度は最低必要だと考えられる。


[No.4696] PGPインストールしたら、Outlook Expressが開けなくなった by 弁天小僧 1999年08月13日(金) 12時58分

古いバージョンのPGPを昔インストールしたときは問題なかったのに...(T-T)
dllファイルが足らないとか警告表示が出てしまいました。(インストール自体はトラブルがなかったのだが。)
仕方ないので、PGPをアンインストールしたが、メーラーはまだ開けない。
結局、Outlook Expressを再インストールしました。
会社のコンピュータなので、これ以上、問題を追及してヤブヘビになるのはよしときます。
まあ、今後、社内で盗聴問題を少しづつオルグして、全社的な問題に展開するつもりです。


[No.4695] TBSのバラエティー番組 by ワタリガラス 1999年08月13日(金) 12時31分

 福島瑞穂氏登場。最終回なので再び問題にするでしょうか。
衆議院の強行裁決時には頑張っていましたが、ここのところ腰がガクガクでした。


[No.4694] 牽制球じゃなくて危険球でしょ? by ワタリガラス 1999年08月13日(金) 12時26分

 残念ながら、端から見ていてガルベスのように見えました。
「幼稚な誤報」というレベルではありません。「幼稚な誤報」とすれば、最近のマスコミは「幼稚な誤報」や「幼稚な反対運動批判」を積み重ねているようです。そして細かい事情を知らない読み手にとっては、幼稚かどうかは関係ありません。
速記録でも録音・録画でも認定できない委員会での喧噪を「採決」として「可決」と報じるのはその典型でしょう。

>「参議院は手続き上、可決されたと認定しており、それを客観的事実として伝えたものです。他紙も同様に報じております」
これが毎日新聞政治部の公式見解です。ありもしないものを「認定」した上、「他紙も同様」という新聞社それぞれのスタンスをかなぐり捨てたような台詞を吐いていますね。というわけで、
>活字以外の日本マスコミは、もはや庶民の力では動きません。
と書かれていますが、なぜ活字だけが除外されているのか理解に苦しみます。

あと一点
>ただアジられた幼稚な誤報というのは法律の問題です。
>”オウム真理教に対処”とでも報道されているのであれば
>おっしゃる通りですが、公式な報道ではいかなる機関も
>”オウム真理教事件などのような凶悪犯罪に対処”凶悪組織犯罪への適応を
>説明するために”世間には凶悪集団と見られて”法的に宗教団体への罰則を掛けられた
>有名な名を使ったに過ぎません。
 何遍読んでもなんのことだか全くわかりません。ぜひお書き直しください。


 なお、「カルト」という定義はほぼあらゆる分野の団体に当てはめられるものであり、「カルト」という単体では存在しません。「○○カルト」という用いられ方をします。


[No.4693] >No.4683 暴観者さん へ by 現職TVCG屋 1999年08月13日(金) 11時54分

意図は分かっていただけたようですので、
ありがとうございます。

私には冷静さを失い、誤字挙げ足取りの暴言攻撃でのアジと見えましたので
辛口な牽制球を投げさせていただきました。

蛇足ではありますが、
あくまで法律の問題をマスコミは真実として発信しているのであって
今回の盗聴法は”法的には宗教法人格でない組織犯罪にも適応できる”
例として誰でも知ってる
”オウム真理教事件などのような凶悪犯罪に対処”を
あげているにすぎません。

宗教としての弾圧と見るならば、
私もおかしなモノを”オウム真理教事件”には色々感じますが
今回のハナシは直接には別です。

Asahi.comの執筆者もそこまで考慮の文書と見受けられます。

>どうもあなたはこの分野に疎いようですね。
このお言葉が宗教に関するならば、おっしゃるとおりです。

ただアジられた幼稚な誤報というのは法律の問題です。
”オウム真理教に対処”とでも報道されているのであれば
おっしゃる通りですが、公式な報道ではいかなる機関も
”オウム真理教事件などのような凶悪犯罪に対処”凶悪組織犯罪への適応を
説明するために”世間には凶悪集団と見られて”法的に宗教団体への罰則を掛けられた
有名な名を使ったに過ぎません。

(それ自体に問題があるのは言うまでもありませんが
 民度の低い庶民はシナリオ通りと言う決めつけで体制は動いています。)


以上、誤報として書き込むなら、宗教弾圧に関する感情と
盗聴法という稀代の悪法への冷静な対処を分けていただきたいという
思いは伝わったと思いますが、当方も刺激単語を使いすぎたコトは謝罪いたします。


 ”宗教とは何か”と、”日本国法律という宗教規範”は法学基礎論でも
相容れないものではありますが、報道は日本国の規範を常識として語ります。
 その意味で残念ながら誤報ではありません。

(一般庶民である現オウム真理教も傍受対象であって、権威となっていない
 法人格なき民間宗教は法的な”宗教の職に”ないとして淘汰していく意図が
 この法律にあったかどうかは、成立経過から明白ですが。)

 (一般庶民である現オウム真理教が住民票不受理されるのはまた別の問題です。)


-----------------------------------------A nous, la Liberte!

参考URL:http://www.asahi.com/0812/news/politics12010.html


[No.4692] >No.4686 まる裸 でしょうね。 by 人民K 1999年08月13日(金) 11時51分

>当局が盗聴したがっているのは、主に政敵(their political enemies)であり

まぁそうでしょう。ですから、それゆえに、危険。
なのです。与野党とも。
陰湿な手法による政局攪乱も増えて来るでしょうね。

政治に関わる人は、いつ全てを暴露されても、いつどこで死んでも名を汚さないように、
身辺を整理しておく事を覚悟しておいた方がいいでしょう。「公人」なんですから。


[No.4691] Re4685 by (キタノ) 1999年08月13日(金) 10時54分

なんか拡張子がアレでアレすが…。

宮崎さんは私にとっては歴史上の人物なんですが(ふふふ)
このゲーム知ってるっていうのは
なんだかアレです。(笑)

http://www.nintendo.co.jp/nom/9811/p04/page02.html

参考URL:
http://www.zorro-me.com/miyazaki6/txt/to-readers/app02-999813.htlm


[No.4690] >4685・比ヤングさん by トIトIトcトJトAトLトqトR 1999年08月13日(金) 10時44分

>なんや、おっちゃんもシール好きなんか
比ヤングさん、雑談用の方で以前話題になった、
盗聴法賛成議員の「ポスターに張る用」ステッカーの話、覚えてます?

