キヒダフウセンタケ
Cortinarius xanthophyllus (Cooke) Maire

ひだと柄と肉が黄色いことが最大の特徴で、このようなフウセンタケは「日本のきのこ」にも「新菌類図鑑」にも載っていません。
Roger Phillipsにも載っておらず、フランスの図鑑でようやく落としました。南フランスではふつうに発生するようです。
フランスの図鑑では「食」とも「毒」とも書いていませんが、日本では、鳥取県・島根県あたりでも発生しており、地元の
人は食べているらしいです。
日本新産かと思って、わくわくしながら尋ねてみたら、「キヒダフウセンタケ」という和名がすでについていました。
(でも完全な新種ならともかく、外国ではふつうのこういう種類の和名はどうやって決まるんでしょうね。)

1. 全体写真
  傘は径4cm、粘性なく、平滑、はじめ帯紫褐色のち茶褐色。
  柄は4cm×6mm、黄色の地で、下半分は茶色のくもの巣膜に覆われる。
  基部は塊状にふくらみ、径1.5cm。中実。

2. 断面
  肉は黄色、柄の基部では赤味をおびる。
  KOHで橙褐色に変色する(右上部がKOHをつけた部分)。
  臭い温和。

発生地: 兵庫県一宮町、コナラ林内地上
採集日: 2000年10月14日

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