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"tomonth"は、今月を指すAILAND内での造語になります。

小説(本)のつぶやき

2月
2/27(土) 闇の運命を背負うもの(神坂一)スニーカー
コメント 完結巻である。
目の付け所は神坂一こそ、だろう。
相変わらず主人公のあくの強さで強引に話を持ってく手法は、デビュー以来変わらないが、今回はそれにも増してキャラクターの個性が豊かだ。
いわゆる毎度のパターンの光と闇の戦い、結局はそれは錯覚でしかなかったのだが、そういったパターンて奴を茶化しつつ、ぢつはもっと深いところで冷静な視線をかんじさせる内容である。
ストーリー的には簡単だし、いうほど人間関係も絡まりあっては・・・いるか。
ただ、最近はこれに限らず、文章と内容が量産に入ってるような気がしないこともない。
2/27(土) アプサラス#2(吉岡平)ソノラマ
コメント ペースが早いのはさすが、といったところか。
とことん趣味の世界を延長させてるとしか思えない内容である。
それにしても、とことん自衛隊と地元ネタで攻めてくるなぁ。
どうやら、某掲示板の方も登場してはるみたいだし。(^^;
時代に合った、マニアの書いた内容としては充分過ぎるのではないだろうか。
まぁ、この人が何マニアかは、どの本を読んでもその幅の広さから掴みきれんが・・・。
2/25(木) バベルシリーズ全3巻(日野鏡子)キャンパス
コメント 原初の言葉を大師に奪われ、大師に与せなければ背反者としてすべての権利を奪われる。
バベルの塔を建てようとして大師に滅ぼされたゾアルの生き残りヴィナ。
背反者たちの流浪と戦い、そして苦悩の日々。
人々は何故多様な言葉を話すようになり、大師とは・・・。
壮大なストーリー。
強引に3巻で完結させた感がものすごくするが・・・。(笑)
2/24(水) 憂い顔の姫君(高瀬美恵)キャンパス
コメント なんか、グラン・ローヴァ物語(by紫堂恭子)と火輪(by河惣益巳)を思い出してしまった。(笑)
海沿いの国ヴィアン・マーレは、竜王さまの守護する聖地。
ところが、その一人娘は自分のヘビの姿を嫌がり人間に恋し、あろうことか敵方のテロリストと通じてしまう。
精霊、龍王、テロリスト、そして姫のくりひろげる騒動。
どうやら壮大なストーリーのプロローグらいしが・・・。
ここまで大風呂敷を広げといて、これをどうするつもりなのだろう。(爆)
2/24(水) オボツカグラ綺譚2 日没の番人(伊吹巡)スーパーファンタジー
コメント 旅の途中で出会った彼岸から戻ってきた戻り人である龍綺。
彼岸で龍綺を呼び戻そうとする魔道士の魔の手は、二人の乗った船ごと彼岸と現世の境目にある島、その島の唯一の村へと呼び寄せる。
定石通りに、勇虎を救おうとする龍綺はその魔道士の元へと戻るが、それを知った勇虎は追いかける。
前回よりは、世界観を様々な形で語ろうとしてるが、彼岸の設定がいまいち・・・かな。
最後のあたりでも、意外というか・・・あっけなさすぎ。
でも、続きがよみたいかな。(^^;
2/24(水) オボツカグラ綺譚(伊吹巡)スーパーファンタジー
コメント 海沿いの田舎村は、まるでディーバ(by山田ミネコ)のような白巫女に襲われて全滅した。
無銘の剣と共にこの村に流れ着き、呪士の元で育てられていた主人公勇虎は、からくも生き残り旅立つ。
そこに待つのは、銘を求めてやってくる武者、そして白巫女・・・。
毎度お馴染みの旅の道連れ、龍綺といういささか珍妙なのキャラクターも現われて・・・。
世界観が掴みにくい上に、場面転換がいまいち。
主人公が過去を求めて旅する、というのはよくある話で、なにかもう少しひねって欲しかった。
確かに、世界設定が凝っているのだが、読んでてもそれが掴みにくかった。
2/24(水) 砂上の旋律 イズミ幻戦記外伝(若木未生)スーパーファンタジー
コメント イズミ幻戦記の外伝。
旅を続ける主人公達は、サイボーグである如月が倒れたことによりまったく機械の無い村にたどり着く。
そこでは、機械がないにしろ平和な日常が営まれていた。だが・・・・
表題作、砂上の旋律ほか一編を収録。
2/23(火) イズミ幻戦記 1〜3巻(若木未生)スーパーファンタジー
コメント 科学文明が発達した後カタストロフィーが起こったという、よくある設定の中で、有機融合という人にとって未知の現象を起こし、かつ二人の有機融合によって新たな第三の人格が現われるというイズミのお話。
発達した文明を管理してるのはコンピュータ、そしてその暴走で滅ぶというありきたりな設定。
