第２３戦（筑波サーキット東コース）



スピンした記憶もまだ消えない内に
第２３戦が決まりました^^

ここのトコロ梅雨も明けたかの様な晴天続きで
日中は連日真夏日の関東地方です。
車にとっては最も過酷な時期ですが
闇剣丸にはもう一踏ん張りして貰います。
前回は死ぬほど恐かったので
今回はスピンしないように気を付けて走る事にするか。

どうせこの時期は
ベストタイムも望めそうにありませんしねヽ（´ー｀）ﾉ

１．当日

性懲りも無くまたまたやって来ましたココ筑波サーキット１０００。

｢このメチャ暑い中でレースをやるなんて気が狂ってるのでは無いか？｣と自問してやみません^^;
ま、それを楽しいと感じる者達が集まってるのですから、今日もまた安全且つ楽しんで帰りましょう〜♪
・・・と、現地に着く前まで考えていたのですでが！

自分の出走クラスを見て驚きました。
今までＳ２０００のワンメークや、他に混ざってもポルシェだったとかの繰り返し。
いつも特性の全く違う車達と同じクラスで走らされてウンザリ気味でしたが、今回は違うのです。

まぁ、見てみて下さい。
下表がそのクラスです。
見易い様に過去のベストタイム順に並べてみました。

御覧の通り１〜３番目までは異次元の車ですので前の方でトップを争って貰うとして、私にとって肝心カナメはその後ろ・・・
４〜１２番目まで全９台の過去ベストのタイム差がナント約１．５秒以内なのです！！！
しかも８番目のＳ２０００を除き、残りは全てマツダ・ロードスター。
直線が私より各段に速い筈は無い。
って事は各コーナーで後ろからガンガン仕掛けて来る筈であり、またコチラとしても今までの様に前の車を簡単には抜けない、って事に他なりません。

う〜、メチャメチャ勉強になりそう！o(>_<)o

という訳で、本日は急遽楽しむ事も順位争いも横においておいて・・・

�@周りの車がどこをどう走っているのか？
�A後ろの車が何処でどう仕掛けて来るのか？
�B前の車は何処をどうブロックして来るのか？

を、レースが終了する迄に｢可能な限り吸収して帰る｣方向へ、急遽路線変更する事にしました^^v



２．予選

前述の通り４〜９位までは殆ど差が有りませんから、予選の結果がどうなるのかは全く見当もつきません。
ましてや常にベストタイムで周回する者など、我々素人にはいませんからね。
結果は走ってみなけりゃ判りません。



てな訳で自分では必死に走ったのですが、毎周毎周電光掲示板に表示される値はベストラップには到底及ばないタイムばかり。
｢こんな筈では・・・｣と思いながらもワケも判らず焦ってしまい、結局最後まで良い結果が得られませんでした(>_<)
そして、チェッカーを受けてピットに戻る際にオフィシャルに止められ・・・この一言。

あの〜、その通信機壊れてるみたいなので、コノ新しいのと替えて下さい^^

うはっ！
俺は他人のラップタイム見て焦ってたのか・・・。

結果です。
ベストタイムは”４４秒６５６”
全出走台数１２台中第７位、スターティンググリッドは第４列目イン側　と決まりました。

焦らすなよ;^_^A



１．第一ヒート

予選も終わり”第一ヒート準備”のアナウンスが場内に流れた後、出走する私は当然の如くエンジンをかけます。
んが、ナント・・・

闇剣丸のエンジンがかからない(>_<)

心当たりは有りました・・・。
話せば長くなるので手短に言うと、それは今年の春の出来事です。
これと同様の症状が出て、スーパーの駐車場で何度も何度もイグニションキーを回す羽目に合いました。
やっとかかったエンジンが、これまた全然噴け上がらない。
近くのＢＭＷショップまでトロトロと走行し調査した所、何やら｢５つのセンサーがエラーになっている｣との事でした。
それらを全てクリアーすると元の元気な闇剣丸に戻ったので、一応”様子見”って事でその場は逃れました。
後日再発する様なら対策を考えましょう、ってな作戦です。
んが、しかし・・・ヨリによって、こんな日に再発しなくても。

もう少し洗車してやって、闇剣丸のご機嫌取っとけばよかった orz

仕方なく何度もイグニションキーを回し、エンジンをかける。
やっと息を吹き返した闇剣丸で、スターティンググリッドに並んだ。
全車ローリングを開始。


ゆっくりと３周後、グリーンシグナル点灯！
ままよっ！と思い切りアクセルを踏み込む。
が、結果は予想通り・・・。

全くエンジンが噴け上がりません(ｰｰ;)
あれよあれよと全車に追い越され、あっと言う間に７位から最下位へ転落。


その後も全く追い付けず、結局闇剣丸だけ途中でピットに戻る事となりました(T_T)
結果です。

全周回８周中第４周で無念のリタイア、
全出走台数１２台中第１２位　次ぎのグリッドは最後尾となりまひた(v_v)

