下に行くほど古い記事になります。
01.8.12
スタジアム1。_8/11
久々にスタ1に来てみると、いつの間にか周回方向が逆になっていました。結局右回りでは10秒代に入れることは出来ませんでした。
まずは完熟走行を兼ねていつものセットで軽く流します。コースは今の左回りの方が難易度は低そうで、1パックも走ればだいたいのイメージを把握できます。スクエアのバッテリーブレースでのスティックパック仕様での走行も試してみましたが、バッテリーズレは皆無でトラブル無く走らせることが出来ました。尤も、激しいクラッシュの際にどうなるかはわかりませんが。。
右回りの時は余り気にならなかった、高速コーナー入り口のギャップ(現状では出口になるところです)でかなり強く底付きを起こします。おそらくギャップへの入り方が右回りと左回りでは違うのでしょう。他にもそこでスピンしている車がいます。
対策としてスプリングを一段ハードなネイヴィーに変更しました。これで底付きもほぼ解消されました。
今回のベストは11秒27でした。土曜日の割には混んでいて、ほとんどクリアラップを取れなかったのが残念です。
01.8.9
PRO3ユーザー必須パーツです
スクエアのバッテリーブレースです。スティックパックの横ズレを防止するホルダーが取り付けられます。これで、kaiやクロスの板シャシを使用していても、グラステープ無しでスティックパックを使うことが出来ます。ノーマルシャシでもバッテリーズレに悩んでいるユーザーは多いはずです。
個人的にパープルアルマイトは族車みたいであまり好きじゃないので、ブラックを選びましたが、このパーツは横ズレ防止のサイドホルダーのプラパーツとホルダー本体の色が違うパープルを使った方が格好いいかも。。
バッテリーとホルダーの間に若干の隙間が出来るので、自分の場合は薄いゴムシートを張り付けています。スクエアのパーツ類は「こんなパーツが有ればいいのに。。」と思っている物を次々に出してきます。きっと実際にスティックパックで走らせた事のある人が、パーツを開発しているんじゃないかな。
これが出るのがもう少し早くわかっていれば68パックもバラさなかったんだけどな。。。
バラセルを取り付けるときは、サイドホルダーを取り外す必要があります。こちらはバッテリーをガッチリホールドするので、放熱効果も高そうです。
01.8.8
STIサーキット。
いつものコースに比べると、かなり高速よりのサーキットです。ここのレースに出ているクラブ仲間のヒゲおくんのタイムが23Tで15秒91がベストとの事なので、今回は15秒台を目標にしました。
路面の状態はフラットでグリップも安定しているので、基本的なセットが出ていれば、大きくセットを外すことはないはずです。この日もいつものセットから始めました。T-MAX、ギヤ比は5.38です。走行自体は非常に安定しているのですが、インフィールドの、特に360°ターンでもっとクイックに曲がる状態にしたい所です。
そこでフロントサスアームを強度の上がった現行品に換えてみました。これによって切り始めのアームの捻れが少なくなるので、初期反応を上げることが出来ます。これで切り始めのレスポンスが増した物の、今日このコースにドンピシャのCE4と比べると、もっと曲がるようにしたい所です。
フロントにトルクロッドを入れることも考えましたが、ここはコースフェンスが痛く、軽く擦るような当て方をするとかなり深刻なダメージを受けます。まだコースに慣れていない状態では無謀です。
更に初期よりも中盤からの曲がりが欲しかったので、今回はフロントスタビのネジによる押さえを外し、被子チューブのみでの規制としました。これで初期ロールは大きめに起き、中盤でロールを押さえる設定になります。この状態で3000/68パックでの計測結果は16秒36/8分21秒でした。転倒して20秒ほどコースに止まっていたので実際には8分ギリギリかな?ちなみにオリオンマッチドでは7分半位しか持ちません。
このコースのことを熟知したダチマさんに、ベストタイヤを聞き、D30/ミディアムハードを試してみました。一皮剥けるまでは挙動が安定しませんでしたが、グリップが安定してくると今までの鈍さが消えて非常にクイックな走りを見せます。
このラストでベストラップは15秒63に入りました。タイヤの安定してきた9ラップ目のタイムです。銀パナの使用で29ラップ、8分28秒でした。ラスト1周は18秒71とタレタレでしたが、銀パナならば8分は余裕で持ちます。今回5回目の使用になる、現行銀パナのパンチもkai68に遜色のないレベルになっています。
リアデフをOVAに変更しました。PRO3のデフは非常に長く、ノーマルの樹脂では左側の軸が捻れてしまい、ダッシュ時に強いトルクがかかったとき、ふらつくことがあります。
01.7.26
締め切り間近
PRO3kai Limited Edishonもいよいよ今月いっぱいで受注締め切りとなるようです。今後は取りあえずPRO仕様ではなく、コンシュマー向けのパーツに力を入れていくようです。バッテリー交換の楽なアッパーデッキとか、期待したいところです。
PRO3kai手に入れたい人は急いだ方が良いですよ(笑)
Fダンパーステー。
ようやく納品されたFダンパーステーです。小さいパーツなのに細かな肉抜きが施されています。もちろん軽量化に効きます。ダンパー取付位置も3ピッチ+レイダウン用の設定がされています。これでやっと落ち着いたって感じです(笑)
Rダンパーステーよりも厚みがあるのはなぜ??
