第20戦(筑波サーキット東コース)



記念すべき闇剣丸の第20戦目。
今回もYRSスプリントで筑波1000を走る事になりました^^

第19戦ではエライ目に遭ったので、
万一今回も同じようなクラスだったら
順位は捨てて自分一人で
”半周遅れのタイムトライアル”にしようと思ってます^^;
自己(事故)防衛しなきゃ危ないですしね。


ところで今回の目玉商品は!!!


メンテナンスの項でもお知らせしましたが
闇剣丸にもやっとデフチューンを施しましたので
その確認をしようと思っています。

走れば走る程その効果に驚くLSD&ファイナルギア。

箱根でのテスト走行では
そりゃ〜もう恐ろしい程に速くなっていると実感しています。
はてさてどの程度タイムに影響するか・・・

う〜ん楽しみだo(>_<)o



1.当日

昨日までピーカンだった空模様も今日はドンヨリ薄曇り。
降らなきゃいいんだけど・・・天気予報の”晴れ”を信じるしか無いよなぁ。

さて今日の目的は冒頭にも記載しました通り、LSD&ファイナルギアの確認です。
体感上はかなり速くなっていると実感していますが、果してタイムと直結するかどうか。
それともう1つ。

椿ラインで感じていた事なのですが、元々オーバーステア気味の闇剣丸。
LSD装着後、更にオーバーステア側へ振られている様な気がします。
その辺の調整も今日1日かけてじっくり練って行きたいと思っています。

では、本日のクラスです。

Cクラス
メーカー 車名 過去ベスト
PORSCHE 964C2 41.370
HONDA S2000 44.207
S2000 41.527
S2000 44.348
CIVIC 40.572
BMW Z3 2.0 43.855
MAZDA RX−7 40.619
RX−8 43.784
RX−8 45.000
ROADSTER 43.633
NISSAN 180SX 43.656
GT−R 41.584

どうやらワンメークは免れたようです。
S2000の台数が足らなかったのかな。
ま、ロドスタ乗りもS2000乗りも皆さんワンメークを希望しているようなので、台数さえ集まれば楽しくやればイイと思います。
そこへZ3乗りのお邪魔虫を入れるから話しがややこしくなるのであって(^◇^;)
私だって好きじゃないのに入れられて、メチャ邪魔者意識で鬱になるし。
アナタだって同じ状況になると、絶対そうなりますよ^^;

ってな訳で、私は別にトップを狙ってる訳では有りませんので今回はコレで充分かなと。
周りに”それなりの人”が数人いれば十分です。
タイム差がある車だと、同時出走でも実際には全く関わり合いが無い訳だしね(^_-)

さてクラスも決まった事だし、イッチョ走ってみますかぁ〜!



2.予選

そうそう予選の前にやらなければならない事があります。
闇剣丸の減衰力の調整ですが、オーバーステア気味だって事が判っています。

しかし椿ラインでのテスト走行は、もちろん公道ですので無理はしていません。
また、助手席も当然乗っけたまんま走ってました。
なのでテスト走行とは言え、”今日の状態と全く同じ”って訳では無いのです。
で、いつまでも迷っていても仕方ないので、とりあえず今まで通りの設定で予選を走ってみる事にしました。
それが下記の設定です。

<闇剣丸を上から見た図>

進行方向
LEFT:5/5 RIGHT:5/5 ←フロント減衰力
ENGIN
BMW:M52
2000cc:150ps
運転席
σ(^^)
助手席
無し
LEFT:7/8 RIGHT:7/8 ←リア減衰力

こんな感じです。

え?
エンジンは関係無いだろって?
ま、”拘り”ですから(^○^)
国産車と違ってZ3は排気量の違う車がイッパイあるんですよね。
1800cc,1900cc
,2000cc,2200cc,2800cc,3000ccが有ります。
単に”Z3”といっても実際は何に乗ってるのか判らない。
なので、ちゃんとコトある毎に明記しとかないとね!