うぐぐぐ・・・(-_-;)



３．第２ヒート

２戦連続のリタイア。
前回はドライバーのミスで。
今回はエンジントラブルで。

駐車場に戻って何度も何度もエンジンをかけ直し、アクセルを煽るを繰り返す。
エンジンルームから異音が聞こえる。
明らかにいつもの闇剣丸のエンジン音では無い。
エンジンオフ・オンを延々繰り返した数分後・・・

何が幸いしたのか、エンジン音が元に戻った。
異音が消えたのだ。
恐る恐るアクセルを煽っても、いつものシルキーシックスの音が聞こえて来る。

もちろん原因は不明のままだが、症状としては”エンジンスタートと伴に異常が始まる”って事だけは判っている。
なので、自宅へ戻るまで二度とエンジンは切らないでおく事にした。
それしか今日を乗り切る術が無い(;_;)

という訳で、それ以降他のレースが行われている時も主人が昼食を頬張る時も、常に闇剣丸はアイドリングのまま待機させておいた。

ようやく第二ヒートに向う事が出来た。
まだまだ不安ではあるけれども。。。

スターティンググリッドに並ぶ。
もちろん最後尾だ^^;
ローリング開始。


ひたすら再発しない事を祈り続ける。
その２周後。

グリーンシグナル点灯！
どこまで復帰出来るか判らないが、行くぞっ！闇剣丸！

アクセルを全開。
元気な時と同じ様に加速する^^v
不安が全く解消された訳では無いが、行けるところまでは行こう！
そう思ってアクセルを踏み続けた。
しかし、さすがに最後尾からのスタート。
前にはウンザリする程、車が並んでいる。


まずは１台・・・
そして２台・・・

落ち着け、落ち着け、と自分に言い聞かせるが、焦る気持ちが囃し立てる様に己を煽って来る。
３台・・・
４台・・・

もう何台抜いたのかも判らなくなっていた。
しかも、台数をおう毎に段々抜き難くなってくる。
自分の元の位置が判らないので、焦らずにはいられない。
何台目かの白いロードスターがストレートエンドでインを開けてくれていた。

あれ？
抜かせてくれるのかな？

と思って１コーナーで何気にインを取る。
続けて２コーナー・・・
何が何が・・・全然抜かせてくれない(^_^;)

え、え、え、何、コイツ？！
譲る気も無いのにイン側を開けるなっちゅうねん！
２コーナーで２車が並走。
で・・・

っと、っと、っと　止まれない！！！(￣□￣;)

次の１ヘアでフルロックしてしまって制動力が得られなかった(>_<)
そう思った次ぎの瞬間、相手のラインを大きくクロスして外側縁石に乗り上げてしまう。

あｋｌさｄｊたおゆあｔｒじょいあついｒｐちあｐ；ｒたｊヵｆｓあｒつおあ！！！



ブラックもんやな、コリャ(>_<)
そのロードスターに避けて貰えたので大事には至らなかったが・・・

どうやら彼、刺されてから気付くタイプらしい^^;
競る気ならアウト側を開けてネ。
たのんますよ、旦那(・_・;)

今のオーバーランで２台に抜かれてまた順位を落してしまった。
その後、もう一度その車をしばらく追いかけてって様子を見てみた。

抜かれた２台（白と黒）の黒い方は自車のスピードを落とさないように、こちらを巧くパスさせてくれた。
が、さっき譲ってくれたと思わせぶりな白い方は・・・

ロードスターを駆ってる割にはクリップを取れていない。
コースのアウト側にも寄せ切れていない。
つまり、ず〜っと真ん中を走ってる。
そゆ事かい(^◇^;)

と判明した所で、短いバックストレッチ（ちょっと左へカーブしてるが）で並び、そこを抜けた最終コーナー手前でインを刺して、今度は無事抜けた。

ふ〜。

さてさて、何台抜いても元の位置が判らない。
ってか何台抜いたのかも覚えていない。
とりあえず前を追うしか無いと、勝手に思い込む。
更に前のロードスターを追っているところでチェッカーフラッグを受け、ようやく止まる事が出来ました^^;

結果です。
全周回８周中、ベストタイムは”４３秒７２９”
全出走台数１１台中第５位、次ぎのグリッドは第３列目イン側　と決まりました。

４．決勝レース

しかし、実際こんな前まで来てるとは知らなんだなぁ。
１台はＤＮＳだった様なので８周で６台抜いてた訳だ。
例のオーバーランで２台に抜かれたので、実質は８台か。
もちろん中にはパスさせてくれた車も有る。
にせよ・・・

何でそんな焦る必要があるかなぁ・・・ホント馬鹿だね、俺（;_;)

こうやって終わってみれば冷静に考えれるのに、ったくもう精神年齢が低いんだよ。
あと、いつエンジンが止まるか判らんって気もあるから尚更か・・・。

とりあえず、決勝レースは落ち着いて行こう！
万一トラブルが再発しても決して慌てない。
ハザードを出して、ゆっくりコースアウトすればイイのだ。
あらかじめ自分でそう決めて、グリッドに並ぶ。
んが・・・

