参考ページ:「台湾留学って、おいくら?」

 ここでは台湾に語学留学中のふてドラさんからこのコーナーに寄せられたメールをご紹介します。台湾留学を考えられる際の参考にしてください。


 留学情報本には載っていないけれど、ほんとうはいちばん気になる、また計画を立てるうえでもまず、考えなければならない問題といえば「留学の経済」、つまりお金のことだろう。ま、個人の生活の仕方、価値観によっても、必要金額はさまざまだから、出版側としても載せずらい、っていうことなんだろうと思う。個人的にも、実はとてもお答えしづらい問題だったりもする。なので私個人の生活をケースにお話しを進めてみたいと思います。それほど、几帳面ではないので、おおざっぱなところでの説明になります。

まず、とりあえずは語学学校に行こう、という人がほとんどだと思うので、学費から。師範大学・語学中心では1学期(3ヶ月)で18,000元。一年4学期だから18,000×4=72,000元。文化大学の語学中心では15,000元だそうです。

 語学学校の学生は、交換留学生などの場合を除き、寮には入れないので、アパートを探すことになる。アパートの形態としては、雅房と言われる、アパート、マンションのワンフロアーを何人かで分けて借りる方式と、套房と言われる、ワンルームに分けられる。家賃は、条件にもよるが、台北市中心(大安区、中山区、中正区、信義区、松山区など)で、雅房なら5,000元〜8,000元ぐらい。套房なら10,000元から上は20,000元以上まで、幅広い。因みに私の場合、林森北路付近の套房、18坪程度で13,000元である。以前住んでいた東区のアパートは、広さは今の3/2で15,000元と割高だった。

 雅房の場合、公共料金込みのところがほとんどだが、套房の場合、公共料金は自己負担。公共料金は2ヶ月に一度の請求。電気代が夏場のいちばん消費の激しい時期でも、月に700元ぐらい。その他の月でも2ヶ月分の請求が1,000元を超えたことはない。水道料は毎日、日本式にお湯をためて入浴し、洗濯も最低でも週2回して、2ヶ月で400〜500元程度。ガスはプロパンを使っており、1ヶ月半程度で450元。このような支出は、個人差がそれほど、出ない部分。公共料金では、電話代は国際電話をかける人はかなり、かかっているようだ。私の場合、毎日、1時間ぐらい、週末は2〜3時間ぐらい上網(インターネット)し、日本への国際電話は月に1度程度か全くなし(親不孝者!)で、月額およそ1,000元ちょっと。

 暮らし方によってかなり変わってくるのが、食費、娯楽・交際費ではないだろうか。外食は比較的安く、自助餐といわれるビュッフェスタイルで、60元〜80元でしっかり、食べられる。昼の定食でも飲み物付きで100元〜120元程度。麺が50元〜80元ぐらい。因みに私は最近は外食半分、自炊半分。まとめて作り置きし、冷凍するなど上手にやれば、しっかり自炊するほうが、いくらか出費はおさえられる。月に2〜3度ほど、友人と夜、少しちゃんとした店で食事をするが、1回の金額は、300〜400元程度。お酒を飲みに行くことは、ほとんどない。娯楽費としては、フィルム代、現像代で、多いときで月に1,000元、だいたい月に500元ぐらいだろうか。CDを買うこともあるが、2ヶ月に3〜5枚で、1000元〜1500元ぐらい。ここ一年ほど、洋服、靴などはほとんど、買っていない。

 以上をトータルすると、学費、家賃を除く一月の支出は、多いときでも1,300元、少ないときでは10,000元程度になる。これは、あくまでも目安。本音を言えば、たまに、せめて月に15,000元ぐらい使えれば、もう少しゆったり暮らせるのになぁ、と思うこともある。でも、もっと切りつめている人もいるわけで、生活レベルとしてはムリせず、贅沢もせず、まぁまぁ楽しんで、中ぐらいだと思う。

さて、1年にいくらかかるか、電卓を叩いて、よく考えてみて下さい。
こちらで紹介する情報を判断するのは、ご覧になるかた自身です。上手に参考にしていただければ、嬉しく思います。なお、トラブル発生などに関しては、当サイト管理者、情報提供者は一切、責任を負いかねます。ご了承下さい。(筆者)


メール

トップ

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!