ちなみに、一連のZ3シリーズの中で最も出来の悪いのが、私の乗っている2000ccらしいです(^○^)
またパッと見では顔は同じですが、上記以外にM社が手掛けた”Mロードスター”ってのが有ります。
そ、そ、M3のエンジンを乗っけた奴ね。
そちらは320ps以上の化け物ですので、お間違えの無い様に。
街で煽ったりしたらトンでもないしっぺ返しされますよ^^;

んでは予選へ向け、闇剣丸発進っ!!!

最初の数周はタイヤが暖まって無いので無理は禁物。
各コーナーで負荷をかけてやりながら、2〜3周を走行。
その後グリーンフラッグ(タイム計測開始)の合図を目視した。
最終コーナーを立ち上がり、スロットル全開!

行けーーーーっ!!!

っとアクセルを踏んでホームストレッチを猛進。
1コーナーを曲がって2コーナーを立ち上がろうとした瞬間!

リアがズリズリと外へ流れて行く。
とてもアクセルなど踏める状態では無い。

まだタイヤが暖まりきっていないのも大きな要因では有るが、それでもオーバーステアなのは間違い無い。
もう予選は始まっているのだから、どうしようもない。
流れるリアと相談しながら、恐る恐るそのまま3〜4周を走って予選終了となってしまった^^;

結果です。

タイム計測全3周中、ベストタイムは”44秒126”
全出走12台中、第10位 でした。

予選結果
順位 社名 車名 ベストタイム(秒)
HONDA S2000 41.856
CIVIC 41.856
MAZDA RX−7 42.021
NISSAN GT−R 42.602
MAZDA ROADSTER 42.839
RX−8 43.299
HONDA S2000 43.745
PORSCHE 964C2 43.739
NISSAN 180SX 43.895
10 BMW Z3 2.0 44.126
11 HONDA S2000 不明
12 MAZDA RX−8 45.058

あう、あう、あう(;_q))



3.第一ヒート

う〜ん、参った。
やはりオーバーステアだった。
それも半端じゃ無く酷いオバステ。
さっさと変更ちまおうっと。

<闇剣丸を上から見た図>

進行方向
LEFT:5/5 RIGHT:5/5 ←フロント減衰力
ENGIN
BMW:M52
2000cc:150ps
運転席
σ(^^)
助手席
無し
LEFT:6/8 RIGHT:6/8 ←リア減衰力

って事で上記の設定に変更。
これで少しは攻めれる様になるかな^^

ではここで、グリッドの紹介です。
予選の結果、下記のスターティンググリッドと決まりました。

Cクラス 第1ヒート
OUT側 IN側
1列目 ACIVIC @S2000
2列目 CGT−R BRX−7
3列目 E964C2 DROADSTER
4列目 GS2000 FRX−8
5列目 IZ3 2.0 H180SX
6列目 KRX−8 JS2000

第10位、5列目アウト側からのスタートです。
第一ヒートスタート!
いつもの様にローリング2周でグリーンフラッグ!
アクセル全開!!!

行け〜〜〜っ!!!

と頑張ったがストレートじゃやっぱり敵わない。
ホームストレッチ上で後ろの2台に次々と抜かれ、1,2コーナーを回った時点で最下位(;_;)


に、したって・・・一体どこ走ってんだよ、俺。
一人はみ出してんじゃん。
うはは、ビビッてんじゃねぇよ(^◇^;)

ココから隊列が落ち着かない内に2台を抜いて、なんとか元の位置をキープした。
そこから徐々に追い上げを開始する事に。

しかし・・・

減衰力を落しても尚、リアが流れてアクセルを踏めない(>_<)
でも、もうレースは始まっているのだ。
今はそんな泣き言は言っていられない。
なんとか前を追おう!
そう思い直して前を追走する。

