第8戦(TIサーキット英田)


筑波への道 番外編第2弾!

まだまだ東京へは戻れそうに有りませんので、
またまた岡山県はTIサーキット英田での武者修業です。
前々回の輸入車オールスター戦から、
今回は一転して国産車バトルロイヤル戦への飛び入り参加となりました。

前回のBMWCUP第1戦で”抜いたり押さえたりする経験不足”をモロに露呈してしまった為、
今回は、「攻める時は攻める、守る時は守る!」をテーマに練習しようと考えています。

出張中の為、こういったチャンスも余り多く有りませんし、
何て言うか”コツ”のようなものだけでも掴んで帰りたいんだけど
果たしてどうなる事やら・・・



1.当日

前回のBMWCUPで筑波サーキットを走行した際、前後減衰力を”フロント:5”,”リア:8”で走行しました。
実際特に不満は無かったのですが、「少しだけリアのバネレートが低いなぁ」と感じました。
ダンロップコーナーで何周かに一回はフロントが流れてしまっていたのです。
オーバースピードといった初歩的なミスかも知れませんねσ(^^)
でも実際そうなっている以上、何とかせねばなりません。
そこで、車高調を入れて貰ったONEandONLYさんに相談すると・・・
「では、リアのバネレートを上げましょう^^」で、決まりました。
リアバネ交換です。
「今度のTIサーキットの時に朝一で交換しますから、早めに来て下さいね」との事です。

それが今日なのです(o^^o)

現地へ到着すると、早々にクマさんが交換を始めて下さいました。
ホイールを外してバネを付け替え、ホイールを戻して作業終了。
早い早い^^
新しいバネがどれくらい硬いのか判らないので、今日は取りあえず減衰力を”フロント:5”,”リア:6”でスタートする事にしました。

さて、前々回このサーキットへ来てから変わっているパーツは下記の3点です。

前々回 今回
@純正ホイール (17インチ F:7.5J,R:8.5J) 軽量ホイール (TE37 17インチ F&R:8.0J)
A純正タイヤ (17インチ F:225,R:245) Sタイヤ (D01J 17インチ F&R:215)
Bリアサスペンション ( レート:不明) リアサスペンション (強化版 レート:不明^^;)

タイム上がるかな?

今日の予定は予選30分X3回でスターティンググリッドを争い、最後に決勝レースを行うスプリント形式です。
大勢の国産車に紛れ、Z3でどこまで奮闘出来るか?
取りあえず、行ってみよぉ〜〜〜!



2.予選1回目

今現在は止んでいますが、昨日から降る雨の為に路面は濡れています。
早朝から我々が走り出す直前までアルファロメオのスプリントレースが行われていましたので、所々場所によっては乾いている所も有る程度です。
ハーフウェットって所でしょうか。
実際走り始めると、やはりタイヤが滑ります。
無理をしすぎると何処でスピンするか判りませんし、何よりいくら頑張った所でタイムアップする筈も有りません。
仕方無しに車の設定(特に減衰力)が有っているかどうかを確認する事にしました。

各コーナーでタイヤが滑る訳ですから当然車は不安定です。
他車の邪魔にならない程度に直線ではスピードを押さえ、コーナー入り口で少しずつアクセルオン。
すると綺麗に車がコーナーを駆け抜けて行きます^^
もう一度・・・・
 もう一度・・・・
  ・・・・・・・・・・・
徐々に初期速度を高め何度もやっていると、ようやく出始めました。
フロントがツツツツ・・・と滑り始めます。
もう一度・・・・
 もう一度・・・・
  ・・・・・・・・・・・

やはり同じです。
フロントが先に逃げてしまいます。
今朝バネを変え、減衰力を”フロント:5”,”リア:6”にしましたが、どうやらもう少しリアを上げた方が良さそうです。
2回目の予選はリアの減衰力を1段上げよう^^
でも、あまりテストばかりやってても楽しく無いので、残りは走って楽しみましょう〜

と言う事で、結果です。

全11周、ベストラップは9周目、タイムは”2分07秒467”でした。

2回目は晴れますように!



