ときメモ２短歌・恋愛編
ここでは、ときメモ２における登場人物の恋愛の歌を集めて公開いたしております。若干増えましたので分割しました。☆例文〜９☆
| 対象人物 | 水無月琴子嬢 (作：TrueStudy) |
|---|---|
| 短歌内容 | 漸くと ほころぶ桜を 打ちつける |
| 訳文 | ようやく桜がほころび始めたのに、春の嵐のように(桜を)打ちつける私の心(の葛藤)がうらめしいことです。 |
| 解説 | 私がある人に琴子嬢の絵と共に送った短歌です。ここでの桜は彼女の主人公に対する恋心を表しており、様々なできごとを通して主人公に恋心をいだきながら、彼の幼なじみの友人をおもんばかって心の葛藤に苦しむ彼女の心境を歌にして詠んでみました。こういう試みは初めてということもありますが、どうも上手くできませんでした… |
| 対象人物 | 水無月琴子嬢 (作：TrueStudy) |
|---|---|
| 短歌内容 | ｢ばかじゃない？！｣ 友への裏切り 責めたけど |
| 訳文 | (あの時私は)友人を裏切ったあなたを｢ばかじゃない？！｣と責めたけど、あなたを愛してしまった今となっては、それは私のことなのでしょうね。 |
| 解説 | 光ちゃんを裏切ると大変怖い琴子嬢ですが、主人公が光ちゃんを裏切った理由が自分への恋心ゆえだったことを気づき、はからずも自分も彼に恋してしまった今、友を裏切っているのは自分ではないのかという心のつらさを読んだものです。ここでは｢ばかじゃない？！」という言葉を今は自分に投げかけている様子を詠みました。 |
| 対象人物 | 陽ノ下光嬢 (作：TrueStudy) |
|---|---|
| 短歌内容 | 友達の 恋路を拓く ゲートでも |
| 訳文 | (今日は)お友達の恋を切り開くために(遊園地の)ゲートを開く(くぐる)んだけど、(本当はあなたとの)恋路をこれから切り開きたいんだよ。 |
| 解説 | 遊園地での純とのダブルデートでの光ちゃんの気持ちを詠んだ歌です。このときの彼女の言動からも、やはり彼女は自分の気持ちに気づいて欲しい、と思っておられたのでしょう。恋路を「切り開く」「開拓する」の意味の「ひらく」と、ゲートを「開く」の意味の「ひらく」の掛詞を詠みこみました。でもやっぱり上手くできない… |
| 対象人物 | 寿美幸嬢 (作：TrueStudy) |
|---|---|
| 短歌内容 | 大吉は 今はあなたの 手のなかに |
| 訳文 | 大吉はいまあなたの手の中にあるのですから、（大吉を手放さないように今）握っている（私の）手をどうか離さないでくださいね。 |
| 解説 | 美幸嬢はあんな感じですが本当にいい女の子です。恋していても、楽しく遊んでいても、なんとなく自分の不幸で主人公をひどい目に合わせてしまうのではないかという不安をどうしてもぬぐえない気持ちがあるような気がします。でも、本当は一緒にいたい。ふと手を握った時にそんな思いを感じて、この手をどうか離さないでほしい、そんな気持ちを歌にして詠みました。でも、ここでの大吉とは一体何を指しているのでしょうか？ |
| 対象人物 | 赤井ほむら嬢 (作：TrueStudy) |
|---|---|
| 短歌内容 | カンストも 楽しいけれど それよりも |
| 訳文 | （ゲーセンで）カンストをするのは確かに楽しいんだけど、それよりもそのことを君がいっしょに喜んでくれる、今このときが一番楽しいんだ。 |
| 解説 | ゲームやるならカンスト（シューティングゲームなどで点数が限界に達するカウンターストップのこと）するまでというほむら嬢（電撃PS vol.125より）。しかしながら一人でカンストをやることを楽しんでいた以前と違い、今はカンストそのものより、その喜びをともに分かち合ってくれる人がいることこそが楽しいんだという気持ちを詠んだ歌です。その人と時を分かち合うことがなぜ楽しいのか、今は気づくことなくまた一緒に遊びたくなるほむら嬢なのでした。 |