が、これまたエライ状況だ。

私の1つ前が赤180SX。
そのまた1つ前が銀S2000。
2台とも見覚えのある車だ。
その2台が目の前で、かなり激しいデッドヒートを展開しているのだ。

うはっ、巻き添え食らっちゃ敵わない。
落ち着いてから仕掛けよ〜っと。

で、しばらく追走していたのだが、どっちも一長一短でなかなか落ち着かない。
後ろの180SXがS2000を抜けそうで抜け切れ無いようだ。

何やってんだ、抜くんなら早く抜けよ・・・

イライラがつのる。
それでも絡む前2台の後ろで、じっと落ち着くのを待つ。
が、幾ら待っても両方ストレート勝負の車なので埒が開かない。
ホントじれったい。

うぅ・・・お願いだから後ろでやってくれよ(;_q))

結局、チェッカーを受けるまで落ち着きませんでしたとさ(-_-;)
ま、仕方ないね。
このヒートは”無事ならヨシ”としておきましょう。

結果です。

全周回8周中、ベストラップは4周目、タイムは”44秒053”、
全出走台数12台中、第10位  でした。

第1ヒート結果
順位 社名 車名 ベストタイム(秒)
HONDA S2000 41.724
CIVIC 41.777
MAZDA RX−7 41.463
NISSAN GT−R 42.166
PORSCHE 964C2 42.207
MAZDA ROADSTER 42.765
RX−8 43.863
HONDA S2000 44.974
NISSAN 180SX 44.806
10 BMW Z3 2.0 44.053
11 HONDA S2000 44.905
12 MAZDA RX−8 45.319

8位、9位の中に突っ込むのは、幾ら何でも無謀でしょ(-_-;)



4.第2ヒート

うぅ・・・困った。
前の2台は後で考えるとして、自分のオーバーステアがまだ直らない。
特に右コーナーのオバステが大き過ぎる。
せっかくLSDを入れたのに、これでは全く意味が無いではないか(>_<)
これ以上リアの減衰力を落すとどうなるのだろう???
やってみた事が無いので判らないが、ここでテストしなければどこでテストすると言うのだ!

しぶしぶ清水から飛び降りる思いで、下記の設定に変更する事にした(@_@)

<闇剣丸を上から見た図>

進行方向
LEFT:5/5 RIGHT:5/5 ←フロント減衰力
ENGIN
BMW:M52
2000cc:150ps
運転席
σ(^^)
助手席
無し
LEFT:5/8 RIGHT:6/8 ←リア減衰力

右コーナーのオバステがヒドイだけなので、とりあえず左リアだけを落してみた。
幾ら嘆いてみても、とりあえず今日のところはコレで走るしか無い・・・。

それと、もう1つ困った事がある。
ファイナルギアを変更した為にインフィールド内でシフトチェンジが必要になってしまった。
純正のファイナルギアの時はインフィールドでは2速ホールドで済んでいたのに。

筑波2000だと丁度良さげなんだけどなぁ。
ここ筑波1000だと忙しい事この上ない。
適確なシフトチェンジが出来さえすれば、もっとコーナリング速度も上がるのだろうが・・・。
数十メートル毎に2速⇔3速のチェンジを行うのはチィとばかり忙し過ぎる。

余談だが、BMWのシフトパターンは下記の通りになってる。

R  1  3  5
|_|_|_|
   |  |
   2  4

ニュートラルポイントは3速と4速の間。
で、2速⇔3速(特に3速→2速のシフトダウン)の際に、シフトレバーがRへの道に入ってしまう事がある(>_<)
”初歩中の初歩”的なミスなのだが、なかなかコレが慣れないんだなぁ。

国産車の多くの様に5速の下にRが有れば何の問題も無いのだが、これも慣れる以外方法は無い。
って、俺はいつまで慣れねーんだよ。

うはは、俺の右腕トロ過ぎ(^◇^;)

細かい点を上げれば、他にももっとある。
1速→2速のチェンジでさえ、シフトチェンジし難い^^;
確かこのシフト、ゲトラグ社製だっけ?
Z3は米国生産だからZF社製かも。。。

まだ、ある。
クラッチがスパッ!と切れない。
そしてフルスロットル時にガンッ!と繋げると、1秒足らず滑っている。(と思う)

更に・・・。
フライホイールが重過ぎる。
なので例え空吹かしでも、噴け上がりが悪い。
直6だからってのもあるかも知れない etc...

