第１級の魔神でサバトの総帥。下級魔神の長にして、魔術と魔術師たちの総監督。
角は三本で、両耳はキツネ、眼は丸く見開かれてぎらぎらしている。山羊ひげをたらし、尻にも顔があり、魔女はそこに接吻するという。
メランコリックな性格で、常に威厳をひけらかしている。

<oreの蛇足的雑談>

片角であるが、描くスペースが無かっただけで、他に意味は無い。
有名な悪魔なので、悪魔といえばこの姿を思い描く人も多いと思う。
この絵もある本の表紙を参考にして描いたもので、ほぼ原型のままであるといえる。
ビジュアル的に大変気に入っている為であるが、それではあまりに寂しいと、振り子を持たし、魔方陣をなぞる指からは炎を立ち上がらせた。
振り子に意味はない、一応。
毎度ながらの分かりにくい絵だが、魔方陣から現出する様を描いたつもり。
外見に関して記述されている内容も充実しているので、他に描き様もあったのだろうが、確かめもせずに描いてしまった後となっては・・・。

画廊の絵とは別にあってぃ〜が加工してくれた絵がある。
コチラの方が断然雰囲気を醸し出している。
とくに振り子(輪廻「悪魔画廊でのリンクの名称」の背景として現在使用中)。
一箇所動きがあるだけで、こうまで違うのかと驚かされた。
CMや映画などを見ると思う。
映像は動きやBGMと、一枚絵に比べ情報量が多く、直接的であるが、それ故に自分の見せたいものを人に伝える手段としては効果的である、と。これこそ、ある意味悪魔的とは言えないか(？)。
何を言いたいかというと・・・羨ましいなぁ。