君が望む永遠(前座編、メインルート編)
私「さて、久々のレビューとなったわけですが・・・」
裏「やっと俺の出番が来たわけだな」
私「と言っても、私との少ない会話だけですけどね、解説するの私なわけですし」
裏「だから、もっとゲームやれっての」
私「時間があればもっとやってますよ」
裏「まぁ、今回は俺のリクエストに応えてくらたからよしとしよう」
私「このゲームやってかなり胃が痛くなっていますけど・・・」
裏「何!! 俺の勧めてやったゲームに文句つけるのか」
私「えぇ・・・おおいに。ではそれを説明するためにもレビューの方行きましょうか」
裏「おいっ!! ちょっと待て、俺の話しがまだ・・・」
はい、今回のゲーム・・・本来なら初回版で買いたかったのですが、その日はゲームを既に2本買っていてお金がなかったので、DC版の初回を買ってきてしまいました。
私としてはちょっと不本意なのですが、特に追加のシナリオもないようですし、構わないかなと。
・・・で、世間ではなかなか評判の良いゲームだというのでやりたかったのですが、なんかゲームの紹介や噂を聞くと、とてもやな展開のシナリオになりそうなので、敬遠していたんですよ。
だって三角関係になるのまるわかり!?
ヒロインも第一印象でそんなに惹かれませんでしたし・・・。
で・・・今のこのレビューゲームが全て終わった直後に書いているわけですが、胃が痛いです・・・しかもかなり。
で、ただ駄目駄目だの何だの言っているわけでなくちゃんと理由があるわけで・・・夜道安心して歩けるようにここらへんを説明しながら今回のレビュー書いていこうかなと。
では・・・勿論全部が全部駄目駄目というわけではありません。むしろ1章はかなり良い感じです。
うん・・・1章が終わった時点では良作ゲーム、世間の噂は正しかったと思っていましたよ。
特に、メインヒロインである遥と付き合い始めたころですね。水月や慎二に突っ込まれるて段々と主人公がイライラしてくる所。よくわかります・・・すっごい的確に感情を表現してくれるかなと。
確かに心を許した親友とはいえ、そう何回も付き合ってるどうのこうのを言われたら腹立ってくるのは当たり前です。心配してくれるのはわかりますが、色恋ざたは結局当人同士の問題であり、他人が横から口を挟む問題ではないはずです。
それを、真剣に聞いてくるのならいいのですが、ちょっと面白半分に聞いてるのがありますからね、あれはゲームやってる私もかなり腹が立ちましたよ。1回や2回なら笑って許せますがね・・・ここは主人公に味方したいかなと。
そこで気になる台詞で・・・好きだから付き合ったんじゃない・・・特に嫌いでもなかった、相手が傷つくのを見たくなかった。私としては大変納得できる理由です。
だって、人が付き合うなんてそんなものじゃないですか? むしろ両想いで付き合う方がおかしいですよ。このゲーム結構現実世界と重ね合わせてのゲームですから、むしろこちらの方がしっくりきます。
と・・・あと、遥と主人公をくっつけようと躍起になる水月が立ち絵でも、見せるふとした寂しげな顔・・・あれは何となくその後の展開も考えさせてくれたりして、とても良かったかなと。
遥の妹の茜にしても、然り・・・人を心配する気持ちを利用として、自分が暇だから家に呼び寄せる・・・。あの時私は思いましたね・・・
お前、地獄に落ちろ・・・と
この段階で茜は好感度最悪になっていました。ふむ、1章では主人公好感度なかなかに高かったんですね・・・自分でもびっくりです。
主人公と遥のやりとりはかなり微笑ましいものがあり、このままエンドになっても充分ストーリーとして通用するんじゃないかとか思いましたよ・・・下手なゲームなんかよりずっとずっといいですから、ちゃんと盛り上がるところはありますし・・・。
そして、ゲーム進めていくうちに・・・あの忌まわしい事故が・・・これは・・・。
泣きました・・・
しかし1章というのはいわゆる前座であり、これからが本当の物語の始まりなんだなと・・・。
そして、第2章・・・最初思ったこと・・・
あぁ やっぱりね・・・
ある程度予想できたことですが、やっぱり水月とくっついちゃってるのね・・・と。で、案の定遥は死んでなく、昏睡状態のままで目覚めてしまう・・・と。
三角関係のはじまりはじまり〜♪♪
とここまでは良かったのです。そう、根本の問題として、このゲーム・・・主人公と水月、遥の問題であり他のヒロインが絡む余地などないわけですよ。
まぁ、百歩譲って茜は絡んできてもいいかなと思いますが。
では、何故にこんなにもたくさんのヒロインが絡んできてるのか。
ゲームだから!!
と、見も蓋もないことは言わないです。いかに主人公がだらしがないってことですね。
・・・といかにこの主人公がどうしようもないか説明するために、ヒロイン1人1人のルートを追っていこうかなと。
全体的なシナリオを大きく分けると・・・
・ 遥、水月ルート・・・シナリオ的にもよく理解ができここの部分は良作と言える。
・ 茜・・・多少納得いかないが、3年前から絡んでいて、主人公が悩んでいる部分を見てるわけで、許容範囲・・・。
・ まゆ、あゆ、蛍・・・ありえない、このヒロインのルートが立つこと自体ありえない。
・ 愛美・・・ギャグ!?
こんな感じにわけられるかなと。
じゃあ、この大きくわけたのから更に細かくいきますと・・・。
遥、水月ルートは似たようなものかなと。主人公としてはどちらかを選ばなければいけないわけであり、どちらを選んでもそれは間違いではありません。それはとってもよくわかります。そして、選ばれなかったほうは姿を見せなくなってしまうのも・・・当然のことかなと。やっぱり辛いですから・・・。
だから、これ見ていた時は感動はしないまでも何故か涙が出ていましたよ。感動しない理由は主人公のだらしない行動に憤慨していたのに他ならないですが。
他に・・・納得いかない点があるとすれば・・・さっきも言いましたが、このゲームの根本的な問題は遥と水月の問題ですよね。かな〜り納得がいかないですけど、他のヒロインのルートが立った場合・・・それでもこの2人の問題は持ち上がってくるわけです。
なら、この2人のルートが立った場合・・・他のヒロインが絡む隙などないはずです。
なのに・・・なのにですよ!!
茜!! お前だよ!!
何でお前が絡んでくるんだって言ってんだよ!!
折角水月と遥の問題が解決しようというときに割り込んできてあたしだってどうだっだの何だの・・・。そして、実は先輩と同じだったのと何だの・・・。
お前始めのころと態度も言ってることも違うじゃねぇか!!
なんで、こう解決しようというときにわざわざ出てきて話を複雑にしてくれますかねこの小娘は・・・。
まぁそれで流されてしまう主人公も主人公なわけですが・・・。
こんなむかつく主人公なかなかいないですね・・・久しぶりのヒットですよ。まぁ、このルートについては遥、水月に免じて許してあげますが・・・。
この主人公何がむかつくかというと、思っていることと行動が一致しないというのもあるんですが、一番むかつくのが・・・自分が一番不幸みたいに思うことと、全てが他力本願というところですね、自分が一番の当事者だというのに・・・。この他力本願のところは、遥、水月以外のルートで存分に発揮されることとなります。
では・・・次のルートに行きたいところなのですが、それはまた次回ということで・・・。
ふむ・・・今回のゲームのレビュー、なかなか書き応えがありますね♪♪ もっと突き詰めて書くことにしましょう♪♪