にしても、BMW車って駆動系の出来が悪過ぎるんでね?
電装系が良く無いとはタマに耳にするんだけど。
でも、駆動系はイイって聞いていたんだが。
Z3だけ悪いのかな?

うぅぅ・・・(-_-;)

って事で、不安に包まれたままの第2ヒートです。

第1ヒートの結果、スターティンググリッドは下記の通り。

Cクラス 第2ヒート
OUT側 IN側
1列目 ACIVIC @S2000
2列目 CGT−R BRX−7
3列目 EROADSTER D964C2
4列目 GS2000 FRX−8
5列目 IZ3 2.0 H180SX
6列目 KRX−8 JS2000

何とか前2台(G,H)の前に出なけりゃ、危なくってレース所の話しじゃない^^;
とは言うものの、ローリングスタートではその可能性もゼロ。

無い頭で幾ら考えても答えは出ないので、とりあえず再び様子見で臨機応変に対応する事にした。
平たく言うと、いつも通りの”行き当たりバッタリ作戦!”な訳なんだが(^○^)
平たく言わない所がミソなのでひた。

第2ヒート、ローリング開始。


その後、予定通り2周目にグリーンフラッグ!

ダーーーシュ!!!
っとアクセルを踏むも、直線で前車に追いつける筈は無い。
しかし、1コーナーで先頭が詰まっているのか、皆が皆団子状態になっていた。

何が何位か全く判らない。
団子状態の中をドサクサに紛れて2台パスし、8位へ浮上した^^v



その後、1ヘアを過ぎても全然隊列が落ち着かない。
目の前を赤ロドスタが走っている。
そう、半年前抜くに抜けなかったあの車だ!

しっかし、この赤ロドスタ。
久々に見たが、私が休んでいる半年間に物凄いGTウィングが付いているではないの!
オマケにBSのSタイヤまで履いちゃってからにぃ〜
300kgくらいウェイト乗せてくんなきゃ、ハンデがデカ過ぎだよホント。
いやはや何とも国産車、軽過ぎ^^;

そうも言ってはいられない。
何とかして抜かなきゃ、そのまた前にS2000が走っている。
前に2台詰まったら、さっきと同じで身動きが取れなくなる事必至だ。
そう思って、そのまま赤ロドスタについて行き、次の周に勝負を挑んだ!

そして、遂に赤ロードスターをパス!
7位へ浮上v(^^)v

続けざまに赤ロドスタの前にいた銀S2000にインフィールドで仕掛ける。






しかし、バックストレッチで再び逃げられてしまった(>_<)

最終コーナーで再度追い詰める。
一瞬だけ前に出るが、またまたホームストレッチで逃げられてしまう。

コントロールラインを通過した次の周!
負けじと1コーナーでもインを刺し、2コーナーで並走。
再度1ヘアでインを狙う!




やっと抜いた!
丸々一周費やして、ようやく銀S2000の前に出る事が出来たo(>_<)o

で思ったのだが。

この銀S2000。
そう、前回(第19戦)の銀S2000なわけだが、今回はキチンと自分のラインをキープしていた。
最初にアウトから被せた時もこちらへは寄せなかったし、次にインを取った時も同様だった。
あの狭いコースで約1周もの距離を並走したが、全く危険は感じなかった。
まるで別のドライバーが乗っているかの様だ。

ちゃんと気を付けて走ってるじゃないのさぁ〜♪

誰かに何か言われたのかな?
それともコレ、読んだのかな?
んな有名サイトじゃねーわな(^○^)

いづれにせよ・・・
私は偉そうに言うつもりは全く無いんだけど、事故は発生してからでは遅いからね。
走る者全員が、”絶対に事故らない”と思っていないと、必ず事故ります。
サーキット上の事故は保険も効かないので、ホント泣くに泣けないですし。
今までに肩を落として泣いている方(友人も含め)を大勢見てきてますから。
なので、自分がそうなる前に言ったまでです。

