電話公司


事の始まり


事の始まりは、私の実家がISDN回線専用の電話機を購入したことでした。
私が高校に入学する直前の春休み。私は楽器を習っていまして、その合宿へ
出かけていました。その間に訪問販売という形で電話を扱っている会社の人が
我が家に来て、セールスの人の感じの良さと電話機の買い換えを考えていた母
は、電話機を購入すると決めました。その後私が大学3回生の時、同じ会社の、
同じセールスの人がきて、子機が付いたタイプに買い換えました。そして、
今年5月、同じ電話機を扱う会社の、違うセールスの人がきて、デジタル回線
対応の電話機を勧めてきました。しかし毎回「この電話機を買ったら、もう
買い換えることはいらない」と言われ続けて来たことと、実家にデジタル回線
はいらないのではないか(私の両親のみの世帯で、インターネットなどは、今
のところ、する予定もない)。それときっと今回セールスにきた人は、会社の
研修が不十分であったか十分に理解してなかったのでしょう。
「これからはデジタル回線のみとなるから
対応する電話が必要になる」

という、まるで悪徳業者のような台詞を言ったのでした。

私と主人は、この実家から歩いて3分程のところに住んでおり、我が家には
お風呂がないため、毎日実家へお風呂に入りにいってます。いつもと同じように
お風呂を借りに行ったとき、この電話機の話を聞きました。母は「別に買い換え
てもいいよ」といったそうで、それに対して父はセールスにきた人の台詞にどう
も納得がいかず、私と主人に意見を求めてきました。折しも、私たちもISDN
回線への切り替えを考えており、特に主人は自分で工事を行う気満々でしたので
とても丹念にリサーチしていました。その上で、電話はとても高価なもの(約
30万円!)であるし、実家にそういう電話機は必要ではない、扱い切れない
だろうし、第一デジタル回線に全国なるからといって今の電話機が使えないわけ
ではない、そういう説明しか出来ないので有れば今後取引しない方がいい、それ
にデジタル回線にしなければ電話が使えないと言うので有れば、自分たちで工事
を行い、機器を購入した方が経費も1/6ほどで済む、という事を伝えました。
その結果、電話機会社に連絡し、後日私と主人も交えて、以前からセールスに
来ていた人が、再度説明にくるということになりました。

こちらの都合の良い日に説明に来て下さった人は、前に来て下さった人の説明
不足を詫び、改めて1から説明を受けました。その結果「値段さえ納得できる
のであれば、悪いこともないのではないか」ということとなり、主人もすっかり
信用して『電話機欲しいよ症候群』にかかっていました。まぁ、反対しても、
こうなったらどうせあかんわ。。とあきらめ気味OKサインを出し、主人も契約
することとなりました。が、しかしどうしても私は納得いってないのです。
この電話機はどちらかといえばオフィス向けで、「手ぶらコード留守」といった
機能が付いている「ファンション電話」とは違い、丈夫だけど重たい、性能は
いいが機能がないといった事が不満でした。それに現在使用している電話も、
何の問題もなく動いているのに大金をかけるのが嫌で、なんとか主人が諦める
ような要素はないかと考えていました。考えると行ってもリミットがあります。
クーリングオフに間に合わなければいけないのですから。。。
そして、その材料は見つかりました。
この問題の電話機は本体にTAが付いているのですが、
電話機設置予定の場所と我が家のパソコンの場所がどう考えても接続できない
距離だったのです。それに我が家はWINとMAC。何が悲しくてISDNまで
にして手動で切り替え機を使わなければならないのでしょう。それを主人に訴え
クーリングオフとなりました。

なんか、ほとんど余談になってしまってますね。。すみません(^_^;)
しかし、回線1つ、電話機1つ変えるだけにこんなに大騒ぎになること自体、
少々異常でした。そして、この後起こるトラブルが発生、発覚したことも、
この電話機契約にまつわるドタバタがあったからこそでした。

契約を済ませ、6月に入ってすぐ、
電話機の設置と回線の切り替え工事が行われました。
賽は投げられたのです・・・・。


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