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YOKOMO BMS
Orbit MICROLADERを、ニッカドバッテリー専用の充電器にしたかった事と、テンプセンサーとパルスモードの付いた充電器が欲しかったところに、ちょうどタイミング良く発売されました。
ニッケル水素の特性に合わせたパルスモードのプログラムが施されているので、ニッケル水素バッテリーの充電を最適な状態に仕上げることが出来ます。(のはずです、、)
また、テンプセンサーを装備しているので、熱に弱いとされているニッケル水素の場合、想定している温度で一度充電を終了し、冷却後に再度充電をする事も可能です。
更に総充電容量も指定することが出来、任意の充電容量で充電を終了することも可能です。
ニッケル水素バッテリーの充電方法はまだ確立されたものが無く、今後の新しい条件に合わせてファームウェアのアップデートも可能なようです。
放電機能は20Aまでの容量を持ちます。大型のヒートシンクと冷却ファンを装備しているので、正確な放電データを期待できます。京商のDIGITAL POWER CONDITIONERは、20Aの放電は熱関係でちょっと辛いものがあるので。。。
ただし、DPCの様に平均放電電圧や放電時間は表示されません。平均放電電圧はあくまで目安にしか過ぎないものの、無いよりはあった方が良いです。放電データをPCに出力できるとデータを集めやすいんですが、、、
010830 トラブルとその後
少し前の話になりますが、走行させなかったバッテリーを20Aで放電させていた時、妙に焦臭い臭いが漂ってきました。何事かと思って周りを見回してみると、何と自分のBMSから煙が出ています(笑)
笑い事じゃありませんが、何かの弾みでクーリングファンが回らなくなり、冷却されなくなってしまったのが原因のようでした。
BMSを購入したショップ併設のサーキットだったので、そのまま修理に出した所、戻ってくるのに1ヶ月程かかってしまいました。直で出せばもう少し早く帰ってくるかもしれませんが、ショップ経由だと大体そのぐらいかかると言うことです。
クレーム扱いとなったようで、修理費はかかりませんでしたが、残念ながら、どの様な原因で事故が起きたのかは説明がありませんでした。
基本的な充放電の機能は非常に満足しているので、(特にヨコモチャージは良いです!)これからもメインチャージャーとして使い続けますが、トラブルの原因が分からないのは、やっぱり不安材料ですね。
特に危険なのは、大電流の流れる放電中です。下手すれば大きな事故に繋がる危険性もあります。放電中は目を離さないようにしておいた方が良いでしょうね。。。。
010506