ミスは許すが、ワザとは許さない。

今後ともお互い絶対に事故らない様に気を付けましょう〜(^O^)ノ

では、レースの続きです。

ポルシェやGT−R等を除いてZ3で抜けそうな車は全てパスした。
でもこのまま例の赤ロドスタが黙っている筈は無い。
ルームミラーを見ると、当然の如く猛然と追って来ていた。

以前彼の後ろを走っていた頃から半年以上経っているので、このロドスタがZ3と比較してストレートが速いのかコーナーが速いのかさえ判らなくなっている。
SタイヤやGTウィングを見ると、コーナーはメチャクチャ速そうではあるのだが、あくまで想像に過ぎない。
現実に今、たった1つだけ判っている事と言えば、、、

ラップタイムは向こうの方が上、って事だけなのら(^◇^;)

なので、しばらくこの車がどんな動きをするのか、バックミラーを見ながら確認してみた。
前から見てるとこんな感じだった。

@コーナリングスピードは、スペックや装備から連想する程までには速くない。
AストレートはZ3とほぼ互角か、ホンの少し向うの方が速そうだ。
Bもう1つ重要な点があるが、これは・・・ひ、み、つ♪

以上、3点により私の作戦は決定!

「1コーナーのインを死守せよ!!!」

1コーナーでインを取られたら負け。
それ以外は自由にやらせれば良し。
これだけで私が彼に抜かれる事は無い。(筈だ^^;)
余程のミスをしない限り・・・。

後ろから猛然と追って来る赤ロドスタ。
それに対し、ホームストレッチ上であらかじめインを締めて走るのみ。
それなのに、あくまで彼は私のインへ潜り込もうとして来る。

あなた、幾ら何でもそりゃ無茶でしょ^^;
これだけ締めてるんだからさぁ〜
直角に曲がるつもりなの?

抜きたきゃ、アウトへ回れアウトへ( ̄ー ̄)

ってな訳で、ヤワヤワの後輪(特に左)にハンドルを取られながらも、残り5〜6周を無事押さえる事が出来ました^^v
ふふふ、作戦成功〜♪

結果です。

全周回8周中、ベストラップは6周目、タイムは”43秒744”、
全出走12台中、第6位 でした。

第2ヒート結果
順位 社名 車名 ベストタイム(秒)
HONDA S2000 41.405
CIVIC 41.719
MAZDA RX−7 41.744
NISSAN GT−R 不明
PORSCHE 964C2 41.954
BMW Z3 2.0 43.744
MAZDA ROADSTER 43.509
HONDA S2000 44.907
MAZDA RX−8 43.633
10 NISSAN 180SX 43.584
11 HONDA S2000 44.006
12 MAZDA RX−8 46.233

しかし、しょぼいタイムだなぁ〜俺。
あ、いや、これでも自己ベストなんですけどね^^;
体感上はもっと速くなる筈なんですけど、ねぇ・・・。

LSD云々以前にリアの足回りを何とかしないと、1〜2コーナーで車体が波打ってしまってとてもアクセルなんて踏めんのですわん。



5.決勝レース

う〜む(ーー;)
リアが決まらない。
低速コーナーでは今までに無い充分なトラクションを得られるのだが、1〜2コーナーの中高速コーナー(100km/h以上)だとステアリングをチョイと切っただけで車体がフラ付いてしまう。
しかしコレ以上減衰力を硬くすると、今度はタイヤが流れてアクセルが踏めない。

さて、どっちを取ろう?
車の安定性を犠牲にしてまでオーバーステアを消すか?
それともオーバーステアにして、少しばかりの安定性を重視するか?

