電話公司


事の終結


10/7
約束の時間よりも少し早めに、料金センターの所長さんはいらしてました。
ちゃんと手みやげを持って。(笑)
母と談笑していたのですが、私と主人の顔を見て座り直し、
「この度は誠に申し訳有りませんでした。」と深々と頭を下げられました。

それから名刺と手みやげを差し出されたのですが、私の心の中は、
『やっとまともな対応をしてもらえた!!』
そんな気持ちで一杯でした。

「グループ化という話をよく耳にし、それでかわされることが多かったんです
が、グループ化するとそんなに連絡っていうのは伝わらないものなんですか?」
と聞くと「同じNTTを名乗っていても、会社という枠になると全く違うもの
なので、連絡というのはありませんねぇ。」と答えられました。
「それじゃあ、客にとってなんのためのグループ化なんですか?」と思わず
言ってしまいました。母には「これ!!」と窘められましたが、
「いや、こういうことがあって、対応が遅れているのを見ると、このままじゃ
いかんなぁって思いますよ。本当に。私でも怒りますよ、こんなこと
されたら・・・。」との言葉が返ってきました。
「今回の件は、本当にこちらが悪い。いくらグループ化といえど、
対応が悪すぎる。こんなんじゃ、お客さんが怒って当然です。
申し訳有りません。」と改めておっしゃい、所長さんのことを話して
くれました。

所長さんも昔は工事部にいらっしゃったそうです。
電話回線引いてなんぼの技術屋。
民営化の頃に内勤になられたそうです。
そして、技術屋としての目で見ると、職員の中には信じられない人が
いるそうで、今回、暴言を吐いたり調べるといって調べない人が、やはり
いらっしゃるとのこと。箱は民営化してるのに、中身は電電公社といった
考えの人が若い人の中にもいるのは間違いなく、この
ご時世だというのに残念なことです。とお話してくれました。
その他、いろいろな事をききました。支店の人間の対応が
わるかったことに腹をたてた人が、自分のHPで、ブラウザーの
一番したのところに「●●支店の○○、ふざけんな!!」って
スクロールで出したりとかしてたそうです(笑)

さて、暴言を吐いた人の話もしてくれました。
本日、この方に関して所長さんに申し上げたのは一言、お願いでした。
「料金センターも忙しいのはわかります。中にはなんとかして料金踏み倒そう
っていう人もいないわけではないでしょうし、勘違いというのもよくあること
やと思います。でも何度も苦情を申し入れているのですから、頭から人を泥棒
みたいに喰ってかかるのではなく、それなりに調べてください。」

話の本題に入りましょう。これは10/5の電話の前のことのようです。
この方、どうやらそれなりにエリートのようです。所長さんのすぐ下の
主査という立場にある人だそうで、所長さんもそれなりに目を掛けていたらしく
「まさか、あいつがそんなこと。。。」と思われていたそうです。
しかし、手元にあるデータや資料からしても我が家が嘘を言っているとは
思えず、「実はな、、こういうクレームがあってな、、、」とこちらの話を
したそうです。すると、なにやら面白くなさそうにぶつぶつと文句を言いながら
仕事に戻ったそうです。しかしあまりにもぶちぶちと文句を言っているようなの
で、更に「お前もお客さんに対して、真っ向から疑ってかかるな」と注意された
そうです。しかし、それに対して彼は「工事部が連絡しなかったのが悪いので
あって、自分は悪くない」といった発言を繰りかえし、逆切れ状態になった
らしいです。それに対して「そういう問題じゃないだろう!」と厳重注意を
更にしたそうですが、憮然とした態度でその後
所長さんを見ようとしなかったそうです。
そして翌日。一晩経って逆切れも収まり、頭に登った熱も冷めた様子の彼に
所長さんが「今日、先様へ行くから」と朝、言ったそうです。すると、
さすがに自分のいった発言がどれほどまずいことが夕べ一晩で気がついたんで
しょうね。この一言にサッと顔色が変わったそうです(笑)
「自分も一緒に行かせて下さい」といったそうですが、所長も彼の昨日の様子に
あまりにも腹を立ていた為、こういって置いてきたそうです。
「今日、勤務時間外に伺う予定だから、お前が来たら残業になる。
なんでお前に残業手当を
つけてやらなあかんねん。」
と。(笑)
目を掛けてきた人だけに、彼の態度に対して、それぐらい所長さんも立腹した
様子でした。彼に目を掛けていたであろうなぁというのが、所長さんの口振りで
判るほどだったので、こちらの言い分を認めてくれたことに安堵しました。

また、こちらから関西支社に直接クレームを出すと、それはもう、
社内での地位が危うくなるほどこてんぱんにやられるそうで、
かなりびびってらっしゃいました。「よう支店に知らせてくれはりました。」と
言ってましたよ。しかし、今回の件に関しては、手元にあるデータ、資料
(このデータと資料には工事部のミスも記録されていて、こちらから故障係に
電話をしたことなどもすべて記載されているみたい)とこちらの事情説明
(何月何日誰に電話をして誰から電話が掛かってきて、どういう話しをしたか)
ということが完全に一致したため、来宅されるより先に、関西支社の部長へ報告
したそうです。そりゃ、まぁ、客から怒鳴りこまれるより
自己申告の方がいいでしょうね。

今回、菓子折をもって謝罪に来て下さった方は、さすがに所長さんだけあって
か、いつぞやの課長さんのように不快感を与えず、また今までの人とは格段に
違う謝罪で「これなら納得してもいいよなぁ」と家族全員に思わせるような態度
でした。ということで、これ以後NTTに今回の件でクレームをつけるという
ことはせず、これにておしまいと家族全員、思いました。

今後、なにか苦情があるときはこちらへどうぞと所長への直通電話の番号と
メールアドレスを教えてくれました。これでNTT関連で何かあっても
とりあえずは連絡できるところが我が家に尽きましたが、これが代償と
言われたら、ちょっと涙が出そうになります。大変でしたもん。ここまで。


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