電話公司


事への苛立ち


ここまでで、今回の事が発覚する要因となった、覚えのない請求書を送った
会社はすべて、こちら側の言い分を聞き、その上で原因究明に動いてくれまし
た。また、電話機会社の方も、後から分かったことですが、こちらの方からも
NTTへ調査の依頼をしてくれていました。
電話機会社の方は、今まで何もなかったのに、いきなりこういう事が起こった
のは、新たにISDN回線に切り替えたからではないだろうかという観点か
ら、大阪市内を預かるNTTのISDNの故障係へ回線の調査を頻繁に依頼し
てくださっていたようです。各会社とも「今までそんな話は聞いたことがな
い」というトラブルに前向きに取り組んでくださって、
本当に心強かったですし、嬉しかったです。

さて、それでは肝心のNTTの方の対応はどうだったのでしょうか。
一言で言うと、それは、
最悪!!!
以外のなにものでもありませんでした。
まともに取り合ってくれることはありませんでした。
まず、こういった苦情を何処へ言えばいいのか、わからないのです。
サービス加入のCMは頻繁にテレビや雑誌で広告され、申し込むにはどこへ
電話を掛ければいいか分かります。でも、困ったときにいっていくところが
さっぱり思い浮かばないのです。

8月18日以降、9月頭まで。
母は番号案内に事情を説明し、どこへ掛ければいいのか、頻繁に
聞いていました。案内してくれる先は、故障係が主で、その他には
料金センターも教えてくれました。故障係の人は、電話に出て下さった方の
お名前だけで、4,5人くらいありました。

「調査しておきます」「調べておきます」
そうおっしゃって頂けるのですが、調査結果は聞いたことがありません。
「明日●時に電話させていただきます」
そういって、約束通りに連絡がきたことは、本当にただの一度も
ありませんでした。中には、仕事で家にいないというと
「会社まで電話させていただいてよろしいですか?」という方も
いらっしゃいました。しかし、母宛てに会社の電話がなることは
なかったそうです。

そのうち、あまりにも頻繁に電話をかけるので、故障係の方や
料金センターの方から電話を頂いたことが何度かありました。
「トラブルがあったそうですが、どうしましたか?」

うちの母はちゃんと自分の気持ちや事情説明ができる人です。
数度、電話をして頂きましたがすべて違う方からでした。
うちの母が今まで説明し、訴えていたことを
理解していただけなかったのでしょうか?

頻繁に電話をし、苦情を訴えていたから、連絡をくれたんじゃ
なかったんですか?それとも母はそんなに難解な言語を使って
苦情を申し入れていたんでしょうか。普通の大阪弁のはずですよ。
「どうしましたか?」じゃないと思いました。
でも、そういって腹を立てていても、物事は進みません。その都度、
今回こういったトラブルが起きているということを説明しました。
でもそのたびに疲れ果てていくだけなのです。

そのうちに、どうしても許すことができないことがありました。
利用明細が届いて内容をみると、通話料だけでなく、INS通信料も
掛かっていました。しかし、我が家はFAXもインターネットも
していないことは、すでに電話機会社によって確認済みです。
これは明らかにおかしい。。。
そう思い、疑惑は電話機会社からNTTへと移っていました。
そんなとき。

NTT料金センターからお電話を頂いた時の担当者がそうでした。
私は後から聞いただけで電話口には出ていません。
始めは母が電話に出ていたそうですが、主人が出勤前、実家によると
すでに目に涙を浮かべて、必死に訴えてる姿がそこにあったそうです。
その後主人が電話をかわり、応対に出たそうです。詳しい話はわかりません。
しかし、今までの電話とそう大差はなかったそうです。
しかし、言われた言葉がすごかったそうです。後から話を聞いただけですが、
未だに忘れることができません。羅列するだけでもすごいです。

「覚えがないっていってる番号に、本当はそちらからかけたんでしょう?」

「以前、子供さんがパソコン通信利用で届けられていましたから、
子供さんが勝手に使ってらっしゃるんじゃないですか?
テレホーダイにも加入してはるし。。」


「プロバイダー契約もされてるんでしょう?
契約書があるはずです」


「そちらさんが使ってないってことは、
誰かが家の中に入って、
勝手に電話を使ってるんじゃないですか?」


頭の中の思考回路の何処をつかったら、そんな言葉がでてくるんでしょう?
母はもう限界でした。
そんなとき、主人がたまたま実家に行ったので、電話を変わったそうです。
まぁ、「ああいえばこういう」人なので、「電話番号を変更されては?」と言
われれば、「家の中に誰か入ってるっていわはるんやったら、家の鍵もかえな
あきませんわなぁ」といった調子でのらりくらりとしていたそうです。
しかし、主人が「覚えのない電話料金を払うわけにはいかないです」という
と、「回線、とめます」と言い放ったそうです。
「本当にそちらに非がないと言い切れるんですか?」というと
「もし、万が一
こちらに非がありましたら、
それなりのこと
させてもらいますよ」