…うふふ。僕もシール好きでーす。


[No.4689] 8月13日デタラメ読売社説への疑問(3) by (キタノ) 1999年08月13日(金) 10時22分

http://www.yomiuri.co.jp/newsj2/0812ig90.htm

 野田国家公安委員長は国会で、傍受令状の請求の際は、都道府県
警察の最高責任者である本部長が決裁を行うよう、規定を整備する
意向を明らかにしている。責任の所在を、より明確にするためだ。
 同時に、一線の捜査員に順法精神を繰り返し徹底させる必要があ
る。一度の不祥事で一挙に信頼が損なわれることを、一人ひとりが
肝に銘じなければならない。


厳正運用の要件は、悪意のある行政の不法の可能性
を無くするためのものですから、行政の内部規定で
はなく、行政に対して司法による強制力の働く法律
の条文に盛り込むべきです。この意見を社説は無視
しています。

 一方で、要件がこれほど厳しい傍受法を使うのは難しい、との声
も聞こえる。欧米と比べてかなり厳しいのは確かだ。
 だが、立法の精神はもともと、他に手段がなくなるまで捜査を尽
くすことだ。捜査が主役であることに変わりはない。捜査技術を磨
いて、傍受法という新しい武器を使いこなし、成果をあげることが、
警察への信頼につながると考えるべきだ。


社説は矛盾しています。
傍受法という新しい武器を使いこなし成果をあげる
ことで法改正を狙うということになれば、他に手段
があるなしにかかわらず盗聴捜査は、従来の捜査手
法に代って乱用されるでしょう。そのような状況の
中から制度の濫用が出てくることは必至です。

 今回の議論は、わが国の安全を確保するために、どんな法制を整
備すべきか、社会全体の安全のために個人の権利制限がどこまで許
されるかの問題に行き着く。これまで、最も不足してきた議論とい
える。


違います。社説が言うようないわゆる「危機管理論」
は官僚や一部の保守政治家がいままで最も好んで議
論しつづけてきた議論です。

個人の人権や私権と治安的福祉との競合をいかに解
決し統治するのか、公共の福祉の下に私権制限はど
こまで認められるのか、という議論がこの法制度の
基本問題なのです。この議論こそ、これまで、最も
不足してきた議論です。

 傍受法論議は、その空白を埋めるチャンスでもあった。だが、観
念的な賛否の争いに終始し、議論は深まらなかった。採決をめぐり、
野党が“牛歩”などの古めかしい戦術で抵抗したのは、議会制民主
政治の精神に反するもので、きわめて残念だ。


議論が深まらなかったのは、徹底した審議を放棄し
て暴力的に採決を強行したからです。野党がフィリ
バスター戦術や牛歩戦術をとることでしか法案に対
する反対の意思表示をでき得なくした原因を作った
のは、法案賛成者側です。

議論を放棄する事こそ、議会制民主政治の精神に反
する最大の罪です。その罪を犯したのは法案賛成者
側と議会運営責任者たちです。議会の混乱・機能停
止を招いた責任は責任は法案賛成者側にあります。


[No.4688] 8月13日デタラメ読売社説への疑問(2) by (キタノ) 1999年08月13日(金) 10時20分

 国境を超えて移動する犯罪組織や収益の規制は、一国
だけでは
困難だ。その意味でわが国が遅ればせながら、国際的な規制の網に
加わるのは当然の責務だ。


国際協調を強調する前に、国民世論に対する政府と
の協調を優先するべきです。国内の理解を得られな
い日本政府のメンツを維持するだけの国際協調は、
国際社会からも軽蔑されるだけでしょう。そのよう
な政府の態度は日本国民にとっての国益を損ねるは
ずです。

 ただ、通信傍受は憲法の通信の秘密など基本的人権とも深くかか
わっている。
 成立した傍受法は、傍受を一定の犯罪が行われる高度の疑いがあ
り、捜査を尽くして他に手段がない場合に限っている。その上で犯
罪の実行・準備に使われる疑いの強い通信手段を特定し、裁判所の
令状を得てNTT職員などの立ち会いで行う。
 法を厳正に運用する限り、市民の日常が“盗聴”の危険にさらさ
れるような、反対論が指摘する事態はあり得ないだろう。


社説のロジックはまったく矛盾しています。犯罪に
関係のある通話・通信かどうかの判断は、通話・通
信を実際に確認=“盗聴”しなければできません。
つまり“盗聴”されなければ、犯罪に関係のある通
話・通信を探知できません。

もしも“盗聴”の危険にさらされないのであれば、
この制度が組織的犯罪対策として用いられるという
前提そのものに疑問が出てきます。人権侵害を前提
にした捜査手法だから国民世論は反対に傾いている
という点を、社説は無視しています。

 問題は、その厳正な運用をどう確保するかだ。法を日常的に運用
する警察に対する反対論者の不信感は根強い。
 共産党幹部宅の盗聴事件で、警察が今も関与を否定していること
が大きい。そうした不信感の一掃には、傍受法を一点の曇りもなく
厳正、透明に運用することだ。


厳正、透明に運用するための制度的担保がありません。

共産党幹部宅盗聴事件の警察の組織的関与の事実が
裁判所で認められているにもかかわらず、政府は事
実を認めませんでした。警察の“前科”の事実を認
めない以上、そのような警察に“前科”をチャラに
する法を与えることなどできません。

参考URL:http://www.yomiuri.co.jp/newsj2/0812ig90.htm


[No.4687] 8月13日デタラメ読売社説への疑問(1) by (キタノ) 1999年08月13日(金) 10時16分

読売社説のデタラメに対し、この際反論し、全国紙の
見識の無さ、大本営化を証明しておきます。

8月13日付・読売社説
読売新聞 8/12 22:27

傍受の厳正な運用で信頼確保を
 一定の犯罪捜査のための通信傍受や、犯罪収益の没収を柱とする
組織犯罪対策三法が、民主党などの反対の中で成立した。


 自自公の暴力によって成立した、の間違いでは?


