魔眼、邪眼のバロールと呼ばれる。
バラーの片目はいつも閉じており、重く大きなまぶたに覆われている。
何人もの勇者が棒や熊手で押し上げたり、網と滑車で引っ張ったりして開いた。
その眼には魔力があり、睨まれたものは一瞬で命を失ったという。
もう一方の目は、元々片目であった、普通の眼であった、後頭部についていたなどの説がある。
:「幻想図書館」より引用。
<oreの蛇足的雑談>
ケルト神話は詳しくないので、頭の中に、絵の背景となるものも無く、ノビノビと描いた記憶がある。
最終的には
<手が何本あるか分からない、それ以前にどういう体の構造してるんじゃジジィ>
にデザインは落ち着くが、他にも
<片っぽの眼球、体よりデカイんかいジジィ>
<目蓋というか、ドタマの上に何人乗せてんねんジジィ>
といったボツにするには惜しい秀逸なネタが多数あり、おおいに楽しんだ。
下手に印象があるものより、こういったものの方が描き易いかも知れない。
滑車を用いる事で目蓋に差し込んだ棒が動き、無理矢理目をこじ開ける、という設定を元にデザインした。
が、どういう仕組みなのかは理解できない。
何より見づらい。
棒の先の装飾を瞳っぽくしてみたのは、苦し紛れで、半分隠れた目蓋を示す標識。
・・・泥沼にはまってる気がする・・・
描く切っ掛けは、手や足が変形する奴等が活躍する、某少年漫画中に出てくる技(?)の名前からだったりする。