電話をしていて、担当の方が本当にすまなそうに話をされていて、 なんだか誠意をもって謝って下さってる姿勢が伝わってきました。 ちょっと感動しました。途中から担当者のやりとりを説明するため、母が 電話に出たのですが、やはり始めはきつい言い方をしていたのが、だんだん 穏やかになっていきました。１０分ほど母が出た後、もう一度電話を変わって もらい、今日ＮＴＴと電話機会社に回線を調べにきてもらったこと、 ＫＤＤからも請求が来ていて、それを連絡したところ、そちらの会社から もらった調査結果を出したことで真摯な対応を取って頂いたことを話しまし た。それを受けて、この電話会社でも請求に関しては凍結することを約束して くれました。その後、物事が動く言葉を頂きました。それは、この会社の 窓口として、今、電話して下さった方が担当につくということ。 もう一つは、 この会社からＫＤＤに連絡し、協議の場を持つこと。 その中で料金の取扱をどうするか、また、原因究明のため、２社で連絡を 取り合い、ＮＴＴに調査依頼の働きかけを行うことを約束するということ。 本当に嬉しかったです。今まで、どこにいっても相手にされなかったのに、 いきなり援軍が出来たのですから。それも相手の方から提案して頂いたんです よ。本当に、「あ、動き出した！！」って実感しました。 ちなみに提案を出してくれた会社は日本テレコムです。
またテレコム側の提案で、一時的な措置だと原因が判明する前にまたトラブル が起こりかねないので、全ての国際電話にストップをかけることにしました。 まず、他の国際電話会社（４社あるそうです）全てに対して、一時的な停止を 申し込み、すぐに利用停止の用紙を送って貰い記入、返送するということでし た。停止自体は、一枚ですべての国際電話の利用を停められる用紙があるそう で、これはとてもスムーズに出来ました。 また、これからも改めて調査にかかること、ＫＤＤとの協議、すべて一週間 以内に電話連絡にてお返事を頂けることも約束してくれました。 「がんばりましょうね」「よろしくお願いします」と声を掛け合い、 電話を切りました。
電話を切ってすぐ、電話機会社のほうからも連絡が入りました。 「こちらからもＮＴＴに働きかけます」といって貰いましたが、やはり 電話機に対する不審は拭えず、母は再三、電話機の交換を申し入れました。 しかし電話機に非があるわけではないことは既に証明されていたので、 「申し訳ありませんが、そのままお使い下さい」と言われました。 この頃から、母が少しずつ元気がなくなっていきました。 事が起こってから２週間ちょっと。さすがに疲れていたようです。
しかし、この日。 本当に嵐のように、物事が動いていき、なんとかなるだろうという安堵感が あったことで、家族全員、安心して眠ることができました。