| 対象人物 | 主人公 (作：TrueStudy) |
|---|---|
| 短歌内容 | バレンタイン 一途な思いか 義理なのか |
| 訳文 | バレンタインにもらったこのチョコは、(本命候補への）一途な思いを込めたものなのか、はたまた義理なのか、それを天秤にかけて重さを計る（ように彼女の思い入れの次第を図る）ことは大変なげかわしいことです。 |
| 解説 | 「ときメモ２」主人公はバレンタインに女の子からチョコを貰えます。しかし、このチョコレートをくれた彼女の心ははたして誰にあるのだろう。その心を揺れ動く天秤のごとく読みきれぬ主人公が、彼女の思いの深さを図っている自分の情けなさを詠んだ歌です。 |
| 対象人物 | 伊集院メイ嬢 (作：TrueStudy) |
|---|---|
| 短歌内容 | For文で 何度も思い 巡らせて |
| 訳文 | For文を使って何度も（あなたへの）思いを巡らせているのだが、どんなに繰り返してもいっこうに終わりを迎えないプログラムのようなのだ |
| 解説 | For文というのはC言語で、回数を指定して繰り返し作業を行う命令。FortranのDO文と同意。この場合は心の中で何度も何度も思いを巡らせても、自分の思うようには進まない。そんな出来そこないのプログラムのようにもどかしい、思い通りにならない。そんな彼女なりの恋愛のもどかしさを詠んだ歌です。なんか変な歌で・・・すいません。 |
| 対象人物 | 佐倉楓子嬢 (作：TrueStudy) |
|---|---|
| 短歌内容 | 青空に アーチを描き 舞い落ちる |
| 訳文 | 青空にアーチを描いて落ちてきたボールを見ると、(あの人と過ごした)あの思い出の地のことが思われるのです。 |
| 解説 | 衝撃の別れからしばしの時を経て、遠い大門の地から主人公に思いをはせる佐倉嬢。放物線を描いて飛んできた白球を見て、まるで主人公と楽しいひとときを過ごしたあのひびきのの地からやってきたボールのように彼女には思われるという思いを詠んだ歌です。ようやくできた歌なのですが、どうもつたないできなので・・・ちょっと楓子嬢に申し訳ない気もします。 |
| 対象人物 | 麻生華澄嬢 (作：TrueStudy) |
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| 短歌内容 | 十年の つもるおもさを うけとめる |
| 訳文 | 今こそ十年間あなたが積み重ねてきた思いの重さをうけいれますから、あなたに(私のあなたへの)思いを託します。 |
| 解説 | 主人公が少年の頃から十年間積み重ねてきた自分への思い。その重さを受け入れる自信がないがために思い悩み、渋ってきた華澄嬢。しかし自分の彼を愛する思いを抑えきれず、ついに覚悟を決してすべてを受け入れますから、自分の思いをあなたに託したいという華澄嬢の思いを詠みこんだ歌です。この瞬間、華澄嬢は｢華澄おねえさん」だった自分の過去と決別し、一人の女性として主人公を愛する。彼女が背負うその重さを受け止める覚悟ははたして主人公にあるのでしょうか？ |
| 対象人物 | 坂城匠 (作：TrueStudy) |
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| 短歌内容 | ただひとつ 埋まらぬ手帳の 空欄が |
| 訳文 | 手帳の空欄がただ一つ埋まらないことが、親しく付き合っている君が（僕に）抱いている距離感なのだと気づかされたのです。 |
| 解説 | ボーカルトラック２発売記念！ついに匠くんの歌を作ってしまいました。社交的で女の子のデータ集めに余念がなく、一見して恋愛には百戦錬磨の気運さえ感じさせる匠くんですが、それでも埋めきれぬものがあるのが恋愛の奥深さ。たとえ親しくとも恋人とは違う、愛する人にしか許されないもの、そんなものもあるのだということを悟った匠くんの思いを詠んだ歌です。はたして、そんなただ一つの空欄が埋まる日は来るのでしょうか？ |