キャラクターでもって強引に話をもっていってるのは、さすが若木センセといったところか。
主人公達が、戦乱(ちょっと違うかな)の中で別れざるをえなかった少女を求めて旅してるのも、ぢつに普通すぎるし・・・。
まぁ、ライトノベルだし、面白かったらいいっしょ。(^^;
2/19(金) 転輪少女サヤカ(新城カズマ)富士見ファンタジア
コメント 狗狼伝承シリーズ第二弾。
前作、流斬少年・スオウで日常から飛び出したスオウと詩乃。
たどり着いた街で二人を待ち受けるのは、数百匹の暗鬼と新手の・・・異形のあやかし、狗狼。
新しく登場した許婚そっくりのサヤカ。
どうやら過去から飛ばされてきたサヤカとは・・・。
よくある話(設定)にもかかわらず、展開もそう凝ってるわけでもないにもかかわらず、何故かその世界に引き込まれるのは、ヒロインの一人、詩乃のキャラクターのせいか。
2/18(木) アンコール・ワットとカンボジア(地球の歩き方)ダイヤモンド社
コメント 初めて地球の歩き方を買ってしまった。
縁の無いコーナー、そして本だとばかり思ってた地球の歩き方・・・。
それにしても、意外に高い。(^^;
行きはまぁ連れてってもらえるからいいようなものの、帰りがものすごく心配(><)
あぁ、こんなこったらおとなしくハワイとかグアムにしときゃぁ良かった。
アンコール・ワットにゃぁ、昔某パトレイバー2を見た時から興味はあったものの、それ以上に不安である。
まぁ、ここを切り抜けたらこの先、少々のところでも行けそうな気はするんだけどね。(^-^;;;)
2/17(水) アジア極楽旅行(下川裕治)徳間文庫
コメント 来月からのカンボジア行きを前に、いわゆる地球の歩き方とかのガイド(?)本を探したのだが・・・、無い。
本屋でその手の本の並んでるコーナーに行くのだが、カンボジアだけ無いっ。
で、ふと徳間文庫の並んでる前を歩いててみつけたのがこれ。
いわゆるアジアにハマった先駆者らしい。(あんまりよく分からないが)
ちょっとでも情報があるかと思ったが、そこに書かれてたのは予想以上。
ただ、まったく興味の無い人が読んでも、極一部を除き単なるエッセイ集としか読めないだろう。
こういう実地でアジアを見てる人の方が、なまじ国際人などと自称してる人たちよりよっぽど国際的な人に思えた。
2/16(火) 信長の野望(童門冬二)KOEI
コメント ぢつは信長は本能寺で死んでなかった。
これ自体はこの手の本ではよくある設定だが、いわゆる現代的な思想でその先の信長の政策を作り上げている。
いわゆる地方自治体の連邦制を、信長が夢想して動くというのである。
これ自体は、現代的な思考で読む分には興味をそそられるが、いささか荒唐無稽すぎる。
が、そこのギャップがまた面白い。
KOEIといえばあのゲーム会社。さすがにKOEIが出す本だけある。
2/6(土) トンデモ本の世界
コメント と学会の噂を聞いたのは、だいぶん昔の事である。
近年ではトンデモ本として一ジャンルを築くまでになりはしたが、ちゃんとして本を買い読んだのはこれが初めてである。
いやもう出てくるわ出てくるわのトンデモ本。(^^;
あ、知ってる。あ、持ってる。て本もちらほらあって・・・、電車の中で読んでて吹き出すほど。(^-^)
かつてムーにハマってた頃を思い出させる名前が、そりゃもうぞろぞろ並んでる。
有名なあの人も、そして一部では有名な(笑)あの人も、と学会にかかったら突っ込まれ過ぎ。
間違っても本屋で立ち読みしてて笑い出したくない一冊であろう。
2/3(水) 王国、売ります!(橘香いくの)コバルト
コメント 有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険シリーズ、第4弾。
今度は、いわゆるご落胤トラブル。(^^;
相変わらず何にでも顔を突っ込むコラリーの前に現われる大泥棒シュシナック。
そこにフェリックスも現われて・・・。
ご落胤は結局カタリだったんだけど、コラリーがそのご落胤の生い立ちに肩入れするのは毎度の事。
このシリーズ、最後をどう括るのか、そっちが楽しみだったりして。(^^;
2/2(火) VISITOR(立花薫)電撃文庫
コメント フル3DCGフィギュアアニメーションムービーとして、WOWWOWで放送されたらしいアニメ。
といっても、WOWWOWが見れないので定かではないが・・・。
反物質が実用化された近未来、太陽系外からの謎の侵入物体に翻弄される人類。
そんな危機に対し、唯一対抗できたのは、一人の美人派遣社員だった。
ビデオ出てないのかなぁ。

 

 
 

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