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B 信濃の道祖神
道祖神といえば、安曇野が有名で、かたちは男女二体の像を石に刻んだものがしばしば紹介されるが、分布は安曇野に限らず、中部地方を中心に各地にみられ、かたちも、自然石や丸石、陰陽石などのほか、神名や神像を刻んだものなど、さまざまである。なかには、夫婦和合そのままの姿を刻んだ過激なものもあります。
1.八ヶ岳山麓のちんまん道祖神
茅野市宮川田沢には集落内の2か所に道祖神がまつられています。そのうちの一つは、陰陽石タイプのちんまん道祖神で、集落中心部の辻にあります。向かって左側の陽物は、縄文遺跡で出土する石棒とかたちがそっくりです。
2.おまけ
左 ほほえましいタイプの道祖神(茅野市南大塩) 右 茅野市出土の縄文のヴィーナス(国宝)