メンテナンス記録


T.趣味(好み)


1.レザーパッケージ(購入時)

購入時にレザーパッケージを追加しました。
これは、シートがオールレザーになり+17インチホイールが付くというオプションです。
レザーには黒と赤がありましたが、闇剣号はボディー色がシルバーの為、派手目の赤にしました。
さぁ、この値段が高いのか?あるいは安いのか?あなたはどう思う???




2.ウインドディフレクター
(購入時)

あれこれ値段の交渉をしていると(もち関西風に)、営業担当の方が「今の値引き+これを付けますので・・・」と、オマケでウインドディフレクターを付けてくれました。
う〜ん、言ってみるもんだなぁ・・・。
タダでしたが一応参考の為、表には追加しておきますね。




3.コーティング加工(2000.08.23)

BMWのボディーコーティングの種類には2種類あります。
1つは名前は忘れましたが、1年保証のコーティングでお値段は確か4万幾らだったと思います。
もう1つはプラチナコーティングと呼ばれ、3年保証のものです。
とは言うものの、半年毎に計5回のメンテナンスが必要となります。
こちらのお値段は8万8千円也。
もちろん半年毎のメンテナンスに費用はかかりません。
もったいないですけど、なにぶん不精なモノで、仕方なく後者を選択。




4.ガラス撥水加工(2000.08.23)

コーティング加工のついでにガラスの撥水加工もお願いしました。
Z3の場合は2シーターでしかもリアはナイロンの為、ガラス撥水加工が必要なガラスの枚数は3枚。
よって7200円で済みますo(^o^)o
や、や、安いっ!!!
と思ってお願いしましたが、家に帰って良く考えると「これってタダの”某レイン○”や、”某スーパーガ○コ”のようなものを塗るだけではないのだろうか・・・」という気がして来ました(>_<)
うぅぅ、超高いっ!!!
でも後の祭りです。
見違える程、綺麗なガラスになって帰ってきましたが、果たしていつまでもつのやら・・・
車を取りに行った際、ディーラーに保証期間を確認するのも恐ろしくなり、黙って帰って来ました。
馬鹿な俺・・・(;_;)




5.ドリンクホルダー(2000.09.24)

Z3にはドリンクホルダーが付いてません。
仕方なく市販されているものを送風口に取り付けておりましたが、どうもカッコ悪い・・・
そこで、、、Z3専用のドリンクホルダーを購入しました。
取り付け位置はサイドブレーキの横の小物入れを埋める形で装着。
これでようやくコクピットもスッキリ(^_-)
しかし、私はここの小物入れにサングラスを置いていたので、今度はサングラス置き場が無くなりました(-_-;)




6.シフトノブ(2000.10.14)

純正ではシルバーメッキのシフトノブがついておりましたが、以前より気になっていました。
そこで交換する事に^^
シートと同色の物が無かったため、色は黒の本皮仕様です。



このノブ、上のギア表示の部分が夜間になると他のメーターと同色のイルミネーションとなります。
これでようやくあのシルバーメッキから逃れられます^^




7.カーナビゲーションシステム(2000.10.29)

闇剣号に、遂にカーナビを搭載することにしました。
そこで、ドリンクホルダーやシフトノブを交換した某BMW専門ショップ(YS)へ行ったのですが、「オーディオ関係は扱ってません」とあっさり断られてしまいました(T_T)
カーナビってオーディオだったのかぁ・・・うぅぅぅ。。。。
と言う訳で、不本意でしたが仕方なく全国チェーンの某カー用品量販店(AB)にて購入及び取り付けを実施。(VICS含む)
今の所、問題無く稼動してます。

最近のカーナビって随分と進化しているというのは聞いてましたが、実は私詳しい事を全く知りません。
で、実際に買いに行くと、その種類の多い事、おおいこと・・・
結局ほとんど店員さんの説明だけで購入しましたので、本当に良い買い物だったかどうかは判りませんが・・・
とりあえず闇剣号にはKENWOOD製(DVZ−2081M:McLAREN EDITION)って奴を搭載する事に決定しました。
理由は画面が大きかったのとタッチパネル方式の採用、そして地図に細い路地まで表示されていた、と言う3点からです。
とは言うものの「まっ、これでいいかっ!」程度の決め方だったのであまり参考にしないで下さいね。
私は何の責任も持てませんので、あしからず(^^ゞ

搭載していきなり一つ大きな問題に気が付きました。
もちろんカーナビとしての機能的には全く問題は無いのですが、8インチのモニターをセンターコンソール上部に設置した為、右斜め前がルームミラーに挟まれてほとんど見えなくなってしまったのです。



カーナビを搭載する前から「ルームミラーが邪魔だなぁ・・・」と思っていたのですが、モニターを設置した後は邪魔どころか全然見えません(-_-;)
運転には直接関係無いですが、助手席側からも当然左斜め前は見えません。



下記の通り、前方の視界には全く影響有りませんが・・・



しかしアブネーぞ、こりゃぁ。。。。
インダッシュ型のモノも購入時に迷ってはいたのですが、オープンカーで通風孔を塞がれるのはどうしてもイヤだったので、こっちにしたのに・・・裏目に出た様です。
はてさてどうしよう、、、と考えてみても、もう買ったものはどうしようもありませんし、このまま慣れるのを待つ事にします^^

ところで、TVアンテナを私はフロントウィンドウの内側に張付ける形を取りましたが、他の皆さんはどうしているのでしょうか???



このままでは車検に通らない様な気がしてなりません。
と言うより、絶対通らない筈ですよネ。
しかも、TVの映りは非常に悪いです(-_-;)
他に良い方法があるのであればそうしたいのですが・・・誰か知りませんか???
ちなみに、VICSやGPSアンテナ等は助手席側のダッシュボード上奥に設置してます。



ほとんど気にならない為、これはこれでOKかと思います。

次ぎにカーナビ本体ですが、普通は助手席シート下に設置するじゃないですか。
でもZ3の場合はスペース不足で不可。
結局タダでさえ狭いトランクに設置する羽目になりました(-_-;)



ま、私の場合普段はな〜んにも入ってないので「これでヨシ」としておけますが、荷物の多い方はそれなりに研究が必要かも。
購入前からわかってましたが、スペースだけがこのタイプの車の弱点ですね〜

何はともあれ肝心の使い勝手ですが、結論から言うと”超便利!!!”です。
特にタッチパネルは大正解でした。
普通イヤじゃないですかぁ〜、画面を指で触るのって。
指先の油で画面がテカテカ汚れるし・・・
でも、今のTFT画面は手垢が付きにくいように加工されていますので、指紋等による汚れも全く気になりませんよ。
ま、念の為PC用のクリアーセットくらいは買おうかと思ってますが、あくまで"念の為"程度です。
そのうえ運転中にリモコンを探すような手間が省けますしね。
闇剣号はMTのため右手でリモコンを探している暇は無いので、なおさら便利と感じます。
それに何より安全ですもの〜絶対お勧めと思いますヨ。

音声案内も綺麗なお姉様が(何でそんな事わかんだよっ!)丁寧&明確に指示してくれます^^
車線変更まで案内してくれるので安心して右・左折出来ます。
おまけにVICSからの渋滞情報を基に、混んでいる場合は"抜道"をしっかり案内してくれるので、これも超GOOD!!!
始めて渋滞を避ける"抜道案内"が表示された時は、もう感動モノ!?でした。
思わずオープンのまま、「す、スッゲェ〜〜〜」と訳の判らない雄叫びを上げてしまいました(^o^)
これで土地鑑の無い場所でも快適に進めます。
改めて、買ってよかった!と思った瞬間でしたねo(^o^)o

<続報(2000.11.07)>
今日、闇剣号に乗ってて思ったのですが、良く見てみると見難いのはカーナビのせいでは無く、ルームミラーが邪魔なのだ!と言う事に気が付きました。
遅すぎますかね・・・(^^ゞ
どうやらカーナビが前面に押し出てくる為、そう思えてたのだと思います。
下記の写真をご覧の通り、実際にカーナビで隠れる部分は殆ど車の室内デッキ部分であり、道を遮るのはほんの一部です。



元凶は購入当初から気になっていたルームミラーに有りっ!!!
しっかし、ほんと邪魔なルームミラーですね。
なんとかならかいものでしょうか???
取っ払ってしまおうかな・・・

おぉっと、それこそアブネ〜な(-_-;)




8.ルームミラー(2000.11.15)

カーナビ搭載後、気になるルームミラーを取り替えようと、某カー用品量販店(AB)にて購入。
あまり大きいミラーではサンバイザーが邪魔になるだろうと一番小さな(23cm)のものを選択。
実際買ってからサイズを合わせたところ、25〜26cmまでなら何とか入りそうなサイズである事が判りました。(セ〜フ!)
俺も、買う前に測れよなぁ(^^ゞ

取りあえず今のルームミラーを取り外してから取り返しの付かない事になるのはイヤなので、新しいのが付いてからハズそ〜っと。
では、取り付け作業開始っ!!!
っと意気込んではみたが・・・
どうやって取り付けるのだろう???
確かに真後ろに向かって両面テープで引っ付ける位なら何でもない作業だけれども、自分の目線に合わせて斜めに取り付けるのはどうしても無理でした(T_T)
むむむ・・・
ミラーの後ろに何かを挟むしか無いっ!
かと言って、角材やバルサ材等を削って付けると、上から見れば明らかに色が違って見える筈。
車高の低いZ3でそんな事したら、横を歩く人が見て一目瞭然の筈・・・
なんかカッコ悪いんでないかい?
もっときちんとしたモノで支える訳にはいかないだろうか???
んんん・・・
チョット待てっ!
慌てる必要は無いぞ!
一時中断、乞うご期待(-_-;)


9.テールパイプ(2000.11.25)



純正は黒パイプの二本出しでしたが、ディーラーにてメッキパイプを装着。



純正テールよりも、ちょっと引き締まってみえるかな?
お値段も安いし、結構、結構!
なんかパッと明るくなってワンアクセント付きました。



うー引き締まる〜o(^o^)o




10.サスペンション+ショックアブソーバー(2001.08.04)

遂に足回りを変更しました。
サスペンションはH&R、ショックアブソーバーはビルシュタインです。
いやぁ〜曲がる曲がる(^o^)
気になっていた車高も思ったよりダウンせず(数2〜3センチかな)、一安心です。
加えて乗り心地は言う事無し!!!
発進時、制動時のノーズorテールダイブは殆どありませんし、コーナリングもキビキビキュイキュイ曲がってくれます^^
でも乗り心地というのは人によって違いますので、ひょっとしたら”固過ぎて乗り心地が悪い”と感じる方もいらっしゃるかも知れません。
購入する時は慎重に選んで下さいね^^

翌日、「よしっ、テスト走行だっ!」とばかりに気合を入れて、いつものターンパイクへGO!!!
東京は曇りでしたが、現地はあいにくの雨模様でした。(降ってはなかったけど、路面がウェット状態)
「まぁ、せっかく来たのだから・・・」と、頂上のレストランから湯河原温泉へ抜けるコースへ入り、気合を入れてアクセルオン!