もう一つ、はかるんじゃーステイです。非常に軽くできています。
01.7.23
PRO3の現状。
どれだけ基本設計が優れていても、実際に走行させながら開発を進めていく態勢がないと、車の熟成は進まない。
予選の進んでいる全日本などの結果を見ていると、現状のPRO3では他のEXP車両と互角に渡り合える状態には無いと判断するしかない。
原選手等の活躍を見ても、車のポテンシャル自体は充分に高いものがあるはずなので、今後の熟成に期待したい所です。
E'Sホビー_7/21
今回のE'Sは連休の中日と言うことで空いていました。普通の人はわざわざこんな日にラジコンなんてしないよな(笑)
朝の時点で気温は既に32°暑い一日でした。。。
シャシをコンバートしてから、E'Sでは初の走行となりました。セットは前回のスタジアム1の時と基本的に同じです。ここで開発されたシャシなので、当たり前と言えば当たり前ですが、非常に良く走ります。クイックかつ失速しないコーナリング、軽量化による加速の鋭さ、明らかに前回のノーマルシャシとは違う車の動きです。
この日のベストラップは10秒36でした。ヤレタイヤにヤレたモーター、パンチのないノンマッチドの3000パックの2ラップ目。まだ気温の上がっていない早い時間のタイムです。これだけ暑くなってくるとバッテリーもモーターも熱ダレしてしまい、最初の2.3ラップでタイムが出ないともう、だめです。。。
午前中は28R/HPIレッド、午後からは32R/ECHOローハイトミディアムが合っていました。
ノーマルシャシの時は、ドライブベルトの摩耗が激しい車だったのですが、現状ではまったくコマ飛びしてる様子はありません。加速時は特にリアベルトに負担が掛かります。ノーマルのリアアッパーブレースでは、やはり強度不足です。コマ飛びに悩んでいる人には、リアトルクロッドがおすすめです。
また、新発売のニューシャシも、この時期には効果大だと思います。
もう一台のカーボンダブルデッキシャシ。まあ3さんのPRO3(クロス仕様)です。今回はもう一つセットを詰めきれなかった様子でした。
01.7.19
駆動系のチェック
モーターテスターの7miniで、マシンの駆動系を数値でチェック出来るようになります。
まずベンチテスト用のモーターを一つ用意し、このモーター単体のデータを取っておきます。自分は540SHを使用し、3.04V/0.51A/745βの測定値となりました。同じモーターを同じ電圧で回した場合、抵抗が増えるほど電流値上がり、β値は低くなります。ちなみにβ値はモーターの状態(マグネットの磁力やコミュの経、ブラシの状態など)で大きく変わるので、この数値が単純に大きければ良いというわけでは無いようです。
ベンチモーターを用意することで、シャシ毎の駆動系の状態をチェック出来ます。
PRO3ですが、測定時にはB044のベアリングセットに交換した直後だったので、ノーマルベアリングとの比較は出来ていません。
モーターのみにベアリングオイルを刺した状態では2.91V/0.62A/465βとなりました。
次にベアリング全てにオイルを刺した状態を測ると2.93V/0.60A/483βと、僅かながら数値が向上しているのが解ります。ちなみにCE4での測定結果はオイル無しが2.90V/0.66A/437β、オイルを刺した状態で2.91V/0.62A/465βとなっています。CE4は4パックほど走行させているので単純な比較は出来ませんが、若干効率が落ちているのが解ります。
この数値は、実際の走行負荷が掛かっている状態ではないので、実走行とは違うものですが、走行毎にモーターのコンディションを整えるついでにデータを取っておけば、走行毎の駆動系の状態を把握することが出来ます。
01.7.09
アルミナックル
ベアリング軸のガタを何とかしたい物だと思っていたところにタイミング良く、スクエアよりアルミのナックルが発売されました。非常に軽量に出来ており、片側で約1g増と言ったところです。これで瞬着によるガタつめから解放されます。
