第1戦(筑波サーキット東コース)



筑波サーキット東コースとは、全長約1kmの短いコースで、
場所は筑波サーキット本コースの東隣りに有ります。(そのまんまやん^^)
その全長から筑波サーキット1000と呼ばれているそうです。
と文章で書いても全然判りませんでしょうから、画像付きの筑波サーキット1000をご覧あそばせ^^
いわゆるミニコースって奴ですね。
それに対して、本コースの方は全長が約2kmあるので、
筑波サーキット2000と呼ばれています。

いづれは2000の方にも出場したいと思いますが、今回は1000の方です。
しかし侮るなかれっ!
早い人で一周40数秒で回るらしいです、ハイ。

さぁ、ど〜なるんでしょうね?
準備するものはグローブ&ヘルメット、あとはビニールテープと布製ガムテープ。



え〜っと、そんだけで良かったっけ?

あっ、お弁当と水筒、おやつも忘れずに!


と、とりあえず行ってきま〜す(^^ゞ




1.当日

朝、目覚めて外を見ると、なんと大雨です。
な、な、な、なんでだぁ〜〜〜!
天気予報では”曇り”だったのに!
仕方なく大雨の中を高速でざっと1時間ちょっと。
ようやく現地へ到着しました。
うぉぉぉぉっ〜〜〜晴れてるっ!!!
ほっ、よかったぁ・・・

始めて見る筑波サーキット。
思ったより早く着いたので、ガラガラで休園日の遊園地状態でした(^O^)



さて、本日のスケジュールは下記の通りです。

時間 内容
07:00 受付開始
07:10 座学開始
09:10 座学終了・東コースへ移動
09:40 プラクティス(練習走行)
10:20 ドライバーズミーティング
11:10 第一ヒート
13:00 第二ヒート
14:10 第三ヒート
15:00 表彰式


まずは受付。
予約していた自分の名前を確認し、住所や電話番号等を用紙に記入して、ハイ終了。
直ぐに座学開始。
何で車が曲がるのか、止まるのか、走るのか、等の講義を受講。
その中で、レース中での抜き方・抜かれ方のルールについては今まで知らなかったので、目から鱗がこぼれてしまいました。
テレビでしかレースを見ていないので、全員”どこまでもアタック”&”そうは問屋がブロック”をしているものばかりと思ってました。
むむむ、気を付けねば・・・
まるで教習所のようなので始まるまではイヤでしたが、実際受講してみるとそれなりに勉強になりました^^
何でもこの教官、パッと見は只の爺さんの様だが、実はアメリカで何年も修行して来たとの事。
後述するプロのドライバーの一人なのでした。



2.プラクティス(練習走行)

座学が終了し外へ出てみると、お空がどんよりと曇ってます。
う〜ん、やっぱり天気予報は正しかった。
でも、降るなよ・・・

東コースへ移り、自分の走る順番を待つ。



その間に自分の車へタイム計測用のブラックボックスを、ビニールテープでこんな具合に装着します。



東コース上では同主催者の2時間耐久レース(予選)が行われていましたので、それを見学していました。
さすが、みんなイイ音してます^^
気ままに辺りの写真なんぞを撮りながら暇を潰していると、耐久レース予選終了の放送が。
おぉ、いよいよ自分の走る番。
ドキドキ・・・
タイム計測は昼近くの第一ヒートから。
今からやるのは練習走行だから、と気を取り直し闇剣号へ乗り込みました。

フラッグが振られ、我々のAクラスが順々にスタートして行きます。
1台、また1台・・・そして!
闇剣Z3、いざ出陣っ!^^

レッドまで引っ張り、順にギアチェンジ。
1速・2速・3速・・・
各コーナーを何速で回れば良いのかを頭で覚えながら、1周、2週、3周・・・5周、6周・・・
ところで、いったい何周回るのだろう・・・
段々タイヤが持たなくなって行くのを体感出来るようにまでなってきた。
「早く止めてくれ〜〜〜」とヘルメットの中で叫びながら走っていると、ようやくチェッカーフラッグが振られているのが見えました。
ハッキリとは数えてませんが、約8〜10周って所でしょうか。

元のピットレーンへ戻り、エンジンを切らずに車から降りて気になるタイヤを確認。
「な、な、なんだぁ??? 溶けてる・・・」
公道で何時間走っても何とも無かった純正タイヤ(DUNROP SP SPORT 8080 E)の表面が、指で触るとドロドロになってました。
指紋が残るのでは?と思える程に。
ブロックの角が溶けて捲れてます。
右回りの為、左側のタイヤ(前後輪)に相当負担が掛かっている様です。
前に止まっている180SXの後輪(BRIDGESTONE GRID U)をチラと横目で覗いて見ると、なんとブロック落ちまで発生してます(-_-;)
さすがにFRターボ車では、後輪が相当キツイ様です。
その後全車のタイヤを覗いて見ましたが、やはりどのタイヤも角が溶けて捲れてました^^
但し、Sタイヤに関しては話は別です。
確かに角は溶けてましたが、殆ど角が有りませんからね。
あれイイなぁ・・・俺も欲しい・・・