ワクワク^^

でも・・・
街乗りでは「曲がる曲がる^^」と喜んでいましたが、ここではちょっと曲がり過ぎ!
明らかにオーバーステアです(-_-;)
各コーナーで少しずつカウンターを充てながら次のコーナーへ。
しかしやはりオーバーステアです(>_<)
特に右コーナーのオバステはヒドイ・・・
全然速度が上がりません。
ムムム・・・
ひょっとすると下りだからかも。。。
何の根拠も無く淡い期待を抱きながら湯河原温泉手前でUターン。
「お願いっ!」と頭の中で叫びながら、今降りてきたルートを登ってみました。
が、やはりオバステは消えませぬ・・・
何往復か繰り返しテストしてみましたが、結局最後までオバステの呪いはとけませんでした。
ウェットな路面と相俟って、危うくスピンしそうになることもしばしば。

何で、150馬力の245R17(リア)がこんなにズルズル滑るかなぁ・・・
どグリップ走行しそうなものなのに・・・

減衰力調整可能なショックであれば自分に合わせて変更出来るのですが、固定式なのでそれも出来ません。
H&Rが悪いのか、ビルシュタインが悪いのか、それとも自分の乗り方が悪いのか???
H&R+ビルシュタインと言えば”BMW定番”の筈。
と言うことは・・・(T_T)
ウ、ウェットだからって事にしよう(^O^)
何にせよ高速走行&街乗りは全く問題無いので、当然このまま乗るつもりです^^

晴れたら消えるかな、このオバステ・・・




11.ショートアンテナ(2001.08.05)

短か〜いアンテナ装着^^



純正アンテナを装備するとこの様に。



ショートアンテナにすると・・・



オーナーしか気付かないかも知れませんが、これはこれで・・・ほほほっ^^




12.ブレーキ関係(2001.09.11)

約1ヶ月前足回りを変更したので、何を勘違いしたのか筑波サーキット東コースを走ってきました。(詳細は筑波への道(第1戦)参照)
その結果、やはり純正のパッドでは充分な制動力が得られない事が判明しました^^
・・・って当たり前だろ(-_-;)

やっぱり走るのを前提に考えると、やはりまずブレーキからの変更となってしまいます^^
で、早速交換へ!
減速しなきゃ、その先アクセルも踏めないし突っ込み過ぎてコースアウトしてしまうかもしれないですからね。
今回は銘柄は何が良いのか余り良く判らなかったので、パッド&ホース共にproject μのモノにしました。
国産で大丈夫かな???
これが駄目なら次替えるときに別のモノにしよう(^^ゞ
さ〜て、肝心のインプレッションは???
筑波への道(第2戦)を読んでね。




13.燃調(2001.10.13)

燃調の為、ROMを変更しました。
元々私は車載コンピューターを変更するのには若干の抵抗が有ったのですが、サーキットへ行った際に他車が当然の如くやっているのを見て、すっかり慣らされてしまいました(;_;)
E40(E36)のROMはパチッとチップを取り外して交換するタイプでは有りませんので、新しいROMを買って付けかえるという作業では行えません。
ボードからハンダ付けされているチップを外し、それに”下駄”を履かせて新しいチップを載せ、1台1台個別に調整する必要がある訳です。
これを都内でやってくれるショップが見つからず、結局静岡の某ショップまで出向いて実施しました。

結果から言うと、メチャクチャ良いですっ!!!
BMWの小排気量6気筒エンジン(2000〜2500cc)最大の欠点である低回転時のトルク不足もすっかり解消され、街中でも非常に乗り易くなりました。
3速1000rpmからでもアクセルを踏めばその分だけ加速するようになってます。
モノグサな私でもドライブスルーのハンバーガーをパクツキながら、3速で街中をスイスイ走れるようになりました(^^ゞ
おまけにエンジンブレーキが余りかからなくなった為、踏切を1速で渡る際のギクシャクした動きも無くなり、まるでオートマチック車に乗っているかのようです。
特筆すべき点は、中・高回転域でのパワーの伸びが以前と比較して格段に良くなっている事でしょう。
4500rpm辺りからギューーーンと伸び上がります。
う〜ん、これぞ正にシルキーシックス!!!って感じですo(^o^)o

さて、気になる燃費ですが、悪くなるどころか明らかに向上しています。
私は元々燃費を気にして走るタイプでは有りませんが、以前と同じような走り方でもなかなかガソリンが減りません^^
何故でしょうね???
どの回転域でも最適な燃調を行っているからでしょうか?

デメリットと言えば、前述のエンジンブレーキがかからなくなった分、「速度調節をアクセルのON/OFFだけで出来なくなり、サーキットでは扱い難くなるのではないか?」といった事くらいでしょうか。
減速時に何度もブレーキを踏むのは”車速”は元より、パッド,ローター,フルードに対しても決して良いとは言えません。
オートマチック車が正にその通りな様に。
とは言ってもまだサーキットを走っていないので断言は出来ません。
今度サーキットへ行った際はその辺のフィーリングも合わせてレポートしますね。
第4戦をお楽しみに!




14.エアフィルター(2001.10.13)

上記燃調と同時に吸気側の効率アップの為、エアフィルターを変更しました。
K&Nの純正置き換え湿式タイプです。
キノコ型にしなかったのは、そのショップの方が「エンジンルーム内に剥き出しにエアフィルターを装着しても、熱されたエアばかり吸い込んで本来の目的とは逆にパワーロスに繋がりますよ」と言っていたからです。
従ってキノコ型には”熱されたエアを遮断するカーボン製の囲い板”のようなものを同時に装着するのが必須条件だそうです。
「知らない方も多いので困ってしまいます・・・」とその方は笑っていました。
んが、その隣りで始めてその事実を知った私も、驚きのあまり顔を引き攣らせながら笑っていました(^^ゞ
まぁ、実測値で証明されている話しですので、有無を言わさず納得させられてしまいますよね。
で、Z3にはこの”囲い板”が市販されていないので(私が知らないだけかも)、純正フィルターとの置き換えタイプを選択した訳です。
囲い板が市販されれば(見つければ)、キノコ型に変更するつもりです。
もちろん、湿式タイプを^^
M3用やIS用のカーボン製囲い板は良く見かけるんだけどなぁ・・・。

ちなみに排気側のマフラーは純正のままです。
以前スカイラインに乗っていた時に極太マフラーに替えた事が有りましたが、音がウルサ過ぎて車に乗る度に頭が痛くなり、結局純正へ戻してしまった経験を持っていますので、それ以来すっかり”爆音嫌い派”になってしまいました。
この先、装着だけで何馬力もアップする様な”魔法のマフラー”でも出ない限り、装着は見合わせると思います(^O^)
もちろん車検には通らないでしょうけど、触媒を抜いたら・・・有りそうな話しですけどね。
替わりに音はとてつもなくウルサそうですけど^^;




15.運転席側バケットシート(2001.10.27)



以前よりサーキットでは、あまりのホールドの無さにずっと悩まされ続けていた純正シートでしたが、遂に交換しました。
今でも純正の”本皮&レッド”を気に入ってはいるのですが、RECARO(SR−V)が現在キャンペーン期間という事で5万8千円の為、どうせ替えるのなら安いうちに・・・と判断した訳です^^;
取りつけは購入したショップにお願いしました。

ところで、”何故RECAROなのか?”ですが、私の場合ハッキリ言ってネームバリューだけです(^O^)
RECAROというロゴが入るか、それとも他社のロゴが入るのか?ただそれだけ。
その筋の方だと、”強度”とか”設計”とかの話しもあるのでしょうけど、そんなもの私はきっと判らないでしょうからね。
他社のシートで目一杯サーキットを走っている方も大勢いらっしゃいますので、性能的にどの様な差が有るのかは全くもって不明です。
どうせ替えるのだから、なんとなくカッコ良いのがイイなぁ〜くらいにしか考えていませんから、参考にはしないで下さいね^^

さて、ご存知の通りRECARO社からはこのシートの他に色々なシートが発売されています。
もちろんSP−AやSP−G等のフルバケットシートも。
但し、オープンカーであるZ3にはフルバケの選択は難しいと思います。
特にこれから迎える冬場では、革ジャンやダウンジャケットを着込んだまま運転する訳ですからシートに身体が納まりませんし、逆に入ってしまうようなフルバケなら夏場はスカスカになってしまうと思います。
そういう意味でSR−Vは半分”走り思考”、残り半分は”ラグジュアリー思考”に振った、Z3の様なオープンカーには最適なシートだと思います。
但しサーキットの鬼になるのなら、フルバケを選択した方が良いのでしょうけどね。

発注する前から説明を受けていましたが、本来ならZ3の小さなボディーにSR−Vは入りません。
リクライニングダイヤルを片方(外側を)取っ払って、無理矢理押し込むのです。(リクライニングは内側のダイヤルを使って調整可能)
正規輸入元のBLIMP社では、Z3は取り付け対象外の為、売ってもくれません。
ここだけの話、BMW318ISと偽って購入し上記加工を施した上で、ようやく取り付けが可能となります。
しぃ〜〜〜っ
!;^_^A



そうやってムリヤリ装着した為、装着と同時に3点程問題が発生しました(T_T)

まず1点目。
リクライニングダイヤルを外しても中心にある”芯”が邪魔になり、最後尾までシートをスライドさせる事が出来ません。
ショップの話しだと、「切ってやれば問題は無いのだけど、そうした場合は今後他の車に乗り換えた時にダイヤルが付かなくなってしまいますので・・・」との事でした。
切っても切らなくても、好きな方を選択出来たのですが、結局切らずにダイヤルを外しただけの状態を選択しました。
元々足は長いほうでは有りませんので(ほっといてね)、最後尾まで下げて運転する様な事は無いと思うのだけど、ちょっと不安です^^
尚、今後問題が出たら、そのショップに言えば切ってくれるとの事でした。

次に2点目。
SR−Vはバケットシートのために両肩の部分が張り出しているのですが、その部分がか〜るくドアに当たっています。
バタンッ!と閉めれば特に問題は無いのですが、そ〜っとドアを閉めようとしても半ドアの状態で止まってしまいます(>_<")
これも実害は無いかも知れませんが、不安な部分では有ります。

そして3点目。
純正のレールにシートを載せると、RECAROの場合は大抵座面が上がってしまいます。
そこでダウンレールを使って座面を下げてやるのですが、これが少々下がり過ぎな様な気がします。
身長173cmで、しかも座高の高い私でさえ(だから、ほっといてって^^)、アイポイントがステアリングの最上部辺りです。
多分背の低い女性なら、、、メーター辺りになるのではないでしょうか?
元々超ロングノーズの為に見切りは良くない車ですが、今ではボンネットが全く見えません。
純正シートのアイポイントに慣れてしまっただけかも知れませんので、この点はもうしばらく様子見としておきます。
ただ、いつもオープン時は左肘をドアに乗っけて走っていたのに、それが出来なくなってしまったのが私にとっては悔しい所ですね^^