スクエアさん、リアナックルもよろしくお願いします。
もう一つ、ぷろさんさんのアイディアを参考にさせていただきました。Cハブの下側のネジ穴には730ベアリングが、最初からそこに入れるように設計されているかの如くピタリと収まります。(少し緩いので瞬着を流していますが)これでキングピン周りのガタからも解放されます。
01.7.08
スタジアム1_7/7
前回のシェイクダウンも無事済んだので、本格的にセットアップに入ります。
まず、高速コーナーでの安定感を上げるためにダンパーオイルを45に換えて、かなりパッツン気味に組みます。それ以外は前回のセットのままです。(この前回のセットのままと言うのは、何もしていないと言う意味ではありません、車はほとんどバラしておかしな部分には手を入れてます)ダンパー自体の反発力と減衰力が高まったことで、前回底付きを起こして進路を乱したところでも問題なく走ります。
SANYO RC3000H(旧)マッチドは、パンチはありますがランタイムはやはり厳しく、握りっぱなしでは7分20秒ほどしか持ちません。この時点でのベストラップは11秒08です。
リアの安定感を上げる目的で、リアトーを-2°に変更します。インフィールドセクションで回頭性が落ちることが懸念されましたが、フロントのレスポンスが上がっているのでリアのスタビリティを落とさなくても、充分な回頭性を確保できます。今回のベストラップはこの状態での11秒06でした。なかなか11秒の壁は越えられませんが月1〜2回程度の走行では、まあこのあたりが良いところなのかもしれません。やっぱ10秒代に入らないとねえ、レースには出られませんね。。
今回初めて使用した銀パナは、余裕で8分持ちますが、パンチはSANYOのほうがある感じです。もうちょっと使ってみないとわかりませんけど。
車高:F4mm/R4.5mm
ダンパー:F45/R45
スプリング:F HPIブライトイエロー/R HPIブライトイエロー
キャスター:F 6°
スキッド:F 0°
トー:F 0°/R 2°
スタビライザー:F ソフト/R ソフト
リバウンド:F1.5mm/R2.5mm
ダブルワンウェイ
タイヤ:28R/HPIオレンジ
標準アッパーデッキ
アンプをV12xcに載せ換えました。本体は軽い物の、太い12Gケーブルを使用しているので重量的には-20gと言ったところです。ドライブ周波数が低めの2kHzに設定されているので、パンチのある加速を見せます。
01.7.02
50台限定の意味
このPRO3kai Limited Edishon は生産台数が50台に限定され、間もなく完売となるようです。この意味をちょっと考えてみました。
50台と言う数が、多いのか少ないのかは捉え方で変わると思いますが、PRO3のオプションパーツとして考えれば、相当に希少な台数になるんじゃないかと思います。プレミアム的な価値も高くなりますが、この数はそのようなことを意識したのではなく、この車の成り立ちがレーシングカーであると言うことに起因しているんだと思います。
レースに勝つためにその時点で考え得る、最高の技術を投入して制作されるのがレーシングカーです。よって、その車よりも戦闘力の高いマシンが現れた時点で、その車はレーシングカーとしての命を終えることになってしまいます。
レーシングカーとして開発された以上、戦闘力を失ったマシンを販売していく訳にはいきません。今までの販売実績から考えて、この位の台数が出た頃には、更にポテンシャルの高いマシンが登場している事を想定して、50台と言う生産台数が決定されたんじゃないかと思います。
でも実際には、予想よりもかなり速く売れてしまったみたいですね。本家HPIもなかなか次の一手を打てずにいるようだし、、あまり数に拘らず、欲しい人がいれば売ってあげたほうが良いんじゃないのかな?
