悪魔の将
もとはセム人の豊穣の神の一人であった。古代オリエントの多神教の神々が住まうという万神殿の実力者からきているとも言われる。
カナン神話では「混沌」と戦う勇猛な神であった。
バアルの名は「王」を意味し、ハンニバル(Hannibal『バアルの恵み』)やベルゼブルの語源であるバールゼブブ(Baalzebub『館の王』)など、多くの歴史上の名前の敬称として使用されている。
ソロモンの悪魔の一人で人と猫とヒキガエルの頭のどれか、またはその三つの頭を持って現れる。
豊富な知識を持ち、特に法律には優れているという。
中世には地獄最大の王となり、六万個の師団を率いる武将となっている。
ミルトンやブレイクはバアルをアストレト(アシュタロト)の夫として結びつけた。
<oreの蛇足的雑談>
これだけ動いている姿を見てみたい悪魔もそういない。
絵もなかなか好評なバアル、身長は分からないが、手乗りサイズだと妙に可愛く思え、イクところまでイケば魔女ッ娘(?)のマスコットに成れたかもしれない。
改めて解説する事もないので以下の様なものを書いてみた。
《バアルがこうなら飼うかもしれん・・・ore編》
喋る時はもちろん三つの頭が代わる代わる行うローリングトーク式。
歩き方はさる昆虫に似ているが、急いでいる時は飛び跳ねながら前進。
朝目が覚めると顔に張り付いている。
しわがれ声に合った、威厳あふるる言葉使い。
・・・いや、語尾に何かしらのクセを付けるのはどうだろう?
猫のドタマに「・・・ばある〜」などと喋らせれば、いかにもそれっポイ(!?)
ならば蛙は「ゲェ〜」としか鳴かない様にしよう。
笑う時だけ一斉に全身をカクカク震わせ「ゲタゲタゲタ・・・」
駄目かもしれんな、やっぱり。
ところで『アッピンの赤い本』て、知ってる?
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