肝心のインプレッションですが、当然コーナリング時のドライバーの姿勢は格段に向上しました。
両肩がホールドされている為、どんなコーナーでも常時シフトノブを操作する事が可能です。
これは当然のようですが、純正シートの場合、ハードな右コーナリング時はシフトレバーに右手が届きませんでしたから、これは大きな進歩と言えます(^O^)
サーキットが楽しみだぁ〜)^o^(
また、路面状況を的確にシートが教えてくれます。
純正シートはその辺の小さなショックを吸収してくれていたのでしょうね。
車のロールも正確に知る事が出来るようになりました。
もちろん今までは身体が全くホールドされていなかったのですから、車がどう動こうとドライバーの姿勢は車の知った事では無かったのですからね。
ホールド性が上がった分、車とドライバーが一緒に動くので、このようなインプレになって当然でしょう。
いろんな意味を含め、”乗り心地”が良くなったと言うべきなのか、悪くなったと言うべきなのかは価値観の違いでさまざまでしょうけど、少なくとも私にとっては良くなったと感じています。

最後に純正シートについて。
シート交換を行ったショップから自宅宛に送った純正シートが翌日届きました。
それを家に入れようと思って持ち上げようとした所・・・持ち上がらない(-_-;)
これって・・・いったい何キロあるんだっ!?

正確には判りませんが人から聞いた話しだと、このシート、なんと25kg〜30kgあるのだそうです。
今回装着したSR−Vは約半分の13kg。
かなり減量しています。

しか〜し!驚く無かれ!
フルバケのSP−G(グラスファイバー製)だと4.5kg。
SP−A(カーボンファイバー製)ともなると、たったの2.5kgだそうです(゚-゚)
サーキットで良く見るシートが皆、SPシリーズなのも頷けますね。
一人で納得(;_;)

それでも私の場合、走らなくなったらソッコー純正に戻すつもりですけどね(^_-)
赤の本皮・・・カッコ良かったよぉ〜〜〜




16.助手席側バケットシート(2001.11.18)

片方のみ替えていたバケットシートですが、余りに見苦しいので助手席側も変更。
後部座席の無い闇剣号ですので、2つ揃えるとようやく見栄えがするようになりました。



ゼッケンはレース時だけですから無視してください^^
RECAROのロゴが2つ並ぶと、元々こんな車なのかとも錯覚してしまいます(^O^)
とりあえず、シートについてはこれにて完了、かな。




17.マフラー(2001.11.18)

前回筑波東サーキットを走行中にテールパイプが抜け落ちてしまいました。(筑波への道:第4戦参照)
拾って見ると傷だらけで、そんなもの引き続き使える筈は有りません(>_<)
仕方なくテールパイプ無しの状態で暫くは走っていました。
その間、再度テールパイプを買うかマフラーごと入れ替えるか悩みながら・・・。
ネット上でwavファイル等を物色しながら、色々思いを馳せる日々。
その上、どういう訳か一度買おうかどうか迷い始めるが最後、絶対に手に入れなきゃ気が済まないタチな私^^
上記助手席側バケットシートを装着に行った際、ショップに置いてあるマフラーの山を見てググッとハートを掴まれてしまいました。
あれだけマフラーだけは替えないでおこうと誓っていた筈なのに・・・どこへやら(;_;)

「あの〜、これって在庫の山ですか?」
「そうですよ」
「私のに付くの有りますか?」
「これですね」
「これは・・・スーパースプリント!」
「です」
「付けて」
「有難う御座います^^」

・・・っとに、良い客だなぁ(;_;)

さて、このスパースプリントってマフラー。
イタリア製でスチールとオールステンレスタイプが有ります。
どうせ買うならオールステンレス、と思ってそちらを選択。
音は比較的高音重視設計で、余り煩くない事で有名なブランドです。
DTMルックも有りましたが、BMWは現在F1に専念って理由でDTMに出てないので、ストレート2本出しにしました^^
よく見ると左右の長さが違っていて、しかも馬のマークがさり気なくカッコ良いし、見た目はナカナカGOODですo(^o^)o



で、私には丁度良いと思って購入したのですが、装着後ショップから出るやいなや・・・

ブゥオォォォォーーーッ!!!

といった重低音が耳に飛び込んで来るでは有りませんか(-_-;)
うぅっ、はっきり言ってこの音嫌いです。

イタリア人の馬鹿野郎っ!!!
あんなチャランポランなイタリア人を信じた俺が馬鹿だった(T_T)
どの辺が”比較的高音重視”なのでしょう???
これから先ずっとこの音なのかと思うと、思いやられます。
しかし・・・
早く慣れないかなぁと思いながら目的地も無く闇剣号を流していると、50km程走った辺りで何故か音が急変しました。

ブゥァァァァーン!!!

うぉっ!
なんか良い感じになって来た(^o^)
も、もう少し走ってみよう・・・

クハァァァァーーーン!!!

う〜ん、イイっ!
メチャクチャ良いですo(^o^)o
最初の”ブォォォォ”はいったい何だったのでしょう???

流石はイタリア!
世界一の右脳国家!
5000万総芸術家の国!

性能は横に置いておくとして、色と音に関しては右に出るものはいませんよネ(・。・)y−〜〜〜
おかげさまで、いっそう車に乗る楽しみが増えました。
また、アイドリング時を含め3000rpmまでは間違い無く純正マフラーよりも静かです。
街の交差点でよく見かける、ガボガボガボ・・・のような音は決してしません。
どちらかと言うと、無音に近いですね^^

で、横に置いといた性能ですが・・・
やはり私には純正との違いがよく判りません。
こちらも”流石はイタリア人の作ったマフラー”と言えまふ(^O^)
以前と比較して、低中速時のトルクの不足も感じないけど、別に高速時のパワーの伸びも感じませんし。
俺が鈍いのかなぁ・・・
但し、エグゾーストノートにつられて間違い無く気分だけは高揚します^^

結論として、パワーが欲しい方はそのお金で別のチューンを!
見た目と心地よいサウンドが欲しい方は、スーパースプリントもナカナカ良いです!
ってえ事で(^_-)



あっそうそう、先日プラチナコーティングのメンテナンスでディーラーへ行った際、担当営業の方に「テールパイプが抜け落ちてキズだらけになってしまった」と伝えた所、コーティングが終わって帰って来た闇剣号には新品のテールパイプが装着されておりました。
その時点ではもうマフラー交換を迷い始めていたので、結局この様に替えてしまいましたが・・・。
BMW東京の顔に泥を塗ったままでは申し訳無いので、付け加えておきます^^

それと私のインプレッションですが、4気筒の方はひょっとしたら感じが違うかも知れませんので、ご注意を。




18.サーキット仕様(2001.12.10〜2002.05.10)

足回りを変更しようとすると、どうしてもどこかのメーカーが作っている既成のパーツをショップで購入し、取り付けて貰う以外方法が有りませぬ・・・。
私も、ビルシュタイン,コニ,ザックス,ARC,3D etc...色々迷っておりましたが、結局どれも一長一短が有ります。
しかもどういう訳かZ3の車高調整式ダンパー(以後、車高調)は、どこのメーカーでも前後減衰力調整可能なものが出ていないのが現状です(>_<)
そんな折り、幸か不幸か関西に長期出張する事になり、遂に前後減衰力調整式のショップオリジナル車高調(ONEandONLY製)を装着する事が出来ました。
これで普段の乗り心地はそのままに、レースの日だけレース仕様の足回りへ早代わりする事が出来ます(^O^)

と言う訳で、レースの日は年に数度しか有りませんので筑波への道(第6戦以降)を参照して頂くとして、とりあえずここでは”普段の足”としてのインプレッションをば。

減衰力の調整はフロント5段階、リア8段階で調整出来るのですが、普段は両方最弱の’1’にセットしています。
通常、レースにも絶えうるサスペンションを組んでしまうと、街中ではガタガタポンポンと小刻みに車が跳ねてしまいます。
でも、何故かONEandONLY製の車高調はそれが有りません。
もちろんある程度は硬くなりますが、”突き上げ感”が無いので全然苦にならないのです。
しかもホイールがバタバタと落ち着か無い、といった事も何故か無いのです。
不思議だなぁ・・・
どんな技を使っているのでしょうね。。。
メカニズムの詳細は私には判りませんが、それが私としては一番満足している部分ですv(^^)v
ONEandONLYの店長曰く、「どんなのが欲しいのかを言って貰えれば、どんなモノでもお作りします!」との事ですので、足に限らず何か車でお悩みの方は是非一度相談してみる事をお勧めしますヨ。
私の場合は足回りで、「普段はソフトに、レースはハードに!」という事で発注しました。
思った通りになって大変満足しています。
感謝感謝!

次に軽量ホイールですが、加速が幾分良くなった様な、なって無い様な・・・気分的に速くなってる様な気がします(^O^)
まぁ、街乗りでは数値で証明する必要は無い訳ですから、気分的にそうなっているならそれでOKかと^^
でも一点だけはっきりと純正ホイールと変わった点があります。
それは、渋滞や踏み切りを渡る際に通常1速で徐行しますが、その時のエンジンブレーキが強くなっているのです。
ローパワー6発エンジンの為、1速でも重い純正ホイールの時はAT車と同じ様にスルスルと徐行していたのですが、軽量ホイールにしてからは幾分かエンジンブレーキを感じる様になりました。
と言う事は、ひっくり返せばその分レスポンスも良くなっているハズ!ですよね。
高かったんだから、そうなっていると思い込みましょう(^O^)

続いてSタイヤですが、こちらはもうあなた、はっきりと違いが判ります(゜o゜;)
もちろんドライ用ですので、路面に吸盤を付けて走っているようなそんな感じです。
軽量ホイールと違い、メチャクチャ体感出来るので絶対間違い有りません。
ま、タイヤの表面を触っただけでコンパウンドが柔らかいのを確認出来ますから、疑う余地も無いのですけどね。
しかぁ〜し、当然ながら街乗りにはお勧めしかねます。
私はいちいちホイールを取り替えるのが面倒なので常時Sタイヤで走行していますが、何せロードノイズのデカイ事デカイこと。
特にオープンカーには全く不似合いなタイヤです(>_<")
30km/hも出せば”クワァァァ〜ン”といったロードノイズが辺りに響き渡りますので、例えクローズ時でも長く走るとイライラして来ますです、ハイ。

また、乗り心地も幾分ゴツゴツしています。
サイドウォールが硬いのでそうなる様です。
本腰を入れて走る際は、サイドウォールが硬い方が良い(らしい)ので、やはりこれも仕方無いかと。
今後のレース参加状況を見て、不参加期間が長ければ純正へ入れ替えますが、月一くらいはどこかに参加しようかなぁ〜などと考えておりますのでやはり面倒だな^^

あ、そうそう、ドライ用と言っても雨の日でも全然OKですから、その辺は大丈夫ですよ。
既に実走済みです^^




19.コスプレ用具一式^^;

余り欲しくは無かったのですが、BMWCUPのレギュレーションと言う事で仕方なく下記のモノを購入しました。
まぁコスプレを楽しむのには丁度イイし、どうせなら買っておきましょう。
しっかし、似合わねー!
レースより先に、減量せねばっヽ(。_゜)ノ

それぞれのインプレッションを是非参考にして下さいませ〜


消火器
はははは・・・普段はただのオモリです。
一度も使った事無いので(;_;)

レーシングスーツ
私の場合、別に普段着でも特に問題は有りませんでしたから。
ちなみに夏は暑くて冬は寒い、との事です;^_^A

レーシングシューズ
普通のスニーカーより底が薄いので、扱い易いのでしょうね。
私はあまり変わりませんが( ;^^)ヘ..

