電話公司


事の始まり


電話機も順調に稼働し、我が家もISDN回線への切り替えを終え、実家は
実家で私と電話しながら祖母が掛けてきてくれた電話を逃すこともなく、
我が家もインターネットをしながら電話で話をしたりと、ISDNの便利な
特徴の恩恵に授かっていました。特に我が家はインターネット環境がとても
快適になり、こうしてHPを作るにしても、何をするにもとても便利で、
母と二人「悪いもんじゃないね」と話していました。
我が家はちょっとルーターの調子が悪いこともあり「向こうの電話にすりゃ
良かったかな?」と思ったりしていました。(ルーターはその後、ソフトの
バージョンアップが行われ、快適になりました。しかし、最近は本体の
エラー続出。。とほほ)

そうして、2ヶ月が経とうとしたころ。
7月の末でした。
クーラーを掛けて、ゲームして、、と至上の喜びを貪っていた時。
母から我が家へ電話がかかってきました。

こすみ(以下こ)「はい。」(めちゃよそ行きの声)
母「あ、お母さんやけど。」
こ「どないしたん?」(めっちゃ普通の声)
母「あんなぁ、なんか変な郵便物届いてんねん」
こ「なになん?」
母「なんか市外通話か国際電話の会社やねんけど」
こ「あれちゃうん、高知へ電話したからちゃうの?」
母「そうかもしれへんけど。。。なんか、国際電話くさいねん」
こ「はぁ?ちゃんと見てみいや。なんて書いたあるん?」
母「あ、なんか、書いてる。。。がさごそ」
こ「中身見てなかったん?先見ときいや、おかん。。。」
母「んとなぁ、、7月1日、、、7月15日、、、、え!?」
こ「どないしたん??」
母「7月の1日から15日までの間に、何回も国際電話かけたって書いてる」
こ「はぁ?かけたん?」
母「掛けてないよ。かけ方もしらんのに。。」
こ「どっかになんか、他にも書いてないの?」
母「えっと、、、あい、あーる、えい、えぬって書いてある。」
こ「おかん、、、それ、、イラン(IRAN)ちゃうん?」
母「あ、多分そうやと思う。」
こ「しっかりせえよ。。。とりあえず、その国際電話の会社へ電話してみ」
母「うん、してみるわ。」

電話を切って。
その時は何とも思ってませんでした。まぁ、間違いか位でした。
そんな考えだったので私も簡単に考えて、取り立てて何か行動を起こすわけ
でもなく、母がするだろうと考えて放って置きました。
私と電話を切った直後に母は国際電話の会社に連絡を取りました。
その結果ほとんどの通話がFAXであるということ。それと国際電話会社
の方では相手先の電話番号も判明しているので、本当に我が家から電話を
していないかなどいう確認調査を行うということでした。電話機を購入
したときに、FAXもつけて貰っていたので、国際電話会社側からみると、
我が家は100%電話を掛けていないとはいえない存在なのですが、
母や父がFAX使えるくらいなら
ファイナルファンタジーVIIをするときの
攻略本くらい自分でみれるわなぁ

と訳のわからない理由で、FAXが扱えないことを私は確信していまし
たし、実際使えるもんならこんなことになってないと母も強気に
「こちらの名前、電話住所などを出してもいいから確認をとってくれ」
と言い、調査が開始されたようです。ここで「ようです」というのは、
もしかしたら国際電話会社の方が、我が家が不正に料金を踏み倒そうと
してるからはっぱを掛けていた可能性があるからです。

また、電話の事ならNTTだろうということで、こういった話を聞いてくれる
ところを案内のお姉さんに教えて貰い、故障係へ電話をしました。電話に出て
くれたおじさんは、「あらぁ、それは大変やねぇ」ととても母に同情してくれ、
「こっちでも調査してみますわ」という言葉をもらったらしい。母は「これで
大丈夫」と喜んでいました。『ちゃんとしてくれるんやったらね。。。』
この不安は、私はどうしても拭いきれなかったんですよ。しかし、調査をして
くれるという以上、きっと大丈夫という気持ちにみんながなっていたので、
それで解決するならそれに越したことはないと思い、静観していました。

そして、それから1週間経って。
国際電話会社から、「5件あったうち、1件は確認が取れました。そちら様の
お名前出したところ、全く覚えはないということです。あとの4件は調査中
ですので、もうしばらくお待ち下さい」との事でした。

そして、それから10日程経ちました。
国際電話会社も、調査をしてくれているはずのNTTからも
何もいってはきませんでした。


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