3.第1ヒート

予定変更となり、プラクティスと第一ヒートの間、2時間耐久レースの決勝が行われていました。
2時間空きなので、エンジンもタイヤも冷めてくれるでしょう^^
耐久レースを横目に持参した昼飯を頬張る私^^
後で耐久レースの参加者で、普段BMW318tiにお乗りの方に聴いた話しだと、4人で2時間走るらしいです。
エンジンはどおって事無いらしいけど、タイヤと燃費(特に燃費)との格闘になるらしいです。
2時間で140周以上、距離にして約150km。
その間ずっとレッドゾーン付近。
そりゃガソリンも空になるわなぁ・・・

昼飯も食べ終わり、いよいよ第一ヒートの開始(タイム計測)です。
プラクティス同様、Aクラス各車順次コース上へ。
ここで私の頭の中に一つの疑問が過りました。
「全車コースへ出て、どうやってスタートするのだろうか? とりあえず1周回ってスタート位置まで行ってみよう」
そしてスタート位置まで1周ゆっくり走ってみると・・・

だ〜れも止まってませんでした^^;
それどころか、ホームストレートで後ろの車が猛然と追い抜いて行きます。
「な、な、な、、、何だぁ???」

道を譲って、ハタと考える私。
「もしかして、これは・・・」
そうなのです。
以前大阪でやっていたジムカーナのような”0kmからのスタート”では無く、数周走って全周回のラップタイムが記録されるのです。

「これはイカンぜっ!!!」
それに気付いてから、あわててアクセルを踏み込みベストタイムを出すべくアタック開始。
ちょっと気が動転して思うように走れない・・・
後半になって、ようやくすんなり走れるようになりました。
まだ第一ヒートだし、これから第二、第三ヒートがあるから良しとしておこう(^o^)

結果です。
第一ヒート、全6周(路面:ドライ)
ベストラップは5周目、タイムは「0’53’630」でした。
ハハハ・・・愛嬌、あいきょう(^^ゞ

ピットロードへ戻り、まずはエンジンの冷却から。
案の定、全車エンジンを切らずにフードを開いたまま並んでます^^



しっかしこうして見ると、ほんと長いノーズですねZ3は(^O^)
ホントはタイヤを何とかしたいのですが、こちらはどうする事も出来ません。
きっと時間が解決してくれるでしょう・・・たぶん、きっと、だとイイなぁ・・・(^o^)



4.第2ヒート

第一ヒートと第二ヒートの間に30分の練習走行が出来ます。
台数に余裕が有る為、その場で申し込み可能です。
もちろん有料で^^
自分で30分間走ってもイイし、「プロのドライバーに運転してもらい、自分は助手席に乗って各コーナーの感覚を養う」といった事も出来る様です。
こちらももちろん有料だそうです。
走ろうかかなぁ・・・とも思いましたが、取りあえずタイヤを冷やす事に。
でも、走っている人もいましたよ。
助手席で勉強している人も。
お金掛かるんだろうなぁ・・・いやいや、その日の練習走行代じゃなく、タイヤ代の方ね。
1本2万5千円としても、10万円ですよ、じゅうまんえん!!!
同じ10万円でも、サスやショックなら相当持つけど、タイヤは直ぐに無くなってしまうのですよ。
特にこんな事してたらネ^^;

練習走行も終わり、いよいよ第二ヒート開始。
第一ヒートで要領を得たので、今度は最初からアタックを開始しました。
必死で第一ヒートの汚名返上とばかりにつッ走る私。
途中、180SXに1回抜かれ、ユーノスロードスターとトヨタカレンを抜きました。
きっと抜いても抜かれてもその周回はタイムが下がっている筈です。
しかしその他の周回は全てクリアーで走っています。
多分、現在の自分のベストラップは出ているでしょう。
取りあえず満足、満足o(^o^)o

それでも他車と比べると遅いでしょうけどね^^
特に、ターボ車とVTEC。
1周1kmのショートコースですから、ターボ車よりもVTECの方が有利そうでした。
S2000がGT−Rをカモってましたから(^O^)
ま、どちらにせよ、150psの私には関係の無い話。
一つだけ言えるのは、遅いけどZ3の方がカッコイイのでしたぁ〜^^

しかし、ちょっぴり問題も有ります。
それは、ブレーキ。
以前から気にはなっていたのですが、やはりZ3の純正ブレーキでのレースは心許無い気がします。
止まらなくは無いのですが、段々ブレーキポイントが手前にならざるを得ませんでした。
せめてパッドだけでも変えれば良かったかなぁ・・・

第二ヒートが終わってピットレーンで止まる際に当然サイドブレーキを引いたのですが、いつも通りに引いただけではホンの少しの傾斜でも車が後ろへ下がってしまいます。
もう1コック多目にサイドブレーキ引く必要が有りました。
普段ならビクともしない程引いている筈なのに・・・。
むむ・・・アブネェ・・・