フェイスマスク
思った以上にこれはイイですよ〜
ヘルメットの中が汚れなくて済みます(-_-;)

と言う訳で、上記は全てFIA公認で難燃素材を使用したもの。
つまり、火災発生時にお世話になるものばかりです。
って事は、「これを買っといて良かったぁ〜〜〜」って本気で思う時は、きっと病院のベッドの上に寝ているか、さもなくば棺桶の中で眠っているか・・・
なのでしょうね┐('〜`;)┌

それにしても全部高いよ! 高すぎるっ!!!



20.レーダー探知機(ソーラーGPSアンテナ一体型)



実は先日までスピード違反で免停をくらって、無免許だったのでした^^;
この度、ようやく無罪放免となりましたので早速レーダーを購入する事に。
どうせなら今流行りの”何でも機能付き”のをと思い、最高性能機をゲット!
機能概要は下記の通りです。

〜と書きたい所なのですが、余りに機能が複雑過ぎて何が何だか良く理解出来ません(^^ゞ
何やらGPSで自車の位置を正確に把握し、レーダーを発しないオービスまで警告してくれる代物だそうな。
特に都内はこの形式のオービスが多いのだそうな。
ホントかなぁ(;_;)

ひょっとしてバックスのおっさん、俺が関西弁やと思てナメとんちゃうのん?

でも次捕まるとそれこそ一大事ですし、元々こんな状況に陥ったのも自業自得だし・・・。
まぁ、安心料だと思ってココはケチらずいっときましょう!

で購入後、思わぬ落とし穴が。
カーナビとレーダーが、何とまぁ良く喋る良く喋る!
右へ行けだの、ご注意下さいだの、左へ行けだの、ピピピピピッだの・・・
無機質な電子音と音声が、まるで輪唱の様にコクピットにコダマしてます。

か〜え〜る〜の〜う〜た〜がぁ〜♪
 か〜え〜る〜の〜う〜た〜がぁ〜♪
  か〜え〜る〜の〜う〜た〜がぁ〜♪

だぁぁぁ〜〜〜ウルサイちゅうねんっ!!!(>_<)

と、とりあえず1年間頑張って、早く綺麗な体に戻りたい(;_;)



21.ステアリング&ボス



ウフフフ・・・カッコイイっしょぉ〜^^
久々のドレスアップ系チューン。
誰がどう見てもサーキットとは無縁な、普通のデートカーですよね。
そこがイイんです(^O^)

ステアリングはSPARCO製で、径は330の、もちろん本皮仕様です。
色も内装に合わせ、ご覧の通り。
写真では判り難いですが、グリップ径も純正と比べるとかなり太くなっています。
ちょっと取り回しが重くなったけど、もう気分は最高!!!
ちなみにボスはMOMO製を使用しています。

交換前から判っていましたが、直径が小さいためにメーター最上部がステアリングで隠れて読み難くなりました。
ま、元々あんまり見ていませんが。
だから捕まるのですよね(;_;)

中央のホーンボタンは、ステアリングに”SPARCO”のロゴ入りボタンが付いていました。
でも、ボスにも”BMW社マーク”のボタンが付録(?)で付いて来るのです。
何もしなければ当然このステアリングにはSPARCOのボタンしか付きません。
そこで、横浜スタディの店長さんにお願いしてBMW社マークのボタンを加工して貰いました。
おかげさまで、無事純正っぽく”BMW社マーク”を取り付ける事が出来ました^^
鈴木さん、どうもありがとう(^O^)/

ところで今まであまり意識していませんでしたが、Z3購入から現在までの変更点を思い起してみると・・・
走る・止まる・曲がる系のチューンは全て西のONEandONLY、内装&アクセサリー系ドレスアップはもっぱら東の横浜スタディで診てもらっています。
考え様によってはこの闇剣号、メチャ贅沢なんですよね^^
こんな贅沢な車は、ひょっとすると日本でコレ一台ではないだろうか・・・

な〜んて、ステアリング一本替えただけでこんなにもウキウキするのだから、車好きって人種はホント不思議ですよね(^_-)



22.カーボンボンネット

我が闇剣号に、カーボンボンネットを装着!
コレが正式な軽量化への第一歩となります。
普通つけますか、こんなもん?
はははははρ(⌒◇⌒)ノ

さてインプレですが、まずはカタログ上の仕様から。
Z3のカーボンボンネットって、世の中には色々出ているようですね。
カーボンそのまま(黒の網々)の製品とか、サイドのエラが無い製品とか・・・。
私が装備したのはそれらとは違います。

まず・・・え〜い、面倒だ!
まとめて言えば、下記の仕様です^^

項目 純正 カーボン
製作社 BMW ONEandONLY
重量 38kg 12kg (△26kg)
材質 (表面) スチール ウェットカーボン
(フード・ヒンジ・チャッチ部) スチール CFRP
(裏骨) スチール FRP
ボンネット アーキテックシルバー アーキテックシルバー
ボンネット・ピン 無し ワインレッド

仕様だけでは判らないでしょ?

ではでは、今度は見た目について。
パッと見は純正と何も変わり有りません。
Z3最大の特徴でもあるエラも、私のはた〜んと付いてます。
違いを強いて言えば、ボンネットを固定する為のボンネットピンが先端に付いた事くらいでしょうか。

 

しかし、このボンネット・ピン、非常に気になる・・・
メッチャ邪魔だ、全然美しく無い(/-o-)/ ┫
そのうち色をかえてみよ〜っと。

んでもって、このボンネットの最大の特徴。
それがエラです。
では純正と比較してみましょう。
百聞は一見に如かず!
上が純正で、下が新ボンネットです。

(純正時)
(交換後)

違いが判りますか?
そうなんです。
エラの枠が無くなったのです。
エラが一体型となり、これにて交換も不可能となりました。
ですので、Mエラやクロームメッキエラが好きな方はダメかも知れないですね。
私の様にMエラが魚の骨に見える人は、これでいいかも(^O^)
なんかヌメッとした感じが、個人的には非常にgoodです。

特に私の場合、これが替わったりしたらこのサイトは////で無くなってしまいますのでね(^O^)
実は、譲れない所なのでした^^

さてさて、今度は走ってみましょうか。
サーキットでのインプレは筑波への道(第14戦以降)を読んで頂くとして、例の如くここでは通常の街乗りについての感想です。

種々の雑誌等で、ヘッポコ担当者どもに「頭が重い上にトルクが細い」と難癖付けられる(非常にムカツクっ!)M52エンジンの闇剣号ですが、まんざら嘘では無かったようです。
カーボン装着後は、交差点で右左折するだけで全然違いが判ります。
やはりと言うか、当然と言うか、軽い軽い^^
車線変更するだけでも違いが判ります。
有る意味、車高調を装着した以上に差が有りますよ、ホントに。
しかも全体的な車重が減った分、ストレートでもコーナーでも、いつでもどこでもこの差は活きて来るのです。
アクセルを踏む時も、ブレーキを踏む時も、ステアリングを切る時も、メチャクチャ楽しい!
思わずニヤけてしまいます。

うぅぅ〜、変態!(^◇^;)



ただし、高速安定性が幾分下がった様な気がします。
グランツーリスモ的に高速等でドバーっと飛ばす方は、やめといた方がイイかも知れません。
私の気のせいだといいのですが、実際理論上はどうなのでしょうね?
嘘かも知れませんので、ご自分でご確認を(^^ゞ

値段が値段ですので”おいそれ”とは替えれませんが、もしも経済的に余裕があるのならこれはお勧めですよ〜
特に、M52以降(6発)エンジンの方には、かなりお勧めです。

これでLSDでも入れた日にゃ、それはもうあなたっ!
ゴーカートの様になるのでは無いでしょうか???



23.マフラー

今回ボンネットを交換するにあたり、サーキット仕様時に装着したONEandONLY製のマフラーを、2本出しから1本出しへ変更しました。

ところで私の車、購入後色々とマフラーが変わっています。
純正 → 純正カッター → スパースプリント → ONEandONLY(2本出し) → ONEandONLY(1本出し) と言った具合です。
ではここで、過去の変遷をまとめてみましょう

製作 遠目 近目 思ひ出ばなし
BMW
純正
いやいや懐かしい^^
コレでも嬉しかったのですよねー
BMW+
純正カッター
ディーラーで購入したマフラーカッターを装着した図。
あの頃は、コレでも充分感激出来ました(^O^)
スーパー
スプリント
この時も嬉しかった^^
装着時は音も良かったし。
でも徐々に音が無くなってしまって、最後には純正と同じ音になりましたとさ(;_;)
ONE
and
ONLY
(2本出し)
この時は、徐々に性能重視へ変わったいった頃でした。
この先、いったいどこまで行くのだろう(^O^)
ONE
and
ONLY
(1本出し)
極太1本出しへ。
あぁ、既にこんな体になってしまった^^;

純正から最新までのマフラー音を全て掲載しようと思ったのですが、何せエリアの容量が無いもので・・・。
現在の音だけでご勘弁を^^;


   ONEandONLY製 1本出しマフラー BMW-M52サウンド♪ (OandOy.mpg 344kb)

1.9L4気筒(M44)エンジンだと、全く違う音がしますのであしからず。
ちなみに2.2L6気筒(M54)エンジンも、どんな音かは判りません^^;
多分同じ6気筒ですので、似たような感じだとは思いますけどね。

これはこれで非常に気に入ってますが、最近では「もっと大きな音でもいいかな・・・」なんて思えても来ました。
変態ぶりに益々磨きがかかって来ている様です。
まっ、いいかっ(^^ゞ