3.予選2回目

1回目と2回目の待ち時間でリアをジャッキアップし、減衰力を変更。
6から7へ上げました。
するとますます雲が広がり小雨がぱらつき始めます^^;
う〜ん・・・
予選の2回目が始まり実際にコース上へ出てみると、川は有りませんが今度は完全なウェット状態。

今度はリアが滑りまくりで、一向に車が前へ進みません。
これは雨のせいなのか、減衰力のせいなのか、はたまた腕のせいなのか・・・
何周回っても変わり栄えせず、30分ゆっくりと走行し(自分では必死なのだが^^;)ピットへ戻って来ました。

結果です。

全8周、ベストラップは8周目、タイムは”2分17秒170”

でした。
うきゃぁ〜、闇剣号撃沈(;_;)



4.予選3回目

2回目の予選終了とほぼ同時に雨が止み、時間が経つつれ晴れ間も所々見えてきました。
その後何十台もの車がコースに入り、徐々に路面が乾いて来てます。

もっと晴れろぉ〜〜〜〜

心の中で、何個照る照る坊主を作った事か^^
またリアの減衰力を”7”のまま走るか”6”に落とすかメチャクチャ迷いましたが、ここで”6”に落としてしまうとドライで”7”がどの程度なのかが全く判らなくなってしまいます。
で結局、”7”のまま走行する事にしました。

さて、3回目の予選開始です!
ピットロードからコースへ出てみると、大幅にラインを外れない限りは完全なドライ状態にまで回復しているでは有りませんか!

うっしゃ〜!
3度目の正直!
行くぜよぉ〜〜〜!

出走した全てのドライバーがそう思ったでしょう^^
私も必死でベストタイムに向けてアクセルを踏みました。

最初の内は前が詰まっている為に思う様にラインを取れません。
3周も走れば、本当に速い方は皆パスして行きますから、自然と回りは相応の車になりました。

いざ、アタック!!!

と思ってその後3〜4周走った当たりでしょうか、事件が発生したのは。
メーターに目をやると、なんとフューエルゲージが光っているでは有りませんか!!!
”E”をとっくに通り越して完全に振り切っています。

し、しまったっ!
ガソリンが、無いっ!

既に15分程度走っていますので、残りも15分程有るでしょう。
その間ずっとレッドゾーン手前だけの走行は、どう考えても到底無理です。

さぁ、どうする?
ピットへ戻って給油するか?
このまま走るか?

迷っていると、また思わぬ展開に。
前の車がピットへ入る為にウインカーを点灯したのです。
と言う事は、前も後ろも完全にオールフリーになったと言う事です。
この誘惑に負けてしまいました^^;

もう一周だけ走ろう。

そこから再度全開アタック開始!!!

ガソリンが切れない事をひたすら祈り、夢中で走りました。
ガス欠寸前と言う事は、裏を返せば最も車が軽い状態です。
タイムを出すには絶好のチャンス!とばかりに神に縋る面持ちでアクセルを踏み続けました。
バックストレッチへ入る手前のアトウッドカーブで一回だけ”ブホッ”とガス欠の兆候が・・・。
構わずアクセル全開!
一度足りともアクセルを緩めずバックストレッチを通過。
ダブルヘアピンでも”ブホッ”っと兆候が。
それも無視して、ひたすらアクセル全開!
最終コーナーを冷や汗で駆け抜け、やっと一周が終わりました。

その後アクセルを緩め、ウィンカーを付けたまま軽く流してピットロードへ戻る事に。
ようやく無事給油所まで辿り着く事が出来ました^^

ほっ・・・

もう20分程経過しています。
給油後にコースヘ戻る事は出来ないでしょう。
とりあえず誰にも迷惑を掛けずに、1台だけひっそりと3回目の予選が終了しました(o^^o)

その結果です。

全8周、ベストラップは8周目、タイムは”2分01秒963”、平均時速は”109.302km/h”
予選3回の総合としては、全66台走行中、第44位という結果となりました。

自己ベスト更新!
間一髪セーフ!
なのかな?
普通ならアウトと判断するでしょうね\(`o'")
しかし、2分は遠い・・・ですデス。



5.決勝レース

うぅ〜〜〜
スターティンググリッドに並ぶと、一番前なんかとても見えません^^;
それくらい遠いです。
レースって、スプリントなのにマラソンの様に不公平なスタートだなぁ。
只でさえ遅いのにこれでは二重苦、三重苦です。

TVでレースを見る時に見方が変わってしまいますね、ホント。
後ろの方にいるドライバーを応援してしまいますよ。
彼らは遅い車で頑張ってんだよ!って。
トホホ・・・

最前列とは1周10秒以上(正確には11.611秒)遅いわけですから、下手すりゃLAPされる可能性だって有ります。
ま、そうなっても構いませんが^^
予選で自己ベストは更新済みですので、スプリントに集中出来ます。
ず〜と前は勝手にやって貰って、要は自分の前後の車をどう処理するか?です。

では、いよいよスタートです!