・・・・。

オーバーステアに設定して万一スピンなどしようものなら、何処かへぶつかり兼ねないし、ましてや後続に追突されてしまっては目も当てられない。
減衰力弱目の設定のまま走って例え1〜2コーナーで車がフラ付いた所で、アクセルさえ緩めれば何とかなりそうだ。
もしそれで抜かれたとしても抜き返せばイイだけだし、何よりその方が楽しいではないか。

ってな訳で、第2ヒートの設定のまま決勝レースを戦う事にしました。
では決勝レース、スターティンググリッドの紹介です。

Cクラス 決勝レース
OUT側 IN側
1列目 ACIVIC @S2000
2列目 CGT−R BRX−7
3列目 EZ3 2.0 D964C2
4列目 GS2000 FROADSTER
5列目 I180SX HRX−8
6列目 KRX−8 JS2000


各車自分のグリッドに一旦整列し、全車一斉にローリングを開始した。
ローリングしながら考える。



前の5台は実質別世界の車達。
ワンラップ約2秒の差があるのに、今の自分では全く歯が立たない事は明らかだ。
後ろの6台を見てみても、直線で私より遅い車はいない。
すぐ後ろを走っているロドスタやS2000も、絶対”スタート勝負”を狙っている筈。

逆だったら私だってそう考えるからね。

ま、直線上では成す術が無いので、とりあえずインだけ締めて走る事にしよっかな。
それ以外は・・・え〜と、いつもの行き当たり・・・もとい、臨機応変作戦で!

本日最後の決勝レース。
予選10位から1,2ヒートで6位まで上げた。
もう抜ける車は前にはいない。
最善でも最悪でも6位キープが至上命令。
絶対に死守すべし。

2周目コントロールライン上でグリーンフラッグを確認!!!
全車一斉にアクセル全開!
右前にいるPORSCHEの乾いたエグゾーストが俺の耳をツンざく!
「退け退け空冷エンジン様のお通りだ!皆の者、控えおろぉ〜っ!」と吼えている様だ!

同時に闇剣丸、発進っ!!!
出でよBMW POWER!!!

アクセルベタ踏みの俺の横を、真後ろにいたS2000が軽々と追い越して行く(;_;)
たのむよBMW・・・
7位へ転落。

直ぐに1コーナーに到達し、団子状態の雑踏の中に身を潜めた。
もう何位なのかさえ判らない。
1コーナーを過ぎた辺りで、インを走る964C2と赤ロドスタの間に隙間を発見!

やたっ、ラッキ〜(*^_^*)

スッポリ開いたスペースに闇剣丸を滑り込ませ、964C2の後ろについて行く。
そのまま2コーナーを通り過ぎ1ヘアへ進入。
アウト側に走るGT−Rを横目に、インフィールドへ突入した。

おぉ、GT−Rを抜いたよ!


前に、ひーふぅーみぃーよぉー、全部で4台。
にゃはは、息を潜めてコソっと5位浮上^^v

ルームミラーにGT−Rのイカツイ顔が見える。
「インフィールドを抜けたホームストレッチで、どうせ抜かれるんだろな」と、思いながらも4位のポルシェを追った。

ところが、現実はもっと手厳しい。
それさえも許して貰えないのだ。
短いバックストレッチでバビューーーン!とGT−Rが闇剣丸の横を通り過ぎて行く。
「電子制御の4本脚&ツインターボの心臓だ!舐めた真似すんじゃねぇ!」と吼えておられましたさ(;_;)
いやはや何とも、国産車ってオリコウなのねん・・・

10秒天下だった5位をあっさり明け渡し、再び6位へ転落。

今度はGT−Rへついて行き、隙あらばインを刺す!つもりだった。
が、次ぎの周の1ヘアで既に車1台以上の距離が開いている。


刺すどころか、これじゃとても追いつけない。
その後も見るみるうちに離されて行った。

GT−Rさん、さようなら〜( ; _ ; )/~~~

バックミラーを見ると、S2000とロドスタが激しいバトルを展開している。
何周走っても同じ事の繰り返しをやっている様に見えた。


どっちも頑張れ〜

この間にも前のGT−Rはどんどん離れて行く。
後ろもずっとバトルしている為か、周回を重ねる毎にドンドン私と離れて行く^^


旅行け〜ばぁ〜〜〜♪

前も後ろもいない、完全な一人旅(-。-)y-~~~
ならばココでタイムアタック!と、意気込んでみたのだが・・・。

ガコンッ!!!

っと車体の下から大きな音が聞こえた。

な、な、何だ、今の音は???