さぁ、この音を気に入った方は、今すぐONEandONLYへ走れ〜〜〜っ!
ここのリンクから行けますよん♪



24.ETC

かの悪名高いETCを搭載しました。
通過する時に壊れてたらどうすんねん!とか、購入費でどれだけ高速を走れるのか判ったもんじゃ無い!とか言われてますが、見てると楽そうなので不精者の私としては放っておく事が出来ませんでした(^^ゞ

さて、ETCと言っても色々な機種が有ります。
アンテナ一体型のものはダッシュボードの上にポンと載せるとそれでOK!
でも、私のダッシュボードには既にカーナビやらレーダー探知機やらが鎮座していますから(;_;)、これ以上並べる訳にはいきませんでした。
従ってアンテナと本体がセパレートされたタイプを購入。
アンテナだけをダッシュボード上に残し、本体はどこでも好きな場所に。
始めは助手席のグローブボックス内に入れて見えないようにしようかとも考えましたが、音声案内が聞こえないので変更する事に。
次に思いついたのは運転席側センターコンソール横に貼り付けようかとも思いましたが、何かの拍子に邪魔になるかも知れませんのでこれも没。
結局、左足太股の上にコバンザメの様に貼り付ける事にしました^^

 

これで音声も聞こえるし、邪魔にもならないしオールOKです。
んでは、ここでインプレッションをば。

はっきり言って、滅茶苦茶イイですっ!!!o(>_<)o

カーナビも含め、今まで私が購入したカー用品の中で”最高の代物”である事に間違いは有りません。
皆さん購入費が高い!っておっしゃいますが、、、高いです(;_;)
しかし、しかぁ〜〜し!
いちいち小銭を出さなくてイイし、とにかく料金所で並ばなくて良い!と言うのがどれほど精神衛生上イイかを考えてみて下さいな。

ランニングコストがかかるなら別ですが、購入費はあくまで初期費用なのですよ。
たかが2〜3万円で、一生高速道路の料金所に並ばなくてイイのです。
一生ですよっ!
この効果は絶大なり(^人^)
特に左ハンドルの我々はネ!

首都圏や京阪神に住む方は、料金所で並ぶ時間に時給を掛ければ・・・ほらね、おのずと答えは出て来る筈です^^

ところで例の遮断機ですが、やはりブツかるのが恐くて今は50km/h以上で突っ込む気にはなりませんが、インターネットで調べると80km/h以上でも大丈夫だった!って方もいらっしゃる様ですから、徐々に慣れるのを待つことにします。

最後に一つ我侭を。
出来れば全ての料金所でETC専用口をもっと増やして欲しいのですが・・・これはまだまだ先の話かな?



25.カーオーディオ

またまたオシャレ系チューンです。

ETCを購入しに行った際、得意の衝動買いってのをやっちまいました(;_;)
何せZ3の標準オーディオは、CDを聞く事が出来ませんのでね。
とっくの昔に21世紀に入ってるのに、何とカセットラジオですよ!
BMWは何を考えてるのでしょう?
んっとに信じられない!(`´)

と言うわけで、オーディオもまたいっぱい機種が有るのですよねぇ・・
とりあえず、これらの中でどれを購入するかを決めなければなりませんので、私が欲するオーディオ機能に優先順位を付けてみました。

欲しいオーディオ・機能優先順位一覧
優先順位 機能 理由
CD−R/W再生機能 このインターネット時代にCDを買うなんて馬鹿らしいので、これが出来なきゃお話になりません^^
MP3再生機能 インターネットでゲットしたMP3を聴きたいのら〜
表示色:オレンジ BMWは計器の夜間照明が全てオレンジですから、それに合わせたいな・・・と。
複数枚CD搭載 CDチェンジャーをトランクに積むと、CDの入替えが面倒なのでダメ。
グラフィックイコライザー無し 光がチャラチャラ目の前で動くと鬱陶しい(特に夜間)のでダメ。

これらの全てを網羅する機種は・・・残念ながら現在有りません^^;
んで、仕方なしに優先順位の低いものから順に消して行く事にしました。

まずDを消すと・・・ナカミチしか残りません。
Cを消してもナカミチだけです。
うぅぅぅ、メチャ高価!(>_<)
とても貧乏人の私に購入出来る額では有りません。
何故他メーカーのオーディオは、オレンジが無いのでしょうかねぇ・・・

仕方なくBも消すと・・・ようやく幾つかの機種が出てきました。
その中で、あれこれ考えても特に好みのメーカー等も有りませんから、ALPINE”CDA−7894J”に決定!

 

で肝心の音質ですが、私は音には拘りませんからね(ーー;)
好きな音楽を車内で聴ければ、それでOKなのでした。
厳密に言えばアルパイン独特の音質とか音色とかが有るのでしょうが・・・全然判りません^^;
ごめんね〜〜〜

でも私が最後まで拘った、優先順位@&Aの機能についてなら判りますのでここで紹介しておきます。
今後CDプレイヤーをお考えなら是非ご参考に!

@CD−R/W再生可能 および AMP3再生可能 なのですが、思った通り超便利でした。
通常音楽ファイルというのは、どうしてもCD1枚の中に入る曲数が限られてしまいますよね。
どんなに頑張ってもトータルで74分が限度です。
しかしMP3ファイルならそれほど音質の劣化も無いままに、1曲あたり3〜5Mbyteで済みます。
CD1枚は約650〜700Mbyteの容量が有りますから、単純に計算すると最低でも130曲以上を1枚のCDに収める事が出来るのです。
私の場合前述の通りCDチェンジャーを搭載するつもりが有りませんから、1枚で多くの曲を収める事が出来るのは大変有り難い事なのでした。

ただし、CDを購入されてお聴きになる方やMP3の音質では我慢出来ない”通”の方は、CDチェンジャーの方が断然便利かも知れませんね。
その辺はご自分の使用用途を充分に検討した上で、購入する事をお勧めします^^

これでようやくインターネットを使って世界中からダウンロードしたMP3の在庫を資本に、自分だけのベスト盤を作って車の中で聴ける様になりましたo(^o^)o



26.Sタイヤ

昨年1年間、”DUNLOP社製 FORMULA−R D01J(S)”を履いていたのですが、後輪が擦り減ってもう溝が有りません。
まぁ月一ペースでサーキット走行して1年間ももったのだから良しとしましょう。
で、おニューのタイヤですが、”ブリジストン社製 POTENZA RE55S(WT)”というタイヤを装着しました。
んが、発注したコンパウンドは(SR)でしたので、レースで1回使用しただけで敢え無く返品となりました^^; (筑波への道:第16戦参照)
そこで、改めて装着し直したのが”TOYO社製 TRAMPIO R888(GG)”です。

ではでは、私の”独断と偏見の塊”インプレッションをば(;_;)

メーカー タイヤ名 コンパウンド サイズ インプレッション 備考
グリップ
グリップ
グリップ
ノイズ 総合
DUNLOP FORMULA−R
D01J
215
 −45
  −R17
× オールマイティなタイヤ。
一年中、一定以上のグリップを提供してくれます。
しかし、何にしても余りにウルサ過ぎっ!(>_<)
BRIDGESTONE POTENZA
RE55S
WT 215
 −45
  −R17
未走行 1周目からグリップ良^^
コーナー出口で後輪が空回りしたのが気になる(ーー;)
ロードノイズ小。
TOYO TRAMPIO
R888
GG 215
 −45
  −R17
グリップはD01Jと殆ど変わらない。
加えてロードノイズ小。
夏になったらどうなるか?今後に期待o(^o^)o
※全てD01Jを基準に評価しています。

RE55Sは超ソフトコンパウンドの”TYPE−WT”ですので、これが”TYPE−SR”だと違ったインプレになるでしょう。
少なくとも他の2種と直接比較するのは間違ってますよね^^;
その辺りは読まれた方がご自身でご判断を。
今後”TYPE−SR”を履いた方は是非インプレをお聞かせ下さいませ〜

ちなみに私の履いた”TYPE−WT”ですが、筑波1000を30周足らず走っただけで、ブロックの角が削れてしまっていました(;_;)
真冬とは言え、ドライを走るのには軟らか過ぎたのでしょうか?
それともブリジストン社お得意の・・・???
ましてやこれが真夏だったら、果たしてどうなってたコトやら ┐('〜`;)┌

さて上表には有りませんが、巷で噂の”YOKOHAMA社製 ADVAN A048”は、グリップ力では群を抜いているそうな。
筑波2000で”FORMULA−R D01J”と比較して、1周あたり約1秒も良い結果をもたらすんだとか(ーー;)
それと引き換えに、耐久力も群を抜いて悪いそうな(;_;)
悪条件だと1日でほぼ溝が無くなるって言うから・・・ブルルッ!

私には一生履けないタイヤですな・・・^^;



27.マグネットパワー

まず何はともあれ聞いて下さいな。
それは先日仕事で関係会社へ出向いた時の事、駐車場に闇剣丸を止めて車の外に出た際、どこからともなく後輩が近寄って来たのです。

「闇剣さ〜ん」
「ん? なぁに?」
「車詳しいんですよね?ちょっと教えて欲しいんですけど・・・」
「車好きではあるけれど、全然詳しくは無いんやけどな^^; で、どったの?」
「エンジンに燃料を送るパイプに付ける磁石みたいなの、知ってます?」
「ん? あぁ、アレね、知ってるよ」
「それを買ったんですけど」
「えっ、買ったの?そっかぁ〜買っちゃったのかぁ・・・」
「効くんですかね?」
「んははは・・・効く訳ないやろ(^◇^;)」
「でも効くって書いてありますよ」
「どこのアホが自分の商品に”効かない”って書くのよ^^; そんなんで効くなら絶対メーカーが純正で付けるに決まってるやん」

って事でその日は終わったのですよ。
そのまた数日後・・・

「闇剣さんっ! 闇剣さんっっ!!! 闇剣さんっっっ!!!」
「今度はどしたの? 遂にエンジン逝ってもたか?(^○^)」
「効きましたよっ!!!」
「え?何が?」
「磁石ですよ、磁石っ!メチャ効きっスッ!(ё_ё)」
「う、うそやん?」
「ほんとっスよ!余りに効くんでもう3つ買って、今では計4つ装着しましたよ!」
「よっ、4つも?」
「ハイ、いやぁ〜ホント見違える様になりました!特に高速ではビューーーンって加速しますよ!」
「ビューーーンって・・・」
「スピードが出過ぎてアクセル踏むのが恐いくらいですよ」
「ほぉっ! で、どこで買ったん?ヽ('ー`)/」

という話しになった訳でごじゃりまふ。
元々私はこういった類の商品は好きでは有りませんでした。
如何にもウサン臭いし、深夜放送のTV販売と同様の匂いがしますよね(ーー;)
なので今までは量販店で見かけても手にする事は決して有りませんでした。

なのにその後輩の”目の輝き(ё_ё)”が余りに眩しくて、つい・・・
何せビューーーンですよ、ビューーーーン。
あなたでも欲しくなるでしょ、ね、ね?

