ギリシア神話に登場する海の怪物。上半身は美しい女性の姿をしているが、下半身からは、長い首をそなえた6つの犬の首と、12本の犬の足が生えているという姿をしていると言われている。
もともと女神クラタイイスの娘(またはポルキュスとヘカテの娘、ポセイドンの娘、テュポーンとエキドナの娘、ラミアの娘といった説がある。)が、海神グラウコスに言い寄られ、彼の愛人であった魔女キルケの嫉妬をかい、彼女の調合した毒薬によって怪物にされた。
ホメロスの『オデュッセイア』によると、カリュブディスとともに、シシリア沿岸で最も幅の狭いメッシーナ海峡に住み、オデュッセウスの部下6人を食い殺したが、オデュッセウスによって逆に首2つを切り落とされたとされとされている。
<oreの蛇足的雑談>
思えばギリシャ神話第三弾。
スキュラといえば下半身が蛇や蛸といった、兎に角、多足であるというイメージしかなく、
オリジナルである記述には感動すら覚えた。
そして、文章そのまま自分の中で描いて見る・・・
ダメじゃん。
女の子がもう少し上手く表現できれば、全体的な印象も変わってきたんだろうがなぁ。
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