スターティンググリッドでは、前も後ろも国産勢が犇めき合っている。
シグナルレッドが点灯すると一斉にアクセルオン!
グリーンで前のシルビアがロケットの様に飛んで出て行った。
後ろからハチロクが追い越して行く。

3速まで上げた後、直ぐに2速へ落とし1コーナーへ。
当然渋滞の中、左右の車との間隔を一定に保ち”アウト→ミドル→ミドル”で無事に切り抜けた。
ウィリアムズコーナー、モスS、アトウッドカーブを1列縦隊で駆け抜けバックストレッチへ。
後ろからグランドシビックがぶち抜いて行く。
闇剣号は相変わらず直線が鈍重だ。
しかし、次のストレートエンドのヘアピンからは結構気持ち良く走れる。

バックストレッチで追い抜かれたシビックに、ヘアピン、リボルバーコーナーと付いて行くと、パイパーコーナーでは抜ける状態になる。
こうしてダブルヘアピンまでには2〜3周連続して、何とか抜き返す事が出来た。
しかし次の周は必ずバックストレッチで抜き返されてしまう。
そして4周目。
同じ様にバックストレッチで抜かれた後、こちらも同じ様に左パイパーコーナーで抜き返そうとした際、シビックがインを閉めてきた!

うわっ!
そんな、急にっ!

合わせる様にステアリングを左に切るが左には縁石、右にはシビックの状態に!
もうブレーキも間に合わない!

○△○×□×○×△□×○□×△□×○△□×!!!!

シビックと当たると後々面倒なので、仕方なく左縁石を選択した。
縁石に乗り上げ、ガリガリガリッ!!!と車の底から擦る音が聞こえる(><)
取りあえずシビックとは接触の無いままダブルヘアピンへ。

前もって閉める素振りでも見せてくれれば底を擦ったりしなくて済んだのに・・・と思いながらも、諦めるしか無い^^;
大事故にならなくて良かった、と考えよう。。。(;_;)

その後全6周の間、何台かに抜かれたり抜き返したりを繰り返したが、なんとなく要領を得た様な気がした。
自分より遅い車が来ても、以前の様に”嫌な思い”をする事が無くなった。

抜ければ抜くし、そうでなければ様子を見れる^^

少なくとも、自分で落ち着いていられるのがハッキリと判る。
シビックとの一件が無ければ尚更良かったのだろうが、ここは一つ勉強代としておこう^^;

そうして無事6周を走り切り、決勝レースを終えた。

結果です。

全43台中、34位。
無差別級なので、クラス順位は有りません^^

いやはや何とも、国選勢の速いこと、速い事。
トップのハチロクは、1周”1分49秒台”ですよ。
1600ccで・・・
恐れ入りやすm(._.)m



6.反省会

走行終了後、同じくZ3にお乗りの方に言われました。
「あれ、ここぶつけたの?」
「え?なに?どこ?」
その方が指差す個所を見てみると・・・

明らかに擦っています。
パイパーコーナーで例のシビックを抜いた際、自分では避けて縁石に乗り上げたと思っていたのですが、実は車の底に縁石が、右前にシビックが、擦っていたのです。

うぅぅ・・・なんてこったい・・・ヾ(>y<;)ノ

直すの、どれくらいかかるのだろうか???
お金、ねーよぉ(>_<)

結局高い授業料を払う事となりましたが、自分では何となく”抜くかどうかのターニングポイント”が見えて来たと思います。
皆さんは無理をせず、安全に走ってくださいね^^


では〜



P.S.
自宅に帰ってケミカル剤で拭いて見ると、あら不思議!殆ど元通り綺麗になりました。
これなら問題無くそのまま走れます^^
あぁ良かったぁ〜(●^o^●)




TIサーキット英田
スプリント 本日ベスト 自己ベスト
34位/43台 2’01.963 2’01.963


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