またまた数日後。
同じ商品を目指し、教えてもらった量販店へまっしぐらσ(^^)
しかし車コーナーに行っても該当商品が見つかりません。
で、店員に確認。

「あの〜燃料をシリンダーに送るパイプに取り付ける磁石みたいなのがあるって聞いたんですけど・・・」
「磁石?あぁ、アレね」

スタ・スタ・スタとその場所へ。

「これですね。これイイですよ〜」
「エッ! そうなんですか?」
「昔はもっと高かったのですけど、今はかなり安くなってますしね^^」

と、値札を見てさらにビックリ。
定価¥12,000が、売価¥1,980で売られているではありませぬか。

それで、安いしダメ元で騙されてもいいか!と。
それを2つ掴んでレジへ向かおうとする私に、その店員が一言。

「あ、いっぱい付けても意味ないですよ〜」
「あ、あ、あ、セカンドカーにも・・・」
「なるほど^^」

セカンドカー、ママチャリなんやけど(^◇^;)

で、その店員が消えるのを待って、その店員に見つからない様に恐る恐る更にもう一つ手に取りコソコソとレジへ。
結局3つ購入しました。
いやはやゲームのダンジョンを抜けるよりも難しかったです^^;
安いとは言え、結局計6000円の出費。
ま、ビューーーンですから良しとしましょう^^

早速自宅へ帰って3つとも装着!
ワクワクしながらイグニションキーを回す私(ё_ё)

キュキュッ、ブロロロロロ・・・・

さぁ〜て、それではお待たせしました。
魔法の磁石3連装のインプレですっ!!!

アイドリング時は・・・
何も変化が有りませんでした。

しかし!
少し走行してみると・・・ん?

その後!
しばらく走行してみると・・・おおっ!?

そして高速道路でテストした結果!!!

全てにおいて何にも変わりませんでした(;_q))

その翌日。

根はいい奴だったのですが・・・
彼は今、愛車と共に東京湾で魚の餌となっています。
南無・・・(-人-)



28.デフチューン

さてさて気を取り直して今度は本格的なチューンです^^v
前回のカーボンボンネットから数えて、1年と2ヶ月ぶりの本格的なチューンとなります。

ずっと、ずぅ〜っと前から欲しかったアイテムを遂に(σ^0^)σゲッツ
LSDとファイナルギアを同時に変更しました。
これでようやくマトモに他車と競争出来る車まで仕上がったかな。
人によってはコレを最優先に変更する方もいらっしゃるようでして、そゆ方とは幾分か優先順位が違いますが、とにかくやっと変更する事が出来ました。

んでは早速、街乗りインプレッション♪

まずは、LSDから。
気になる音についてですが、意外に走行中は全く聞こえません。
まぁロードスターですから幌を閉じていても他車の排気音、自車の風切り音、タイヤのロードノイズ等々、静粛性は極めて悪いので単に掻き消されているだけかも知れませんが。
でも聞こえないものは聞こえないのだから全然問題無しです(^○^)
ただし駐車場や交差点で90度以上の角度で旋回する際は、「ククククッ・・・」という僅かな音が車の腹下から漏れて来ます。
と言っても、コレもCDでもかけていれば聞こえない程の小さな音です。
全く聞こえないとホントに効いているのか不安になりますから、これくらいで丁度イイかと。
巷で良く耳にする、バキッ、ゴリッ等の音は一切しません。
私的には100点満点で合格ですね。

で、肝心の効果についてなのですが、普通の街乗りでは殆ど判りません。
ってか、な〜んにも変りませんね。
超低速で直角に曲がった時やUターンした時(つまり音が聞こえた時)に、僅かに効いているかな・・・程度です。
通常の街乗り運転では単にハンドルが重くなった様な、巧く言えないけど「車が勝手に真っ直ぐ走ろうとしている」、みたいな”感じ”がするだけです。
まぁ、街乗りでスキール音を轟かせて・・・なんて走りはしませんからね。
あらためてテスト走行でもやらないと明確には判らないと思います。
少なくとも街乗りしか車を使わないって方なら、LSDなんて代物は替えなくても全然無問題ですにょ^^


続いてファイナルギア変更について。
当然各シフトで加速感が得られる様になりました。
特に3速、4速、5速の中高シフトでの加速感は、純正のギア比では決して得られませんでしたから効果は大きいと言えますね。
充分に体感する事が出来ます。
元々BMW純正ギアでは最高速度の200km/hオーバーまでをたったの5速で賄っていた為、1つ1つのシフトが担当するスピードの幅がメチャクチャ広かったですからね。
日本の道路交通事情を考えると、これで普通になったと言えるのかも知れません^^

私の場合、以前ならここ東京の23区内の一般道では、日常で1〜3速くらいしか使用していませんでしたが、ファイナル変更後は4速まで使える様になりました。
どちらかと言うと各シフトをかなり引っ張ってからチェンジする癖があったのですが、今は直ぐに噴け切るので(特に1速は)徐々に早目ハヤメのシフトチェンジが身に付いてきました。
今では1速は殆どスタート時のみしか使わなくなってしまいましたよ。

なので低速では、前よりチョッピリ忙しくなったなぁ・・・ってトコですかね。
一旦スピードが上がってしまえば3速巡航が4速巡航に変るだけですし。
にしても、どうせすぐ赤信号で止まるのですけどね(ーー;)
全くもう、東京は走り難いですね。
大阪はもうちょっとマシだったよ、ホント^^;

そうそう、全くの余談ですが「大阪はドライバーのマナーが悪いので、車の運転が難しい!」って噂が世間では罷り通ってる様ですが、ハッキリ言って大嘘です。
前半部分はホントですけど(^x^)

実際は東京の方が10倍運転し難い。
確かに東京のドライバーは、赤信号でキチンと止まるし、青信号にならないと発進しないし、黄線では車線変更しないし、無理な割り込みもしないし、クラクションも鳴らさないですよヽ(´`;)ノ
でも、圧倒的に、絶対的に、東京の方が車の数が多過ぎるのです。
俺みたいな田舎者は、都心に向かって走る勇気などカケラも持てませんよ(^◇^;)
ある政党が「高速道路をタダにする!」ってノタマッてたようですが、それよりまず「車の台数を減らせ!」と言いたいですね。

とか言いながら、一票入れちゃったけど^^;
別に高速料金がタダになるって営業トークに騙された訳じゃ無いけど・・・ま、私の一票については話せば長くなるのでここでは割愛しまふ。

コホン。

さて、本題に戻ってその一向にタダにならない高速道路のインプレですが、実はこれに大きな変化が有りました。
5速でも加速する様になりました。
嬉しい程に。

たった150psポッチでもこれだけ加速するものなんだなぁ〜と、あらためて思いましたよ。
以前なら私は高速道路でも5速を殆ど使わなかったのですが、今は常に5速に放りこんでそのまま巡航してます。
都心に向かわない限り高速を降りるまで、時々ETCで3速に落とすだけで残りは全部5速、ノンストップで目的地まで一ッ飛びです。
厳密に言うと燃費も確かに悪化している筈ですが、高速道路のみで計測すると未だ10km/lを上回っています。
一般道では混雑状況や乗り方に拠りますが、私の超荒い乗り方で街乗り6〜7km/lくらいです。
普通に乗っていればもう少し伸びるかも。。。
まぁ固体差もあるようですから、断定は出来ませんけどね。

また前述の通り元々静粛性能が悪いので、巡航速度のエンジン回転数が少しくらい上がってもナ〜ンにも苦になりません(^○^)
これがBMWお得意のアッパーミドルサルーンだと、「エンジン音が煩い!」や「燃費が落ちた!」等の不満も出るかも知れませんね。
その辺は自己責任によりご判断下さいませ。

また、オマケの効果なのですが・・・
ほぼ全域に渡ってエンジンブレーキが若干強くなりました。
考えてみれば当たり前なのですが、実際に替えてみるまでは気が付きませんでしたので、念の為ご報告しておきます。

フルAT全盛の今となっては、多勢の方が不快に感じるかもしれませんね。
でも、6発エンジン(M52)では「エンブレが弱いなぁ〜」と以前から感じていた私にとっては、嬉しい誤算となりました。
私の変態的感覚だと、アクセルを離すと同時にノーズが微妙にククッ・・・とダイブするあの感覚が心地良いんですよね。

このぉ〜(* ´`) σ)o`) シアワセモノ

ま、これもお好みですから自己責任でお願いします。
以上、街乗り&高速道路でのインプレッションでした。


ではでは、本気で走ったらどうなのでしょう?
まだ実際にサーキット走行をしていないので判りませんが、折角パーツを替えたのだから早く確認したいですよね。
って訳で、アルファロメオ155TSにお乗りのTA28さん(リンク頁参照)と共に、いつもの私のテストコース<箱根ターンパイク&椿ライン>でテスト走行してきました。

まずはターンパイクにて。
前にZ3、後に155TSで、2台連なり麓の料金所を出発。
2台ほぼ同時に加速開始!
フルスロットルで登坂を駆け登る。
すると・・・

ファイナルを替えたので絶対引き離す!と思っていたら、全然離れませんでした^^;
上記のインプレで加速していた様に思えてたのも、”絶対速度”が速くなってる訳では無いようです。
例えば同じ3速でも変更前と変更後を単純に比較すると、あたかも変更後の方が加速している様に感じますが、実際は感じる程に速くなっている訳では無いみたい。
長々とした説明は省きますが、どうやらファイナルギア変更というのは”加速が良くなる”と言うよりも、”適切なギアを選択出来る”って言う事が真の目的なのですね。
クロスレシオの様に。(実際はクロスしてないけどね)
ターンパイクの様な殆ど4速で急なコーナーのみ3速に落とすだけ、の様な場所では思った程の効果は無いみたいです。
対する155TSは殆ど3速で長い直線の終盤で4速に上げるだけ、の違いかな。

BMWに限らず外車は180km/hリミッターがありませんので200km/h以上で走行する事も理論上可能ですが、実際にはそんなスピードで走る道は無い訳で・・・。
つまり5速の上の方が全く意味無い状態なのを全体的に下方にズラせてやる事により、1〜5速の全てのシフトを実用域で使える様にしましょうネって事の様です。
ホントの下の方では、当然シフトチェンジが忙しくなるけどね^^;

まぁ折角替えたのだし、「きっとサーキットで効果が出るんだ!」と思っておく事にします^^;


続いて2台揃ってターンパイクから椿ラインへ移動。
ここ椿ラインはターンパイクと違い、2速、3速、4速を使用するタイトコーナーが連続する峠道。
神戸の再度峠の道幅を、少し広げて2車線にした様な道路です。
お巡りさんがいるとヤバイので、程々の速度で下まで降りて安全を確認した後^^;、目イッパイ飛ばして登ってみました。

やり方はターンパイクと一緒。
2台連なってほぼ同時に全開走行開始!
さて、その結果は・・・

最初の2つ目か3つ目のコーナーを曲がった時点で、後ろの155TSがルームミラーから消えて無くなりました( ̄□ ̄;)!!
その後も単独で快調に飛ばし、もの凄いスピードでグイグイ登ってクイクイ曲がって行きます!
今までの闇剣丸とは全く別モノです!!!
どんなコーナーでも信じられないスピードで確実に曲がってくれるのです!