巧妙化、国際化する組織犯罪に、有効に対抗できる捜査手段を、わ
が国が初めて整備する意味はきわめて大きい。
 特に薬物やけん銃の密輸、集団密航などの組織犯罪では、海外マ
フィアと国内の暴力団が一段と連携を強めている。その中枢組織を
突き止め打撃を与えない限り、浸透を食い止めるのは困難だ。


違います。盗聴法などの法律に有効に対抗できる手
段はあります。匿名電話の利用や暗号の利用などが
合法的に可能であり、組織的犯罪対策として制度を
整備した意味に疑問が残ります。

海外マフィアと国内の暴力団の連携については、会
期中、具体的な説明がありませんでした。マフィア
は独立国家的な排他的組織であるのに対して、ヤク
ザは融和的な部分もあり最低限の社会性があります。
同じものであるという認識には疑問があります。

これまでの「頂上捜査」では警察内部からの情報漏
洩などによる失敗や、はじめからまじめに頂上捜査
をしていないなど、捜査機関それ自体の問題を政府
は何ら反省しないばかりか、事実さえ認めていませ
ん。「頂上捜査」としての組対法の有効性には疑問
があります。

 通信傍受と収益規制は、指揮命令系統と資金の流れの両面から、
組織の実態に迫るきわめて有力な捜査手法だ。欧米先進国は早くか
ら両法を整備している。


与党系政治家・政治団体自体がマネーロンダリング
をしているという問題意識は、法案賛成者側の発言
からはありませんでした。

欧米と日本の前提条件の違いについて国会では十分
な議論が行われておらず、社説はこの点を意図的に
無視しています。

欧米先進国の法整備を重視するのであれば、死刑廃
止・死刑停止制度やオンライン人権法、プライバシー
人権法、その他人権制度の現代的拡充を優先して整
備すべきです。賛成者のダブルスタンダードを社説
は意図的に無視しています。

参考URL:http://www.yomiuri.co.jp/newsj2/0812ig90.htm


[No.4686] アメリカ人X氏よりのメール by 弁天小僧 1999年08月13日(金) 09時14分

<貴メール:盗聴法案は8/12に成立>

>これはterribleなことです。
>現時点では、あまり心配しすぎないでください。当局が盗聴したがっているのは、主に政敵(their political enemies)であり、どのみちそういう対象には盗聴をやってきたわけですから。
>私の考えでは、多くの人は、長期間、この問題にかかわることはないと思う。ただし、計画が拡大されない限り。おそらく、そのような拡大運用がなされる前に、この法律には異議が出され、廃止されるでしょう。
>当局は、すべての通信をモニターすることなどできない。金と時間がかかりすぎる。100%やろうとすれば、経済を崩壊させますよ。

コメント:さすが、見ぬいていますね。


[No.4685] なんや、おっちゃんもシール好きなんか by 比ヤング 1999年08月13日(金) 07時23分

メインマシンがこの一ヶ月こわれっぱなしでほかってあってプリンタつかえないが、そろそろ直そうかな?

参考URL:http://www.zorro-me.com/miyazaki6/txt/to-readers/app02-999813.htlm


[No.4684] タタカイはまだつづくんや by 暴観者 1999年08月13日(金) 06時39分

 さらにどさくさに成立した国民総背番号法=住民基本台帳法のほうも
問題です。
 こちらのほうは既に数年前から地方自治体に対し東芝やNECなどの
電算システム納入業者が売り込みを計った結果、かなりの数の自治体
ですでにこの法律に対応しているということが指摘されています。
 こちらもまさしく「出来レース」であったようです。
 そういう明確な利権構造を壊せば連中の一枚岩はかなり危ういもの
になったので、野党にはこちらだけでも徹底的に叩き潰して欲しかっ
たんですが。


だが宮崎学さんもこうおっしゃっておられます。

> ついに成立したな。盗聴法
>
> タタカイはまだつづくんや
http://www.zorro-me.com/miyazaki/index.html


まさにそうです。
「悪の三点セット」はあまりにも成立をあせったため土台の危うさも
さることながら施行細則などの運用面や関係団体との利害調整など
あと半年で施行できるかどうか非常に危ういものもあります。
 そして明確に倒すべき「悪」の構図が見えたことで戦いやすくなった
のも事実です。


 いまこそオレンジリボンの旗の下に集う時です。

「じゆうをわれらに!」

(アジるってこういうかんじでいいんですよね(^_^))



それから宮崎学さんから緊急アピールが出とるようや
http://www.zorro-me.com/miyazaki/index.html
ちょっといろいろあっていまのところ直リンクははれん(笑)
ほとぼりがさめたらだれか転載をたのむわ


[No.4683] Re.[No.4680]続き by 暴観者 1999年08月13日(金) 05時38分

>安易な発言は逆に相手に塩を送ることになります。
”敵”とは?
この問題を見ていて感じたのは、もはや敵味方の二元論では現実は
論じられないということです。
これは宮崎学さんがたびたび指摘されていますが、現実に「味方」
のうちに「敵」がいて「敵」のうちにも「味方」はいたということ
です。これは政党であれマスコミであれ同じ事です。
 結局、「敗北」の原因を探るなら、最後まで敵の内にいたはずの
味方を引き入れられなかったことがすべてであると考えます。


> とは明らかに宗教法人格を指し、今のオウムはソレに当たりません。
> (ではナニかといえば、”カルト”と定義されています。)

意味不明ですね。
フランス立法院が行った調査によるカルト十ヶ条はご存知ですか?
宗教法人格をもったカルトというのもいっぱいありますよ。
そして現実にオウムは事件前も”カルト”でした。

どうもあなたはこの分野に疎いようですね。
まず言葉の意味をよ〜く考えてみるということが必要です。
もうすこし事実に近づく努力をしてください。

 ちなみに任意団体の一般宗教法人もたくさんあるんです。
この間有名になった「法輪功」もそうですし。
大韓民国系の「民団」や華僑系の団体やイスラム教の団体など枚挙
にいとま有りません。
 彼らは民族的儀式として冠婚葬祭を行っていますが民族的な軋轢
を避けるためにあえて宗教法人格を取得してこなかったともいわれ
ています。
 こういった団体を宗教法人格を持たないからといって十把一から
げに宗教団体でないといってしまうとそこでまた一悶着起きてしま
いそうです。
 よって任意団体による宗教団体も宗教団体とみなされる可能性も
否定できません。