今日は厄日のようだ。
何をやってもウマく行かない(つ_`;)
自分である筈の第３列目イン側のグリッドが空いていない。
で、またまたパニくり始める。

あれれっ！？
俺、何位だったっけ？？？

まだ並んでもいないのにオフィシャルがローリングの合図を出してしまった。
いよいよヤヴァい・・・。
マゴマゴしている私に向かって、周りの車が指で示して教えてくれる。
それは第２列イン側（３位）の位置だった。

俺はそんなに前じゃない、筈^^;

んんん・・・ランサーがいない。
全車ローリング中にいよいよジタバタし始める闇剣丸。
仕方なく３位の位置についた。
すると後ろの５位の位置にいる人が｢左右逆だ｣の合図をくれた。

あ、いや、俺が５位だし・・・
なんでアンタがそこで指示してんのよ^^;
訳も判らずイン・アウトを入れ替わり、４位の位置につく。
ゆっくりと周回しながら、何故か４位の位置で収まると同時に周りの合図も出なくなった。


そのまま２周目にグリーンシグナル点灯！

５位なのに。
ココのレースでは順位なんて欲しくないのよ？
前に車が欲しいだけ。
１台ＤＮＳなのか？
それなら事前にそう言ってくれ。

うぅぅ・・何かよう判らんぜ（;_ｑ))

仕方なく思い切りアクセルを踏み込んだ。
１コーナーで３位のロードスターとサイド・バイ・サイド。
２コーナー、１ヘアと並んで走り、３コーナーで前に出た。
その後、２位のＳ２０００を追ったが、全く追い付けず直ぐに離された。
前とも後ろとも徐々に離れて一人旅状態。
つまらない・・・
とも思えるが、逆に考えればチャンスかも知れないと思うことにした。

ってな訳で、またまた予定変更で色々テストしてみよう！に予定変更。

決勝レースは全１２周ある。
３位へ浮上したのはスタート周のインフィールドだから、残りはフルに１１周。
それらを使って各コーナーを色んな角度で進入してみた。
ブレーキポイントやアクセル開始ポイント、シフトセレクトも色々変えてみる。
周回毎に電光掲示板にタイムが表示されるので、結果は直ぐに認識出来て非常に便利だ。

で色々やってみた結果が、結局元の走り方が一番イイみたいだった。
自分に合ってるって事かな。
少なくともプロじゃないので真のベストラインを通っている筈は無い。
って事は、今の自分の腕の限界がコレくらいなんだろな、と納得する事にしようっと^^

結果です。
全周回１２周中、ベストタイムは”４３秒６０４”
全出走１１台中第３位　で本日のレースは終了しました。

ランサーいるじゃんゞ（￣ー￣*）


５．反省会

あかんなぁ、ホンマに・・・。
最初から最後まで、殆ど一日七転八倒のレースでしたよ^^;
せっかく特性の同じような車と走ったのに、結局何も得る事が出来ずじまい。
そればかりか、オーバーランして他車の邪魔した事も心残りだ。

第二ヒートまではハチャメチャでしたが、唯一決勝レースだけは色々テスト出来て私にとっては有意義な時間を過せました。
いつも一人旅になってしまったら、ただただ漠然と流してしまい、無駄な時間とお金を捨てて来ましたからね。
｢次回同じ状態になったら絶対に色々試してみよう｣と、何度も反省して来た甲斐がありましたよ^^v



ところで闇剣丸のその後ですが・・・

レース終了後、直接最寄りの車屋さんへ行って（もちろんエンジンは昼からノンストップで^^;）再調査しました。
その結果、予想通りまたまたセンサーのエラーが３つばかり出てるらしいのです(v_v)
うぅぅ・・・
もちろん単にセンサー自体が壊れているのでは無く、｢一度車を預かって、何故センサーがエラーになるのかの根本原因を突き止めなければ車は直らない｣という事らしいです。
あうあう（;_ｑ))

また今回オーバーランした際にフルロックしてしまいましたが、コレまたオカシイ。
闇剣丸のＡＢＳは何処へ行ってしまったのでしょう?(°_。)?(。_°)?
実はあのオーバーランの前からか後からかは定かではありませんが、あのヒート以降、ずっと変なランプがメーターの下に点燈したマンマなのれす。

何のランプか判んないのでその後レース中はホッタラカシていたのですが、車屋さんの話では｢ん〜、このランプはブレーキ警告等なのでチョット見てみたんですが、コチラも外から見ただけでは原因が判りませんでしたので、センサーの件で預かった際に同時に調べるしか無いですね｣との事。

うがぁぁぁぁっ！
闇剣丸の危険が危な〜〜〜いっ！！！

緊急入院ヾ(>y<;)ノ

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