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小説（本）のつぶやき
３月
| ３／１６（火） |
Ｓｔａｒｐｌｅｘ（ロバート・Ｊ・ソウヤー）ハヤカワＳＦ |
| コメント |
読んでみて･･･。
をいをい、これってスタートレックじゃねぇか。
が最初の感想。とはいえ、もちろんスタートレックじゃない。
海外で他に本が手に入らないから、とちまちま読む予定だったはずが、気が付けば一晩でクリアっ。（〜〜）
ただ単にスタートレックっぽい内容か、と思ったら宇宙論まで引っ張り出しての壮大なストーリーが次々に広がり、一方でちゃんと非武装船で戦闘艦との交戦場面もある。
いくつかの種族の混合した銀河系の探査船スタープレックス号は、これまた非常に面白い超光速理論の根幹である通過点を探しつつ、気が付けば生命体である暗黒物質ともコンタクトをとる。
その一方で、はるか未来から恒星が過去に送られてくる。
様々な･･･そして見事な理論が次から次へと現われ、かつ海外ＳＦに多いその場の限られたものを最大限に利用するという点も設定を見事に生かしきっている。 |
| ３／３（水） |
竜と魔法使い 外伝１（榎木洋子）コバルト |
| コメント |
あの龍と魔法使いが帰ってきた。
今回は、愛する妻リデルとルディとリオンを半島に残し、自分の出生を求めて向かうは今はすでにその存在は伝説の彼方である巨人族の一族。
最後には、ゲストとしてアオナギ島の女侯爵セレイアも巨人族を信望する一族の末として出演する。
タギも両親と出会え、さらにはリデルを半島に縛り付けていたシェイラギーニの呪いの残滓から、タギは果たしてリデルを解放ることが出来るのか。って、こういう書き方したらそりゃぁ解放できるんですけどね。(^^;
もう少し引っ張るかな、と思ってただけに意外にあっさり決着がついてしまったのはちょっと拍子抜け。
長い間続いたリューマだけど、まだまだ次の外伝が楽しみっ。 |
| ３／１（月） |
放課後戦争２ 太陽系不正規艦隊（秋津透）ＦＢ |
| コメント |
相変わらずの秋津節。
前回、月に作った秘密基地(笑)だが、ここから発信される地球への電話はなんと普通の番号通知もする携帯電話だった。（〜〜）
ＣＩＡの諜報員や、世界にその悪名をとどろかす怪僧厳妙寺の親父さんが、いろいろと介入してくる。
新たに、味方の共存派軍の個性ゆたかな艦艇も増えて、しかし戦況はどうやってもきわどい線上にある。
このシリーズは、久々に次の巻が待ち遠しいシリーズの一つである。
むっちりむうにいのイラストもとてもよく作風に似合って満足のいく一冊。 |
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