 もっとも盗聴法は「白紙委任法」であり施行する側にほとんどす
べてが委ねられてしまっている状態ですので、こればっかりは実際
にやってみないとわかりません。


> 軽率に事実を見ずに行動すれば”民度が低い”として盗聴法反対運動自体を
> ”バカなやつら”とマスコミに思わせるだけです。

むしろそういったあきらかに事実と食い違った間違いを指摘しない
ことこそが
「俺達のミスも指摘できないなんて頭の軽い奴等だね」
と思われることではないですか?
それこそ”バカ”です。
そうやってまで「一流のジャーナリスト様」に媚を売りたいとは考え
ません。


それから
>軽率に事実を見ず
とありますが今回のご発言はあなたが記事をよく読まなかったこと
が原因であると考えたいですね。

とりあえず一度視力検査をなさることが先決だと思います。


[No.4682] 施行カウントダウン・「自由」を自民党からもぎとれ!!パート2 by もうもどれない 1999年08月13日(金) 05時17分

ネット、インターネットの威力を発揮するのは、これからだとおもう。法律の施行まで(民主主義が死ぬ日)の
カウントダウンの頁を作ってこの問題は実はこれから始るということを国民に知らせるページをどんどんこれからも更新して下さい。

反対派のみなさんの活躍は実はこれからのような気がします。携帯やPHSの会社やプロバイダーなど、
コストを含んだ対応を強いられるところは
今頭をかかえているでしょう。
(この法律を機にあくどい甘い汁、あくどい個人情報の
入手を望む情報を横領しようとするものは、警察や
会社の中の盗聴法対応部門の実力者にすりよっていくのでしよう)

盗聴技術の漏洩、伝播となによりも「人心の荒廃」を
国家自ら広げようとするのですからほんとうに恐ろしい。

施行と同時に廃止させましょう。それしかないでしょう。インターネットの普及はこれからが爆発期です。
この悪法を逆にウルトラバネにする普遍性と強さを今回反対に回って闘ったすべての人にみにつけてもらいたい。

「盗聴法施行絶対反対!!」

PS 読売の夕刊読んでいてあまりにも与党寄りのことばかり書いているので吐き気がしました。アホです。
読売の記事を書くように命令しているデスクは。
亡国者だ。

これからも読売を読み続けゲロゲロで日本をおおってやりたい。

ほんとうの日本を取り戻すまで私はゲロゲロし続ける
でしょう(昔から酔いやすいもので。。。)


[No.4681] Re.[No.4680]ん? by 暴観者 1999年08月13日(金) 04時47分

ふ〜んアジですか?
これでも割と冷静なほうなんですけどね。

元記事をよく読んでくれますか?
http://www.asahi.com/0812/news/politics12010.html
>オウム真理教事件
と書いてあります。
「オウム真理教事件に対処」であって
「オウム真理教に対処」ではないんですよ
 あの「事件」をおこした当時あそこは宗教団体でした。
そして宗教的カルト団体の常として「宗教団体」の特権を十二分に
生かしてああいった犯罪を起こしました。
 ですから盗聴法が成立したとしても坂本弁護士事件や松本・地下鉄
の両サリン事件を防ぐことにはまったくつながりません。
 これは陣内法務大臣自ら”失言”でそれを証明されてますよね。

>あまりにもマスコミ批判のレベルが低すぎます。
別に誤字脱字の類を指摘しているわけではありません。
この期に及んでこれだけ明確な間違いを犯すというのは白痴でなければ
”確信犯”です。
それを指摘するのはレベルが低いんですか?安易ですか?


[No.4680] >No.4652 暴観者さんの誤報発言について by 現職TVCG屋 1999年08月13日(金) 03時00分



私も、”中道やや左寄り”が基本のTV業界関係者ですから。(局ではなく下請けだが。)
常に公平というものを考えます。そして何よりも事実を意識追求します。

    ですが暴観者さんの誤報アジは見逃せません。

安易な発言は逆に相手に塩を送ることになります。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
暴観者さんの書き込みを見る限りでは、

>ある種の意図をもった明確な誤報
として、Asahi.comへの抗議をアジテーションなさっていますが

>オウム真理教事件などのような凶悪犯罪
とかかれているように、

”既にオウムは宗教法人格を剥奪されているので宗教ではない”という
 警察見解と世論常識で盗聴対象にもあげられているに過ぎません。

(実際、破防法を適用しなかったのも、今後宗教団体として活動できないという理由
 からです。今の活動は個人の自由で行われているとオウム広報も言ってます。)

>宗教の職にある者
とは明らかに宗教法人格を指し、今のオウムはソレに当たりません。
(ではナニかといえば、”カルト”と定義されています。)

暴観者さんの怒りも分かりますが、そのような反応は立法時から
折り込み済みです。(もし私の読み損ねなら御反論ください)
 軽率に事実を見ずに行動すれば”民度が低い”として盗聴法反対運動自体を
”バカなやつら”とマスコミに思わせるだけです。

アジテーション(発信)を行うならそれなりのウラ取りという責を実行していただきたい
と思います。
抗議先は、その発信のプロです。

>無関心な第三者のように装うことが”報道の中立”
ではなく、盗聴に賛成する企業もお客さんなマスコミは
どちらにも荷担しない方法として、無視を選ぶ手もあるだけです。

(個人的には朝日には別の意味で今回のケース抗議したいですが)
幼稚な間違いとして幼稚な抗議をそそのかすのはやめませんか。

それこそ敵の思うツボです。

. . . . . . . . . . .

