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マーメイド  


マーメイドは女性の、半人半魚の一族。世界中に伝説があるが、特に寒い地方に多く残っている。

腰から上は長い金髪の美しい乙女で、腰から下は魚の形をした尾を持っており、美女として描かれることが多い。
片手に櫛を持ち、海原の岩に腰掛けて、髪を梳かし、鏡に映った姿を見ながら、魅惑的な甘い声で歌う。
その歌を聴いた者は、海に飛びこんで彼女の方に泳いでいくが、大抵おぼれてしまう。
彼女たちが現れるのは、嵐の前兆であり、彼女らの姿を見ると、船乗りたちは生命の危険を感じたという。

人間に好意的な者もいるが、人を水に引きずり込もうと狙っている水の精であることもあり、一般的には悪い説話の方が多い。
これは、元々川や海の化身として現れているためで、昔の人々の水に対する恐れの現れである。

:「幻想図書館」より引用。

<oreの蛇足的雑談>

マーメイド(仮)
(仮)とつけたからには、やはり迷いがあるわけで・・・
これ、ウィンディーネのつもりだった。
あぁッ!発表から永い時を経て知らされる驚愕の新事実ッ!(笑)
後に描く事になるドワーフもそうだが、元々は四元素(地・火・風・水の事)をイメージしたシリーズものとして描いたもの。水→魚という安易な連想から下半身を魚にし、その結果
俗に言う人魚になってしまったというのがオチ。
なんとまぁ・・・。
当初の予定通りウンディーネと題しても良かったのだが、「名は体を表す、その逆も然り」。この絵はマーメイドの方が合う・・・かなぁ。

一応マーメイドというか人魚の解説。
上半身は裸女・下半身は二股に分かれた魚の尾(分かれていないものもある)・片手に櫛・もう一方の手に鏡、という姿が一般的。
花言葉ならぬ動物言葉には「虚栄」「誘惑」といった意味があるそうな。
櫛と鏡によって作られた美しい顔で誘惑するが、下半身は醜い魚。すぐばれる。
表面ばかりつくろっては駄目だとか、現世の誘惑はそういうものだという意味を体現しているのだという。心を磨けということだ。

「西洋の人魚と東洋の人魚の違いは美しいか、醜いかである。」と言う会話が以前あった。
厳密にいえば違うのであろうが、確かに西洋の人魚、マーメイド、セイレーン(魚バージョン)などは美しい格好でよく絵画などに表され、そのイメージが強い。しかし、マーメイドのそれは、人を惑わし、捕食する為であるというのを読んだ記憶がおぼろげにある。美しい姿は幻であり、本体は醜い姿をしているというのだ。・・・まるで堤燈アンコウ。
セイレーンの歌声、マーメイドの姿、いずれにせよ魚の下半身にこうにまで誘惑される男という奴は・・・それともマニアックな趣味か?
可愛い女の子がいれば、例えそこが海のド真ん中であっても、下半身魚であっても飛び込むだろうッ!?という男らしい意見も捨て難いといえば捨て難い。
そういえばコロンブスが見た人魚は醜かったという。
残念だったな!

 

 



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