裁判レポート・第3回(更新:
2003年8月29日) ※このレポートは闘将ジュピターさんの協力を得て作成してい ます。 なお、録音や裁判所の公式な速記等に基づいているものではな い為、 実際の法廷内のやりとりとは若干、異なる場合があります。 |
|
裁判官「(任天堂側に向かって)その後、A先生の具合は いかがですか?」 |
任天堂側代理人(以下「任天堂」)「お蔭様で、昨日退院 致しました。もっとも、しばらくは静養することになるかと思いますが」 |
裁判官「まぁ、場合が場合ですからね。どうかお大事に。 さて、原告側にお尋ねしますが今回提出の準備書面でもTSがFEの『剽窃』ないし『盗作』とまでは言い切っていないようですけれど、今後そう言う立証趣旨 の物証を提出される予定はお有りですか? ゲーム雑誌の記事ですとか」 |
任天堂「検討中です」 |
裁判官「次に被告側、準備書面で『中心となった開発者が同一人物で有れば作風が似るのは当然』と言う趣旨で『タ クティクス・オウガ』と『ファイナルファンタジータクティクス』(共に、元クエストで現在はスクウェア・エニックスに在籍 する松野泰己氏の代表作。松野氏の移籍後も残された「オウガ」シリーズのスタッフはクエストで『オウガバトル64』を製作しており、そう言う意味では本件との近似性は確かに存在する)を一例として挙げて おられますが、両タイトルの具体的な共通点を指摘していただくことはできませんかね」 |
eb側代理人「検討しておきます」 |
裁判官「それでは、次回期日は前回お知らせした通り来年1月29日(火)の11時30分からとします。まぁ、出来る だけ早く進めるに越したことはありませんがA先生のお体の具合は考慮しますので2週間程度、余裕を取ることも有るかも知れませんが。それでは、本日はこれ にて閉廷」 |
戻る |