.....辛口になりましたが、

国会は庶民に力では動きますが、活字以外の日本マスコミは、もはや庶民の力では動きません。
(唯一のアキレス腱は所轄官庁の許認可だけ)

感情で論理を忘れた無理を闘争とすると、同じアナの狢です。
(そうなれば力の勝ちです。)趣旨には同感できますが、
”似非ジャーナリスト”の居る側で仕事をしている人間からみると
あまりにもマスコミ批判のレベルが低すぎます。


[No.4679]  by 石井 1999年08月13日(金) 02時42分

>アメリカのデジタルテレフォニー法は成立
>しているのに世耕...じゃない施行されていな
>いんですよね。
>どうすればそんな風に出来るんでしょう。

施行はされると思いますが、これで冤罪事件や
重大な人権侵害が起こったら、司直に憲法違反故
無効であるとの訴訟が可能になるかも

#でも、プライバシー保護で発売禁止という
珍奇な判決を出したからわかりません。


[No.4678] >4659 by 長兵衛 1999年08月13日(金) 02時35分

河上さま

ついでに賛成した没義道な議員どもの落選もめざしませんか?
「こいつら次の選挙で落とせや」キャンペーンとか。


[No.4677] 施行させない方法は? by える 1999年08月13日(金) 02時28分

アメリカのデジタルテレフォニー法は成立しているのに世耕...じゃない施行されていないんですよね。
どうすればそんな風に出来るんでしょう。



[No.4676] すべてのものには寿命がある by DC 1999年08月13日(金) 02時26分

政党も(自自公だけではないです)、マスコミも寿命をすぎているのでは?

自自公は戦争でゼロクリア(リセット)しようということでしょうか?
これではたしかにチャラになるかもしれませんが、わたしの望むところではありません。

既存品(政党・マスコミ)にたよってはダメです。

両方とも新しいものを作る必要があります。

*あぶない革命家や革命論ではありません。寿命をすぎている腐ったものを延命してだましだまし使い続けることこそ、問題であり大きな損失です.


[No.4675] 西日本新聞8月12日夕刊社会面 by (キタノ) 1999年08月13日(金) 02時24分

組対三法成立 「反対」の怒号かき消され 野党抗戦力尽く

万歳を繰り返す与党議員。「反対、反対」と総立ちに
なって抗議する野党議員―。組織犯罪対策三法案を
めぐる大詰めの局面を迎えた十二日の参院本会議
場。午後二時前、与野党議員の怒号と拍手が交錯す
る中、自民、公明、自由党などの賛成多数で可決、成
立した。野党の牛歩戦術で始まった徹夜の審議。荒木
清寛法務委員長の解任決議案は、斎藤十朗議長の四
十三年ぶりの職権による投票打ち切りで否決。小渕恵
三首相の問責決議案も否決され、野党の徹底抗戦も、
最後は与党にはね返された。

 「投票漏れはありませんか。投票箱を封鎖します」。斎
藤議長が宣言すると議場の緊張はピークに達した。

 「賛成多数、よって本法案は可決されました」。斎藤
議長の声は与野党議員の歓声と怒鳴り声にかき消され
た。

 午前零時四十六分に始まった野党の牛歩戦術。わ
ずか六段の階段を端から端へ蛇行しながら上ったり、
ひたすら足踏みを続けたり…。「投票したくないなら提
案するな」。与党議員のヤジを浴びながら、それぞれの
方法で粘る野党議員たち。

 しかし同一時五十七分、斎藤議長は「ただちに投票
しない方は投票の意思がないと認めます」と投票締め
切りを宣言。三十人余りが未投票のまま決議案が否決
されたのは約一時間後。続く首相問責決議案も一時間
近い牛歩の後、否決された。

 「議長は中立であるはずだ」と民主党の円より子議員
は怒りの表情。社民党の福島瑞穂議員は「首相問責決
議案のような重要な決議で採決の時間を制限すること
は投票権の侵害。委員会で盗聴法を強行採決しなけ
れば、真夜中にもうろうとしながら議論する必要もなか
った」と、与党側を非難した。

 十一日夜から十二日昼にかけて繰り返された牛歩
と、それぞれの議案の討論に、我慢比べを続けてきた
議員たちは、疲れきった表情だった。
−−−−−

コメント:こういう記事をもっと読みたかった

参考URL:http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/today.html#003


[No.4674] Re4670 DCさん by (キタノ) 1999年08月13日(金) 02時17分

>地方新聞はまともですね。それに引き換え全国紙といったら・・・・・。

そういうことだと思います。

言論の地方分権とでもいいましょうか。
全国紙・中央紙中心の言論を、
インターネットによる地方中心、個人
中心の言論へと目を向けてゆくことが
これからはよりいっそう求められるの
ではないかと思います。

参考URL:JWN
http://www.jwn.ne.jp/

参考URL:http://jpi.kyodo.co.jp/syasetu/syasetu.html


[No.4673] いっそのこと by 石井 1999年08月13日(金) 02時07分

全国紙→地方紙に変えちゃいましょう。マインドコントロールもとれて一石二鳥(ぉぃ)。


[No.4672] 沖縄タイムス8月11日社説 by (キタノ) 1999年08月13日(金) 02時05分

法案の中で与野党の論議の焦点となった通信傍受法案。
同法案は、組織犯罪防止という「公共の利益」と、個
人のプライバシーに国家が介入できるという「私権の
制限」、のどちらを選択するか、という私たちの社会
の在り方を問う内容を含んでいる。その意味で、衆参
の論議は十分尽くされたとは言えず、国民の間に広が
る不安を払しょくすることなく、強行されたことは遺
憾だ。

通信傍受法案は、危機管理、公共の福祉のための私権
制限、を認めるかどうか、を私たちに問い掛けている。
その重要な選択には当然、幅広い国民の声を国会の論
議に生かさなければならない。共同通信の全国世論調
査においても、反対が五割を超えており、国民の疑念
をよそに数の論理で決めるわけにはいくまい。

参考URL:http://www.okinawatimes.co.jp/edi/19990811.html#no_1


[No.4671] 熊本日日新聞8月11日社説 by (キタノ) 1999年08月13日(金) 01時59分

参院法務委では民主党の質疑の最中に自民党が突然質疑打ち切り動議を
提出し、強行採決された。国会は審議を十分尽くしたか。国民への責任を果た
したと言えるか。

法務省はマスコミが使う名称「盗聴法」にクレームをつけた。だが、当事者に知
らせないまま通信を聴くのは、通信傍受などではなく、あくまで盗聴である。同
法が「盗聴社会」への一歩となることを心配する