うぅ・・・判らん。
判らんので・・・

聞こえなかった事にしよう d(^-^)

で、タイムアタックを開始したはいいが、やっぱり何かがおかしい。
車が左に曲がらないのだ。
右フロントタイヤが全くグリップしない。
何か踏んだのかも。

ひょっとしてパンク?

一人旅だったので直線で軽く車体を左右に振ってみた。
特に何も異常は無い。
少なくともパンクでは無さそうだ。

しかし、相変わらずインフィールドの2つの左コーナーが全然曲がれない状態は続いている。
大きなタイヤカスを拾ったのだろうか?
一人旅なのにインフィールドでクリッピング・ポイントさえ取れないのだ。

ワケも判らず周回を重ねるがタイムは一向に伸びない。
得意な筈のインフィールドでクリップを取るのさえままならないのに、タイムが伸びる筈も無い。
コントロールライン通過後に表示される電光掲示板を見ながら、何度も唇を噛み続けた。

結局最後の最後まで原因が判らないまま、全12周を終えてしまった 。・゚・(ノo`)・゚・。

結果です。

全12周回中、ベストラップは6周目、タイムは”43秒783”、
全出走12台中、第6位 で本日のレースは終了しました。

第2ヒート結果
順位 社名 車名 ベストタイム(秒)
HONDA S2000 41.639
CIVIC 41.785
MAZDA RX−7 41.844
PORSCHE 964C2 41.879
NISSAN GT−R 41.514
BMW Z3 2.0 43.783
MAZDA ROADSTER 43.762
NISSAN 180SX 43.695
HONDA S2000 44.404
10 MAZDA RX−8 44.226
11 HONDA S2000 44.715
12 MAZDA RX−8 不明

何はともあれ、取りあえずやれる事はやったかな^^v



6.反省会

レース終了後、右フロントタイヤを確認してみた。

特に大きなタイヤカスを拾っている訳でも無く、ましてやパンクしている訳でも無かった。
空気圧を計測しても、別段おかしくは無い。
一体何だったんだ???

で、落ち着いて考えてみた。

決勝レースは第2ヒートと同じ設定で走った。
通常は前にも後ろにも車がいる状態だったが、決勝レースの途中から一人旅が始まった。
前や後ろを気にして走ってる時は、「どうやって抜こう?」、「どうやって押さえよう?」って事ばかり考えていた。
一人旅になってフリーで走り始め、ようやくタイムが脳裏に過ぎった。

そこで、知らず知らずの内に”オーバーラン”してしまったのだ・・・ としか考えられない(>_<)

いや、自分では信じられないし信じたくも無いのだが、理由が他に見当たらない。
車が急に左に曲がらなくなる原因が機械的な理由である筈は無いのだ。
なので、確認するまではタイヤカスを拾ってしまった、とばかり思っていたのに。

ちょっとショックかも。。。
自分に限って有り得ない、と信じたい。
が・・・

忘れよっと(^◇^;)


そうだ!
リアの減衰力を落とし過ぎてたのさ。
だから第2ヒートも決勝レースも、”最初から左には曲がってなかった”のさ。
そうそう、単にそれだけだったのさ・・・

やっぱ、忘れよっと(T-T)


どっちみち、リアの足回りについては何らかの対応をしなきゃ、このままではアクセルを踏めないんだから。
対応後もう一度同じ状況に陥る事が有れば、別途考えよう。

しっかし、LSDの確認に来たのにコーナーでアクセルを踏めないでどうするよ^^;
インプレも何もあったもんじゃねえよなぁ〜
という訳で、おまたせしました・・・

本日の結論です。

@低速コーナーではLSDの効きを充分に実感出来た。
A中、高速コーナーではアクセルを踏んで無いので未だ判らない。

という”落ち”になりましたとさ。



すみません、おとなしく出直してきます。

またねん(つ_`;)ノシ




筑波サーキット東コース
スプリント 本日ベスト 自己ベスト
6位/12台 43”744 43”744



最後に、写真を提供して下さったSTUFFさん、
どうもありがとう(^○^)/

今度は一緒に走りましょうね〜♪
もちろん別クラスでね(^_-)


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