「うひゃ〜〜〜っ!!!何だこりゃ〜〜〜っ!!!」

全然後輪が滑らない。
そう!踏んでも踏んでも全然滑りません!
今までのテスト走行とは全く異次元のスピード。
とても同じ闇剣丸とは思えません!!!

「スッゲー!凄過ぎるっ!!!o(>_<)o」

正直驚きました。
コレ程までに違うとは思ってもみませんでした。
曲りなりにもZ3には、純正のLSDが付いていたのに^^;
自分のチューンの優先順位が間違っていた事に、この時点でようやく気付きました。

もっと早く替えていれば良かった・・・

こう言っても多分読んでる方は判らないでしょうね。
私も他人のインプレを読みながらずっとLSDを検討して来ましたが、「コーナーで前へグイグイ押される?ま〜純正LSDも有る事だし、いずれね」と思っていましたから。
でもハッキリ違ったと判りました。

本気で走るなら真っ先にLSDを替えた方が絶対イイです!o(>_<)o

例え純正LSDが付いていようともです。
足回りよりも、Sタイヤよりも、絶対先に替えるべきだと思います。
これより優先順位の高いパーツはブレーキパッドだけでは無いでしょうか。
今は本気でそう思いますし、そうしなかった自分はチョッピリ後悔しています(T_T)
もちろん3000km毎にデフオイル交換等の面倒な作業や出費も増えますが、ホントに走る気があるならLSD交換の優先順位は相当高い筈ですよ。
目から鱗が落ちる程に。

是非、いや絶対お験しあれ!


さて、街乗りで全く効果を体感出来なかったLSDですが、今やっと体感する事が出来ました。
それはそれは恐ろしい程の違いです。

「今までの俺は一体何だったのだろう(v_v)」

そうだ!
もしかするとターンパイクでは実質効果を確認出来なかったファイナルギア比の変更も、シフトを何度も何度もチェンジするこのシチュエーションで始めて効果を発揮しているのかも知れません。
でも、余りにLSDの効果が絶大で、ファイナルが全く霞んで思えてしまう。
いづれにせよ・・・

早くサーキット走りてー!


〜ってな訳で、更にマニア度の強い”サーキット走行のインプレ”は、筑波への道:第20戦にてご報告します。
全国の変態予備軍の皆様、、、

お楽しみに(*^ー゚)ノ



29.ホイール


さてさてメンテの頁で経緯を述べた通り、闇剣丸の大切な軽量ホイール(TE−37)が歪んでしまいました。
もう泣こうが喚こうが新しいのを買わなけりゃ仕方ないんだけれど、果して何を買えば良いのでしょう?
で、自分が欲するホイール像をまずは描いてみました。

適正サイズ:17インチ 7〜8JJ

闇剣のベストホイールイメージ
写真はOZ SUPERTURISMO-GT
優先順位 内容
@ 軽量である事
A 丈夫である事
B フィンタイプ
C 色はシルバーorゴールドorガンメタ
D 値段が安い事
E ある程度のブランドである事

@重量(軽量) A強度 は言うまでも有りません。
闇剣丸購入当初はこの車でこんなに走ろうとは夢にも思っていませんでした。
他の車と速さを競っても、スペック上到底敵いませんからね。
が、幸か不幸か同じBMWでレースをやっている事を知り、段々その気になってしまって紆余曲折しながらもココまで来ました。
もう既に1本十数kgもあるお洒落系鋳造アルミホイールを装備する境地には到れなくなっています。
普通に流してるだけでは心が満たされない、変態野郎にまで身を落としておりましたとさ^^;
ってな訳で、@Aは優先と言うよりは必須項目かな。

Bフィンタイプ への拘りは最近持ち始めました。
TE−37を装備しているとどうしても”走り系”のイメージが強過ぎてしまいます。
逆に言えば、「それに徹する者はTE−37を装備すべし!」なのかも知れませんね。
でも街中で他車と追いかけっこする訳では無い訳でして、効果が同等であれば当然カッコイイ方がイイ!というのが私の結論です。
で、他車を見たり雑誌を見たりしている内に、フィンタイプが一番似合う様な気がしてならなくなりました。

C色 はもうアータ、二度と白のホイールは買うまいと固く心に誓ったからに他なりません!
汚れが目立ち過ぎるっ!!!
ただでさえブレーキダストの多いBMWで、サーキット走行可能なレース用パッドを考慮すると、白いホイールは自殺行為と言ってイイでしょう^^;
この闇剣丸に限らず、今後一生私は白いホイールを買わないつもりです。

D値段 については随分と認識が変わりました。
AとB二つのモノが有った場合に、最近までは必ず安い方を選んで来た様に思います。
それはそれは随分と”目に見えない損”をして来たのだろうなと、これまでの数十年をチョッピリ後悔しているのも事実です。
これからは、「本質を見るべし!絶対に値段で選ぶまい!」と意を決するつもりです。
とか何とか言いながら5番目にコレを上げてる負け組み確定な自分を思うと、何だか悲しくなりますね(^-^;)

Eブランド については特に拘るって程ではありませんが、誰かに尋ねられた時に答え易いかなと。
超レアな高級品などとても購入出来る筈も無いので、まぁ出来れば誰でも知っている・・・程度で^^

以上6項目を検討した結果(実はショップの受け売りで)、最終的に選んだホイールがコレ!

HARTGE FORGED 17inch−8JJ
HARTGE公式HPから抜粋 自分で接写

まずは@重量(軽量) について。
ホイールを軽量化しようとすると、どうしても鍛造ホイールである事が必須条件となります。
もっとお金が有ればマグネシウム合金って選択もあるには有るのですが、私には先立つ物がありませんからね(>_<)
貧乏人は検討の余地無しに鍛造アルミホイール一択なのれひた。

で、鍛造技術が世界で最も進んでいるのが、そう!ココ日本チャチャチャなのです^^
もちろんF1でお馴染みのBBSの鍛造ホイールも、本国ドイツ製かと思いきや実は全て日本製なのでありまふ。
正直日本で独車に乗る私としては、「ま た 日 本 製 か」って感じではありますけどね(^x^)

さて、この製品。
前述の通り表向きはドイツのBMWチューナーブランド・ハルトゲがリリースしている製品なのですが、実は日本で製造されたハルトゲ初の鍛造ホイール。
問題の重量は、17inch−8Jで1本当り約7.5kg(カタログ値)と超軽量なのであります。
実際私は前のホイール(TE−37)の正式な重量を知らないのですが、”サーキット上では定番中の定番”と皆に評されているのを考えるとこのハルトゲ鍛造ホイールよりもTE−37の方が軽いのかも知れません。
ですが・・・
乗ってみて感じたファーストインプレッションは、「うぉぉっ!もしかして、TE−37より軽いんじゃないの!?」でした。
もちろんオーナーになった事によるプラシーボ効果が入っている可能性は否定出来ません。
てか、特に根が単純な私のことですから当然入っているでしょう(^○^)
なのであまり信用しないで欲しいのですが、何か以前にも増して軽くなった・・・そんな気がします。
機能的(性能的)にはTE−37からの乗り換えでも全く遜色は無いのかな、程度で考えていれば無問題でしょう。

A強度 について
さぁ〜、見ても触っても乗っても・・・こればかりは判りませんからね。
とりあえずハルトゲの名と、日本の鍛造技術を信用する事にします(^^ゞ

Bフィンタイプ について
御覧の通りのワンピース11本スポークですが、最近流行の各スポークがリムの最先端まで伸びているタイプではありません。
どっちが良いかは、まぁ好みの問題かな。
ちなみに360度を11本で割ると、32.727272・・・・
ありゃ?割り切れないんだが^^;

C色 について
色はスポーク部が普通のシルバー。
公式HP掲載写真を見る限りではシャンパンゴールドに近いシルバーに見えていましたが、装着した実物を見てみると私的には闇剣丸の車体と丁度同じシルバーに見えます。
そしてリム部がメッキ。
くどい様ですが、ワンピースです。
そしてココがこのホイールのチャームポイントとなります(^○^)
またまた好き嫌いが分れそうですが、モノはワンピースなのにリム部のみ色が変っています。
丁度ヘッドライトやメーターと同じ様にクロームメッキでホイールが縁取りされている様な感じで、心なしか引き締まって見えます。
かつてBBS−LMファンであった私の、最もお気に入りの部分かな^^v

D値段 について
私が購入した値段は前頁の一覧に記載した通りです。
まぁショップによって多少の値段の差は有るかも知れませんが、中古は別にして「向こうのショップで半額で売ってるよ〜」なんて事は無いと思います。
もしあれば・・・コソっと教えて下さいませ。
ともあれ、高いと見るか安いと見るかはアナタ次第ではないでしょうか(^_-)

Eブランド について
ハルトゲならブランド音痴の私でも知ってるし、全く問題無し。
むしろトップ合格だな^^v

ではでは最後にマフラーに続いて闇剣丸のアルミ(アロイ)ホイールの遍歴を列記してみました。

<闇剣丸のホイール遍歴>

ホイール名 エクステリア 備 考
@BMW(純正) 「重過ぎるのがどうも・・・」と思っていたのですが、タイヤのお陰もあって実は結構乗り心地が良い。
しかし、やはりサーキットを走るには・・・
超オーバースペックだよなぁ^^;
ATE-37(RAYS) 本当にお世話になりました。
機能的には充分過ぎる位に大満足の逸品でしたね。
色が白で無ければ尚良かったかも。
BFORGED(HARTGE)
実際に装着するとこんな感じです。
写真では判り難いかも知れませんが、
メッキの縁取りが結構お気に入り。
でも、これも直ぐ汚れちゃうんだろうなぁ(^_^;)

<鈍重ホイールの効能>

話しは変りますが・・・
ハルトゲと決まってから納品までに期間が有りましたので、歪んだTE−37をずっと履いている訳にもいかず(この目で見るまで全く気付かなかったが^^;)、とりあえず純正ホイールに戻したのでありました。
で、しばらく街中を普通に走っていたのですが・・・

何故だか、すんごくイイんです(@_@)

頭の中の理論上では、こんな1本十数kgもあるホイールだと「百害有って一利無し」の筈なのですが、実際はTE−37の頃よりスムーズに走れます。
もちろんタイヤが違うってのもあるでしょう。
しかし、乗れば乗るほどその違いがハッキリして来ました。
またまた得意の関西風な表現となりますが、いつでもどこでもまるでAT車の様にス〜っと走るのですよ。
で、しばらく走ってやっと気付きました。

