電話公司


事の終点へ


10/5の約束の時間。
家族全員が集まり電話を待っていました。
さすがに今回はきっちりと時間を守り電話がなりました。
掛けてきて下さったのは料金センターの方でした。
お話ぶりから、それなりの役職の方であると思いました。
始めは母が出ました。
ここに来てまで、今までの状況を聞かれているらしく、
かなりいらだった口調で対応していました。
母の言い方では埒があかないと思い、私が電話口に出ることにしました。

「お電話変わりました。先日NTTの支店の方へ
伺わせて頂きました娘です。」と言うと、開口一番
「この度は大変申し訳ございませんでした」と珍しく謝罪の言葉が出ました。

私はこれまでの経緯を§11で書いたように淡々とお話しました。
すると、「こちらの方でも資料や報告書を集めさせ、それが手元にあるん
ですが。。。」とおっしゃられるので、「私の言ってることに何か
間違いがありますか?」
と聞くと、
「全くその通りでございます。
こちらにある記録となんら相違ございません。」
と全てを認められました。

私は結構、こういう場面では人の痛いところを突く方なので、真っ向から
正論を掲げ、「どうして連絡してくださらなかったのですか?連絡下されば
こんなに大事になるわけなかったでしょう?」「消費者センターや
支社まで持ち出さなければ動かないんですか?」「グループ化なんて
知ったこっちゃないです。グループ化したらミスしても客のせいにして
いいんですか?」と矢継ぎ早に言い、その各台詞の後に
「私、何か間違えたこといってますかね?」
全てに付け加え、話をしました。
こんな小娘に言い負かされるのも、電話の相手の方は悔しいだろうと
思いますが、全面的に自分方が悪いんですから、何も言いようがないようで
す。ここに来て、やっとNTTの憎まれ口がなくなりました。
まるで時報のテープを聴いているみたいでした。
「お客様のおっしゃる通りです。」
「申し訳ございません」

この繰り返しでした。
ついでに、更にしつこく料金センターの暴言を吐かれたことをいい、
厳重に抗議しました。(ここまで、この暴言を吐いた人としか書いて
ませんが、実際にはことごとく個人名を出しました。)もう、彼がボーナス
減らされようが左遷されようが、はたまたリストラされようが知ったことじゃ
ありません。こちらの言っていることに対して信じられないようでした。
「そんなことまで、うちのものが・・・・」とおっしゃってました。
「この方は、それなりのことが出来るほども偉い人間なんですか?」と問うと
「いいえ、違います。そんなことを言って何が出来るわけでもありません」と
の答え。「じゃあ、私ら家族は言われっぱなしですか?それなりの事して下さ
いよ。言うた限りはちゃんとしてもらわんと、こっちもその方がそれなりの
処分を受けるなりなんなりしないと気が収まらないでしょ?」と言うと、
「そうですよねぇ。。。」と言葉がつまり気味。
「じゃあ、彼が言われたそれなりのことって、一体何なんですか?」と聞く
と、「それは、、、」と完全に言葉が詰まり、会話が止まりました。

その様子を見て、主人が電話を変わってくれと合図をしたので、
変わりました。主人は私とは別の意味できつく、物事の全体を見て
こちらの意志を伝え、じわじわと問題の核心へといく話し方をします。
正直、こういった時の主人は、私から見るとかなり怖いです。
「今回のことはねぇ、電話してくれはった人にいうても、
『なんで俺がいわれなあかんねん』って思われてるやろうし、
やったわけでもないのに謝らなあかんなんて、大変ですよねぇ。」と
いった感じで話していました。
「そちらのこと、わからんでもないですけど、こちらのこともそれなりに
判ってもらわんと、それはそれで困りますよね。どこいってもまともな対応
してくれませんし。。。消費者センターもいいですけど、本当は支店では
なく、支社へ直接伺おうかと思ってたんですよ。ええ、支店を飛ばして。
その方が話しも早いでしょ?でも、支社へ行ったら支店とか、そちらさんは
きついでしょうねぇ。」ってな話をしておりました。
和やかやなぁと思ってたら、一言旦那がさくっと刺してました。
「支店でどうにもならないんなら、
こちらから関西支社に伺わせて頂きます。」

旦那の余裕ぶりから、向こうのあわて具合が判ります。

しばらく旦那が話をした後、私が再び電話口に出ました。
「こちらからお詫びに伺いたいのですが、いつがよろしいでしょうか?」
「どなたが来ていただけるんですか?」と聞くと、
「料金センター所長が伺います」とのこと。次に家族が揃いやすいのが
水曜日だったので、「水曜日のお電話いただいた時間頃、来ていただけます
か?」と話し、電話を切ることになりました。

電話を切る直前「手みやげもって伺わせて頂きます。」とおっしゃられて
いました。電話を切ってから、「それなりのことって、それかい!」と
家族全員で突っ込みを入れてました。


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