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アスモデウス Asmodeus 

 

  

七つの大罪:色欲

  情欲の悪魔  

 ゾロアスター教の悪神アンラ・マンユ(アーリマン)の配下アエーシャマ・デーヴァ(「激怒」「情欲」の魔神)がルーツ。
『トビト書』でメディアのサラという娘に取り憑き、大天使ラファエルに退治される話がある。
グリゴリと人間の娘との間に生まれた巨人の一人とも言われ、生まれたばかりの赤ん坊を絞め殺すという。
乙女たちの心を離反させ、痩せ衰えさせることを誓いとした。堕天前は智天使のリーダーだったという。
雄牛と人と羊の頭にガチョウの足、蛇の尾を持ち、地獄の竜にまたがり槍と旗を持って現れる。
ソロモンの七十二柱の悪魔のアスモダイにあたるようだ。  

 秘術の伝道師

 アスモデウスはオカルティストたちには支持が高い。人間が丁寧に頼みさえすれば、いろいろな秘術を教えてくれるという。彼に出会ったとき、「あなたこそアスモデウスに間違いありません」と指摘すると、素晴らしい指輪をプレゼントしてくれるという。

<oreの蛇足的雑談>

小学校低学年の頃、友人の家で遊んでいた時、妖怪や悪魔について書かれた本を見つけた。
(確か水木センセイの絵だったような・・・)
その頃から妖怪・幽霊などの目に見えざる存在、存在の明らかになっていないモノに対しても興味(同年代の者が戦隊モノ、
又はその怪人に対し抱く憧れに近いモノ。むろん私も持っていた。困るのは今だ執着し・・・以下省略。)を持つ私の手がその本に延びた事は必然であり、友人を放置、その場が読書空間と化したのも又、当然の結果であったと思う。
その本の中には、名前を正確に尋ねると秘術を教えてくれると言うアスモデウスの説明が載っていた。


・・・少年の心に火が着いた(己の願望ゆえに)
幼い時期には、誰もが自分の気に入ったモノを力持つモノへと変えてゆく傾向がある。
イヤ、少なくともore少年の心にはあった。
それゆえに暫くの間、アスモデウスは明らかに偏った支持を受け、ore少年の心の中に絶大なる力を誇る悪魔として君臨した。
当時からの愛着と相俟って、悪魔でありながら天界へ赴く事が許され、加えて天界で法律を学ぶ変り種としても気に入っている。
例え、好色で全身毛むくじゃら、足がダチョウで、竜に本当に乗れるのか疑問でも・・・


あ、愛してるってば!(汗)


 



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