はずみ車の効果なんだ!って。

フロント7.5J−225−R17,リア8.5J−245−R17などという、150psのZ3にしてはdでも無くオーバースペックのホイール&タイヤが車軸に付いている訳ですからね。
メチャクチャ重いフライホイールを付けて走っているのと同等の効果が出ているのではないかと。

うはっ!シルキーシックスの真髄を垣間見ちゃったかもぉ(^◇^;)

今の時代に何でこんな重いホイールが”純正”で付いているのか、どうして大メーカーが一向に改善しないのか、やっと判った気分です。
コストも去るものながら、絶対この効果を狙っている筈。
「バネ下重量の軽減は通常の軽量化と比較してn倍もの効果を得る事が可能」なんて誰もが一度は耳にする話ですが、それが嘘だとは言いません。
ってか事実そうなのでしょう。

しかし、その効果とは・・・
0−400mでタイムが半分に短縮される訳では有りませんし、また制動距離50mが軽量ホイールを履いた途端に30mまで短縮される訳でもありません。
実測値はあくまで気持ち程度な筈です。
街中で「この交差点が曲がれない・・・」とか、「黄信号を見てからでは、どうやっても赤信号までに止まれない・・・」といった症状は有り得ないのです。
普段街中でアクセル全開でスタートダッシュする人もいないだろうし、ギリギリまでブレーキを遅らせる人もきっと(絶対)いらっしゃらないでしょう。
って事は、相応してアクセルやブレーキを踏んでやればそれくらいのデメリットは”知らず知らずの内に”カバー出来てしまう訳です。
言い換えれば、余裕を持って運転している間は”デメリットに全く気付かずに”運転出来てしまうって事です。

一方メリットである「はずみ車の効果」はあくまで人間の感覚の問題ですから、ホンの少し違うだけで”月とすっぽん”の差がある訳ですね。
「回転が滑らかな気がする」とか、「トルクが太い感じがする」だとか、この部分は数値では現れないけれども直接ドライバーの五感に返って来る。
その辺りをメーカーは狙っているのではないでしょうか。

今まで盲目的に「重いホイールはダメ!」と思い込んで来ましたが、正体が判れば別にいいかな、と思えてきました。
重過ぎると今度は別の弊害(バタツキ感)が出て来るのでしょうけれど、それなりに足回りをキメテしまえば多少重量の有る方が街中ではスムーズに走れるでしょう。
まぁ私は当分街乗り仕様に戻そうとは思っていませんが、軽量ホイールが良い事ズクメであるかの様な宣伝文句に、無闇に躍らされない様にだけは気を付けたいものですね。
今後街乗り仕様の車を作る時は、「敢えて”重いホイール”を選択するのも悪くないな」と今回思い直しましたのでココに別記しました。
例の如く全く責任は持ちませんが、”そういう意見も有る”といった程度に覚えていてれば自分に合った買い物が出来るのではないでしょうか。

余談の余談ですが・・・
正直、鋳造ホイールってデザイン重視であるが故に、鍛造ホイールと比較すると滅茶苦茶カッコイイですよね!
街乗りなら絶対に鋳造ホイールを買った方が、きっと長く楽しめると思います。
僅かな重量に拘って無骨な(良く言えば質実剛健な)鍛造ホイールを買っても、実質普段は何の得も無い訳ですし。
峠あるいはサーキットでコンマ1秒削れただけで”何物にも換え難い喜び”を得られるのであれば、可能な限り軽いホイールを買った方が当然楽しめるでしょうしネ!(^_-)

純正ホイールに戻してみて、思わぬ発見をしてしまった闇剣なのでしたぁ〜(←西山喜久恵 風^^)



30.PLAZMA DIRECT


え〜と、お待たせしました!(って誰も待ってねーか^^;)
超々お久しぶりのチューンナップです。

ここのところメッキリお買い物車と化してしまい、名実共に”眠れる子羊(あれ?)”と変り果ててしまった愛しの闇剣丸。
スーパーへ買い物へ行くのにチューンなど不要だと言う訳で、ここ半年は何も手を付けていませんでした。
しかし2004年度は一旦中止にまで追い込まれていたBMWCUPが、アレヨあれよと2005年2月より再開する事も確定し、いよいよ闇剣丸再指導・・・・もとい再始動!って事でのチューンとなりました。

さてさて今回のチューン内容ですが、”プラズマダイレクト”なる装置の装着となります。
普通一回しか飛ばない火花を(+)(−)方向で複数飛ばし電流も増幅させる装置です。
想像するに、「アルファロメオのツインスパークを1本のプラグで行います」みたいな装置でしょうか。(違うかな^^;)
謳い文句としては下記の効能が挙げられます。(これもαTSと一緒なのだが)

@エンジンパワー・トルクUP
Aレスポンス向上
B始動性の向上
C有害排出ガスの低減
D燃費の向上

個人的にはモノとしての存在が薄いので足回りやLSD等の各パーツ類より優先順位を落していた・・・・と言うよりも検討さえした事も無かったのですが、この度「こんなのあるよ?」進められたので「んじゃ、やってみるか」と^^
はて、効果あるんかいな?
こういった点火系のパーツに対しては同じ様な疑問をお持ちの方も大勢(実は少数とは思いますが^^;)いらっしゃると思うので、闇剣による独断と偏見によるインプレッションを記載したいと思います。
例の如く、信ずるものも救われません・・・・のでお気を付けあれ(^○^)

ではではとりあえずショップにて装着。
基本的にポン付けなので交換に要する作業時間は、ほんの30分程度でした。
その後ショップからの帰路にて、ドライバーの”感覚のみ”で効果を確認。
もっとも、、、コレが一番アテにならないのだが^^;

<インプレッション>
まず最初に気付いたのは、エンジンが静かになってますね。
アイドリングからして違います。
アクセルを踏んでも吹け上がりの荒々しさが無くなり、空ぶかしするとヒューンヒューンと非常に滑らかに回る様になりました。
何かこう角が取れて丸くなったって感じです。
鈍感な私でさえ気付くのだから多分誰でも気付くと思います。
折角6発に乗ってるのだから、滑らかになるのは大歓迎ですよね^^v

では早速、謳い文句について順に確認して行きましょう。

@エンジンパワー・トルクUP について

これが私にとっての一番重要な効果ですが、実際のところ低速トルクがUPした・・・・様な気がします。
と言うのも変えた当初は確かにしてたんですが、暫くすると身体が慣れてしまったのか段々判らなくなってしまいました^^;
しかしまぁ、してるんでしょう。
多分・・・・
きっと・・・・(^◇^;)


Aレスポンスの向上 について

例えば、3速4500rpmで巡航しているとしましょう。
以前ならアクセルをコン・コンと踏んでやれば、エンジンがその分コン・コンと反応していたと思います。
元来150psのエンジンですから勿論こんな事では速度は変りませんが、しかし間違い無くコン・コンとエンジンの反応が返って来ていました。
しかし変更後は、何って言うか”モウン・モウン”と反応する様になったって感じがします。
え?この表現じゃ判らん?

ん〜トルコンとまでは言いませんが、何かゴムかシリコン系の緩衝材がエンジンと駆動輪の間に割って入ったような感じです。
実際はホンの僅かな違いなのでしょうが、「エンジンと駆動輪がまさに直結されてる!」って感じがしなくなってしまいました。
もちろん闇剣丸はMT車ですので実際は100%直結している訳ですから、良い悪いは別にしてエンジン自体がこういう”甘い反応”をする様に変化したって事に他なりません。
私がエンジンフィールの”角が取れた”と感じる正体は、実はコレなのです。
同様にエンジンブレーキも若干弱くなっていると私は感じます。
ん〜〜〜マイルドぉ(。・_・。)ノ

って、待て待て!
俺はそんなの望んでないよ・・・・
レスポンスなどと言うものはそもそも数値化出来るものではなく、ドライバーの直感によるものですよね。
アクセルの微妙な変化をそのまま直に返してくれるエンジン特性を好む私からすると、モワっとした感じが堪らなく心地悪い(;_q))
何をもってレスポンスと言うのかによりますが、少なくとも私というドライバーに限って言えば、「変更前よりレスポンスが悪化した」と感じます。
物理的な理由は全く判りませんが、そう感じるのだから仕方ない(v_v)
元々トルコンが噛んでるAT車にお乗りの方は、冒頭にも記載した通りエンジン自体の吹け上がり方が滑らかになっているし音も静かになっているので、多分変更後のフィーリングの方を気に入るのではないかとは思いますけれど。

いづれにせよ私の感覚では、「以前のコン・コンの方が良かったなぁ・・・・」と悔やんでなりません(>_<)


B始動性の向上 について

元々一発で始動してたので、どう変ったのかは不明です^^;


C有害排出ガスの低減 について

目に見えないので、これも効果の程は?ですね。
まぁ、闇剣丸も若干地球に優しくなったという事で(^○^)


D燃費の向上 について

若干ですが良くなった様な・・・・ なって無い様な・・・・ と思える程度ですね。
今後何度かガソリンを入れてみて大幅に変っているようなら、ここへ追記しますね。
まぁ元々狙った効果では無いので、悪くなってさえいなければそれでイイかな、と思ってマス。

5つの謳い文句に対してのインプレはこんな所ですかね。

総合するとこのプラズマダイレクト、冒頭に記載した通り本当にスムーズなフィールに変ります。
トルクの谷が無くなった事だけは確かです。
また、謳い文句には有りませんでしたが、エアコンON時とOFF時の差が以前より少なくなったと私は感じています。
コレも結構嬉しい誤算でした。
しかし本来の目的であったパワー&トルクのアップについては、低回転では感じられるものの、高回転側は逆に詰まった様な気もします。
これって、本当に詰まってしまったのかなぁ?
それとも低速側でトルクがアップしたが為に、確かに数値上はアップしたがトルクカーブが平坦になって”盛り上がりに欠ける”エンジンフィールに変わってしまったのか?
それが問題なのだ(~ヘ~;)
毎日後者である事をひたすら祈っていますが、実際に計測した訳では無いので永遠に判らないでしょう。
モノの値段が値段だけに、本当に計測するのも恐い様な気もするし。
引き続き後者である事をひたすら祈るとします。
アホだろ、俺(^◇^;)

そしてレスポンス。
これは間違いなく悪化していますね(>_<)
未だにモワモワ感がつきまとい、非常に感じ悪いです。
いっそ純正に戻してしまおうかと迷う程に。
理論上、そんな事は無い筈なんだけどなぁ・・・・
私の感覚が誤っているだけかも。。。。
まぁ、アテにしないで(^○^)

え〜と、別途サーキット上でのインプレはまた後日という事で。
んでは(*^ー゚)ノ



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