とまで言ったそうです。

それなりのことって、何ですか!!??
すごい自信です。

50を廻ったおばさんに「プロバイダー」「テレホーダイ」
「パソコン通信」。これらの言葉はこの年代の女性にとって、
なじみのある言葉と思われますか?誰もが知っている言葉だと思われますか?
担当の方は、こういった言葉を頻繁につかったそうです。
なにがしたかったんでしょう?
何も知らないと思って言ったんでしょうが、この言葉を後から聞いて、
私も主人も思わず鼻で笑ってしまいました。

テレホーダイは、もう5年も前、アナログ回線だったときに、
接続先をNIFTYのROAD2と大阪市内の草の根ネットを指定していました。
この草の根ネットがプロバイダー業務を始めたときに、
私もインターネットを始めることにしました。
しかし、我が家もISDN回線に変更し、このプロバイダーへ接続を
してみましたが、ISDNに対応していなかったので退会し、
大手プロバイダー(メールソフトがきゅーとで有名なところ)とも契約
していたことから、ここをメインにするよう変更したのです。
ちなみに、アナログ回線時のテレホーダイの契約は、ISDN回線に
変更の時に消失しているはずです。
つまり、実家の電話番号に届けられているテレホーダイ登録の電話
番号はNIFTY-Serve ROAD2とデジタル回線では接続できないプロバイダー
である上に、プロバイダーと契約を結びINSテレホーダイを利用
しているのは、問題の起こった実家の電話ではなく、現在、私が
住んでいる電話番号のみなのです。実家に料金の請求が来ることは
間違ってもありえないのです。別所帯なのですから。

利用明細が届き内容を見たとき、見知らぬ番号があり、それはデータ通信でした。
大阪市内への通信なのですが、繋ぎ先がどれも同じでしたので、
「あ、パソコン通信かインターネットやろうな。」と思いました。
しかし、あまりにも頻繁に、一日に何度もその電話番号に掛けられていたので、
一度母が電話を掛けたところ、一度目は「この電話は現在使われておりません」。
二度目はFAXのようながーがーいう音だったそうです。
その後、私と主人が住んでいる家で、パソコン通信のソフトを
使い調べたところ、相手はOCN。そうです。
NTTのプロバイダー業務だったのです。

この担当者のいうことを我が家の現状に当てはめ、解釈するとこうなります。
(ちなみに我が家の現状は、この方に何度も説明したそうです)
「そちらはアナログ回線のテレホーダイ(1800)を契約していますね。
すでに嫁に行って今は一緒に住んではいない娘さんが勝手にそちらの電話を使い、
TAまで届くコードがないMACでISDN回線を使い、テレホーダイにも
登録していない、契約したこともないプロバイダーにつないで
インターネットをしているんですよね。
利用明細に載ってる電話番号がOCNといっても、こっちは知ったこっちゃ
ありません。だからとにかく料金払いなさい。」

ご自分のおっしゃってることの
内容を把握し、理解しての発言ですか?
母が理解できないような用語を使って、偉そうにされるんでしたら、
もう少し、勉強した方がいいですよ。
インターネットを推奨してる企業の社員とは到底思えないです。

「覚えのない番号を調べたらOCNだったんですが、我が家の電話番号が
OCNに登録されているかどうかは、同じNTTならすぐに調べられるんじゃ
ないんですか?」と言いましたところ、
「同じグループですが、会社が違うので関係有りません。
ですので、こちらではわかりません。」
じゃぁ、なんでNTTを名乗っているんですか?

そうそう、この電話を切った直後、電話機会社に連絡して、
本当にインターネットを使っていないか、FAXを利用していないか、
確認の電話があったそうです。電話機会社の人が教えてくれました。

母はこの一件で、神経性の脱毛症になりました。
そして、この件に関すること一切に関わりたがりませんでした。
「払ったらええねん」
そういって、手を引きました。
私と主人は、怒りを動力源にして、必ず原因をつきとめてやると
更に強く思うようになりました。

さて、みなさん。

NTTはここまでいえるほど、
偉いところなんでしょうか?

8月一杯、こんなやり取りの繰り返しでした。


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