まあ、数日後には限定などと言っていられない状況になりそうな気もするけど。。
01.6.25
シェイクダウン
23日の夜、スタジアム1にてシェイクダウンを行いました。
今回はシャシの変更のみで、足回りのセットは前のままです。
車高:F4mm/R4.5mm
ダンパー:F400/R400
スプリング:F HPIブライトイエロー/R HPIブライトイエロー
キャスター:F 6°
スキッド:F 0°
トー:F 0°/R 1°
スタビライザー:F ソフト/R ソフト
リバウンド:F1.5mm/R2.5mm
ダブルワンウェイ
タイヤ:28R/HPIオレンジ
標準アッパーデッキ
バラセルを4セット用意したのに、1本充電に失敗してしまったので、走行させたのは3本です。
1本目は軽く様子を見ながら流し、2本目から本格的に走らせます。もう、走らせた瞬間から違う車であることがわかります。PRO2からPRO3にはじめてスイッチしたときと同じぐらいの感動を味わうことが出来ました。
シャシロールを大幅に減らしたことで(0ではないです。クロスのTB用のダブルデッキのようにガチガチではありません)コーナーの進入で不必要にフロントに加重が乗りすぎることなく、スパッと切れ込むようになります。ロングサスアームがしっかり仕事をしている感じです。
また、ピッチングは完全にゼロとなり(ソフトタイプのアッパーデッキはバルクを直接押さえないので、ピッチングは発生します)駆動効率は更に良くなりました。音が違います。
モーターもORION スピードデーモンHT 23Tに載せ替えました。ギヤ比は5.5です。流石にニッケル水素対応の新型モーターで、ストレートも良く伸び、立ち上がりのパンチもかなりの物です。
この時点でのベストラップは11秒18、お金を掛けただけの効果が出て良かったです(笑)
このギヤ比で、旧RC3000Hマッチドで、7分50秒走りました。
銀パナなら余裕で8分を越えると思います。
2パック目では32Rを付けていたのを、3パック目では28R/HPIオレンジに変更してコースインです。コーナーの処理は更に鋭く安定しています。グリップが増したことで高速コーナーではサスが負けて、ギャップでときどき底付きを起こして進路を乱しますが、それでもちゃんと前に出ていきます。
こりゃ、なかなかのラップが出ているはずと思ってラップを見てみると、発光部が倒れてしまって、受信していませんでした(笑)
01.6.22
写真追加です。トランスポンダ(ハカルンジャー)を取り付けました。
キット付属のAMBホルダーを使っていますが、ちょっとヤワかな。。。
これはソフトタイプのアッパーデッキです。このタイプにするとシャシロールはかなり大きめになります。標準のアッパーデッキでうまくセットが出ないときはこちらを使用すれば、ほぼノーマルシャシと同じようにセットアップ出来ると思います。
01.6.20
K_モデルスからリリースされたPRO3kai。ようやく組み上がりました。
ご覧のように、もう、全く別の車です。このマシンは、某世界チャンプがリーディーレースを戦うためにオーダーした、純レーシングシャシです。
リーディーレースは酷暑の中で行われる、マシンにもドライバーにも過酷なレースです。その暑さの中ではノーマルシャシのままでは明らかに剛性が不足していました。
ピッチ・ロール剛性を補うためのアッパーデッキと、バッテリー・モーターを効率よくクーリングする為にギリギリまで削ぎ落とされたメインシャーシ。ダンパーの確実な減衰力を得るためのダンパーステー(まだつけてません)
全てはレースを戦うためだけにに造られたパーツです。
残念ながら、諸々の事情によりメインシャーシを使用することは出来ませんでしたが、このアッパーデッキ、見た事ありませんか?
そんな経緯を持ったこのシャシ、走らない訳がありません。
これでまともに走らないのは、単純にユーザーの力量不足と言うことになってしまいます。言い訳できない分厳しいですね(笑)シャシのせいには出来ないもんな。。。
尚、この文章に関する責は全て私にあります。嘘をかいてるかもしれません(笑)
この記事に関する、各方面へのお問い合わせはおやめ下さい。ご意見、お問い合わせはこちらに。