参考URL:http://www.kumanichi.co.jp/iken/iken990811.html#setu1


[No.4670] キタノさん by DC 1999年08月13日(金) 01時56分

地方新聞ご紹介ありがとうございます。

地方新聞はまともですね。それに引き換え全国紙といったら・・・・・。


[No.4669] 中国新聞8月11日社説 by (キタノ) 1999年08月13日(金) 01時52分

ここにきて野党の必死の抵抗にも一理ある。硬直した事態
を招いた責任は与党側の強硬姿勢にあ る。改めて自制を
求めたい。

それにしても、なぜこうも急ぐのか。強行採決はかえす
がえすも 残念である。強引な手法は、法案に対し、国
民の不安や不信を増幅 させたのではないか。かつての
国家権力による国民監視時代に逆戻 りしかねない、と危
ぐされるのも無理はない。「盗聴法」と言われないた
めにも運用の透明性に意を払うべきである。

参考URL:http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh99081101.html


[No.4668] 徳島新聞社説8月13日 by (キタノ) 1999年08月13日(金) 01時48分

http://www.topics.or.jp/News/syasetu.html
http://www.topics.or.jp/Old_news/s990812.html

憲法が保障する「通信の秘密」は、守られるかどうかの疑問や
不安が解けないまま、何とも不気味な法ができたものである。

市民生活に直接かかわる制度だけに慎重な論議が求められていたはずだ。市民のプラ
イバシー保護や報道の自由は保障されるかどうかなど十分に論議されただろうか。なぜそ
れほどまでに急がねばならなかったのか理解できない。党利党略が絡み、数にものを言わ
せた強引な国会運営との印象がぬぐえない。

本人の分からない間に個人情報が捜査当局に流れる可能性がある。独り歩きする危険
性もはらむ。厳格な運用が絶対条件である。市民の監視が必要だ。

参考URL:http://www.topics.or.jp/News/syasetu.html


[No.4667] 山陽新聞8月12日社説 by (キタノ) 1999年08月13日(金) 01時34分

不安招く傍受法ごり押し

 犯罪捜査のための通信傍受の合法化を柱とする組織犯罪
対策三法案をめぐって、与野党の対立が一気に高まった。自
民、自由、公明三党が強行突破に出たからだ。

 民主党は廃案を目指して小渕内閣に対する不信任決議案
を衆院へ提出するなど、徹底抗戦を図った。菅直人代表は
「十三日の国会会期末ギリギリまで対決姿勢を強めていく」とす
る。

 通信傍受を認める法律は、憲法が保障する通信の秘密やプ
ライバシーの保護など基本的人権を侵害する懸念が持たれて
いる。国民の不安は大きい。「自自公」はなぜ、野党の抵抗の
激しい三法案の成立に突き進んだのか。継続審議にして、国
民的議論の行方を見守ることもできたはずである。

 それなのに、参院法務委員会では民主党議員の質問中に
自民党が質疑打ち切り動議を提出し、与野党議員が入り乱れ
て委員長席のマイクを奪い合う大混乱の中で採決を強行し
た。後は一気に押し切るという格好だ。

 自民、自由両党が衆院比例代表定数の五〇削減法案をめ
ぐって調整できず、自由党の連立離脱が取りざたされている。
強行の背景には、自自公の関係がしっかりしているうちに、重
要法案を成立させたいとの思惑が強いのだろう。組織犯罪対
策法などの重要法案が成立せず、廃案にでもなれば、小渕内
閣の責任問題に発展しかねないとの心配もあろう。数合わせ
で党利党略を優先させたとの批判が出ても仕方なかろう。

 日本は、国連などから国際的な組織犯罪対策の立ち遅れを
指摘されている。薬物や銃器犯罪が増加し、国境を越えて犯
罪が及ぶ時代だ。政府与党は国際化時代の組織犯罪に対抗
するには、電話やファクス、コンピューターによる通信を捜査
機関が傍受することが不可欠と主張する。

 巧妙化、国際化した組織犯罪には新たな捜査手段の確保
が必要だろう。しかし、通信の秘密は憲法で保障された基本
的人権である。犯罪の取り締まり強化という公益と、基本的人
権侵害への懸念をどう均衡させるのか、といった重い課題をこ
の法律は含んでいる。捜査機関の傍受を認めるうえで不可欠
なのは、安易に権限を与えることではなく、国民の支持と納得
を得ることだろう。

 国会の論戦を通して、与党側に丁寧な説明姿勢がみられな
かった。反対に審議によって法案の問題点が明らかになっ
た。最も重大な懸念は、捜査機関の乱用を防止するためのチ
ェック機能が十分でないということだ。

 例えば、令状に基づいて傍受を行っている最中、別の重大
犯罪の通信があれば傍受は認められる。令状なしが抜け道に
ならないか。また、令状で認められた通信かどうか不明な場合
は「試し聞き」も許される。試し聞きと称してなし崩し的に拡大
する恐れはないか。

 捜査機関の通信傍受乱用を危ぐする声が根強いのは、共産
党幹部宅盗聴事件で裁判所が計画的な盗聴行為と認定した
のに、警察は関与を認めようとしない態度にも原因があろう。

 犯罪を取り締まる法律が成立しても、社会に反発と不安をも
たらすことにならないか。政府与党は「盗聴社会や監視社会に
なるようなことはない」と強調するが、数の力で反対意見を抑え
込むような議会運営では納得は得られまい。政治の不信も高
まろう。

参考URL:http://www1.mesh.ne.jp/sanyo-md/syasetsu/syasetsu.html


[No.4666] 8月11日中日新聞社説 絶対に乱用させてはならぬ by (キタノ) 1999年08月13日(金) 01時29分

問題点が解消しないまま参院法務委員会で強引な採決が行わ
れ、国会が不正常な結末を迎えたのは遺憾である。

国民生活を脅かす犯罪は取り締まらなければならないが、プライ
バシー、通信の秘密などに象徴される憲法原則である個人の尊
厳も大事だ。捜査当局が次に狙うだろう傍受条件緩和、傍受対象
拡大などを警戒しながら乱用防止のための改正を目指すべきだ。

−−−−−
コメント:「乱用」は「濫用」の間違いじゃないかしら。
捜査当局が次に狙うだろう傍受条件緩和、傍受対象
拡大などを警戒しなければならないという点は、
同感です。まだまだ盗聴法案反対の手をゆるめ
るわけにはいきません。