結果です。
第二ヒート、全10週(路面:ドライ)
ベストラップは10週目、タイムは「0’49’710」でした。



5.第3ヒート

例の如く第三ヒートが開始されるまでの間、申し込み者のみの練習走行(有料)が30分間行われます。
この間にエンジン・タイヤ・ブレーキローター&パッドを冷却しなければ。
「今走っている人はどうするのだろう???」と余計な心配をしてしまいましたが、きっとそれなりの装備をしているのでしょう。
タバコを咥えてぼぉ〜っと練習走行車を見ていると、ポツリポツリと頬に冷たいモノが・・・
とうとう降って来てしまいました。
走行中の車もワイパーを動かし始めています。
やばい・・・

あっと言う間に練習走行も終わってしまい、雨も止まない内に第三ヒートが始まりました。
「これじゃタイムアップは無理だな・・・」と思いながらも、せっかく来たのだから全力を尽くそうと考え、出来る限りタイムアタック!
実際に走ってみるとそれほど苦にはなりませんでしたが、ワイパーは”中”の状態でないと前が見えません(T_T)
数周走ってから気が付いたのですが、今日ここへ来てからずっとASC(オートマティック・スタビリティ・コントロール/トラクション・コントロール)がONになっています。
ヘルメットの中で、やな予感が・・・
R33スカイラインが出たときに、土屋圭市がテレビで怒鳴ってたのを思い出した。
「こんなASCなんてスカイラインには不要だっ!!!」って。
ひょっとして・・・
そう思って走りながら途中の周回でASCをOFFへ切り替えました。
すると・・・

「な、なんか、立ち上がりが速くなったような気がする・・・」
おいおい、何で今頃気付くのかねぇ・・・俺のアホっ、バカっ、マヌケっ!!!(-_-;)
しかし、この天候。
もうタイムアップは望めません。
取りあえず最後まで出来る限りの事はやろう、そう考えてASCをOFFにしたままアタック続行!
その結果・・・

第三ヒート、全9周(路面:ハーフウェット)
ベストラップは6周目、タイムは「0’49’701」
なんとドライの第二ヒートを、0.09秒更新してました・・・(>_<)



6.教訓

今回始めて筑波サーキット・東コースを走ってみて、幾つか気を付けなければならない点が有りますので、ここに記しておきます。
え? 誰も見ないって?
私が見るんです(-_-;)

NO. パーツ 教訓
1. ガソリン 満タンで自宅を出たが、第三ヒートを終えて約半分残っていた。
次回からは1メモリ程度は減らしてから出よう。
2. 補助タイヤ ピットで補助タイヤの外し方が判らず、そばに居たNSXのおじさんに協力して貰った^^
おじさん、ありがとう^^ 次回からは外して行きま〜す。
しかし、Z3の補助タイヤって、何であんなに外し難いのかねぇ・・・
皆さん外したこと有ります? パンクしたら困りますよ、きっと^^
3. タイヤ やはり純正タイヤで出てる者は居なかった(^O^)
ADVAN2名、MICHELIN1名、S-TIRE2名、後は全員BRIDGESTONE(殆どRE01)だった。
た、高そう・・・
4. ブレーキ せめてパッドだけでも絶対替えるべきだと思う。
お金が有れば、ローター&フルードも替えたい所だが・・・
ところで、このローター。
何故か錆び錆びのローターがピット横に落ちてたのだが、実際手に持ってみると重いこと重い事。
あんなのがバネ下に付いてんのかぁ・・・うむむ・・・
ずっと昔、後輪車軸付近にローターを付けたアルファロメオさん、あんたはエライっ!!!
それに引き換え、BMWのテイタラクと来たら・・・
5. ASC こらぁ〜〜〜BMW! 何の為のASCなんだぁ〜〜〜っ!
ONの方が遅くなってどうすんねんっ! ちゃんと取説に「レースではOFFにして下さい」って書いとけ!
こっちはそんなもんが効いてる事すら忘れてんだからっ!
次回からは絶対OFFにするぞっ!!!


と言う訳で、最終的にはベストタイムが「0’49’701」(ハーフウェット)って事で今回は終了しました。
いやぁ〜なんだかんだ言いながら、メチャクチャ楽しかったなぁ〜〜〜
次回は上記5教訓を肝に命じ、必ずタイムアップを狙うっ!!!



最後に、スタッフの方や耐久レースに参加していた方の中で、普段BMW車にお乗りの方が皆さんレース後に声を掛けて下さいました。
「ビーエム6気筒のイイ音してましたよ〜」って。
やっぱ良かったなぁ、この車に乗ってて。
こういうのもこの車に乗らなければ有り得ない触れ合いですからね。
皆さんも、一度どうです?


では〜


筑波サーキット東コース
本日ベスト 自己ベスト
0’49.701 0’49.701


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