[No.4665] >No.4658 by 1999年08月13日(金) 01時19分

>講談社がケツまくらんように、
>支援(圧力?)メッセージをおくっときましょう。

私も、今、送りました。


[No.4664] 8月11日北海道新聞社説 by (キタノ) 1999年08月13日(金) 01時19分

法の執行状況は、法務省はじめ政府機関によって国民に明
らかにする必要がある。

 権力は腐敗しやすいばかりでなく、暴走もしがちだ。市民自
身が盗聴の行使に神経をとがらせ、容易に相談できる第三者
機関を設けることも求められよう。

 こうしたチェックを通じて、これらの法が社会で果たす役割を
常に検証していかねばならない。その結果、法が廃止されるこ
とがあってよい。

−−−−−−
コメント:社説の主張に概ね同感です。
盗聴法の施行を監視していきましょう。
 この掲示板が、そうした役割を果たし得る
のではないかと私は期待します。

参考URL:http://www.hokkaido-np.co.jp/News/Stock/990811/0032.1036.html


[No.4663] さっそく行動行動!>オレンジリボン by オオツカアキヒコ 1999年08月13日(金) 01時06分

講談社へ以下の内容でメールしました。
==========
Subject; オレンジリボンキャンペーンを継続して下さい!

はじめまして、オオツカともうします。
貴サイトにて行われている「オレンジリボンキャンペーン」を反盗聴法の
立場から支持する者です。

本日(昨日)通信傍受法案が参院にて可決され、国家による盗聴が法的に
容認されることとなりました。まさに暗黒の時代、息苦しい時代が来てし
まった、と愕然としております。

しかし、国家公認の盗聴行為が実際に行われるのは「これから」であり、
反対の運動もこれからが大切なのだ、と考えます。
(国会審議なんて所詮「数合わせ」に成り下がりましたから…トホホ)

ぜひこれからも、オレンジリボンキャンペーンを継続して下さい。
そして、全く解決されていないこの法律の問題点を広く訴え、国家権力
の暴走をくい止めるため、ご助力をいただければ、と考えます。

お忙しいところ、失礼いたしました。
==========


[No.4662] あの演説は時間稼ぎではない by 比ヤング 1999年08月13日(金) 01時04分

とくに福島議員の答弁は、長時間でありながら、なおかつ内容が非常に濃く、核心を鋭くえぐっていた。その点こそが評価されるべきであり、またこれはそのまま当該法律と国会運営の言いようのない醜悪さをも物語っていた。

―――この事件を気にも留めていない国民の、なんと多いことか。―――

この種の話題では、若者の知性の低下だの時代の流れだのと的外れな常套句に終始するものだが、とりわけ今回は法務省・通産省からの恐喝的な圧力が存在したのはもはや明白である。世論調査も、その多くが悪辣な誘導尋問であり、その数字がまた国民を政治的関心から遠ざける一因にもなったろう。

―――みんな、無関心なんでしょ―――

それでもなお、歴史の転換点になり兼ねない重大局面を放映しなかったNHKは受信料支払いボイコットを含め、激しく糾弾されて然るべきである。

【情報操作】国家権力が民主主義を形骸化するために用いる洗脳技術。

ジャーナリズムの誇りが未だ失われていないのなら、NHKには近日中に枠を設けて録画放送をするよう切に要望したい。


[No.4661] >オオツカアキヒコさん(4658) by wildkatze 1999年08月13日(金) 00時58分

>講談社がケツまくらんように、支援(圧力?)メッセージをおくっときましょう。

 諒解。みんなで送りましょう。(やっぱ圧力かも・笑)


[No.4660]  by 石井 1999年08月13日(金) 00時54分


>実はあの人達はマゾなんです。だからビンタびしばしの軍国主義が大好きなのでしょう。
> 日本のヒロイズムというのは、強力な敵を打ち負かすことよりも、その為に犠牲になるという自己犠牲の精神に重きを置いているように思う。自虐史観に反対の人達は、自虐史観によって行為の正当性が否定されることにより、この精神あるいは犠牲そのものが無価値化されると感じるのかも知れない。
> だとすれば、犯罪捜査の為に己の人権侵害を許すというのは、彼等にとって正当な目的の為の自己犠牲というヒロイズムであり、むしろ賛成するのが自然であると考えることが出来る。
> 公共の福祉の為に人権が制限されるのは当然だ、という認識が受け入れられるのも、実はこの当たりが根源ではないかと思っている。実際、「犯罪捜査の為ならば喜んで人権の一部を投げ出します。」という意見は、さほど珍しいものではなかったように思う。彼等にとって、先人が多大なる犠牲を払って獲得してきた人権は、それほど価値のあるものではないのかも知れない。いや、失うものに重みがあればあるほど、大きな犠牲を払ったという自己充足感に満たされるのかも知れないが。

 自分は理系で、地理を選択したので歴史はそんなに真面目にやってこなかったのです。実をいうと。余談ですが地理の方が「日本はいかに世界に貢献しているすごい国か」というのがかなり多い気がします。自分は楽しく勉強するのがモットーであります。

#おいおいって感じですいません。個人的には、歴史は明治維新〜太平洋戦争までの日本のしてきた『功罪』を載せて、そこから日本の進路をどうするべきか考えさせるのがいいと思います。情報の整理と取捨選択能力を身につけさせて、マインドコントロールになりにくくするという意味では、いかがでしょう?

 自虐史観反対の人たちは、確かにおっしゃった日本の伝統的ヒロイズムという概念を持っておられる方がおりますが、中には『誇れる日本人の歴史を』という栄光の歴史を求めている人たちがいると思いました。理由は「日本人が萎縮して何もできない」という類のことで「心理学的に証明されている」ということだったと思います。

 しかし自己犠牲を前提とした社会ってどういうものなのでしょう?あまり考えたくないのですけれども。マスコミも自己保身に走っちゃっていますし。日本は戦争たって資源がないからねぇ。孤立したら一巻の終わりという認識を持っております。国難を乗り切るための内閣だったはずが、国難を呼び寄せるのは皮肉としてはきつすぎます。外国人の国外脱出や下手すれば外国へ移民(もっとひどくなると亡命)する人増えるのではという一抹の不安を隠せません。

#個人的には強者=絶対悪(絶対善)、弱者=絶対善(絶対悪)という二元論には疑問を感じております。階級自体や概念など、単純に片づくのかなという思いです。ただ誤解して欲しくないのは、ある種(特に右)の人たちが主張するように、自分の論が正しいからこういう意見を持ち出すというものではありませんので悪しからず。自分は正しいこともするだろうし、そうでないこともする存在であるという認識です。飽くまでも主観ですから。


[No.4659] スカイブルーリボン、宮崎バナー、オレンジリボン継続!! by 河上イチロー 1999年08月13日(金) 00時51分

これからは組織的犯罪対策3法の骨抜き、ならびに廃案を目指す。
施行までに完全に盗聴不能な防御策を完成させよう。

まず手始めに、メールアドレスを変えようか。


[No.4658] オレンジリボン>4655・Wildkatzeさん by オオツカアキヒコ 1999年08月13日(金) 00時45分

講談社がケツまくらんように、支援(圧力?)メッセージをおくっときましょう。
メールはこちら→ kodansha@cplaza.ne.jp

(雑感:議員さんにとっては国会での「勝ち負け」(=党利)が大切なんだろうけどね、
    あたしにとっては「正しいか正しくないか」だけが大切だから。
    だから反対し続けるわけですよ。これ、重要。
    聞いてる?はるみんちゃん?)


[No.4657] >[No.4650] 私は、こっちの怒りに狂いそうです by wildkatze 1999年08月13日(金) 00時31分

 所詮は愚民の集まりだったということだ。最初から期待しとらん。
 円、福島両議員、保坂議員他、頑張った議員には、ねぎらいのメールやFAXを、裏切者や与党の蛆虫どもには、それなりのものを送ってあげましょう。


[No.4656] 憲法違反の法律? by Frey 1999年08月13日(金) 00時20分

「第21条第2項 通信の秘密は、これを侵してはならない」
違反するんじゃないの?
いつから有線通信は対象外になったんだ?


[No.4655] >[No.4654] by wildkatze 1999年08月13日(金) 00時17分

 賛成。あれは国怪であって国会ではありません。

 こっちではオレンジリボン・キャンペーンやってます。今後継続するのかどうかは不明なれど。

Web現代
http://kodansha.cplaza.ne.jp/index.html


[No.4654] ブルーリボン継続>4651・むさん by オオツカアキヒコ 1999年08月13日(金) 00時07分

さんせーい。…つーか、盗聴法に関係なく継続しよう!


[No.4653] >石井さん(4597) by wildkatze 1999年08月13日(金) 00時06分

> 考えてみたんですけれども、自虐史観に反対の人たちが、なぜこういう我々にとって自虐的な捜査方法を警察に与えることに躊躇しない人が多いのでしょうか。自虐的に反対であればこれに反対するのは自然だと思います。

 日本のヒロイズムというのは、強力な敵を打ち負かすことよりも、その為に犠牲になるという自己犠牲の精神に重きを置いているように思う。自虐史観に反対の人達は、自虐史観によって行為の正当性が否定されることにより、この精神あるいは犠牲そのものが無価値化されると感じるのかも知れない。
 だとすれば、犯罪捜査の為に己の人権侵害を許すというのは、彼等にとって正当な目的の為の自己犠牲というヒロイズムであり、むしろ賛成するのが自然であると考えることが出来る。
 公共の福祉の為に人権が制限されるのは当然だ、という認識が受け入れられるのも、実はこの当たりが根源ではないかと思っている。実際、「犯罪捜査の為ならば喜んで人権の一部を投げ出します。」という意見は、さほど珍しいものではなかったように思う。彼等にとって、先人が多大なる犠牲を払って獲得してきた人権は、それほど価値のあるものではないのかも知れない。いや、失うものに重みがあればあるほど、大きな犠牲を払ったという自己充足感に満たされるのかも知れないが。


[No.4652] どさくさにまぎれて、さっそく当局のご機嫌取りをはじめたやつら by 暴観者 1999年08月13日(金) 00時04分

この期に及んで・・・

>  組織的犯罪対策3法は、暴力団による薬物・銃器の密売や、
> オウム真理教事件などのような凶悪犯罪に対処するのが目的。
>
>  記名投票で採決された。賛成142票、反対99票だった。
>  このうち通信傍受法は捜査機関による傍受乱用の危険性が指
> 摘され、衆院段階で自自公3党は犯罪対象を絞るなど修正を加
> えた。(asahi.com)
http://www.asahi.com/0812/news/politics12010.html

 この掲示板を読んでいるひとならこれがある種の意図をもった明確な
誤報であることはおわかりでしょう。

> 第十五条 医師、歯科医師、助産婦、看護婦、弁護士(外国法事務弁護士
> を含む。)、弁理士、公証人又は宗教の職にある者(傍受令状に被疑者と
> して記載されている者を除く。)との間の通信については、他人の依頼を
> 受けて行うその業務に関するものと認められるときは、傍受をしてはなら
> ない。
http://www.moj.go.jp/HOUAN/SOSHIKIHO/MONITOR/refer01.htm

こんな幼稚な誤報には要抗議です。
> ●asahi.comへのご意見、ご要望は
feedback@emb.asahi-np.co.jpまで
> ●朝日新聞社や記事へのご意見、ご要望は
newsroom@emb.asahi-np.co.jpまで
http://www.asahi.com/information/mail.html


 そして、まるで審議が十分に尽くされたとの誤解を与えるような文章。
 まるで関係のない無関心な第三者のように装うことが”報道の中立”
だといわんばかりの態度。
 結局、こいつらは「社会の無関心」を意図的に作り出すことで、権力
へ媚びているわけです。

> 国会自体廃止してしまいたい気分
ついでに似非ジャーナリストもパージしましょう
これはマジでね。


[No.4651] 発言は一人十文字までとか言わないでくださいね。 by 1999年08月13日(金) 00時03分

ていあ〜ん。

ブルーリボンキャンペーンは
継続したほうがいいんじゃないのでしょうか?

どう思いますか?> ALL



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